スピーカ

2022年1月20日 (木)

音楽備忘録889 ケーブルの話し③

ケーブル接触に依る雑音混入の続きになるが、インピーダンス次第で影響度が変るのへフォーカスして行こう。
オーディオ系由来の高級ケーブルの俺的には失態、又しても「分断化」がその根底にあると考えられるのだ。

現代では電気楽器以外でハイインピーダンスのなんてほぼ絶滅してて、故にこれの実体験が無い≒ハイインピーダンスの使用実情を知れないにほぼ直結している。
その中でも特に「ハイインピーダンスのままじゃ無いと困る」理由が最大の焦点で、具体的にこの苦難に一定以上直面しないと脳内で理論を凌駕するのが困難な様だ。

何せあらゆる所で低雑音化と伝送の質を上げる為に、長年苦労してインピーダンスを下げて来た膨大な歴史があるんでね。
電気屋的にはわざわざ不利な旧式のを非推奨とするのは当然で、俺言い「電気楽器音響学」とか「電気楽器音響理論」ってカテゴリの概念すら日本じゃほぼ未普及だしさ。

だが本来なら汎用電気理論の他にどの分野でもそれ用のスキルがもっと要る筈なんだが、中身じゃ無く学歴だけで履歴書すら読み飛ばしてる有様だからな。
結果的に近年本邦ではどちらさんでも相応しい者が担当してなくなっちゃって、業績が振るわなくなるのも至極当然なんですがね。

だからってこちとら時には死活問題になるんで迎合なんてしてらんないが、音色が変わってもローインピーダンスにして構わんなら一気に解決しちまうだす。
管球式以外のオーディオ用のケーブルだったら、接触に依る雑音混入は末端順位の要件になってくれる。

但し例外が皆無な訳では無く、Micやヘッドホン・イヤホンでは例の俺言い「糸電話効果」が残存している。
つまり電気的に無関係になってても物理的な方が残ってて、これもハイインピの件と近い位そこそこ大事なのにアナウンスが僅少だ。

これも含めここからはパート別の必要条件へ進めてくが、楽器では系統次第で混在してる処が他と違っている。
先ずは条件の変動がほぼ無い方から行くが、歌・Drum・打込み等では殆どオーディオ用のと同じに考えて構わないから現代では楽ちんグループだ。

Drumには大枠で生のと電子式のがあるが、大昔の極一部の電子パーカッションを除けば方式が違ってもインピはローのばかりだ。
インピはほぼハイ側固定にはなるがGuitar・Bass類も、特殊なのを除けば楽器用Ampへ繋げられる都合でそう思っときゃ良い。

厄介なのは鍵盤系で、特に所謂マルチキーボーダーの方はロー・ハイ両方のの常備が必須だ。
奏者的には鍵盤のタッチとか機能の違い程度に感じられるが、機械的には異常に巾が広いんですよ。

中でも電気楽器系のがややこしく、設計時期等で「繋ぐ相手」の想定が違ってたりするからね。
例えばもう全く作られなくなって久しいけど、YAMAHAのCPシリーズ(エレアコ方式の)みたいなのはそんなにローインピにはなって無い癖に繋ぐ相手はハイのの想定になってない。

Fender Rhodes等の所謂エレピは真空管Guitar Ampに繋いだって何とかなるが、CPでそれをしちまうと本来の音色は殆ど得られなくなる。
要はエレアコタイプだからなんだろうが、エレアコでもGuitarのだったらGuitar Ampへ繋がれる想定が殆どので一応はされてるんだけどね。

音域の広大さや登場時期のPAの様式(鍵盤系はPA出し)もあって、そうしといた方が便利だったんだろう。
かなりカビ臭い余談になるがそんな中Nena(Band)のヒット曲のシンセが、Ampに繋いだ様な音にしてあったのがその当時は一寸斬新だった。

尤もかなりLo-Fiになっても珍しゃOKと考えての事かどうかは知らんが、鍵盤奏者の一存で選択出来る様な代物じゃ無かったよ。
今時先ずそんなお間抜けさんは居ないとは思うが、知らず考えずに不一致ケーブルを使ってるせいで「アイツはロクな音がしない」なんて思われてたら不幸ですわよ。

<つづく>

2022年1月 9日 (日)

音楽備忘録878 ケーブルの話し①

ケーブルについては以前から極チラホラとは触れてたが、この機に少し纏めて記しとこう。
一般的には1に伝送性能2に純粋な耐久性が語られてるが、ここでは敢えてそれ以外のを中心にお贈りしよう。

実用上は用途次第で最重要ポイントは結構変動するもんで、↑の一般論には実使用状況の加味が以前から不足がちと感じてたんだ。
では規格や性能が最重要なのから始めるが、やはり電灯線電力供給や球などの高圧の場合は耐圧や電流容量が何より肝心だ。

近年だと例えば医療用グレード等のが持て囃されてるが、否定こそせぬがコレ真価を発揮させるにはGrand(アース)が独立した3極接続が必要なんだ。
しかも見えてる所だけがなってるんじゃ全然役不足で、Grandラインの末端はホントに地面に埋めてあるアースなのが望ましい。

なのでそれ以外の設備環境下では耐圧と耐電流容量に余裕を持たせる方が有力で、踏まれたりし易い場所ではそれ等への耐性に余裕のある方が実効性が高くなるんだ。
但し余裕があればどんなオーバースペックでも良いかっつうと確かに電気的だけならそれでOKだが、丈夫過ぎるケーブルがもたらす災厄もバカにならんのです。

電線は太くなる程普通は曲げ難くなるんで、狭い所で鋭角に曲げたい際は太過ぎると却って線にストレスを掛ける事になる。
高ストレス状態になると抵抗値が増加して通常使用時より発熱し易くなるし、屈曲部の内側と外側のR(曲率半径)差が大きくなるんで材自体の劣化も促進するんだす。

それに加えケーブル引っ張られ事故時に、最悪は機器本体が凄い勢いで飛んでったりもし兼ねないから危ないよ。
普通なら切れると困るし危険だけど他との優先度の問題で、どうあっても全く切れない抜けないのが常に良い訳じゃ御座んせんのどす。

比較的近年の体験実例で電源ケーブルでは無かったが、恐らく丈夫過ぎるケーブルのせいで破壊されたエレキのJackプレートの修理ってのがあったんだ。
物はGibson Les PaulのでJackプレートとかのネジ穴がバカになったのなら過去に幾らでもあったけど、木部から割れ欠けしてたのはかなり長く携わって来て全くのお初だっただす。

この手のは誰かにシールド踏まれてるor引っ掛ってる→気付かず動いて等で発症するが、その際ネジ穴と同時にプラグも折れ曲がったりするのが普通ね。(いみじくもついこないだやっちまった😢)
それが主さんは非常識な程の極太線+屈強Plugのシールドを繋いでたらしく、どうやら力の掛かった向きが不運でボディ破壊に至ったらしいんだ。

ほぼ無傷だったシールド!!の価格も¥数万だそうだが、本体が限定生産のだったからそっちの破壊の方が経済的にも大打撃。
大事な本番で抜けたり切れたりでのパフォーマンス中断は敵わんが、ケーブルだけで済む様にしてあればスペア交換で即復帰出来る。

だがこの様な破損はその場で必要なだけの応急措置を講じるのは困難なんで、要は乗り物の「クラッシャブルゾーン」の様な思想が必要って事なんす。
近年はこんなのも含めて制定したのか新規製品では、機器本体側にもPC電源ユニットに付いてるのと同じソケットのあるのが定番になってるよね。

収納時や搬送時のケーブル破損防止と、より本体を尊守するには適した方式だ。
けれど接触不良を起こす可能性のある個所を増やしてしまってはいるので、中々全部が都合良くとは行ってくれない。

がハンダや電気の専門スキル不要で、同一汎用規格のケーブルの予備さえ持っとけば交換するだけで多くのトラブルを一気に解消出来るだす。
今回の電力系では性能不足は即事故に繋がるからご法度だけど、つつがなく実用に供せなくてはどんな高性能も無効化しますん。

<つづく>

2021年11月16日 (火)

音楽備忘録824 魔改造悲喜こもごもⅤ➎

今日はサクッと続きを進めるが、先ずは「球Ampは石のよりナローレンジ」と誤認思い込みをしちまった原因から。
要点を整理すると体験した機器の時期的ズレと、耳に対する不要刺激の多少が関係してたらしい。

では前者の時期的ズレについてだが、これはその時代に求められてたレンジの広さも加担してたと思った。
増幅素子が何であろうと1960年代の日本では、上は16,000c/s(16kHz)に到達してればHi-Fi認定されてたんだよね。

下はスピーカの再生限界に依存ってな調子だったが、何れもレンジの広さには今よりスピーカの低性能がネックになってた様だ。
これには単純な技術レベルの他に一寸した別事情が絡んでて、増幅素子が球がデフォだと今よりスピーカには遥かに能率が要求されてたからなん
だ。

趣味的には能率優先フルレンジタイプスピーカの方が今のより音にナチュラルさが感じられて好感があるが、物理性能的には能率最優先のはちっともリニアな特性には出来ねんだ。
幼少時からClassic系オケよりMicの近いRock系のが好きで聴いてると、概述の如く再生装置が記録にリニア過ぎるのが却って合わないみたいなんだよね。

Rock以前のJazz愛好者にホーンツィータが好まれたのもジャンルと関係がある様で、メカ的にはよりリニアなドームツィータよりレコードの金管の音の印象が生に近くなったからだろう。
そんな事って理屈と印象が敵対してるも同然だったんで、記憶に捻れ現象が起きてたんだろうさ。

そんでこれは増幅素子についても同様で、更には明瞭度の項で記した様に良し悪し別にすれば半導体のの方が「如何にも出してます感」が圧倒的に強い。
これらから当時のRolandの設計者も中域過忖度に走ったのかも知れないが、俺のは唯の間抜けだがあちらのは単体音に捉われ過ぎだったと看做せる。

特定中域の強調機能ってばAmpeg SVTのが真っ先に思い浮かぶが、本家のは盛るのみじゃ無く削る方も出来る仕様だった。
それと重要なのは下位機種では中域のは省かれててもローとハイエンドの強調機能は別に搭載てれてて、音色創作の方向に偏りが無かったのよね。

俺も後者のはスッカリ忘れてたのと、削らなきゃこんなにちゃんとエンド域も出るんだで慢心したのかな。
それから改造に充てられる時間が短かったのもあって最小限の作業とした結果、ロータリSW切替時の雑音が従前より大きくなる仕様にしちまった。

他人に使わせる機会が無さそうだから良いものの、知らずに動かしてバリバリ・ボツっなんて突如デカい音がするとさぞかし心臓に悪いだろう。
そうなった原因はLC共振を使わなくしたからで、これも含めてNF型の動作内容を少し詳述しとこう。

使用者にとっちゃどの帯域のも単純に増やす減らすだが、負帰還回路の途中でそれをやるには一捻りが生じてるんだ。
原形のの場合強調動作は「負帰還ループ」からターゲット帯域を抜いちまうってシステムになってて、言うなれば意図的にオペアンプ君に勘違いさせてんの。

何をったら特定中域が途中で殺されてっから全然帰って来ないんだけど、殺されたの知らないからその部分をもっと増幅しなきゃっいけないんだってね。
手間とコイル以外の部品数増加を許せば解決策がある様な気もしなくないが、ウルサイのが出ても壊れはしない保証があったから簡単な道を選んじゃったんだ。

けどエンド域の強調機能もホントは要ったんだとなると話しは違って来て、それでいて当分は仕事に使う予定も無いから直ちに手を入れる気も無いんだけどね。
所詮全ては個人のニーズ次第ではあるがこんな音色修正モディファイをもしする事があったら、Bass用のだったら中域よりエンド域のブースト機能を先に搭載するのをお薦め致しやす。

<一旦終了>

2021年11月13日 (土)

音楽備忘録821 魔改造悲喜こもごもⅤ➍

過去3回の記述だけだと恰もディスりたかったのかと誤解されそうなんで、ポテンシャルとしては高かったと言っとくのから今日は始めよう。
俺言い「謎の低・高域過削り」は要らんお世話ではあったが、完全にカットされる程では無かった。

なのでグライコストンプか何かを追加してやりゃ、電子回路での不始末!?はかなり補う自体は可能だ。
それに対し頑張っても日の目を見ないのはスピーカ低域再生限界の方で、拙ブログ大過去記事の専用補正EQのにも記した如く補える範囲が断然狭くなる。

その具体的比喩としては弦Bassの音程ローダウンのと似てて、普通の音として使えるのは最大でせいぜい2音位迄だ。
それともし「25W若しくは30Wクラス」のAmpとして捉えると、他のより遥かに歪む心配の要らないのって事にはなる。

早出因みに↑で何故25Wなんてのを勝手に追加しといたかったら、100Wの半分の半分だからだって分り難いか…。
諸条件の重なった結果半偶然にしても、一般的生Drumに拮抗させられるのが100W出力のとなっとりゃぁす。

わざわざ回りくどく¼と書かなかったのも、実際に耳に出来る音量がそう云う割合だからなのだ。
どうせならあと10W頑張っときゃ「半分」(50W)に届いてたんで惜しいが、当時の業界では+10Wの余裕ってのがブームか何かだったみたいだ。

1970年代は海外老舗大手のもそんな調子で、どれも実質的な出力容量は従前のままでも歪み難くなってたのは確かだった。
今になってみると歪み難くしたのは特に球のだと回り道だったとなるが、当時は殆どのが規定の出力を出そうとするとそれ以下の時と「音が変る」のへ生舞台の現場では腐心した人が多かったんだろうね。

この辺で流石にいい加減で改造内容の方へ進めてくが、件の箇所の回路は一般称では「NF型トーン回路」って方式のになっていた。
楽器系のではこれをアクティブ型トーン回路と称してて、パッシブ型のより可変範囲と利きの設定が自在になるタイプのだ。

NF型は一般オーディオのトーン回路でデフォなヤツで、大胆な変化も欲しかったらこっちじゃないと出来ない。
但し必ず増幅回路を伴うので必要性が無い際は雑音追加発生源になるだけなんで、どっちかったら電気楽器系では野党サイドに回らされてる。

とここ迄なら極普通なんだが時代の為せた技か、コンデンサだけじゃ無くコイルも用いてLC共振作用も利用されていた。
共振には共振周波数ってのがあるが如く、狭い範囲だけを扱うには最シンプル且つ適した方法だ。

しかし今では電磁雑音耐性が激減するのとサイズ等の関係で嫌われて、ニーズ減少の挙句高価・入手難が進んだから昔の回路の証拠みたいになったねえ。
魔改後には不要なんでジャンク採取には足しになったが、中域用で一寸容量が小さいのとたった1つしか無くてステレオ用途には使えない。

それは兎も角俺には「余計な事がしてあった」だけだから、基本的には取外しちまえば良いだけの簡単な作業で済ませられる。
けど折角既に付いてるロータリSWを無駄にしないのと原設計の思想に敬意を払って、レンジの広さを変えられる機能へ変更する事とした。

元は特定中域を大胆に盛ってたのを適宣低高域を控えさせると逆向きになるが、前述「オーディオに付いてるトーン」のと同じだからツマミを前:沢山上げてた・後:少し下げた状態にするのと内容は全く同じだから難しくない。

それで他の最も一般的なAmpと使い勝手が大体一緒に出来るとの目論見は間違って無かったが、今になってみりゃここで杜撰大王の真価を発揮する失念があった。
これには他に球Ampのレンジを狭く見積もり過ぎてた過失があったが、まだその頃は聴いた感じに従ってそう思い込んでたんだ。

<つづく>

2021年11月 9日 (火)

音楽備忘録817 魔改造悲喜こもごもⅤ➌

改造の記にしては多方面の背景談が盛り沢山だが、音の為・音楽の為となると端折るべきでは無い重要な部分なので暫し我慢を。
ってのも毎度の私的ではあるがこの面で劣ってるせいで日本は大損してると思われるからで、それはどの分野にも当て嵌まるんだけどさ。

例えば生Pianoにしても数の多さじゃ圧倒的だが、楽器自体のコンディショニングへ目を向けると比率的には同じで無い気がしてならないんだ。
それ以上に勿体無いのが今回のみたいなので、結果的にスピーカが宝の持ち腐れになってたも同然だ。

何処をどう調べても情報が全く不足してるんで微妙ではあるが、試験から40W以下であればどんなに低音過多にしても歪まないのが判明したんだ。
海外有名ブランドの現行品でも案外これをクリア出来て無いのが少なくなく、宅の本務機で交換したPeaveyのウーハにそっちは高域の方だが想定外音質のを入れてトラブったのも過去述したよね。

それでもしかしてと思って良く聴いてみたら、Booker T & MG’sの作品なんかにスピーカストロークが「底突き」してるのなんかがあったよ。
但しスピーカがウーハタイプで底突きしても高域が幾らも出ないのもあったし、もしかしたら意図的にワイルドさを求めてそうしてた可能性だって排除出来ないんだけどね。

日本は楽器とかでも事の他故障を嫌うからそれでってのもあろうが、兎に角「歪まないで出せる大きい音」に忖度してたんでせう。
資料の乏しい中ネット上で何とか見つけた取説に幸運にも回路図が載ってたんで、回路分析として所謂「定数計算」ってのをやってみただす。

したっけ音量以外にも事情は考えられるにしても、かなり極端に低域も高域も削ってあったじゃないの。
要は中域を徹底的に強調してて、増幅素子の欠点の石の硬さを極力隠蔽(オッと失礼)したかったのかな。

確かに害になる成分をなるべく減らすのは好ましいんだが、幾ら昭和の当時だって誰もが丸くて軽い音色を望んではいなかったんだけどなぁ。
求められるレンジの広さが現代の方が拡がってもいるが、わざわざスピーカを他より8cm大きくしといた意味が殆ど失せちゃってたとね。

因みに時期的なものもあってかパワー段の方はかの名器Jazz Chorusと良く似た設計で、こちらには余計な音質調整なんて一切されていなかった。
輪を掛けて珍妙なのがスペクトラムって名称を与えられた独自機能で、もっと昔からあった所謂プリセットトーンってのと実用上は全く一緒。💧

只回路素子がディスクリートトランジスタからオペアンプICに変わって、電気的には異なる方法でその特性を得てたからなのか知らんが。
で 具体内容は特定の中域を強調する機能になってたが、魔改前は5つあるポジションのどれも使い物にならなかった(少なくとも俺には)んで無用の長物と化してたんだ。

しかも全く同じ個所で先述の低・高域削りも行ってて、せめてスペクトラムをOffったらフラットになる様にしてあったら良かったのにね。
まさかそれでスピーカが12inchだと完全に「Guitar Ampに繋いだBassの音」になって、サイズアップしたんじゃ無いだろうけど。

因みにⅡでRolandは楽器用AmpみたいなのにオペアンプICを使い出したのは早い方で、Effector(主にストンプ)の方ではそれで大成功を収めてんだけどね。
設計面で一寸離れと母屋の機能を間違えた、みたいになってたのは残念な事したんじゃないかな。

<つづく>

2021年11月 4日 (木)

音楽備忘録812 魔改造悲喜こもごもⅤ➋

当該機種がRoland CB-40なのは過去記事で述べてるが、魔改造を語るに辺り未説の電子回路部分について簡単に触れとこう。
その中で本件に関係するのはプリ部分だけなので絞ってくが、構成自体は極一般的なオペアンプ2段の負帰還増幅回路だ。

国産BassAmpでは1970年代一杯位迄あるブームみたいなのがあったらしく、プッシュボタンやダイヤル操作一発でトーンを変えられる機能の付いてるのが多かった。
今にしてみりゃ統一規格には程遠い中途半端なのばっかあったって非実用的で、そんなのより先に単純な低域や高域のブースト機能の方がよっぽど欲しかったんだけどね。

只当時は専用施設は僅少だったし出力にも余裕が無かったのからすると、何割かはそれらからの苦肉の策だったとも考えられる。
その頃の素人専用って出力は最大でも30W、スピーカは同じく12inch(30cm)ってのが相場だった。

因みに機器規模だけなら今と大差無い感じがするだろうが、当時のは例え足りるだけの低音がちゃんと出せなくても持運びとコスト等の都合でそうなってたから内実にはかなり差があったんだ。
これの出所は帰国子女の親友ってのは概述だが、家柄が高級過ぎちゃってたのか女子高生が運ぶには苦しい大柄なのを買い与えられたらしい。

つまり仕事にも一応使える一般用って位置付けだったみたいで、実際過去に低予算の演劇系のハコバンで持ってった事があった。
だから他のお子ちゃま向けのよりはかなりマシだったが、魔改前は何しろガタイに似合わないプアなローエンドだったんだ。

それを↑の仕事等で少しでも使える様になったらと思って、先ずはスピーカ自体の性能を調べたり実験して確認してみたんだ。
するともしかしたら師匠の会社でOEMしてたのかも知れない様なマトモな代物で、これには一応裏付けがあるんだ。

師の社の最大の下請け先がPioneerだったんだが、件のスピーカ磁石に貼ってあったRolandのシールの裏にPioneerの文字があったのよ。
けどJBLだとかと違ってP社はPA関係は直にはやって居らず、部品供給はそこそこやってたってもPA系だと自社開発・製造能力は不充分だったろう。

要するに師の社は恐らく孫請けだったって訳で、決して十二分では無いにしても唯の技師じゃ無くて音楽屋が作ったのって事になるんだ。
因みにⅡで国産スピーカがLM方面で外国製に遜色なく使えるのが出たのは1980年代に入ってからで、国産Ampに今より海外有名スピーカのオプション設定が多かったのもそんな事情があったからだろう。

我が国古来の音楽にBassパートの無かったのが関係してるか分からんが、兎に角昔の日本って低音には恵まれてない環境だったのよ。
それが折角出そうと思えば出せるのにそんなにしてあったのは、推察の域でしか無いが音質より無歪最大音量に拘ったからなんじゃないかな。

音程がオクターヴ下がる毎に同音量にするエネルギーは倍になるんで、「音質を無視」すりゃ低域をケチればその分少しは大きな音が出せるんだす。
尤もアンサンブルの都合からすれば音量より音質の方がホントは大問題で、例えば「ズーン」ってのが欲しいからわざわざエレキBassを編成に加えたのにってなるんだけどねぇ。

そりゃ必要出力の半分にも満たないのとなるともう無条件降伏するっきゃ無いけど、きっと兎に角只ギリギリでも聴こえるかどうかでそんな選択しっちゃったんだろうな。
俺からしたらBass用なのに驚くべき事に、わざわざプリ部で低域が削ってあったんだから。

<つづく>

2021年10月31日 (日)

音楽備忘録808 魔改造悲喜こもごもⅤ➊

今日は使用実績が少なかった為に忘れてたのをひとつ、貰い物の石Bass Ampの音質調整回路のを。
個人的状況から魔道まっしぐらとは言え望んで盛んにやってるんでも無いからこうなるだけで、決っして加齢に依る記憶力の減退では無い
!?。

何れにせよ何故このタイミングで思い出したかってば、最近深夜の練習でちょくちょく使う様になってたからだ。
具体的にはルイズルイス加部氏のをやろうとして、少し低域量が足りないと感じたのに端を発している。

そもそもは非力な癖に(40W)折角15inchのラッパが載ってんのにからだったが、魔改造後の現状でも宅の本務機と比べるとまだ少し足りなかったらしい。
今迄必要性を感じなかったんで未実施だったが、本務機で出来る音質(増幅素子や機種自体の差の分は除く)が試してみたら作れ無かった。

世代的にFenderのベーアンが基準だったからかも知れないが、余程の事態じゃ無い限り本体だけで低域量を充足出来るのがベーアンってもんだみたいな認識に反する状態だ。
今後の処遇は現況全く未定だが、って事ぁ魔改前はもっと低音が出せない状態だったかと思うとあな恐ろしやだ。

処でルイス氏は日本に於けるマトモなピック弾きBassistの最高峰と思ってるんで、この際だから敬意も込めて具体的な音創りに先に触れとこう。
本邦ではかなり早い時期からブリッジ寄りでも弾いた人で、尚且つGS時代以外はFender Bassを多用していた。

そんなで「Bassらしさもある音色」を出すにはAmpの醸し出せる低域量が大問題で、基本的にFender Bassmanかそれと全盛期のAcousticの一番デカいヤツを併用してたのも頷ける。
但し多数が誤認してるのが弾くストロークの深さで、容姿とスマートなフォームのせいもあってまさかあんなにガッツリ弾いてるとはLiveを実見する迄俺ですら想像が付かなかった。

これはBeatlesやYesのChris Squireなんかも同類で、手や奏者のじゃ無く「弦がどんだけ動いてるか」を見るが良い。
杜撰大王は脱線御免なんでこの際更についでに掘っとくと、外観上の奏法は後2者は「手首弾き」主体だ。

それに対しルイス氏のはChar氏諸共言うなれば「肘弾き」ってなもんで、アリス(いにしえの本邦フォークトリオ)のアコギ掻き鳴らしみたいに大袈裟では無かったけどね。
けどなるべく力もストロークも最低限でしっかり弾き切ろうとすると、指より手首・手首より肘の方がパワフルだ。

達人達はどんな風に見えても実際は全身を上手に使って弾いてるが、コードストロークじゃ無いし弦1本しか弾かないんだから肘なんて固定で構わんと決め付けては早計なのだ。
と かなり回り道させちまったがAmpだけで成立はしないんだが、かと言って弾き方だけで全て補えるもんでも無いのよ。

今回提示したお三方は必要に応じて場所も弾き方も縦横無尽だけど、ルイス氏の最も象徴的なサウンドとなるとこんな感じなんだ。
でⅡで そんな風にガッツリ弾いても低音足りないってのは、ちゃんと知ってる・弾ける人がAmpを作って無い疑いが拭えない。

日本製の音関係のは楽器か音響かに関わらずこの辺が未だ弱点で、ハイレベルな趣味人が少なかったりその活用を怠ってるからなんだと思うんだ。
俺自身Classic系ピアノ録音の音色の柔かさで、こっちはOKと思ってもド素人に駄目出し喰らったりしたしね。

ここいらが一面でプロ特有の弱点でどうしたって状況を加味しがちで、中々純粋に結果(音)だけでの判断をし損ねてんだ。
きっとそんなののせいで「やったつもりで足りて無かった」んだろうが、それでも施す前よりは普通の音が出せる様にはなったんだけどね。

<つづく>

2021年10月 7日 (木)

音楽備忘録784 風変りなMic位置➏

前回は愚痴だけ宜しく傾向と対策が分離しちまったが、Mic位置での補填について記してこう。
低音以外の拾い方は基本的にノーマルで、注意点があるとしたらスピーカユニットの指向性位だ。

いきなりの処でだが近年はダクトの他ユニットが2Wayのも少なく無く、それへ素直に対応させるなら机上理論からは更にツィータ専用のMicを追加すりゃ良い。
尤も現況俺自身はそんなの試す気すら起らず、将来他に手段が枯渇でもしたら考えるかもって感じだ。

その訳はたかが3つでもそこ迄細分化すると、後で正確に混ぜるのに耳依存では困難になるからだ。
前回述の如く楽器Ampスピーカはリスニングポイントの設定が遠目のが多く、狭いハコではそれだけ離れて聴くのが厳しい。

その上分割数の多いのに限ってより遠距離用のが殆どなんで、本来の音が把握し切れないんじゃ正確もへったくれも無くなると。
体験的には所謂ステージ用のだと最低でも4〜5mは離れたいが、定在波回避の為に長方形のハコの短辺側へ向けて設置されてる事が多いので中々苦しいのだ。

尤も最近のはエンクロージャをより小型化出来るバスレフタイプの方が増えた分この件は緩和してるが、ツィータが高能率の為に指向性が鋭い分でそれが付いてると大分キャンセルされてしまっている。
とは言えそれでも何とかしたいのも少なくないんで具体内容へ進めると、ダクトへ構えるMic特有の注意点は先ず「吹かれ」だ。

ホーンでもポートでも断面積が狭くなる程、そこからの風は勢い良くなっている。
それに対し低域用Micでは例え爆音対応のダイナミックタイプでも、Vocal用みたいなLowCutは出来ないから元々吹かれには弱ってるんだ。

なので一般的なOn Micは比較的振動面に対し垂直にするのが普通だが、横迄は行かずともせめて斜めにして中心点が直接重なったりしない様にしとく必要がある。
これの安全確認の方法としては「ダクトの共振周波数」でテストするのが相応しく、共振帯域を外れると途端に音量が低下するんで普通のスピーカユニットと違って低音ならなんでも平気って訳には行かない。

一方大断面のホーンとなるとOnでも吹かれの心配はほぼ無くなる代わり、点収音では必要量の確保が困難化する。
こっちは過去に宅で体験があるからそれ例に進めてくが、「出てはいるが小さ目」ってのに色々と煩わされた。

宅のはバックロード式としは最小のだが、そうでなくてもユニットとホーンの距離って大して離れて無い。
これがバスレフだったら背面ポートのもあるが、ホーンだと裏で拾っても前から出すのしか殆ど無いからね。

そうすっとホーン開口部でもユニットからの音の方が大抵大きいんで、不要な中低域が盛大に混入しちゃうんだ。
どうせ混入するならそれを逆手にとって1本で賄おうとしたっけ、中域迄は良くても今度は指向性の鋭い高域が全然拾えなくなって駄目だった。

この時点で後は2本でホーン用のの混入を減らす策を講じるしか無くなったが、その時はホーンのかなり「奥深く」へMicを突っ込む事で何とか切り抜けたんだ。
尤もダクトが「折り曲げ型」なんで外部スタンドでそれをするのはほぼ不可能で、一旦スピーカユニットを外してエンクロージャ内部にクリップ式のホルダでMicをマウントするって大掛かりなのになっちゃったよ。

どうだいここ迄来りゃタイトルに全く偽り無しだろ、ってそんなに手間が掛るんじゃ実用性に乏しいよね。
その点ホーンでもフロントロードだったら出所は一致してくれるが、ローエンドと限界高域では指向性が極端に異なるからもしかしたらもっと大変になるかも知れない。

指向性って点収音だとそれ次第で音量差が表れるんだが、それは密度の分散度合いが違うからだ。
揺すられた空気を全部集めて拾えりゃそうならないが、バウンダリタイプのMicだって振動板面積の広さなんてタカが知れてるっしょ。

昔みたいにBassに高域が無くても良きゃ、後面開放型の裏から拾うなんて文字通りの裏技も使えたんだけどね。
今だと裏を使うにしても表にも1本無きゃ駄目で、それをやるには裏Micの位相を意図的に反転させなきゃなんなくなるから結局昔より面倒になっちゃうか。😅

<更に何か思い出したらその時つづく>

2021年9月30日 (木)

音楽備忘録777 風変りなMic位置➍

お次はエレキGuitar Ampの実例へ進めてくが、毎度の今更パターンだが何を基準に「風変り」と感じたり感じなかったりしてるかにも触れとこう。
これは狭隘過ぎて誤認の多い認識との闘いでもあり、ぶっちゃけ超専門的観点に立てば風変りなんてそもそも存在しないもんなんだけどね。

取敢えず本題から始めるが、先ずはエレキ(電気楽器)のMic位置だ。
近年はLiveじゃ無くても指向性の鋭いMicでも、最も異音混入確率の低い超Onがデフォになってるね。

加減するとしたらスピーカユニットの中心からのズラし加減程度で、これは低・中・高各帯域のバランスを取る為に行われている。
だがスピーカエンクロージャの設計からしたら超Onの方が本来はアブノーマルで、「設計通りの音」を得るにはもっとMicは遠ざけないと駄目なのよ。

Drum程では無いにしても完全なパーソナル向けの以外、楽器Ampは至近距離での聴取なんて前提にされてない。
ってこんなのそもそもスピーカ多数派の共通事項で、手が届く位の距離をデフォとしたのの一般化はかなり近年になってからなんだ。

但し生聴取時にGuitar以上の音域のだとその低域部分は、リズム隊等に負けてホントは出てたのが分からなくなってる事も少なく無い。
これがアコギなんかパターンは逆だがもっと顕著なもんだから、On収録時にそのMicに近接効果があったらLow Cut Filterを噛ます方が多い位だ。

なので半分は嘘の音でも適度に削れてくれた方が助かる様な際なら、スピーカ形式に不一致な超Onも裏技としてはアリってだけなのよ。
Bassと比べりゃそんなに深刻じゃ無いし、そもそも最近BassはLine録りデフォで体験機会が激減してるから気付け難いのも仕方無いんやが。

で Guitarの場合中域にも結構この「位置や指向性」の影響は及んでるんで、Mic位置に「近く」の選択肢しか無い状態でスタートすると「その先」を全て喪失しちまうん。
Guitarって独奏時以外はそんなにローエンドを必要としないのが多いけど、高いったってBass比で「たった1オクターヴ」だす。

この部分をもし気にしたらエンクロージャタイプや場所にも依るけど、最悪は「最も遠くなる位置」迄Micを離さなきゃ駄目な場合すらあるんだよ。
これが今でも一部のLiveや昔だと偶然救われてたのは、他楽器用Micへの回り込みで補われてただけなんだ。

と吠えつつ狭さもあって俺は普段は超Onばっかなのが毎度の微妙さだが、密閉型でダクトが無く容積が無駄!?に大きい癖に板厚が薄いエンクロージャを常用してるせいもあるんだ。
私的にはどっちかったらGuitarでもローエンドを欲しがる方なんで、もしもっと普通のタイプのを持ってたら多分超Onになんかして無いと思う。

処でここ迄の文面には実際には大きな影響を受ける残響の件が省かれてるが、それは無響室に迫る程響かないハコ以外じゃ超Onにしても混入排除が出来ないからなんだ。
ドライとウェット(実音と残響)の比率等なら距離でも加減出来るが、ハコのと全く違うEchoを後掛けするには一寸でも入られると明瞭度その他をかなり阻害してまう。

俺の環境ではこれの逆しか例示出来んが、最後に参考に付記しとこう。
ひょんな事情で録音に対応したGrand Pianoを置いた関係で、時々Classic系の録音をする事もある。

Classic時代には無響室なんて無かったから、どんなに狭くても部屋の響きはなるべく付加しときたい処。
だがどんなにMicを遠ざけても殆ど音が変わってくれず、かと言って同居してるDrumsetの共鳴もClassicじゃ利用したらおかしいから天然残響付加はお手上げだった。

因みにBeatlesのCome Togetherのみたいなのの真似はそれで少しは行けたが、広さ感は単にハコの寸法がゼロメートルじゃ無いって程度にしかなってくんない。
結局は響いても響かなくてもどっちかで制約が出るんで、ニーズ次第で場所を変えなきゃなんないのは同じだった。

のでアンビエント目的以外で安易にMic距離を選ぶのは愚ってもんで、利益より損失の方が多い場合だってあるのは知っといた方が良いと思うな。

<つづく>

2021年9月25日 (土)

音楽備忘録772 楽器の明瞭度の話し⓭

今日は「On Micに依る明瞭度の阻害」ってシュールなのに挑んでみるが、内容へ進まないと随分矛盾した感じをきっと受けるだろうさ。
確かに大枠としては近い程「拾い漏らし」は減るんだが、近いのにもそれなり
弊害ってのが実は色々あるんでやんす。

この件は先ず出す側と受ける側を分けて考えてく必要があり、しかもこの2つを絶妙にバランスさせないとベストに届かないんだ。
詳細は後日別項を設けてそっちでやるとして、狭い日本だとある程度以上「離れて聴く」機会はどうしたって乏しいよね。

Classicのオケにでも参加してたらそうでも無いが、今時のポピュラー系じゃ一寸遠ざかりゃすぐPA様がご登場しちまう。
それプラス個人的に痛感してるのは見栄え意識が過ぎるからか、例えば21世紀初頭にBass Ampで猫も杓子もAmpeg SVTなんてトンチキなブームがあったわね。

確かにサイズと金額が問題にならなきゃ、性能も音質もそりゃ「Ampだけを眺めてたら」間違い無く安心の最高峰だ。
けどあれってそもそもはStonesのLive用に設計した代物で、ホントに持っててマッチするのは最低でも既に武道館への出演予定が入ってる人位なんだよねぇ。

この際だから徹底的に追打ちを喰らわしといてやりゃ、それも「PAレス」(基本あるのはVocal Ampのみ)での想定だったんだ。
実際には若干開発に手間取ったかPA常用とほぼ同時期の登場になっちゃってたが、それだって現代みたいに全個別奏者用コロガシ(モニタ)なんてのはもっと後になってからだよ。

だから広さと設備の2つの面でミスマッチになってるのが大多数なんだけど、それだけじゃ無く「SVTの本当の音」を拝めるチャンスも得られて無いんじゃないかと思うんだ。
「何でもPA」の害とミスマッチAmpは今となっては鶏玉子話し化しててどっちが真犯人かもう分かんなくなってっけど、「上手に鳴らせたらこう云う音」ってのをそもそも知らないんじゃマトモな話しは始められんのですよ。

単に趣味で欲しくて買うなら否定しないけど、実用道具として縦横無尽に使いこなせるかったら全く別なのよ。
それでPVには映ってるが実際の録りはLineばっかになったかどうかはワシャ知らんが、同じAmpegのでもずっと旧式で非力なB-15Sの方が録音現場で長く重宝されてたってきっとこう云う事だったんだよ。

えっ何だって、欲しいのに何時までも手が届かないから愚痴ってるって!?。
それも皆無とは申せませんが、現所持のLive対応のAmpですら我が狭室じゃかなり苦闘させられてんのよ。

貧且つ狭隘なればこそ用途別に揃えるのも苦しいし、中古で性能・機能の割に安価なのったら日本だと「無駄に場所取る」のになっちゃう。
こう云うのは得てして遠距離用なんで、狭い所で拾うのは苦手なんですわ。

只ずっと大昔にはなるが不幸中の幸いか貧のお陰で、Vocal Ampしか用意出来ないケースが何度かあった。
その際最高で15m位離れたAmpだけの音を聴く機会があって、その時初めて思ってたよりずっと良い買い物が出来てたのを思い知ったんだ。

距離の他その時点迄はずっと騒音規制でフルアップも出来なかって、それ迄はやっぱ昔のだと寝ボケた音しか出てくんないわーなんて勝手に思ってたんだけどね。
たまたまそれが響き過ぎない会場なのもあったんだろうし、大昔のだから最近のみたいに対応力が上がってるのだとそこ迄極端にはならないかも知れないけどね。

けどある程度以上のパワーが持たされてるAmpなら、狭いのより広くても大丈夫な方へ設計が振ってあるのは間違い無いですから。
それがClick前提の各パート個別収録には又不向きで、宅でもBass Ampでは長年悩まされてるよ。

この件からすると1970年代に入ってBoogieのAmpが持て囃されたのって、歪みの自由度の他スピーカが単発で録り易かったのもあったのかな。
単なる偶然か分からんが、マルチトラックの多重録音が一般化した時期と見事に重なってたからねえ。

<つづく>

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