音楽備忘録1568 Speedkingの安定度➍
前回末端の言い草だと素人には不要な風だが、私的には全然そんな事ぁ無いと思ってるんだ。
その原因は堅苦しい言い回しだが、教育効果となって後に現われるからなのだ。
一般学習では受験合格だけの目的に特化したのと基礎力向上を重視したのの差で、今時は失念してる人が随分多いが学校出た後に前者じゃ幾らも役に立ってくれないんだよ。
その典型例が高学歴で博識な筈なのに、研究者や博士への道へ進まず『正確には実力不足で進めなく』なって政治や金勘定だけの分野に流れた連中だ。
奴等確かに凡人よりは一見利口だが学びの偏りが酷いんで、時々幼児でも分かる様なのを大間違いしやがる。
学問に古くは「博学」っつうのがあって、各分野の知識を上手に駆使するにはこれが足りないと駄目なのよ。
今劣化本邦の最低スペックの政治屋は短絡的に大金持ちに儲けさせりゃ、国としての経済が上がるなんてあり得ない夢をみてる。
が多勢に無勢って言葉がある様に、原理的には最も貧しいヤツを底上げしなきゃ駄目なんだよなあ。
この場合偏り→狭隘視野→大事な部分を見落とし欠落があるから、当事者には自らの過ちが全く見えてねえのよ。
それがたかだかドラムペダル如きでも同じ処があって、「嘘の反応」をするペダルを普通とか基準と思っちゃうとさ。
掛けた費用と時間分の学びが得られなくなって、誰でも一様に損しちまうんだ。
しかしこの件で厄介なのが一定レベル以上に到達出来た者にしか実感出来ない処で、今は連吠えしてる杜撰大王だって中古を買って数年間はこんなにハッキリとは分からなかったんだ。
現状あまりにも多くのが「こっちが普通」って顔して巾利かせてるもんだから、連続Slideや足首Doubleを習得出来る迄は確たる証拠も無かった。
日本では戦後長年サラリーマンを中心にして教育も習慣も構築して来てるんで、恐らく海外よりこの嘘発見が遅れてるんじゃないかねえ。
欧米と比べるとその辺に転がって余ってるケースが圧倒的に少なく、あっちじゃ孫が始める際にじいちゃんのお古からなんてのが珍しくないそうだ。
だがじいちゃんと同じじゃ嫌、孫世代特有のにしたいなんて処から表面的にはスピキン以外の常用者が多い。
けれどじいちゃん死んじゃったし家族で他に要る奴も居ない等で、自宅では所持したままで随時で上達具合の確認等には継続使用してるのが結構居るのよ。
これって昭和時代にまことしやかに言われてた、外人パワーは桁違いのこの分野での真実なのよね。
野球等一部スポーツで当時は露骨な体格差もあったが、身長や筋力で勝ってる日本人が全く居なかった訳じゃ無い。
前々回の「従兄宅で」には続きがあって、今回はシングルストロークの速さが話題に上った。
こっちじゃ従兄を始めスピード≒器用な傾向があるが、海外じゃそんな縛りは全く見られなかった。
必要な速度が得られるなら奏法なんて2の次で、っても音色的にフィットするかはこっちよりかなりうるさいみたいだけどさ。
要するにベーシックの鍛錬に余念が無いんで、割かし環境変化等に強いんだ。
それがペダルで今日に於いては「足首だけで踏めるか」に現われてる様で、これを色々に試すにはバネが強過ぎたりヘビー過ぎては限られてしまう。
つまり今劣化本邦では必要性の無い人迄、脚踏みばかりが得意っつうか慣れ過ぎちゃってんだよ。
それも足首踏みとの相違を、殆ど認識出来ずにさ。
=つづく=
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