Mic

2022年9月15日 (木)

音楽備忘録1126 今のRock系は小音量で聴くべきもの???➎

今回は前回のの倫理面中心で続きをやるが、これにはこの方面全兼業者の威信を賭けて臨ませて頂きやしょう。
な~ぁんてその実は極限弱小がもたらした偶然の産物でしか無いんだが、人に頼めないのって逃げ場が無いだけに客観的にならざるを得ないのは確かなんす。

それなりに色々な方向性で取り組んでみたけど、意外にもクウォリティを絶対視するのと最も楽しようとしたのが結構作業内容的には近かったんだ。
 ①その時の自分なりにちゃんと弾ける状態にする
 ②なるべく本質的には不要な後加工をしなくて済む収音方法を選ぶ
 ③演奏よりも編曲段階で問題になりそうな箇所を駆逐しとく

ざっと列挙すると上記の様な感じで、劣化今本邦大手作品は素人の第一印象に反し実際にはちっともそうなってない。
これにどんな負の作用があるかってぇと、先ず不毛な作業量の増加から各担当者の誰もがパフォーマンスの低下を招く。

それでいて無理に急かされるから雑になるし、特に聴き洩らし気付き洩らしと云うミスを頻発させている。
とは言え周りが皆カッチリハッキリしてる中へそうじゃ無いのを放り込むのはかなりの勇気を要すし、特に若い人だと意図的な懐古趣味系以外は全部をマイルドにするのもキツイかも知れない。

だが相変らずの暴論寸前だろうが全曲一様に最大の自信があるとか、全曲シングルカットして同程度に売れる自信や予算が無かったら却って露出度の強弱みたいなのがあった方が良いんじゃないかなあ。
まあ最近はあまりアルバム主体で売ろうとはしないみたいだからどっちらけかもだが、注目した或は評判になったの以外は大した事無い曲の癖に聴き疲れするなんてならない方が良いのは変わんないっしょ。

ほいでチョイと脱線させるが「昔の達人程仕事が早い」印象が、当時の体験がある俺には未だ印象深くてさ。
今しか知らない人からしたら単に昔の方が、何でも大雑把で構わなかったからすぐ出来ただけなんじゃって思うかもね。

実際そう云う部分だって少しあったのは認めますけど、多方面で録る時点での完成度が高ったからそう出来たってのが真相で御座居。
例えば沢山重ねたくたってトラック数は限られてるし、ボケアナログだから予定通りそれが分かる様に聴こえてくれる保証が全然無い。

そうすっと反ポピュラー系ですら狙った音世界の構築を、なるべく必要最低限で賄うしか無いからそっち方面へ思考中心が向いて行く。
結果半自動的でそんなに大層な思想等も無いが、仕事の方法論が単純化してい易いのだ。

今昔問わず必ずしもどれもがシンプルに行かなきゃならなくは無いが、録る際のパフォーマンスへ全集中するにはなるべくプロセス数も脳内課題も少ない程有利だしょ。
のでもし昔の達人何するものぞとかで行きたいなら、そんな部分で負けると分かってる方法なんか選んじゃったら勝負にならんのどす。

はたまた僕等そんなご大層なの夢にも思って無いですってんならどうせ大して売れやしないんだら(大失礼)、売る為に劣化世間に迎合してわざわざ作品生命を縮めたり将来の評価を下げるのはアホらしいでぇ。
なので困難な部分は一旦は諦めとくにしても、少なくとも録りの実験時と本番はもっと明確に区別しといた方が良いと思うんだ。

このテーマへ最後に駄目押ししとくとってホントは真っ先に記すべきだったろうが、幾ら極小音量に忖度しといたってもしそれ以下に落されたら忽ち無効化すんねん。
どうしても今の主流の手法でやってみたいならもう止めはしないけど、割の悪い方法だってのだけは覚えといて損は無いぜ。

<おしまい>

2022年9月11日 (日)

音楽備忘録1122 今のRock系は小音量で聴くべきもの???➍

ここからデジタルに依るエレキの薄細りの具体的な対策に進むが、かつてアナログテープ時代には逆の面での苦労も無くは無かったんだ。
本項前述の偶発聴き比べでも、実際に存在感は充分だが明瞭度に少々難の残る音になっててね。

若干弾き損じて痩せた箇所を補おうとしてEQで中域をちょい盛りしたのも不味かったんだろうが、該当箇所だけあまりに音程感が希薄化してたんでさ。
結果的に音列はそれで安定化したものの、和音の部分がメタボトーン化してて明瞭度がお留守に…。

只それでも全体としては音量の下がる所だけ高域が残る感じになってたんで、再生音量への対応力は割とある方だった。
のがデジタルの物理的正直さがこの面では仇となり、特別に配慮した処理が成功しないと音量の大きい所程明瞭度が高くなっている。

って本来原理的にはそれで真っ当なんだが、音楽でアンサンブルの場合は反原理に則して無いと聴き辛くなるもんなのよ。
その例として古くはステレオのLoudness・近年ならポータブルオーディオのBassboost機能等がそれで、音量次第で人耳の対周波数感度が変動→明瞭度が変化した様に感じるのの補正用だ。

尤も音楽の音源側のは人耳性質より、所謂マスキング効果対策の方が色濃いけどね。
要するに音量余裕があるか大き目の際は、過刺激回避も込みでさらに音量を上げられてもウルサくならない様にするのが要件。

で音量余裕が少ないとか無いヤツは明瞭度最優先、そんな風に変化してくれるのが好都合なんだ。
それを実現するのに現状では真空管の飽和領域の活用が一番で、具体的には随時吠えの耳音色的には歪みを感知し辛いが電気的には既にって領域ね。

只し辛いだけで無歪みでは無いからかつて全体の歪み率が悪かった頃だと、録る前は丁度良くしといても録ったら潰れちゃって駄目だったとか。
その後は歪ませ音色不使用音との比較で、どうも濁り感が気になるとかでコンプリミッタで賄う方向へ行ったのが多い。

但しこの用途ではコンプリミッタは普通の使い方では本当は足りず、しかし理解不足のままで居る人が今も昔も悲しくなる程多くてねえ。
確かに音量の変動が減るだけだって助力にはなるが、言うなれば上述Loudnessの逆特性を付与してやんなきゃアカンのよ。

それにはコンプリミッタのディテクタ(分析・制御)部に外部ループ(サイドチェイン)のあるヤツで、そこにドンシャリ特性のEQを挟んどくんだす。
そうしとくと低高域程敏感になって掛りが深くなるから、最大音量時はほぼ中域オンリーの性質を獲得出来る。

勿論その時に中域過多にならない様な補正EQも必要に応じ別途で適宣施しとくべきだが、手間や調整がかなり大事なのと概述「石の機械は一定の単純反応しかしてくれない」ので割がよろしくない。
ので私的には先ずは何でもなるべく球、その次は可能なら最低でも何処かの段階でわざと俺言い「アナログの洗礼」を受けさせるのがお勧めなんだけどさ。

必ずしも誰もがすぐに出来る方法じゃ無いんで何だけど、だからって無理矢理腐心して不毛音圧競争をする位なら上記手段の方が遥かにマシなんよ。
だって「音楽を殺さずに済む」んだからさ。

それと俺みたいに弾く人と録る人が同一だったら別だが、録音面での問題解消の為に余計に沢山弾かせてるとしたら技師としてはホントは資格剥奪ものなんですわ。
まさか悪政の手法がそのまま伝染しやしてないだろうが、偽宗教や黒経済に忖度偏向のある人だけが国の運営をやってる様なおぞましい状況でんがな。

<つづく>

2022年8月20日 (土)

音楽備忘録1100 不当低評価の是正❺

今更Ringo Starr恐るべしなんて吠えてるのって、正直にバラせば俺だって最近迄はこんなにとは思ってなかったんだ。😅
Drumにも本腰を入れる様になって数年が経ち、自身の老いた今後の身の振り方の参考にと真面目に学び出したらでさ。😞

全くの個人事情だが齢取っても衰えないDrummerって他にも居るけど、体格に恵まれてる人は直接的候補からは外しててね。
マルチ奏者の体験からするとDrumは他より長距離移動があるし、縦方向に背骨長さが影響するのは他では殆ど無いと思うんだ。

一部女性等の手の大きさのせいでPianoのオクターヴが届かないのとは違うけど、大柄では無い民族にとってはそこそこ貴重な見本なんじゃないかな。
尤もBuddy RichやGene Krupaみたいに、太鼓名人にはRingoと同程度か更に少し小柄な人が多いんだけどさ。

何れにしても彼の最大の特徴は楽勝で醸し出してる爆音で、エコな叩き方と音量の割にやたらPopな音色のせいで劣化本邦の大多数が未だに気付けてないのは絶大損失や。
個人的には元々世界一客がウルサイ処で演ってた人だから、少なくとも非力じゃないとは思ってたけどね。

多分再出になるがずっと後でオールスターバンドの来日時に、他のDrummerより妙に荒い音色だなと感じたのが再検討の発端だった。
アレアレたった数行で言ってる事がひっくり返ってるが、↑の荒いは想定外でそう思った感じただけで事後検証すれば正確にはワイルドだったん。

因みにその時の他のとはLevon HelmとJim Keltnerで、前者はRingoとほぼ同じLudwig 3ply Reinforcementの後者はDWの当時現行のセットだった。
音色的にはLevonだけ特別綺麗で後の2人は近似だったが、ほんじゃあそんなにRingoだけ音が汚いのか…って数多の過去作からすりゃそりゃあり得んわな。

そこで音響技師として浮上したのが生での音量で、「Mic等で歪みが生じてた」と考えるのが使用楽器との兼合いからも最も妥当なんすよ。
更に追加の駄目押しもあってたまたま俺は前者とほぼ同じセットを常用してるんだが、従兄宅の近代TAMAで最汚叩き😵(良い子は真似せんといて)したの程の野蛮さは3ply R君じゃ出せないのを身を持って知っとるんじゃ。

これがBONZOみたいに度を越してりゃ、もっと誰にでも↑みたいな「異変の原因」が即座に想像付くだろうけどさ。
つまりかなり普通じゃない音量が出せない限り、そんな風に聴こえさせるのは不可能なんすよ。

その後従兄の助力を仰ぎ乍ら追及して行くと、バチの振り巾は小さく無くバチ自体の長さが一寸長目なのが判明。
叩く姿があまりに無造作なんで想像困難だろうが、驚爆音を出してても誰よりも慣れ親しんでるから本人は平然としてられるんだと我々凡人は解釈すべきなんすよ。

これにはお国柄ってのも大いに考慮に入れとくべきで、例えば英人は内実より平静を装いたがるとか米人なら逆に大袈裟にアピールしたがるとかあるじゃない。(飽く迄傾向なだけっすが)
動画全盛の現代感覚だとつい視覚に依存しがちだけど、音楽ではもっと音を中心に検証しないと誤認し易いんですよ。

又々俺言い「Ringoの爆音」には少し他と違う部分がある様で、瞬間最大より全平均の音量の大きさに特徴があるんだ。
次回はこれを専門の!?バスドラで他者と比べたのを綴るが、幾ら他より録音が良かったにしても同時代のでRingoって何か踏んだのが聴こえなくなる事が最も無かった人だよねえ。

<つづく>

2022年7月23日 (土)

音楽備忘録1072 音質の硬い柔らかいの真実➓

さてここまで記して来た不要瞬間過大音量は実際に硬さの主役なケースが多いが、他の要素で耳に辛くなるのだって勿論おま。
2番手として考えられるのは奇数次高調波歪みと混変調歪みだが、後者はFlute大合奏の逸話!?で概述なので前者の方をば。

空気でだって全然起らんくは無いが、やはり音に電気が絡んだ際に起こり易い。
音→空気の振動→無理してゆがむになれば、それも立派な一種の歪みには相違ない。

だが↑に「ゆがむ」と書いた通り音もそれに伴って変形させられるが、何処かの散らかりStudioみたいに同居する他の物が共振・共鳴でもしない限り新たに「余計な何か」付加される様な事は殆ど無いんだ。(残響・反響等は除く)

そんな反応の仕方が常に良いもんでも無いけれど、そうなる前よりボケたり籠ったりはしても尖ったりキツくなったりは原理的に無いカードなんだ。(残響・反響等は除くⅡ)
それに対し電気経由で電気的に飽和すると必ず高調波成分が勝手に足されちゃって、それ故特殊な状況以外では耳には優しくない方向へ行っちまうんよ。

ほんだば↑特殊ってのは意図的に歪みを利用する様な場合で、エレキGuitarのなんかが最も分かり易いかな。
昔だと打楽器系の不要ピークを、録音メディアのテープでわざと頭打ちさせるなんてのがあった。

只何れも使用前より使用後の方がキツくなるのを周知した上で施すんで、例えば超高域は無歪み時より適宣削ってあるのが多いんだ。
最早ストンプもAmpの機能もあり余る程盛り沢山になってるのに、未だ楽器本体にToneツマミの付いてるのの方が多いのはこの為でもある。

俺としては高域を削ってから増やすんじゃS/N比で
不利だから嫌なんだが、現行品のAmpで超高域を削れる機能の付いてるのが極少数派なんでさ。
けど楽器はマイルド・歪みはワイルドにしたい際は、Ampで削ると歪みの高調派成分も幾らかは減るものね。

ので好みじゃないからって全否定はしてないんだけど、せめて両方が出来るのでももう少し出してくれたら俺の気も晴れる!?んだけどなぁ。
因みにこの少数派の代表格ったらVOX AC-30で、パワー段に「Cut」って名称で付いてるツマミがそれでんがな。

この機能とかで超高域を押さえれば必然的に音色にも少しは影響があるが、音楽的にはほぼ無効で耳健康にだけ大きな影響がある領域なんだ。
それを多くの人が見逃してるのはテスト時の音量不足とか、アンサンブル内で試してなくて実感を得られて無いからなんじゃないかな。

随時頻吠えの如く人耳の周波数毎の感度って音量次第で特性変化があるんで、家等の小音量時にはこれでも足りない位と思っても本番の舞台でドカァンと演るとまるっきり過剰だったと後の祭りに。
又後者のア内に入れば他と悪干渉する存在は全体を濁らせて明瞭度や分離度を損ねるのと、逆に邪魔にならない程度に抑えられてたら全く聴こえなくて「出しとく意味が無かった」ってさ。

要するに最低の環境下で価値の残ったのが本当の音色構成成分で、高域を盛りたいにしてもポイントとかコツってのがあるんざんす。
と言いつつ俺自身未だホントにこんなで平気かと何時も不安に感じてたりするが、それでかつて極力盛った処でポイントが不適切だったのは単にホワイトノイジーになっただけだったよ。

そう云や高域の抜けの良さとか籠り感の少なさでは、従兄のCymbalのEQは何時も秀逸だったなぁ。
機材レベルはどっこいどっこい・音響機器の知識と操縦はこっちがちょい上、だが肝心の鳴らし方自体には雲泥の差が昔は明確にあったから音源自体の影響が最大要因ではあったんだろうけどね。

最良時にどんな響きになるかをあっちは熟知こっちはほぼ知らないのが、EQ等する際にポイント認知にも及んでたんでしょうなぁ。
そもそも音生成の順位からして大元の影響が最大なのは誰でも容易に想像付くだろうが、それがすっと後々まであらゆる面に予想以上の大影響が持続するってのは分かり足りて無い人が多いのかもね。

<つづく>

2022年7月19日 (火)

音楽備忘録1068 音質の硬い柔らかいの真実➒

この項では希少!?な補遺入りからぁので行かせて貰うが、もしかして俺自身が老を付けても付けなくても毒性最強かも知れないのに老害ディスした件についてだす。
格闘技でのハードアタックと唯の暴力が似て非なる物の如く、爆音だって質や内容に依るんだよん。

ので先に正解を明かしとけば、変に遠慮しなくて良いから良いデカい音にして思いっ切り楽しんどくれっとね。
では順に内容をご説明致しやすが、遠慮とは不要な音量抑制の為に変に縮こまった演奏なんかすんなっと。

これには悲しい副作用の危惧があり、ガァンとは鳴らさないから何時もその分ボリウムを上げとく癖が付いてたとかってのでねえ。
そんなんなっとると万一間違って強く鳴っちゃったら、想定外の限界超越音量になるかも知れないじゃん。

最悪時はそれでAmp・スピーカ・耳・人気!?・人望○×△□諸共、一発で全部吹っ飛んじまうんだぜ。
そうならん為にはAmp手前で物理限界迄を常用する様にしとくと、初めて大きいのに壊さないが実現出来るんすよ。

とは言え何だか汗かいてる割に大きくないと損な感じもするだろうが、壊すよりは草臥れるだけで済んでくれた方が後々は幸せなんすよ。
そして大きい強い音を出すのに慣れてると無理せんで済むんで、音色は良くなってくしそのコントロールも向上するん。

何ででも自分の想定を超える力を無理に要求されると、やけっぱちになったりして雑且つ暴力寄りになるっしょ。
酷い音色だと例え肉体限界には全然遠くったって欠点の強調になるから、イカレてなきゃ本人恥ずい・周囲は迷惑認定で結局ストレスレスでは大きく鳴らせないん。

これが冒頭の「良い…」の半分で、ここ迄のはワイルド視点からのでありんす。
不要硬くなり過ぎ易さの面から電気楽器中心の記述になったが、生楽器ではAmpのボリウムの分迄俺言い「爆音演奏力」が反映するどす。

因みに何故大音量としなかったかったら劣化本邦Classic音大及び大手教育系で、単純な高度技法やパワーへの不毛競争が一向に収まらんからだ。
要は理屈的な凄いが全てに最優先されてて、音楽的には実用領域に満たない劣音質でもまかり通っちまっててよ。

そんなのは欲の亡者の集まるコンテスト位でしか通用しないんで、例えば騒音基準を越えちゃってるのに美しいから許されたみたいなのと区別する為なんどす。(だからと言って脱法行為はあきまへんが)
そして絶対音量は基本的にもう道具(楽器)で制限されてるんで、ある程度迄行き付くとそれだけでは人を上回れなくなるんだ。

では緻密サイドからだとどんなだっつうと、硬い≒瞬間最大音量が無駄に大きいとマージンを多くしとかんとならん。
だいいちけたたましくって喧しくって、オリァの楽しみより耐える苦痛の方が大きくなるしねえ。

その上「良いと感じてくれる人」が激減するだろうから、良い意味で音のデカさで席巻しようと思ったら絶対的に音色や硬さ案件は無視出来んのどす。
他方近年劣化本邦では現役若者と直接関わりのある人に依ると、歌声が歓声や嬌声より遥かに小さい歌手が多いそうな。

その分演奏もやたら小音量でも迫力だけは欲しいと無理な相談が来たりもするらしいが、耳の飛ぶ心配が無いからって硬過ぎたり悪音色の被害が少ないのに甘んじちゃったらこれもおっかないねえ。
2度出しになるが体力や機材的に最大音量になって無ければ僅かなムラや偶発で、意図せずより大きい音が出る可能性が常にある。

それが今本邦ではPAやクラブ等では音量を出せるだけ出す傾向があるんで、練習時に耐えられた硬さ醜さが本番では盛大にクローズアップされちまう。
オペ氏が完全なアホでなけりゃ流石に機材保身マージンまで超えるのは無いだろうけど、お客耳では結局オーバーロードする危惧が残ったままなのさ。

<つづく>

2022年7月 7日 (木)

音楽備忘録1056 音質の硬い柔らかいの真実➏

続いてはスピーカやMicで自然界に逆らう程高速反応のが出て来たのについてで、勿論理由も無く挑戦した訳じゃ無いんだけどね。
こんなのは乗り物や急傾斜地に家を建てるのとか他にも幾らでもあるが、何れも「有事の際は高リスク」って有り難くない条件が付いて来るもんだ。

今回のは環境的に普通より音が遅れるのの対策とか細部ディテールの更なる再現が目的だが、俺言い「際限無きディテール盛り競争」の勃発とそれが未だ終息の気配すら見せないのが害をもたらしてる。
これって男尊女卑並の片支持で、細部ディテールの維持が効能を発揮するのは全体像にゆがみ等が無い上での話しなんだけどさ。

視点が近過ぎると細かい粗は容易に分かるが、全体の僅かな変形とかは却って気付け憎くなるじゃん。
本来純粋に音楽を聴こうとしたら全体像となる筈が、装置選択時は性能に気が行って物理的判定に偏りがちだわな。

そんな時にディテールの方が断然差が明解になるんで、ついウッカリ深刻な全体象のゆがみをロストしちゃってんのよ。
又この件に関しても選択時の「連続試聴時間」と関係が深く、どんなに漫然と聞いてても一定時間を越えりゃ疲労度の差になって表れるんだけどな。

だが忙しさの他疲労限界の個人差がとても大きいんで、何分経てば誰にでもってならない上「何時来るか」がハッキリしない。
加えて疲労の原因成分次第でもXデーならぬXタイム(そんな語あるのか!?)が大巾伸縮するんで、現実的には膨大な体験からしか大体どれ位になりそうかの予測も出来ないんだ。

そんな状況が俺言い「疲れるスピーカ」であるかどうか知れるのにも時間が掛かり、それがMicともなればLiveの録音屋でもないと長時間連続って滅多に無いから余計把握し辛い。
更に駄目押しとなってるのが悪流行の影響で、「柔らか疲れない群」の衰退が著しい処。

かつては両雄共存の時代もあって硬組:JBL,Electro-Voice等、柔組:Altec,TANNOY等だったんだが…。
今日に柔組でかつての姿を残してるのったら、Guitar Amp用のCelestion位だけになっちまった。

それからするとエレキGuitar奏者には分かる人が多そうな処だが、硬組Effector乱用や非整流管仕様の主流化でかなりスポイルされてて意外と少ない。
それでも爆音と他メーカスピーカとの比較機会がそこそこ与えられてるから、候補生としては有力な方かもしれない。

一方Micの方ではハイエンドクラスに球で柔組のが生き残っちゃ居るが、一般人があり付ける機会の少ないのが惜しい。
これ等は現代では増幅素子の球と石以上に両極の体験が困難化してるんで、理解してる人が希少化するのも仕方無いっちゃ仕方無いんだけどね。

でももし比べられたらかなり一目瞭然で、尚且つ柔らかきゃボケたり地味になるもんでも無いのもね。
何よりそもそも重大な要素を握ってるのが音量で、不快と感じない範囲の大音量では全部・息を殺さずに済む程度の小音量になれば主役位しか聴こえなくなって当り前。

なので俺忌避の無理くりコンプも提供側で掛けちゃってるから迷惑千万なのであって、極小音量で全貌把握最優先の際は掛けた方が聴き易くなる。
と聴き方の自由剥奪に繋がってるから駄目認定してるだけで、大音量も出せるスピーカで不要に硬くするのが不味いんだ。

つまり後からでも出来るヤツは先にやらなきゃ良く、ユーザーに自由にならない部分はもう少し想定範囲を広げといてくれたらねえ。
それでも音楽非関係者なら流行尊守だろうと何だろうと構わねえが、仕事なのに毒入り食品みたいなのを容認するのは俺は気に食わねえなあ。

<つづく>

2022年6月24日 (金)

音楽備忘録1044 音質の硬い柔らかいの真実➍

この辺で1回確認を入れとくがこのテーマを論じるに際しては、個人の好みはこう見えて完全に封印しとります。
もし簡単に異論が過ぎる様なら、大変失礼乍らそれは未体験で知らないからに違いないッス。

いきなりで気分を害されたら申し訳ないすが、殊日本に限ればそうなってしまった原因は殆どの貴方自身にはありませんからそこはご安心を。
何しろ本人の本物の音を聴きたくても、そんな場が今は99%用意されてねんだから。

只真実を知らないままでは作るのにはとても困るんで、自らの創意工夫で何とかして手繰り寄せなきゃなんないんだ。
って事って今日は生楽器で生音が爆音なのを中心にお送りしますが、喧しいヤツはやはり前回エレキの同様「距離」が焦点になるずら。

PianoでもGrandで奥行きが180cmを超えると、昭和の昼間の応接間でも窓を開けるとお隣から叱られる程度にはなる。
管楽器も教育用のリコーダ位でギリギリで、打楽器ではほんの極一部以外は爆音出るだす。

これ等で要注意なのは普段から奏者と聴者では聴こえてる音が「違ってる」点で、奏者へのそれは本来の理想とは異なった音色や硬さになってる処。
唯でさえ憧れのお方の音を奏でてる本人と同じ位置でなんか聴けないのに、録音やPAでも変わっちまってんだから。

んでそんな俺言い爆音系楽器の多くは当り前だが奏者耳破壊が目的じゃなく、その殆どは遠く迄聴こえる様にした結果なだけなのだ。
しかも楽器らしい音となるには離れたからってボケたりしちゃ駄目で、種類にも依るが設計提供エリアは数m以上のが多いと思うん。

特にプロの常用を狙った高級なのなら尚更で、例外があるとしたら録音専用等と銘打ってるの位じゃないかな。
にも拘らず「本来の聴取位置で狙った音色になる様修練を積みましょう」とか滅多にお目に掛れず、教える側(プロ)にしてみりゃ当然過ぎる最低条件だから却って盲点になってんのかな?。

何れにしても殊「硬さ」に関しては距離の影響は大きく、しかしBeatles後期以降のポピュラー系はOn Mic収録が主流になったから関係無い…と思うのは早計ってもんだ。
Ringoがやりだしたのにはステレオ効果の更なる活用意図も含まれてたが、主目的は当時の普通で録ると当時の普通で聴いた時に想定より「音が遠く」なってたりしたからなんだ。

その後の録音がデジタル化する迄のだって一部には盛り過ぎたのもあったが、やはり「録ると変わっちゃう」のを補おうとしてでね。
だから奏者に聴こえてたのが録れてた訳じゃなく、では奏者耳には記録されてるのよりもっと硬かったかったら否だ。

特に打楽器系ではアタック音がとても短く、かつてののろまな録音機材じゃそんな瞬間的なのは全然反応が追付かない。
ので「録れない」のにわざわざ苦痛に耐える理由は無いし、録れる範囲の音の何かで工夫するしか無かったん。

最近では著しい音響機器の性能向上とインナータイプでの聴取が増えたから昔とはかなり違って来てるが、それで聴こえる様になったっても瞬時の硬い音は鳴ったかどうかが分かる程度なのは一緒のまま。
んで上記をご理解頂けてれば俺言い「不要パルス攻撃」には遭い難くなるが、1970年代以降の楽器には一部にこの面で「裸の王様設計」されちゃった残念なのも散見される。

これについては次回に詳述するが、楽器自体が人耳に攻撃的過ぎたら別の手段を講じなくてはならない。
この手で厄介なのは俺からしたら選択ミスとは言え大抵は明快さを求めてだから、パルスを隠蔽しようとミュートしたり高域を削ると所期の要素が反故になっちまう処。

最悪耳を犠牲にしてでも苦痛を耐え抜くか望みとは正反対の寝ボケた音色を甘受するか、最も嫌なの2つから選べって訳だからかなり苦しいぞ。
何せ今は昔と打って変わって音はマイルドにするのがとっても大変になってっから、この面からも希望よりゃ柔らかいのを選んどいた方が無難だと思うんだけどな。

<つづく>

2022年5月31日 (火)

音楽備忘録1020 中古楽器 体験的実情編⓭

並行連載中の別項にも述べた如く保存や消耗程度にも依るが、やはり電子-電気-生楽器の順に平均寿命は短い様だ。
原理的には可動部の少ない方がホントは長持ちさせられるのに、色々事情があるとは言え現状は口惜しい。

尤も21世紀に入って前世紀よりゃ電子楽器の進歩は鈍化してる様なので、水面下では既に変化が始まってるのかも知れない。
それと↑の順位傾向があるとは言え、物次第で修理に困窮する場合もあるのは注意点だ。

滅多にそんな事ぁ無いだろうが例えばOvationのプラ製のボディ裏が割れたりしたのは、普通の方法では直せない。
樹脂でも小さいのとか単純な形状のだったら手間等が大変でも、いざとなれば削り出しとかで作ったり出来るが。

コレ金属部品でも近似で、最もハードルの低そうなのがエレキBassのブラス(真鍮)ナットとかだろう。
Bassと言ったのは溝の数がGuitarより少ないのもあるが、溝の巾が広く非専用のヤスリでもどうにか掘れるから。

Guitarの場合弦の細さで臨時で乗ってるだけ様な極浅で良いなら未だしも、一般的な状態をこしらえるには専用若しくは少し特殊な極薄のヤスリが要る。
但し楽器の型がスタンダードなのでナット巾が定番サイズピッタリだったら、予め溝堀加工済みのも売られてるからそれと交換するって道はある。

尤も売られてるのでナットが割れたままなんてのは非ジャンク扱いでは無い筈で、それよりフレット摩耗の方を気にするべきなんじゃないかな。
この件のポイントは若番フレットの「弦直下」の状態で、そこそこ掘れてても弦の影になって見え難い処。

ナットから近いと弦の振幅はとても小さくなるので、自ずと削れる領域も限定される。
5フレット以上になって来っと全然チョーキングとかをして無くても、少しは影にならない部分迄削れてくんだけどね。

今時はWeb画像を頼りに選ぶのが主流なんで、売り主にもこっちにも全く悪意や杜撰さが無くても見落とし易くなったかな。
非専門家の見立てだとその段階で隠れてて気付けないってのもどんな善人だってあり得るし、なるべく鮮明な画像を提示しようとしたらご丁寧に各部の真正面から撮ったりしそう。

ってのも体にブラ下げられる弦楽器って全長がせいぜい1m位だから、写真としては接写の方に入るんじゃないかな。
確かに今だとスマホの自撮りなんてもっと近いけど、狡猾な人なんてわざと輪郭がひしゃげるのを魔利用したりしてんじゃん。

それが楽器の売り物画像としては実際どんなシルエットかが分かり易い方が望ましく、この面では極力明るくして正面からってのは正解だわね。
因みにデジカメ(スマホその他の内蔵のほぼ全て含む)では普通自動調整で撮るのがデフォだから気付け難いが、暗いと画素数が減って粗くなるだけじゃ無く被写界深度だって浅くなんねん。

わ過去述なんで理屈はここではスルーするとして、リアルで現物を眺める時に偶然でも斜めからになるってのが無い。
リアルでも触れられる高額品の扱いには最新の注意は要求されるが、美術館で厳密に警備された絵画を極限られた場所からしか眺められない様な事はまず無いよね。

しかも一寸追及しちゃえば照明光の当り具合・光源の角度や方向等々で、影の濃さとかが随分違う印象になるっしょ。
っと言ってもキリも無いし状況次第じゃリアル接触困難or不可もあり得るからやたら拘っても仕方無いが、その代りもしかしたら見た印象より逝っちゃってるかもって覚悟っつうかマージンは取っといた方が良いと思う。

あと個体差の大きいのだと通用しないが、共通性の高い別の現物を別件で見といてそこから推察したりするのは悪くないよ。
例えば○○ブランドで使われてる塗料はモデル不問で共通とかだったら、□□色ってのは大体こんな感じなんだぁって。

このテーマからはかなり遠いし個人的なヲタネタでスマンが、一例として昔の京急電車のフロントガラスでそんなのがあったなぁ。
普通に撮られたのだと窓枠や縁が無いからか、車体と殆ど同一面でガラスが嵌め込まれてる様に見えた。

のが現物や写真でも特定角度からのクローズアップだと、全く予想と相容れない位かなり窓自体は凹んでるし隙間を埋めてるゴムの分厚い事ったら。
事後分析としてはゴムの反射が激少だから分かんなかったんだろうが、毎日乗ってた人とたまにの人ではかなり印象に差があったんじゃないかな。

<つづく>

2022年5月15日 (日)

音楽備忘録1004 中古楽器 体験的実情編➒

お次は一旦電気系統の方へ行くが、一応先にGuitar類以外のにも触れとこう。
アナログ(非バーチャル)な部分はどんなのでも劣化や摩耗が付き物で、その点では交換可能かどうかが最初のポイントになる。

もしヘタってるのが多い目だと費用も手間も面倒ではあるが、もっと深刻なのがデジタル(主にバーチャル部分)の劣化だとその復活はかなり困難なんだ。
これにはそのSW等も含まれるのが少なくなく、SW自体は純アナログ部品なのに軽く考えてるとエライ目に遭わされたりする。

理屈的には少しおかしな話しなのにそうなっちまうのは、SWが汎用規格品じゃ無い場合がかなり多いからなんだ。
アナログだと単体ON/OFF単機能以外のSWも必要な事があるが、デジタル回路では「繋ぐ・繋がない」でしかも瞬間的なONしか要らないのが主流。

そうなって来っとTVリモコンのボタンのみたく、基板に印刷したのへ導体をボタン裏に付けといてそれを押し付けるみたいな構造が可能になった。
んでその接点の規格が殆ど同じのばかりで良いとなると、夫々を一括で作っといて組み立てる方が色々メリットが多い。

んが惜しい事にその配列や数に汎用規格なんて事実上無きに等しいんで、その物ズバリの交換品が入手出来んと実際には交換修理が出来ねえのよ。
仮に大幅改造を覚悟しても元が個別固定が不要で空間余裕が無かったりするんで、コスパも含め無理に復活させるより生きてるのを探す方がマシになんねん。

本来なら交換容易な構造なのに何とも勿体無いが、広用途3Dプリンタでも持って無い限り部品の自作の可能性も無いからさ。
なのでまだ製造販売してるのだったらケチって部品売りの無いのでも、割高でもメーカに出せば何とかなるだろうけど。

そんな調子なんで個人的にデジタルのだと、PCみたいに規格化度が高く内部も分割交換の可能なのには手を出す。
が、固有度・一体度の高いので不安のあるヤツには尻込み一辺倒になってるよ。

それからしたら部品自体のビンテージにも拘ると何だけど、そうじゃ無かったらアナログ系や非デジタル楽器の電気系の不具合なんて可愛いもんですよ。
又一部概述で飽く迄私感だけど特に電気系のビンテージ部品では、ある特殊なニーズが無い限りは全くお勧め致し兼ねまする。

その特殊ったら「適度に劣化した状態」のが欲しいなんてので、但し長期間状態を維持するのは無理って覚悟付きで。
10年以内位だったら余程不適切な材料を使って無きゃそんなに変容はして無いが、50年とかになると流石に全く無事ってのは極少数派。

しかも残念な事に昔の程総体的には材料の「安定期間」が短いんで、買う時点では合格でも最短1年かそこらでガラッと変わっちまうなんて悲劇も。
なので決して他人の好みに介入はしませんが、極短期間しか使わないとか以外ではそんなのに手を出せば少なくとも得は出来ないんす。

この際だから更に追打ちを掛けとくと、昔のになる程そもそも規格の精度の問題ってのがあってさ。
最近のしか体験が無いと想像困難だろうが、大昔のってそもそも新製時から驚く程個体差があったん。

なので仮に○○さん本人に徹底的に迫りたいなら、本人の現物に触れて色々測定でもせんと幾らも当てにならんのどす。
つまり型番やスペックより音やその反応で近いのを探す方が賢く、大抵はその方が目標に近付けてるんすよ。

<つづく>

2022年4月25日 (月)

音楽備忘録984 中古楽器 体験的実情編➍

ここから徐々に内部へ侵入して行くが、これに際しPAや録音機器も含め外観のみ・触診・分解について記しとこう。
例え新品であっても万一木材の内部にスが入ってたりするのの見落としもあり得、物理的に厳密な追及は不可能なのだってある。

そりゃ中には買う方も作る・売る方も完璧を追及してるのだってあるが、楽器にとっての完璧って必ずしも工作物としての完全度とは一致してないんだ。
それ故例えどんな主義であったとしても音や使い勝手を差置いて、完璧さを求めるのはお止しになるのをお勧めしやす。

とは言え近年主流化した通販は手作り品にはデメリットの方が多く、現況では楽器屋から遠い人への真の福音には足りて無いのが現実だす。
強度構成部だって影響はあるけど何たって共鳴部の具合は、所謂「打音検査」若しくはそれに類する方法じゃないと中々確認出来まへん。

この部分で考慮されたいのが「組み上がってどうなるか」で、材の質自体は全て良好だからってそれだけで良く響いてくれるとは限らないからなんだ。
又機種や販量次第でこれの必然性に差があるもんで、大量生産タイプのの程厳密な出荷検査を経てる新品でも「実確認」が大切だ。

これってビジネス構造的に例えば100本作って不良が1なのと、10本中の1本では収益性が問題になる度合いが違うでしょ。
そりゃ中には稀に少量生産でも返品・交換に応じない様な黒い処もあるやもだが、もし月に1本位しか売れないので「全く売れなかった月」が生じるとえらいこっちゃろ。

さて通販しか難しい場合の秘策!?は敢えて後回しとして、取敢えず金属・樹脂・木の3大別毎で続けて行こう。
楽器や音響用途では金属系は主に強度部品として使われるので、裏側だけに入ったヒビ等以外は大体目視だけでも把握出来る。

但し著しい腐食(錆び)がある場合等はその深度が目視のみでは想像域以上は、木は表面以外の杢目(無塗装若しくは可視塗装限定)やス入りの有無と程度に関してと樹脂系では最重要な劣化度が画像や目視での判定が困難だ。
尤も体験的には過去物程製造・加工精度を高く出来なかったんで、業務用度の高いの程俺言い「不完全マージン」が多く取られている。

なので摩耗度以外はそんなに気にしなくて平気なのが多く、元からギリギリ強度になってた様な廉価品の場合は注意が必要だ。
只製造時期次第(主に1970年代後半)で安くても木部の質は良かったのが国産には結構あったから、金属部は端っから交換するつもりなら逆に出物に変身する。

ワンポイントメモとしてバランス的に体験に依ると1980年以前のは金属や電気部が、それ以降のは木部に弱点があると考えて良いと思う。
貧なので未実験な杜撰大王ではあるがそれ故ビンテージ趣味の無い人なら、昔の木部と近年の金属・電気部を組合わせると面白そうだ。

特に近似品複数所持が無問題とか必要な方の場合、これは専門知識レスでは最も効果的な「自前改造」の手段よ。
っつうか1980年位以前は金満達人ですら、録音用の珠玉の1本の為にそんな真似をしてる方が普通な位だったし。

では最後に木の内部を知る秘策で御座居ますが、残念乍ら完璧には程遠いけど「重量」ってのに結構表れてるのも事実でやんす。
但しⅡで同一品の平均重量も分かってないと効力を発揮せず、珍品・希少品には通用してくれまへん。

<つづく>

より以前の記事一覧

フォト
2022年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ