Mic

2022年6月24日 (金)

音楽備忘録1044 音質の硬い柔らかいの真実➍

この辺で1回確認を入れとくがこのテーマを論じるに際しては、個人の好みはこう見えて完全に封印しとります。
もし簡単に異論が過ぎる様なら、大変失礼乍らそれは未体験で知らないからに違いないッス。

いきなりで気分を害されたら申し訳ないすが、殊日本に限ればそうなってしまった原因は殆どの貴方自身にはありませんからそこはご安心を。
何しろ本人の本物の音を聴きたくても、そんな場が今は99%用意されてねんだから。

只真実を知らないままでは作るのにはとても困るんで、自らの創意工夫で何とかして手繰り寄せなきゃなんないんだ。
って事って今日は生楽器で生音が爆音なのを中心にお送りしますが、喧しいヤツはやはり前回エレキの同様「距離」が焦点になるずら。

PianoでもGrandで奥行きが180cmを超えると、昭和の昼間の応接間でも窓を開けるとお隣から叱られる程度にはなる。
管楽器も教育用のリコーダ位でギリギリで、打楽器ではほんの極一部以外は爆音出るだす。

これ等で要注意なのは普段から奏者と聴者では聴こえてる音が「違ってる」点で、奏者へのそれは本来の理想とは異なった音色や硬さになってる処。
唯でさえ憧れのお方の音を奏でてる本人と同じ位置でなんか聴けないのに、録音やPAでも変わっちまってんだから。

んでそんな俺言い爆音系楽器の多くは当り前だが奏者耳破壊が目的じゃなく、その殆どは遠く迄聴こえる様にした結果なだけなのだ。
しかも楽器らしい音となるには離れたからってボケたりしちゃ駄目で、種類にも依るが設計提供エリアは数m以上のが多いと思うん。

特にプロの常用を狙った高級なのなら尚更で、例外があるとしたら録音専用等と銘打ってるの位じゃないかな。
にも拘らず「本来の聴取位置で狙った音色になる様修練を積みましょう」とか滅多にお目に掛れず、教える側(プロ)にしてみりゃ当然過ぎる最低条件だから却って盲点になってんのかな?。

何れにしても殊「硬さ」に関しては距離の影響は大きく、しかしBeatles後期以降のポピュラー系はOn Mic収録が主流になったから関係無い…と思うのは早計ってもんだ。
Ringoがやりだしたのにはステレオ効果の更なる活用意図も含まれてたが、主目的は当時の普通で録ると当時の普通で聴いた時に想定より「音が遠く」なってたりしたからなんだ。

その後の録音がデジタル化する迄のだって一部には盛り過ぎたのもあったが、やはり「録ると変わっちゃう」のを補おうとしてでね。
だから奏者に聴こえてたのが録れてた訳じゃなく、では奏者耳には記録されてるのよりもっと硬かったかったら否だ。

特に打楽器系ではアタック音がとても短く、かつてののろまな録音機材じゃそんな瞬間的なのは全然反応が追付かない。
ので「録れない」のにわざわざ苦痛に耐える理由は無いし、録れる範囲の音の何かで工夫するしか無かったん。

最近では著しい音響機器の性能向上とインナータイプでの聴取が増えたから昔とはかなり違って来てるが、それで聴こえる様になったっても瞬時の硬い音は鳴ったかどうかが分かる程度なのは一緒のまま。
んで上記をご理解頂けてれば俺言い「不要パルス攻撃」には遭い難くなるが、1970年代以降の楽器には一部にこの面で「裸の王様設計」されちゃった残念なのも散見される。

これについては次回に詳述するが、楽器自体が人耳に攻撃的過ぎたら別の手段を講じなくてはならない。
この手で厄介なのは俺からしたら選択ミスとは言え大抵は明快さを求めてだから、パルスを隠蔽しようとミュートしたり高域を削ると所期の要素が反故になっちまう処。

最悪耳を犠牲にしてでも苦痛を耐え抜くか望みとは正反対の寝ボケた音色を甘受するか、最も嫌なの2つから選べって訳だからかなり苦しいぞ。
何せ今は昔と打って変わって音はマイルドにするのがとっても大変になってっから、この面からも希望よりゃ柔らかいのを選んどいた方が無難だと思うんだけどな。

<つづく>

2022年5月31日 (火)

音楽備忘録1020 中古楽器 体験的実情編⓭

並行連載中の別項にも述べた如く保存や消耗程度にも依るが、やはり電子-電気-生楽器の順に平均寿命は短い様だ。
原理的には可動部の少ない方がホントは長持ちさせられるのに、色々事情があるとは言え現状は口惜しい。

尤も21世紀に入って前世紀よりゃ電子楽器の進歩は鈍化してる様なので、水面下では既に変化が始まってるのかも知れない。
それと↑の順位傾向があるとは言え、物次第で修理に困窮する場合もあるのは注意点だ。

滅多にそんな事ぁ無いだろうが例えばOvationのプラ製のボディ裏が割れたりしたのは、普通の方法では直せない。
樹脂でも小さいのとか単純な形状のだったら手間等が大変でも、いざとなれば削り出しとかで作ったり出来るが。

コレ金属部品でも近似で、最もハードルの低そうなのがエレキBassのブラス(真鍮)ナットとかだろう。
Bassと言ったのは溝の数がGuitarより少ないのもあるが、溝の巾が広く非専用のヤスリでもどうにか掘れるから。

Guitarの場合弦の細さで臨時で乗ってるだけ様な極浅で良いなら未だしも、一般的な状態をこしらえるには専用若しくは少し特殊な極薄のヤスリが要る。
但し楽器の型がスタンダードなのでナット巾が定番サイズピッタリだったら、予め溝堀加工済みのも売られてるからそれと交換するって道はある。

尤も売られてるのでナットが割れたままなんてのは非ジャンク扱いでは無い筈で、それよりフレット摩耗の方を気にするべきなんじゃないかな。
この件のポイントは若番フレットの「弦直下」の状態で、そこそこ掘れてても弦の影になって見え難い処。

ナットから近いと弦の振幅はとても小さくなるので、自ずと削れる領域も限定される。
5フレット以上になって来っと全然チョーキングとかをして無くても、少しは影にならない部分迄削れてくんだけどね。

今時はWeb画像を頼りに選ぶのが主流なんで、売り主にもこっちにも全く悪意や杜撰さが無くても見落とし易くなったかな。
非専門家の見立てだとその段階で隠れてて気付けないってのもどんな善人だってあり得るし、なるべく鮮明な画像を提示しようとしたらご丁寧に各部の真正面から撮ったりしそう。

ってのも体にブラ下げられる弦楽器って全長がせいぜい1m位だから、写真としては接写の方に入るんじゃないかな。
確かに今だとスマホの自撮りなんてもっと近いけど、狡猾な人なんてわざと輪郭がひしゃげるのを魔利用したりしてんじゃん。

それが楽器の売り物画像としては実際どんなシルエットかが分かり易い方が望ましく、この面では極力明るくして正面からってのは正解だわね。
因みにデジカメ(スマホその他の内蔵のほぼ全て含む)では普通自動調整で撮るのがデフォだから気付け難いが、暗いと画素数が減って粗くなるだけじゃ無く被写界深度だって浅くなんねん。

わ過去述なんで理屈はここではスルーするとして、リアルで現物を眺める時に偶然でも斜めからになるってのが無い。
リアルでも触れられる高額品の扱いには最新の注意は要求されるが、美術館で厳密に警備された絵画を極限られた場所からしか眺められない様な事はまず無いよね。

しかも一寸追及しちゃえば照明光の当り具合・光源の角度や方向等々で、影の濃さとかが随分違う印象になるっしょ。
っと言ってもキリも無いし状況次第じゃリアル接触困難or不可もあり得るからやたら拘っても仕方無いが、その代りもしかしたら見た印象より逝っちゃってるかもって覚悟っつうかマージンは取っといた方が良いと思う。

あと個体差の大きいのだと通用しないが、共通性の高い別の現物を別件で見といてそこから推察したりするのは悪くないよ。
例えば○○ブランドで使われてる塗料はモデル不問で共通とかだったら、□□色ってのは大体こんな感じなんだぁって。

このテーマからはかなり遠いし個人的なヲタネタでスマンが、一例として昔の京急電車のフロントガラスでそんなのがあったなぁ。
普通に撮られたのだと窓枠や縁が無いからか、車体と殆ど同一面でガラスが嵌め込まれてる様に見えた。

のが現物や写真でも特定角度からのクローズアップだと、全く予想と相容れない位かなり窓自体は凹んでるし隙間を埋めてるゴムの分厚い事ったら。
事後分析としてはゴムの反射が激少だから分かんなかったんだろうが、毎日乗ってた人とたまにの人ではかなり印象に差があったんじゃないかな。

<つづく>

2022年5月15日 (日)

音楽備忘録1004 中古楽器 体験的実情編➒

お次は一旦電気系統の方へ行くが、一応先にGuitar類以外のにも触れとこう。
アナログ(非バーチャル)な部分はどんなのでも劣化や摩耗が付き物で、その点では交換可能かどうかが最初のポイントになる。

もしヘタってるのが多い目だと費用も手間も面倒ではあるが、もっと深刻なのがデジタル(主にバーチャル部分)の劣化だとその復活はかなり困難なんだ。
これにはそのSW等も含まれるのが少なくなく、SW自体は純アナログ部品なのに軽く考えてるとエライ目に遭わされたりする。

理屈的には少しおかしな話しなのにそうなっちまうのは、SWが汎用規格品じゃ無い場合がかなり多いからなんだ。
アナログだと単体ON/OFF単機能以外のSWも必要な事があるが、デジタル回路では「繋ぐ・繋がない」でしかも瞬間的なONしか要らないのが主流。

そうなって来っとTVリモコンのボタンのみたく、基板に印刷したのへ導体をボタン裏に付けといてそれを押し付けるみたいな構造が可能になった。
んでその接点の規格が殆ど同じのばかりで良いとなると、夫々を一括で作っといて組み立てる方が色々メリットが多い。

んが惜しい事にその配列や数に汎用規格なんて事実上無きに等しいんで、その物ズバリの交換品が入手出来んと実際には交換修理が出来ねえのよ。
仮に大幅改造を覚悟しても元が個別固定が不要で空間余裕が無かったりするんで、コスパも含め無理に復活させるより生きてるのを探す方がマシになんねん。

本来なら交換容易な構造なのに何とも勿体無いが、広用途3Dプリンタでも持って無い限り部品の自作の可能性も無いからさ。
なのでまだ製造販売してるのだったらケチって部品売りの無いのでも、割高でもメーカに出せば何とかなるだろうけど。

そんな調子なんで個人的にデジタルのだと、PCみたいに規格化度が高く内部も分割交換の可能なのには手を出す。
が、固有度・一体度の高いので不安のあるヤツには尻込み一辺倒になってるよ。

それからしたら部品自体のビンテージにも拘ると何だけど、そうじゃ無かったらアナログ系や非デジタル楽器の電気系の不具合なんて可愛いもんですよ。
又一部概述で飽く迄私感だけど特に電気系のビンテージ部品では、ある特殊なニーズが無い限りは全くお勧め致し兼ねまする。

その特殊ったら「適度に劣化した状態」のが欲しいなんてので、但し長期間状態を維持するのは無理って覚悟付きで。
10年以内位だったら余程不適切な材料を使って無きゃそんなに変容はして無いが、50年とかになると流石に全く無事ってのは極少数派。

しかも残念な事に昔の程総体的には材料の「安定期間」が短いんで、買う時点では合格でも最短1年かそこらでガラッと変わっちまうなんて悲劇も。
なので決して他人の好みに介入はしませんが、極短期間しか使わないとか以外ではそんなのに手を出せば少なくとも得は出来ないんす。

この際だから更に追打ちを掛けとくと、昔のになる程そもそも規格の精度の問題ってのがあってさ。
最近のしか体験が無いと想像困難だろうが、大昔のってそもそも新製時から驚く程個体差があったん。

なので仮に○○さん本人に徹底的に迫りたいなら、本人の現物に触れて色々測定でもせんと幾らも当てにならんのどす。
つまり型番やスペックより音やその反応で近いのを探す方が賢く、大抵はその方が目標に近付けてるんすよ。

<つづく>

2022年4月25日 (月)

音楽備忘録984 中古楽器 体験的実情編➍

ここから徐々に内部へ侵入して行くが、これに際しPAや録音機器も含め外観のみ・触診・分解について記しとこう。
例え新品であっても万一木材の内部にスが入ってたりするのの見落としもあり得、物理的に厳密な追及は不可能なのだってある。

そりゃ中には買う方も作る・売る方も完璧を追及してるのだってあるが、楽器にとっての完璧って必ずしも工作物としての完全度とは一致してないんだ。
それ故例えどんな主義であったとしても音や使い勝手を差置いて、完璧さを求めるのはお止しになるのをお勧めしやす。

とは言え近年主流化した通販は手作り品にはデメリットの方が多く、現況では楽器屋から遠い人への真の福音には足りて無いのが現実だす。
強度構成部だって影響はあるけど何たって共鳴部の具合は、所謂「打音検査」若しくはそれに類する方法じゃないと中々確認出来まへん。

この部分で考慮されたいのが「組み上がってどうなるか」で、材の質自体は全て良好だからってそれだけで良く響いてくれるとは限らないからなんだ。
又機種や販量次第でこれの必然性に差があるもんで、大量生産タイプのの程厳密な出荷検査を経てる新品でも「実確認」が大切だ。

これってビジネス構造的に例えば100本作って不良が1なのと、10本中の1本では収益性が問題になる度合いが違うでしょ。
そりゃ中には稀に少量生産でも返品・交換に応じない様な黒い処もあるやもだが、もし月に1本位しか売れないので「全く売れなかった月」が生じるとえらいこっちゃろ。

さて通販しか難しい場合の秘策!?は敢えて後回しとして、取敢えず金属・樹脂・木の3大別毎で続けて行こう。
楽器や音響用途では金属系は主に強度部品として使われるので、裏側だけに入ったヒビ等以外は大体目視だけでも把握出来る。

但し著しい腐食(錆び)がある場合等はその深度が目視のみでは想像域以上は、木は表面以外の杢目(無塗装若しくは可視塗装限定)やス入りの有無と程度に関してと樹脂系では最重要な劣化度が画像や目視での判定が困難だ。
尤も体験的には過去物程製造・加工精度を高く出来なかったんで、業務用度の高いの程俺言い「不完全マージン」が多く取られている。

なので摩耗度以外はそんなに気にしなくて平気なのが多く、元からギリギリ強度になってた様な廉価品の場合は注意が必要だ。
只製造時期次第(主に1970年代後半)で安くても木部の質は良かったのが国産には結構あったから、金属部は端っから交換するつもりなら逆に出物に変身する。

ワンポイントメモとしてバランス的に体験に依ると1980年以前のは金属や電気部が、それ以降のは木部に弱点があると考えて良いと思う。
貧なので未実験な杜撰大王ではあるがそれ故ビンテージ趣味の無い人なら、昔の木部と近年の金属・電気部を組合わせると面白そうだ。

特に近似品複数所持が無問題とか必要な方の場合、これは専門知識レスでは最も効果的な「自前改造」の手段よ。
っつうか1980年位以前は金満達人ですら、録音用の珠玉の1本の為にそんな真似をしてる方が普通な位だったし。

では最後に木の内部を知る秘策で御座居ますが、残念乍ら完璧には程遠いけど「重量」ってのに結構表れてるのも事実でやんす。
但しⅡで同一品の平均重量も分かってないと効力を発揮せず、珍品・希少品には通用してくれまへん。

<つづく>

2022年4月11日 (月)

音楽備忘録970 中古楽器 体験的実情編➊

俺の場合は貧が原因でひたすら中古の歩みが続いているが、誰にでも新品が無理な事だってある。
潔癖症等の事情で手を出せない場合は仕方無いけど、だからって新品だけで比較検討するのは感心し兼ねまする。

って事って半ば専門化しちまった本件の色々を披露してこうと思うが、先ずは新品だけでその楽器を知ろうとするリスクから行かせて頂こう。
最初の例は半分私感ではあるが、楽器に使われてる木材の質だ。

海外大手量産品の場合では1980~90年位のに質の低下が顕著で、国産のも所謂コピーモデルでは体験的に近似だった。
国産と比べれば海外製の方が当たりハズレの巾はあるが、大量生産では平均値を下げざるを得なかったらしい。

のでその時期のの抜け道としてはエレキであれば、Fender・Gibsonの2大ブランドのは諦め俺言い「第3勢力」のがお勧めだ。
その第3ってのはブランド知名度はあっても販量の少な目ので、特に他所で欲しがる者が少ない材を選択してる様な処のだ。

木材供給自体の問題としてはもっと知りたきゃWikiれば良いが、近代での楽器用としてはマホガニーの供給難辺りが有名かな。
↑の2大さん地理的関係も手伝って南米産を主体としてたのが環境事情等で急に厳しくなり、予定外の産地変更での色々な対応が当時は間に合わせらんなかった。

今振り返れば天然素材には起きて至極当然の問題だったんだが、奴さん方それ迄は金と力で何でも解決出来てたから甘く見てただけだったんだけどさ。
それが同じ米でもリッケンとかみたいな小規模の処では端っからそんなビジネスして無かったんで(ってか無理だった)、今に至る迄見事な位変化が(飛躍的な進歩も含め○×△□)無いよ。

その頃無知俺はリッケンとかは希少性だけで中古でも高値安定なのかと思ってたけど、個体差以外での品質ムラが上記事情等から意外と無かったからだったんでせう。
近回別項で音の質の都合で2大メーカの中古をってのも、買える範囲で’70年代以前のに遭遇したからでね。

尤も概述の如く目的は部品・材料としてで、買ったらすぐに本番に投入出来る様なのとは程遠い状態だった。
その時点では単に予算の都合で妥協しただけだったんだが、半分は偶然の幸運だが「ボロを着てても心は錦」だったお陰で未だ現役真っただ中だ。

これとは逆の体験例もあって貧のお陰で買わずに済んだが、全体としては中々好状態の中古リッケンベースで迷った事があった。
唯一懸念を抱いたのがブリッジ駒の溝が偏って掘られてた点で、その頃はまだリッケンの部品が日本では一般流通して無かったのもあって断念した。

今になって精査してみるとブリッジユニット全体の取付位置ズレも否めず、どうにもならなくは無くてもトータルでは割高過ぎになった事だろう。
この様に誰だって第一印象の影響は大きいしその場で実力が分かる方が高評価にはなり易いが、色々手を尽くした最終的な姿を想像して選ぶのが重要なんじゃないかな。

それがどんな理由か知らんが巷にある「上手な選び方」なんてのに、何故かこの件だけは触れてるのが殆ど無い。
個人的黒思想としては皆が隠れた逸材を見逃してくれると助かるが、中古のイメージを必要以上に悪化させる点では考えものだ。

<つづく>

2022年4月 7日 (木)

音楽備忘録966 リアルとバーチャルの実用上の正確な比較④

前回実物楽器の他にデジタルバーチャル物まで登場させたが、夫々に対しての内容をもう少し掘り下げときまひょか。
成功失敗の両方の体験を交えながら、実際の顛末の雰囲気が少しでも感じて貰えると嬉しで。

先ず実物楽器の方では俺の場合は音のグレードが大問題になったんで、デザイン・タイプ・仕様よりもメーカを重視する結果になったんだ。
若い頃から比較的録音に携わる比率が高かったんで、個人の好みより誰でも許せる音みたいなのの方が必要で。

だから例えばFenderのは未だ中古Mustangしか持って無いが、元々の候補はStratoだったって具合でね。
Gibson系にしても同様にLes Paulがベストだったのに、未だ中古SGだけとか…。

たまたま好きな達人から上手な使い方を少し拝借出来たから助かったし、今では成行きでも自分のスタイル!?の一部にしちゃってっけどさ。
いざって時に超高級代替品より唯本家のであるだけの、その音の威力を何処かで痛感しちゃってたんだ。

こう書くと少頻度の有事に拘りが強いのかと誤解されそうだが、真に楽器の威力が必要になる時ってこっちの腕だけじゃ足りなくなったりした時なんだよね。
だから極端な話し妥協するなら僅かでも安い方が良いし、先々も気にするならプロ界で一定以上の評価と実績のあるのの2極思考でも構わんと思うんだ。

昔比だと今は世間の物価と楽器価格の差が縮まったからそんなでも無いかもだが、当時の一般庶民感覚だとプロでも無いのに本家本元のだなんて高価なのと共に釣合わないって思う方が普通でね。
処が後になってみると偽物なのにそこそこ値が張るってのが最も曲者で、全てが中途半端故却って処遇で困窮させられたんだ。

そこで杜撰大王式だから一般のとはかなり毛色が違うかもだが、先ずは自分がどれ位消耗させたり壊しそうかを先に想像してみるよろし。
それで価値を結構下げそうならなるべく安く、そうでないなら純粋な軽い趣味の人にこそ本物を手に入れるのをお勧めするだす。

比較的短期間で不要になる可能性が高い程、次のへ投入出来る予算が要る訳でしょ。(楽器と限らず!)
この件日本ではまだまだ幾らも浸透してないが、海外の一部ではだからこそリースって方法も選択肢として定番になってたりする。

実は日本でもプロ中のプロ程リース活用率は高いもんで、運搬・メンテ・保存から果ては盗難時の面倒からなるべく逃れたくてそうしてるみたいよ。
狭い範囲のスタイルつまり例えば弾き語り専門とかでたった1本のGuitarなら、常時肌身離さずなんてのも可能だけどさ。

それなりに数があると管理も運搬も全部自分だけでってのは無理になり、大勢が携わる程どうしたってセキュリティレベルは下がっちゃうっしょ。
加えてプロ中のプロなら録音時だけ自分で秘蔵のを持って来て、本拠地から遠いLiveではリースをなんて使い分けも自在ですからねえ。

なのでどれだけ状態を維持出来るのかを除けば、一般の認識って実は裏返っちゃってんだわさ。
特にこっちが親で子供に買い与えるなら、教育上(本物に触れさせる等)も含めて迂闊にまだ早いとか
贅沢だなんて思わない方が良いでっせ。

体験としてはコレその時は骨の髄迄堪えたけど、再度の要求が来難い点で長期ビジョンでは最安コースなんす。
楽器をファッション感覚で捉える人だって少なか無いだろうが、それでも服飾よりは流行サイクルが随分長閑なのは確かでして…。

<つづく>

2022年4月 1日 (金)

音楽備忘録960 真空管サウンドの実際➎

空気の振動である音を電気に変化する際、最も問題となるのが時間的な遅れ
もし振動したままの空気を一時的に保存出来たら補えるが…、って一体どう云う事で球と何の関係があるのでせう。

Micは振動板で空気振動を受けて発電する物だが、振動が来てから振動板が同調するには極僅かではあるが時間が掛かる。
この時周波数(震えの速さ細かさ)次第でタイムラグに差があり、低音程遅延が大きくなってしまう。

どうしてってそりゃ振動の巾が大きいから、すぐには追い付けないのよ。
それで生耳に聴こえたのとどんな差を生じるかっつうと、元は「低音の直後」だった高音がほぼ同時に変わっちまう処。

これって人耳の鼓膜にも当然起きちゃいるが、耳以外でも感じられる低音由来の振動ってサポートも一応ある。
何れにしても物理原理的に現時点では完全解消可能な有力手段も無いんで、なるべくなら電子回路にはこれの逆の性質であって欲しい。

それが石等の半導体素子では「高域程反応が高速」な性質なんで、弱点をより強調する方向に作用してまうんだ。
物理的にはこちらの方が素直な反応なんだけど、聴こえて来る音の感じは物の見事に変質させてしまう。

それと現行Micやスピーカの基本構造が開発された時期も考慮点で、球しか無かった当時のがそのまんまになってんのよ。
この点へ注目すると差し詰め現況一般オーディオって、F1にダンプ用のタイヤを履かせてる様なかなりミスマッチな側面があるさね。

それでも少しでも速く走りたきゃF1の方が良い筈だが、この組合せで効果があるのは最高速位。
重くても潰れない硬いゴムを軽いのに履かせりゃ、鉄の車輪並にグリップ力は格段に低下する。

要するに極一部の性能は向上しても、それ以外の全てを低下させちまうんだ。
又「石の速さ」の内容が意外と周知されてないのも問題で、球より高速化したのは主に高域だけでね。

一般的な電子回路分析では最速と最遅速の部分で比較されるが、それであれば確かに絶対値では石系が圧倒的に勝ってるがね。
それが活きるのはPCや電波等の高周波性能が重要な分野で、音と云う低周波領域では絶対値より「バランス」の方が大問題なんすよ。

リズムタイミングに執着したエレキBass演奏を実体験すると良く分かるんだが、やってみると殆どので石のAmpのの方が反応遅れが気になるんだ。
石でオーディオのみたいにリニアな性質にしとくと音がキツ過ぎて使い物にならないんで、意図的に緩和≒鈍らせてあってのぉ。

それが高域にだけ施せたら良かったんだけどこれも現状無理なんで、そのままで良い部分迄遅れちゃってて。
因みに世間的にはLSIよりIC・ICよりトランジスタ…と鈍足イメージな球だけど、音に使うと幾らも差は無いしあるのは高周波領域だけなのよ。

寧ろ上記の無理忖度や複雑化した回路方式のお陰で、全体的には音の初動は遅くなってるのが多い。
球の多くので如何にも速そうな「尖った音色」がしないのも大きそうで、実はオールインワンタイプのデジタルEffectorなんかホントはもっと遅くなってんだ。

<つづく>

2022年2月11日 (金)

音楽備忘録911 RockのスタンダードⅡ⓬

是迄の例示傾向からして今更云うのも何だが、敢えて「1960~1970年代物の勧め」と題してお送りしよう。
今やかなり昔だから趣味的に厳しい方も居られ様が、少なくとも研究対象としてはそれ以降のでは得られないメリットがあるんでやんす。

色んな別項で既に散発的には吠えてるが、それなりに整理して列挙してみるだす。
 1.楽器を含む機材の共通性が今比では異常に高い
 2.録音再生のシステムや装置の事情でその分奇抜なMixなんて出来なかった
 3.今程機械力に全面依存した加工なんて施せなかった

と大雑把に云やこんな処で、1.についてはカテゴリーにスピキンが加えてあるのがヒントであ~る。
2.は一例を示せば近年一部のRap等に法外なローエンドの入ってるのがあるが、アナログオンリー時代はそんなのマトモに記録すら出来なかった。

ので例え何とかして無理矢理捩じ込んどいても、製品化後に聴ける音は全く別物と言っても良い位にしかならんかった。
3.は例えば音程だけ修正するとか、正確且つ無劣化で自由に大量に切り貼りするなんてな夢物語だったんだから。

ではもうちっと掘ってくとして、昔だってドラムペダルが必ずスピキンだった訳じゃ無い。
けど使用上のタイプ的にはそんなのが主流且つ一択状態で、Drumsetにしてもカタログには○○用となってても実際はサイズと組合せが違うだけなんてので普通だったん。

つまりお題の頃の迄のは設定と使い方でしかジャンル特化が殆ど不可能だった訳で、Van Halen(’78メジャーデビュー)のですら魔改造と魔用はしたにしても前からあった物だけで賄ってたんだ。
この点で楽器の現行販売品には注意が必要で、楽で便利になったのは良いが依存し過ぎちゃホントは意味が無いんですわ。

普通のRockりたい人がMetal用の歪み系使や、どんなに弱くしか弾けんくても歪み不足に悩まされたりゃしない。
けどもしそれをEdward氏が使ったなら、きっと前例の無い超深歪みが得られるだろうから。

この「前例の無い」こそが昔じゃ絶対無理だった部分なんだから、メーカの思惑はどうあれ現代新機種の真の存在意義は使用者にとっちゃそんな部分だと思うんだよね。
とは言え例えばプロ野球選手だったら大昔は移動の負担が段違いにキツかったから、大谷翔平みたいな活躍の仕方は神様Babe Ruthでもあれ位で限界だっただろう。

けど昔より楽になった分スケジュールが多忙化してるとなると、方法を知ってて充分会得してたからって常に昔式って訳にゃ多分行かん。
しかしかかしほんだったら何故未だ自転車(非電動の)なる物が普通に存在してて使われてんのってなもんで、頻度や依存度には変化があっても条件次第でニーズが残ってっからっしょ。

してこれはチョイ私感度高目になるがどうも楽器等に余裕があり過ぎると、Rockには緊張感不足を生み易いみたいでねえ。
初期段階では前より歪んでるとかローもハイも出てるだけでも行けたけど、今みたいに一部を除いた音質が自由化しちまうとさ。

んでその除かれた部分は機械化が困難なのもあるにしても、手加減で可能でその方が楽だったりもするからで。
そんなのの秘訣の分かり易いのが、お題の年代の作品なんすよ。
但しこれを有効化するには一寸した条件もあって、同時期の同一若しくは近似機材に依った他ジャンルのも最低限は耳を通さなきゃなんない。

そん代わりこれを惜しまなきゃ違いがとても明白になるんで、井の中の蛙式で重箱の隅を延々突いてやっと僅かな情報なんてより遥かに高効率に事が進んでくれるんだ。
今でも日本以外では10代20代の若者が大昔の若者と大差無く古典に触れてるが、最新のしか演る気が無くてもその方が明解でもっと楽だからってのが大いに浸透すると良いんだけどねえ。

<つづく>

2022年2月 2日 (水)

音楽備忘録902 RockのスタンダードⅡ➓

今回は「正しい聴き方」だなんて身の程知らずなのを吠えちゃうが、音楽って実体のあるのみたいに寸法比較とかが出来ないからなのよ。
基本はそのアンサンブル内での比較に頼っらざるを得ないんで、実際と印象が真逆に近くなっちまう事すら珍しくないん。

ほんでその影響の最も大きそうなのがDrumを筆頭とする生楽器ので、今日はその一端をJeff Porcaroの真実なんて仮題でお送りしてみよう。
スポーツ界ではメガネのキャッチャーとかが誤解され易いが、それでも結果を数字で残せるから誤認識を改めて貰うチャンスは残されている。

Drummerで非力誤認の代表格ったら本邦じゃRingo Starrがダントツだが、彼の場合はほぼ常に周囲が猛者なので非生で比べるととても分り難い。
それからすりゃJeff Porcaroの場合には隠れたサンプルがあり、日本の決してパワフルでは無い連中と録った作品があるのはこの件では貴重かも知れない。

↑でメガネキャッチャー(1例としてのび太君こと古田敦也氏、失礼)としたのもPorcaroもそっち寄りだからで、主催の一部兄弟Band Totoの中では年寄りな方だったってのもある。
地域・時代性・本人の趣味の強力コラボでか後加工は僅少、セットのセッティングや叩き方も取り立ててローが強調されるとかパワフルに聴こえる様な真似も嫌い。

バチも並の太さで標準より短め軽め、Ian Paiceみたいな怒涛の超高速Single Strokeも演んない。
とどめは
SnareのOpen Rim Shot(Backbeat時に皮をぶつと同時にリムにもバチを当てる)が少ないと来りゃ、少なくとも門外漢にはパワーが認知されないのは半ば当然で仕方無かろう。

しかし本家のメンバーは洗練されてるしスマートぶってるが間違い無く強者が多く、そんな中でRim掛けなくて地味目な音色にしてるにも拘らず埋もれた試しが無いのに要注意だ。
と言ってもかなり洋楽を聴き込んでないと分り難そうなんで、昔でも日本人でPops(その当時は主にニューミュージックなんて無粋な呼び名)の女性とのだったらどうよって訳だ。

ってな事って本日の生贄は尾崎亜美姐の2曲で、Foggy Nightと純情ってのだ。
前者は時流を意識してか叩いてるのは別人(米国人)だがかなり模倣していて、後者のはPorcaro本人が叩いてる。

曲調としては前者は当時のPopsとしてはギリギリ可能なHard Rock、後者は元気一杯で明るいが思いっ切りキャッチ―。
トータルではどっちもちゃんと曲想通りの仕上がりで、だから前者だけを単独で聴いてると太鼓は非力とは無縁だ。

後者のだってパワー誇示要素は皆無だし、一聴凄く良いノリだが至って普通っぽい。
ノリは未だしもフレージングの秀逸さが本家ならではなんでつい惑わされるが、2曲続けて聴くとウププのプ。

俺流に言わせて貰うとパワーだけでも前者は請求額ピッタリなのが、後者のは釣りはいらねえ持ってけ泥棒ってな具合になんてたんだよ。
フレージングやノリにしても当初は単に偽物と本物の差だと思ってたが、どうも要求されたパワーに対する余裕の差の方が主因っぽい感じがするんだ。

良く言えば前者Drummerは一所懸命・後者は完全にエンジョイしてる風で、それでいて「太鼓の鳴り具合」に着聴するとどうにも後者の方がスカッと打ち抜けてんですよ。
Ringoの濡れタオルミュートのもそうなんだが、ああ云うのって実は余程パワーに余裕が無いとマトモにゃ使えん手法なんだ。

だが敢えてコッソリ地味目な録り方したりしてるもんだから、大勢が見事にまやか騙されちゃてんの。
当事者としては一寸した悪戯なんだろうが、陣営としては「真似され難い」のが好都合だったからかな?。

<つづく>

2022年2月 1日 (火)

音楽備忘録901 纏めて録るかバラして録るか?⑬

今回は前回と打って変わて合奏時特有の共鳴等音とは、いきなり真逆ではあるが最近の体験からの小話をさせてちょ。
記録された音の臨場感や場の空気の点では前回式が理想だが、我々の現状だとリアル合奏で低域を実際に鳴らすのが厳しい。

 1.場所が低域が響き過ぎる
 2.そこにローエンド迄拾えるMicが無い
 3.場所を変えると頻度が極端に低下する
ってな感じの日常なんで、特に作り乍ら録るとしたら↑の3.は大問題になってしまう。

他にも宅でのBass Amp録りが困難なのから例の球ポータブルPreampを急遽作って使ってるが、実際やってみると一緒に居て同時に演るとやはり色んな違いが自然と出たんだ。
今回のでは主に従兄側の心理面への影響が大きかったと感じてるが、相乗効果を弾き出すにはバラ録りはやはり不利だと感じたよ。

俺個人に限りゃ弾いたり録ったりする前に脳内アンサンブルがもう勝手に始まってっから、それ程には感じて無いんだけどさ。
それでも例えば「このBandだとそんな風にしかならない」なんて面はあって、要するに自分の中に無い物は出せない訳ですよ。

たまたまジャンルにも楽器にも無節操だから実害がハッキリ出たりゃせずに済んでるが、1つのジャンルの1つのタイプの曲だけを連続して作ろうとしたら多分この面のボロが露呈するんじゃないかな。
進化しない愚政もあって又まん防なんかが出ちゃったから暫くは難しくなっちゃったけど、とどのつまりは纏めてもバラしても両方が併存しててこそその価値もあるんじゃないかと痛感させられたんだ。

ほんでその時の音源が珍しく誰にでも試聴可能で、って従兄が無許可・未通知で勝手に上げちゃったんだよなぁ。
最低限の親切でスマンが一応以下にURLだけでも貼っとくから、もし耳が退屈だったらだうぞ。

https://soundcloud.com/studiolitedrum/bassdrums-recording-test-220119

どうも従兄が久々にハイになり過ぎて勇み足したみたいだが、最も高級に言って「作曲メモ」・その時の認識ではマルチ録音弐号機のテストなだけだったんだけどねえ。
けど仮に世界にたった1人だけだったとしても、従兄にとってはそんな行動に駆られるだけの何かがあったのは確かなんでせう。

こっちとしてはまだまだ全然だが、相互刺激から生まれる何かについては即応性がとても重い。
その場の気紛れな思い付きには演奏自体も含めていい加減で出鱈目なのが多いけれど、それ位縛りが無いからこそ今迄は出なかった出せなかった様なのがひょっこり顔を出すもんなのよ。

もし観客の眼前でそんな完成度だったら宜しく無いが、あんまり無理があったり駄目な処は後で直しゃ良いんだから。
実際近年ずっと個人的に感じてたのが曲の一面での質で、本来はBand・実状はデュオなのにソロ作品っぽいのが多くなっちゃってね。

従兄がもっと非リアルタイムの共作に慣れて来たらどうか分からんが、録る以上に「作る時の影響」は無い人の方が少ないと思うんよ。
俺自身は何時も1パートだけで録り終れる事が滅多に無いんで、普段は幾らも気にしてないし気になって無いんだけどね。

ほんでも意表を突いて何か仕掛けて来られるとつい反撃したくなるのなんかは、リアルの方が高頻度になってるみたいだ。
グループ内で作曲可能者が独りしか居ないなら兎も角、比率が低くても複数居る場合はこれってかなり気にした方が良いんじゃないかな。

もしかしたら近年本邦の曲の劣化って、これの影響が主犯かも知れないと思うんだ。
個性・独自性の創出に限ると迷惑で困る事とかあったりしても、「無駄なメンバー」って居ないもんなんじゃないのかな。

<つづく>

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