音楽備忘録2344 本物楽器の本当の音聴いた事ある?➌
個人の趣味・志向なら残響込みで設計された楽器のデッドなサウンドが好きでも一向に構わないけど、それが基準音色と勘違いしたら終わりの無い悲劇の始まり。
のを少し遠回りになるが杜撰大王が偶然気付いた、Drum Setでのプチ顛末をば。
例に依って一部過去重複しちまうが、高遮音ヘッドホンを入手して太鼓の練習に勤しんでた時の事。
21世紀以降のTAMAやGretschに比べたら、宅のLudwig 3plyはローエンドはずっと伸びてない印象を持っていた。
にも拘らず高遮音ヘを被ったら、予想外に随分と低音が下迄伸びてるやないかいな。
しかも解せなかったのが宅従来の録音方法ではやっぱりそんな音は拾えて無くて、一体どういう絡繰りになっとんのっと?。
それ以前からの知識では一口に「高遮音性」っても、たかがヘッドホン如きの大きさじゃ低周波遮断性能は大した事無いって事。
これは実際宅の防音設計をした時にも最難関だったが、木造家屋では単純に遮音材・層を幾ら奢っても先ず足りない。
最終的には木造建築物の一内部にコンクリの箱を内蔵させる手で切抜けたが、近似な真似がヘッドホンじゃ不可能だかんね。
上記裏技が適用不能で生ピの低音等を遮る手として、一般化してる鉛シートってのがある。
金属板だから隙間がとっても少ないのもあるが、それより単位面積辺りの重さが「重い」のが低音には有効成分なん。
のわ周波数がどんどん下がってくと、終いには音としてより振動として認知されるっしょ。(2秒間に1回づつ床か何かをドスっとやれば理論上は0.5Hzの超低音)
それこそ習字で半紙の位置ズレを文鎮で抑えるのと、基本原理自体は似た様なもんだ。
異なるのは習字の場合筆の摩擦力で半紙に移動力が働くが、超低音になる程ハコ(部屋)諸共揺さぶる力が働くんよ。
戻ってそんな事情から元々低音の遮断量が中高域より劣るのは想定済みだったが、生耳聴きや録音と比べると俄然ローエンドも出てるやないかい。
そこからMic種・位置共に試行錯誤を続け乍ら思ったのが、豊富な中高域の派手さにマスクされて出てるのに気付けなかったんじゃないかと。
現況バスドラの外部調査は途中だが、少なくとも内部ではローエンドの豊富な位置が発見出来た。
現用セットは残響豊富な場所へ持込めてないから今一心もとねえが、一般印象よりローエンドも創出してるのは確かだ。
只上記のせいで何処から出て何処で反響してるかが未解明なだけで、又そこ迄出てないと思ってたからMic選択も位置と共に最適じゃ無かった様だ。
この問題は設計想定通りの場所で鳴らして聴けば発生せぬ筈で、その意味ではこっちの使い方に瑕疵があったとも看做せる。
何れにしても演奏場所の広さと残響に過不足があれば音色も影響を受けてて、無配慮のままでは少し異質に聴こえちまうもんらしい。
因みに前出バスドラ「内部調査」の結果では、通常の設置方法で底部に近い位置にMicを設置すればローエンドが十二分に拾えるのが判明。
っと折角分かったもののその直前に所謂バスドラ専用Micを導入してた為、通常用途では寧ろローエンド過多になってもうた。(一般的な設置位置で所望音色に近付ける為、意図的に低域を大きく拾える様にしてある)
暫くは低音ヲタだから浸って歓喜してたもののやはり楽曲に対しミスマッチが多発するんで、今は指向軸だけは打点へ向く様に変えちまった。
=つづく=



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