録音

2022年1月19日 (水)

音楽備忘録888 録音でのプロとアマの違い⑨

既に色々記した後でとは正に杜撰だが、プロとアマの最大差は手早さなのを思い出したので○×△□…。
世間的印象では「このアルバムには3年も掛りました」なんて方が印象深いが、単に弾く・録る・混ぜる等にそんなに時間を掛けたりゃ先ずしてねんだ。

って今一承服し兼ねるとしたら少なくとも必要とあらば、幾らの準備も無く何時でも手早く水準に達したのを提供出来るって言うべきかな。
以前にごく普通の生活をし乍ら全く普通じゃない音を継続的に出せるとも記したと思うんだけど、↑が会得出来てないと安定した活動なんて続けられないんだす。

その最大要因はやはり期限でして、ビジネスとして自分達以外の人のお世話にもなる以上は決め事はどうしたって必要なので御座居ます。
ベテランの大御所ともなりゃ傍目には全く自由に振舞える様に見えたりするが、会社の稼ぎ頭になると社員の給料を確実に捻り出さなきゃなんないす。

すると新作を出せないならその分Liveを演るとか、各種イベントその他へその分沢山参加するとかしなきゃなんないす。
そりゃ契約内容次第では「出来たら持ってくだけ」なんてのも皆無じゃ無いが、それが可能なのは他に充分な資金源なり別事業をやれてたらの話し。

それ以前に既に大御所になられてるなら兎も角歴だけ長くたって俺みたいな末端君では、仕事単価がひもじいんでそんな呑気にやるのは全くの無理ゲーでごわす。
或は歴が浅いとやはり実績の蓄積量に乏しいんで、発注側は万一駄目だった際のマージンを多目に確保しときたい。

これ等事情から理想はクウォリティの高さ一点なんだけど、現実的には期限尊守とか急に頼んでも待たされずにこなしてくれるって方が優先になってんだわ。
若い頃は「大きな間違いさえ無きゃどうでもいいからサッサと終わらせて」なんてのには、強烈な抵抗感と尊厳の侵害を覚えたもんだがね。

今 時を経て冷静に分析するとそんな言い草は不適切だが、1つ演るのに時間が掛かればその分演り直す時間が減ったり出来なくなったりするんだよね。
どんなにポテンシャルがあったって完成に漕ぎ付けられんと、その一端を世間に知って貰うのすら出来ない。

なので上手く行けばベストってより、下手してもベターが先に必要になっちゃうんだ。
だからってベターだけで満足しちゃったら伸びしろがあってもそれを刈っちゃうから不味いけど、プロになれるのと上手なプロになるのは一寸別って事なんすよ。

又人間が日常的にやってくとなると体調やバイオリズムに波があるのが普通なんで、言うなれば「氷山の一角だけで飯が食える」状態の構築が必要と。
この件で私的には注意すべきと思うのは、ミスっても平気なLive時と正規録音で差があり過ぎたら美味しくないって処かな。

俺知りでこれを正攻法で最も上手くやってのけたのがBeatlesで、性悪政府に騙され切って修正しまくる何処ぞの国の今とは正反対でごわす。
曲を聴かせるのに無問題だったら敢えて直せるのをそのままにしといた体で、仕事をよりやり易くする為に余計なハードルを上げない為の作戦だったとも言えるんじゃないかな。

一方で当時対極にあったのがThe Monkees、ファンのキッズ達にはバレない程度にアテ振り(但し楽器のみ)。
だが今の口パクラーとは別物で元はTV番組の役者としてだけの登用にも拘らず、半分は歌手等のタレント残り半分はミュージシャンとして既にプロデビュー済みの人達だった。

今みたいなバーチャル加工が不可な当時としてはそれだって立派な紛い物!?ではあったが、歌は丸々本物だし一寸だけ弾いて見せる位は朝飯前だった訳だ。
素人に対してはハイパー加工があるとどんな偽物でも構わんかもだが、業界内→舞台裏の時点では今だって「加工前」しか無いんだからやっぱりマージンが要るのはホントは変わって無い筈なんだけど…。

<つづく>

2022年1月17日 (月)

音楽備忘録886 纏めて録るかバラして録るか?⑩

何時迄続くか分からんコロナ禍では一発録り(纏めて録る)のはより困難化してるが、分割するにも色々と条件ってのがあるんで一部概述だが今回からこれに特化してこう。
比較的簡単に気付けるのは休み部分の多いのとか、途中から登場するパートを後回しにするのだが…。

私的にには丁度今直面してるのもあって、それ以外で気になるのがバランスの問題なんだ。
技術面だけなら後加工でも補えはするが、表現やらニュアンスやらも含めると演奏以外の他力本願にはかなりリスクがあるのよ。

それ何ってアンサンブルバランスのハーモニーや、曲のコード感の維持についてなんす。
その中で複数入ってて構わん物ならどうって事ぁ無いんだが、基本的には継続して同じのを入れとかないと変になるBassの扱いがさ。

過去’70年代の米作品のMixでは堂々とFaderでバランス変えちゃってるのがあって、例えば歌バックでは控えといたのを楽器Solo部ではガクンと大きくしちゃってたとかだ。
そうして録られた作品をLiveる際にもFader弄ってたかは様々だった様だが、BassだってSolo部とかLeadを取ってる部分でだけならまだ良かったんだけどね。

家で聴く分には兎も角、それをカーステで掛けると結構困らされたりするんだわ。
燃焼機関(エンジン)やロードノイズ(主にタイヤと道路の接触音)って低域が主体なんで、正規のオーディオ理念には反するが「聴こえる処迄音楽側の低域を増し盛り」しとかないと淋しくなるじゃない?。

これの面倒なのが大抵はずっと一定速で同一路面状況が続いてなんかくれんので、辛うじて聴き取れる⇔うるささや過多に耐えられるのの間を取る事となるす。
それには途中で急変されては迷惑ってもんで、録りや混ぜに関わらず再生装置・環境差に対しての究極の課題ではあるんだけども。

って随分お客さん忖度かったらそれも無か無いが、提供する側として↑の小さいサイドは最悪聴こえなくなっても構わんって覚悟をしとかなきゃなんないでしょ。
それもBassがお留守になっても和声に悪影響が無きゃの話しなんで、Rock系みたいにお留守厳禁の編曲のだとそれじゃあ不味いやね。

勿論編曲から予測して加減して弾いてはいるんだが、特にバスドラが大きく鳴る箇所で埋没するケースが後を絶たない。
って太鼓から先に録りゃ良いんだが、現況では従兄の意向でそう出来なくて。

尤もDrumファーストでも太鼓の広大なダイナミックレンジに、電楽器如きでは対応し切れない事もままあるがね。
Baasistとして努力の報われに欠損が出るのも惜しいが、それより問題になるのが和声の崩壊なのよ。

これに対する安全策はBassを大き目のMixにするのが一番だが、太鼓大き目バランスにしたいとなるとこの効力は弱体化しちまう。
故に不完全であろうと録るに際し予測精度を深めようとするんだが、リアル合奏体験抜きだとより厳しくなる。

とは言え無対策で只弾き易さにかまけててはもっと酷い事になるんで、無駄骨になるかもを覚悟してでも「曲としてのダイナミクス」は大いに意識しとかんとね。
これ確かに後加工で細工出来る様にはなったけど、「強い大きい箇所の方がヤワな音色」なんてなっちまうとやっぱ変だもん。

更に駄目押し付記しときゃ音色次第で認知度に差も出るんで、弱く弾いたのを基本的にレベルだけでバーチャルフォルテ化するには大巾な増し盛りが必要になる。
んでそんな真似すると今度は他パートを隠蔽する可能性が出て来たりするから、最低でも「弱くは弾いて無い音色」になってないとこの手は困難だ。

リアルアンサンブルで演り慣れてる曲だったら無意識でも自然とバランスさせられたりもすっけど、ホントの新曲だと非コロナ禍で頻繁に合奏出来ててもそこ迄には到達出来て無いケースも少なくないんでね。
この面からBassistは、最低でも「Band内のプチ編曲家」であるべきなのが要求されてるって寸法あるよ。

<つづく>

2022年1月15日 (土)

音楽備忘録884 録音でのプロとアマの違い⑧

オッサンしつこく球球言いはるけど明瞭度一択にそんなの要らへんなアナタ、結構そうでも無いから執拗に吠えてるのに気付いとくんなはれ。
これ確かにパート別単独で聴けばそう感じても仕方無いんだけど、アンサンブル全体で聴くと俺言い「忖度戦法」には絶大な副作用があるんでおま。

俺忌避「現代本邦劣化J-POP」で不毛の音圧競争に陥ったのにも大いに絡んでて、↑の忖度戦法は他の犠牲の上にしか成り立たない明瞭度だからなんス。
古い録音の程コピーとかの為に聴き取りするのには難儀させられがちだが、実は近年本邦のでも案外よく分からない箇所ってあったりするぞ。

ではこの件の分析を進めてくがそうなるのが昔のは主に記録洩れで、例えば非BrightなBassのローエンドがあまりにも生より拾えなかった等に起因してるのが多い。
コレ明瞭度の基準が現代と異なるのも要注意で、かつてはどのパートにも所謂「エッジ」が求められたりなんてして無かったんだ。(そもそも充分に記録・再生するのが不可能だった)

音響関係全般が未発達だとなりゃどの段階どの方法でも、先ず瞬間的な音はそのままは扱えない。
それが録音に限らず生演奏ではもっと顕著になってた訳だから、もしかしたら60年以上前の世界へタイムスリップしたら皆から「音のエッジって何?」って不思議がられるかも知れんよ。

特に生楽器では無響室で至近で耳にする以外、現代的な録音物でのエッジ音に近いのを聴くのすら不可能だから。
つまり極論しちまうと「現代的エッジ音」ってな一種の捏造物とも看做せ、今だってそれ用の少し特殊な手段を使わなければ実在しない存在なんすよ。

そりゃ「浮気は文化だ」みたいな観点に立ちゃ盛り文化の1つではあるんだが、デジタル合成等抜きだとアニメ化は可能でも実写化は無理な映像世界みたいなもんなんよ。
さてではこの時点で敢えて盛り文化発祥の謎!?へ迫ってみると、結局はリアルにだけあってバーチャルでは得られない弱点の補填なんだわ。

んわ兎も角ではエッジ以外に分別要素が無いのかったら全然で、寧ろエッジが提供出来る要素って殆ど発音タイミングだけなんだよねぇ。
共通最大の分別要素ったら何たって音域に敵う物は無く、しかし近接してたり被ってると効果が薄れたりするけどね。

キリが無くなるから本題へ戻すが、そんなだからBassだったら必然的に先ず低域の状態をコントロールしようと思う人が主流になんねん。
これへ人間味溢れるエゴ!?も追加してやりゃ、何しろBassでは低域に最も敵が少ないしね。

現実的には周囲音質の変化からも高域は無視出来難いが、優先順位は不変のままと感じている。
私感としては顔立ちみたいなのはエッジ音の方が貢献してくれるが、「居るか居ないか」では低域に支配されている。

「エレキBassはどれだ?」と探せばエッジ音が無いと見付けにくいが、「ルート音は何?」って聴き方をすると少なくとも「低域の予想が付く」音が入って無いと分からなくなる。
差し詰め個人の特定とアンサンブルとしての配役のどっちを優先するかみたいなもんで、最近のは誰が何を奏でてるかに拘り過ぎてるのかも知れない。

Cymbal等の元から高域主体系のと比べると、所詮Bassなんて音色的には目立ち難い存在なんだ。
だから個性も単体音色より先に内容に求めるのが相応しいし、その方が効果的なんすよ。

強いて他の解決策を挙げとくとすれば、他パートの低音過多を駆逐する事かな。
単体聴きするとローもハイも忌憚なくワイドレンジな方が美麗だが、実際にアンサンブルになるとその全部なんて聴こえなくなってんだ。

流石に私的には’70~’80年代のLAサウンドみたいに低域を必要最低限迄絞る気にはなれないけど、高域だってそうだが楽器が一定数を超えると全員常時主役ってのは無理がある。
こんなの他力本願みたいで情けなっぽいが、アンサンブル全体のバランスの為には元々必要且つ重要な視点なんすよ。

<つづく>

2022年1月12日 (水)

音楽備忘録881 纏めて録るかバラして録るか?⑨

さて今回のは若干本項⑦の蒸し返しっぽくなっちまうが、グループ(若しくは録音時の人数)と必要パート数の問題についてだ。
少ない目なら補填に多い目ならお休みの宣告に苦慮させられたり、中々常にジャストフィットとは行かないもんだ。

俺は小編成の特に最小のトリオ体験が多かったからかはたまたコロナ禍のせいか、或は加齢でか分からんが最近は大編成に対する羨望が強まったりもしてる。
だがコロナ禍じゃ無くても資金も含めた運営が難関で、その中から私的気付きの幾つかを提示させて頂こう。

1.作編曲者が全員か否か
実際の負担割合は変動があって然りにしても、全員で作ってたなら単に演奏だけお休みって事で済む。
或は真逆に1人の天才を他の皆で支えようって趣旨なら、幾らも弾かなくて均等割りの経費を払う事となっても抵抗は無いかも知れない。

だが一定以上の人数でチームを組むと必然的に分担が細分化するんで、文句の出難い状態を維持し易いのは下世話だが結局は財力に帰結したりもしてしまう。
上記後者のも考え次第では才能を一種の財産とも看做せる訳で、打算的に過ぎるかもだが人の心の欲に自然に対応させるには必要な際も少なくないと思うんだ。

自称貧キングが突然妙なのを言い出してる様に思われるかもだが、急遽の出費が非対応だと先に考えとくしか解決策が無かったんよ。
この件本質は気持ちの問題であってお金じゃない筈だが、少なくとも資本主義社会では何を実行するにも先ずは「先立つもの」だし。

気持ち重視であればこそ飽く迄個人の見解やが、せめて金銭面での不平等感位は退治しときたいと思うんだ。
曲の出来栄えを最優先にすると出来た曲次第でパートや編成の人数の方は、弄れないし弄るべきじゃなくて融通が利かせらんないんだから。

2.本邦Rock系では編曲に対する認識が希薄
これは手前味噌でずっと虐げられて来た!?からちょいとナーバスにもなるが、演奏力と編曲力を分離して捉える力に劣った輩のなんと多い事か…。
小編成且つ低力量の内は演れる手段に乏しいんで気付け難くても仕方無い側面もあるが、カバーをする際にはとてつもなく大きな影響が露呈する。

近年本邦では不適切な著作権の事情もあって他人の曲を演るのが激減してるが、編曲を学んだりその力量を上げるには由々しき問題と考えている。
それ以前から概知の曲だと編曲や演奏のボロが露呈するのを嫌った面もあったかも知れんが、カバーから逃げ捲った処で「バレるタイミングを一寸遅らせる」効果しかおまへんでぇ。

悪い意味で自作曲に拘り過ぎてる方に是非お伝えしときたいのが、こんな一種の過剰保身って却ってブーメランになったりもする処でゲス。
実は曲はそこそこの出来なのに、劣編曲のせいで低評価されてたら勿体無いしね。

まあ曲自体への興味が強いとどうしたってそれ以外の部分のは薄くなるもんだけど、作曲・編曲・演奏と場合に依っちゃその録りってのは全部表裏一体でセットになってる物ですんでね。
不特定多数に対して最も有効なのは一点豪華主義では無く、各要素のレベルバランスの良い物の方だ。

上記2点の解決策の1つとして、不要人員の追放にバラ録りもある訳だ。
只弱点としては活動初期のLive時に苦労させられる処や、リアルのアンサンブル経験値が殆ど稼げなかったりする。

しかし又々私的ではあるがそもそもたった1つので、各スキルアップを賄おうってのも虫の良過ぎる話しなのよね。
上述の如く作品尊守にはバランス優先になるが、どれか1つだけを追及するにはそこのレベルは高い程良いやんか。

それからすっと録るののバラのみならず各分野のレベルアップの取り組みにも、ある程度バラして考えるのがどうせ要るんじゃないのかな。
大体に於いてどの世界でも兼業で失敗とか弱点が露呈するのって、本業じゃないんだからこの程度で良いやなんてするからだろうから。

<つづく>

2022年1月11日 (火)

音楽備忘録880 録音でのプロとアマの違い⑦

では研究価値のありそうなのをこれから提示してくが、今回は機材のセレクトをテーマとしよう。
何時まで経っても平民に手の届かないのも残っちゃ居るが、体験的にはやはり時代が下る程そんなのが減り続けてるのは確かだよ。

目的次第で様々ではあるし俺の趣味性も皆無じゃないが、先ずは真空管機器にもっと興味を持って頂きたいのでありんす。
貧なのでアイデアが浮かんでもどれもを即試出来ないのは苦しいが、例えばエレキGuitar内蔵のBooster兼用BufferをNutube化してみたいなんて野望もあったりする。

球ってどんなタイプのにせよ基本的に振動耐性に乏しく大飯喰らいだが、その中ではNutubeがもっともマシなんでね。
音的耐振動性の不利はPickupやエンクロージャの上へ直設置したAmp Headだって中々のもんだから、何とか同じ様に処理出来たらなぁなんてさ。

とは言え最大限に上手く行ってLiveでも使用可能となりゃそれ位で限界で、雑音源の少ない環境下だったら内蔵する程近付けられなくったってへっちゃらなのだ。
そうなると俄然選択肢が拡張し先ず増幅素子(ここでは真空管)本体の価格からして、
上記君だと¥5,500なのが最安¥1,000位からと⅕に低下する。

尚且つ↑は発端に過ぎないんで使用条件の厳しさが緩和するとかなり影響が大きく、Live使用を前提としなければ今だって誰にでも手が届く範囲の代物なんだ。
とは言え最新半導体機器の方が便利で用途も広いのに何故こんなに推すのかったら、録音物の方がLiveパフォーマンスより長く「そのままの状態」で残るからなんよ。

この先は実体験が無いと少々納得し辛さそうだが、例えば’70年代のLiveだったら当時として平均以上の音質だったら特に問題にはされない。
ってのは実はそうじゃ無かったとしても当時の録音機器のとか、PAの低性能のせいでそんな風に聴こえたのかもなんて逃げ道がLive記録にだったらあるからだ。

その反対にStudio録音では未だにBeatlesが使ってた、NeumannのMicが最高峰の座に君臨してたりする。
別分野で近似例を挙げるなら「時間外の外食の水準」だとコンビニやファミレス等のチェーン店普及前は、昼間なら町一番の不味いラーメン屋でも深夜には酷く有難く感じられたとかね。

或は電子レンジ普及前だと家庭の夕食時間に遅れて帰宅したら、冷や飯にしかありつけなくても全く普通だったとか。
要するに色んなのの進歩・進化がハイエンドでは無くローエンドの方が絶大なんで、Studio録音だと今から数年間なら大丈夫な音質・音色なんて妥協をしちまうと先々ロクでも無い目に遭う事必定なんす。

更に現代だと好み一切不問で誰にでも関わって来るのがデジタル音質の弱点で、極一部金満君若しくは大幸運君以外には業務用アナログ録音機を使えるチャンスなんておまへん。
のでデジタルの弱点補填に使えるのが、廉価版球機器位しか無いってのがこの件の真相なんでありんす。

何を隠そうアタシャ貧だからこそ当初はバーチャルシミュレーションにはかなり期待してたんだが、リアルの球の音を知ってる身からするとどっちでもいい部分は大巾な改善が見られたものの肝心な部分が全然でしてね。
特にFairchild 670についてはあっしの身分じゃモノホンは絶対無理なんで祈らんばかりの気持ちだったんだけど、俺言い「トランス柔軟剤」の部分がからっきしでねぇ。

ついでだからこれの次善策も披露しときゃトランスの代用になるのは、コンプリミッタ限定なら増幅素子よりアナログフォトカプラの威力の方が大きかっただす。
ったって掛けたくない分はそれじゃ困るんでどうにかしてトランス自体を探してみたっけ、絶滅こそして無かったが高価過ぎてお話しにならんかったとです。

けどこれにも裏技紛いのがあって楽器用真空管Ampに「入ってるの」だと大して割高で無く、Ampごと買わにゃならんがバラ買いするよりかなりリーズナブルなんす。
Mic Preの方では残念乍らトランスレスが多いんでこの手は無効化しちゃうけど、それに対しては球コンデンサが昔より普及版が売られる様になったし随分増えたんでそっちでとか。

<つづく>

2022年1月 9日 (日)

音楽備忘録878 ケーブルの話し①

ケーブルについては以前から極チラホラとは触れてたが、この機に少し纏めて記しとこう。
一般的には1に伝送性能2に純粋な耐久性が語られてるが、ここでは敢えてそれ以外のを中心にお贈りしよう。

実用上は用途次第で最重要ポイントは結構変動するもんで、↑の一般論には実使用状況の加味が以前から不足がちと感じてたんだ。
では規格や性能が最重要なのから始めるが、やはり電灯線電力供給や球などの高圧の場合は耐圧や電流容量が何より肝心だ。

近年だと例えば医療用グレード等のが持て囃されてるが、否定こそせぬがコレ真価を発揮させるにはGrand(アース)が独立した3極接続が必要なんだ。
しかも見えてる所だけがなってるんじゃ全然役不足で、Grandラインの末端はホントに地面に埋めてあるアースなのが望ましい。

なのでそれ以外の設備環境下では耐圧と耐電流容量に余裕を持たせる方が有力で、踏まれたりし易い場所ではそれ等への耐性に余裕のある方が実効性が高くなるんだ。
但し余裕があればどんなオーバースペックでも良いかっつうと確かに電気的だけならそれでOKだが、丈夫過ぎるケーブルがもたらす災厄もバカにならんのです。

電線は太くなる程普通は曲げ難くなるんで、狭い所で鋭角に曲げたい際は太過ぎると却って線にストレスを掛ける事になる。
高ストレス状態になると抵抗値が増加して通常使用時より発熱し易くなるし、屈曲部の内側と外側のR(曲率半径)差が大きくなるんで材自体の劣化も促進するんだす。

それに加えケーブル引っ張られ事故時に、最悪は機器本体が凄い勢いで飛んでったりもし兼ねないから危ないよ。
普通なら切れると困るし危険だけど他との優先度の問題で、どうあっても全く切れない抜けないのが常に良い訳じゃ御座んせんのどす。

比較的近年の体験実例で電源ケーブルでは無かったが、恐らく丈夫過ぎるケーブルのせいで破壊されたエレキのJackプレートの修理ってのがあったんだ。
物はGibson Les PaulのでJackプレートとかのネジ穴がバカになったのなら過去に幾らでもあったけど、木部から割れ欠けしてたのはかなり長く携わって来て全くのお初だっただす。

この手のは誰かにシールド踏まれてるor引っ掛ってる→気付かず動いて等で発症するが、その際ネジ穴と同時にプラグも折れ曲がったりするのが普通ね。(いみじくもついこないだやっちまった😢)
それが主さんは非常識な程の極太線+屈強Plugのシールドを繋いでたらしく、どうやら力の掛かった向きが不運でボディ破壊に至ったらしいんだ。

ほぼ無傷だったシールド!!の価格も¥数万だそうだが、本体が限定生産のだったからそっちの破壊の方が経済的にも大打撃。
大事な本番で抜けたり切れたりでのパフォーマンス中断は敵わんが、ケーブルだけで済む様にしてあればスペア交換で即復帰出来る。

だがこの様な破損はその場で必要なだけの応急措置を講じるのは困難なんで、要は乗り物の「クラッシャブルゾーン」の様な思想が必要って事なんす。
近年はこんなのも含めて制定したのか新規製品では、機器本体側にもPC電源ユニットに付いてるのと同じソケットのあるのが定番になってるよね。

収納時や搬送時のケーブル破損防止と、より本体を尊守するには適した方式だ。
けれど接触不良を起こす可能性のある個所を増やしてしまってはいるので、中々全部が都合良くとは行ってくれない。

がハンダや電気の専門スキル不要で、同一汎用規格のケーブルの予備さえ持っとけば交換するだけで多くのトラブルを一気に解消出来るだす。
今回の電力系では性能不足は即事故に繋がるからご法度だけど、つつがなく実用に供せなくてはどんな高性能も無効化しますん。

<つづく>

2022年1月 5日 (水)

音楽備忘録874 Mic関係の色んな思い込み!?⓫

今日から暫く人の口とMicとの距離に言及するが、角度も含めこれ次第でもかなり音は変るもんだ。
けど背景音より声が小さ目だと、音色以前の問題となってしまうのが一寸悩ましいかも知れない。

と云う事で先に必要音の充分な収音の方から行っとくと、目的以外の音の混入軽減には極限迄近付けるのが最も有効だし必須だ。
狭隘な環境だったり弾き語り等の都合で他音源から充分な距離が取れない場合も少なくないんで、兎に角聴こえる様にするには他に方法は無い。

それには貼り付いても吹かれない(厳密には影響が少ない)Micが要り、それもあってShure SM58が未だ絶対的な主役の座に君臨している。
だが少なくとも本邦で意外と知られていないのがここではお馴染み設計想定距離で、実は開発当時の状況等から後発のAUDIXとかのより遠目になってるんだ。

なので結果オーライになってる人は構わんだろうが設計より近付けて使ってると、近接効果が発動して現実より低音が増えたりしてる公算が高いのだ。
この件で個人的に近年とても気になるのが、汎用性と耐久性優先で語りに迄安易に58タイプが使われてる件。

近年本邦では語りと歌唱の発声・発音・口の開き方等残念乍らあべこべや出鱈目になってるのが少なくないが、そうなってると更に余計にMicで低音が強調され易い。
これ平成以降に生まれた方には分からなさそうだが、On Micになったり先ず絶叫なんてされない場面なら元々は58タイプなんて使ってなかったんだ。

昔のだと業務用Mixer卓でもフィルタやEQが付いて無いのも多かったのもだが、処理を失念しても不具合が出ないのは語りならそれ用のMicなのは今だって変わりない。
ポピュラー音楽系ではそこ迄顕著には出ないものの、内気なウィスパーボイスのアイドルに迄ゴツくて重めの58をあてがうなんてどうも無粋でいけねえや。

ってもどうせ年寄りの時代遅れの遠吠えとして処理されるんだろうが、そんな現象が起きてるのだけは知ってて損はおまへん。
手前味噌例だと俺は決してブライトな声では無いんでもし子音の聴き取りが今一だったら、環境的に許されるなら最近は敢えて少し離れる様にしたりしてるよ。

或は声の細さで苦労してる人でもし貼り付いては居ないなら、近付ける事で少しは太さを補えたりもする。
尤も体験的には大体↑は逆になってるケースが多かって、距離や角度を研究するよりMicの機種変に走る方が多いみたいなんだけどね。

Micは勿論方式や機種でもかなり色々違いはあって、現代ではスピーカ等を凌いで最も個性がハッキリしてる物になってるかも知れない。
だがそれ以上に一寸した距離や角度の違いで激変するのの方が強烈で、けど殆どのでその変化の少ない範囲と広い範囲の両方が共存してるのが少々面倒なんだ。

但し傾向が無いでもなく設計想定ドンピシャで使ってると変化僅少、そうじゃ無い時に変化が出易いのが多いのは確か。
コレ裏を返せば設計想定通りに使えば安定してるって訳で、音色の好みがあっても使い方が凡例のとかなり違う場合は好みの音色にはなってくれ難いとも申せる。

何処へ行っても勝手が分かる・何時もの音って便利さでは58普及のご利益は大きいが、Shure自体ですら同じ用途ので何故依然他機種もしてるかに少しは気付いて頂きたい。
それと「選べる時は58じゃ無い」達人が結構少なくないのへもご注目で、例えばPhil Collinsなんて随分長らくLiveでも何とbeyerdynamicのリボンタイプのを使ってたな。(多分M160)

<つづく>

2022年1月 3日 (月)

音楽備忘録872 録音でのプロとアマの違い➄

当方自慢じゃ無いがちっとも説明上手では無いんで💦、とっとと前回補遺から行かせとくれやす。
実演が伴った口じゃ無きゃ無効迄は語ったが、まだまだその先があるんで御座居ます。

それは俺言い「我を押通す」際の判断の重要さで、必然性があったなら最悪殴り合ってでも死守すべきだがそうじゃ無かったら我慢せにゃアカンとややこしい処。
理想としては作業従事者全員が完全に趣旨を共有するのが良いんだが、個性ある者の集まりでそれをマクロレベル迄求めるのは時間も少なかったりすっとチト厳しかと。

もしあんまり
簡単に纏まる位だと例えば6人中の誰か1人欠けてやっても、殆ど結果に差が表れない可能性もあったりするかも。
そんなら分身の術に近くなるんだから時間・労力的にはご利益があるが、ミスや失念箇所も被って来て死ぬ時ゃ一気に全滅になるだす。

ならばと突詰めりゃ集まった中で一番ハイレベルの奴が独りでやっても似た様なもんで、チームプレイのご利益が減っちまうだす。
かといって誰かの個性(味)を完全に殺す様であっては元も子もないんで、音的にだと纏まりは必要最低限に近い位がベストかも知れないんだよね。

無論協力関係を一切拒否する様な輩は問題外だが、録る時点で現場の雰囲気が最高でも結果が悪きゃ結局後で揉めたりするからねぇ。
それと近年では対人関係の平均判定時間がかなりせっかちになった様なんで、昔みたいに悪戯のつもりでのっけから悪態突くなんてのは敬遠されて然りになったかねぇ。

アマでもプロでもより仲良くする・なれる方が良いのは一緒だが、上記の様な現象が起きるんでそのタイミングが真逆にもなり得るんだ。
つまりプロの場合全て終わってそこそこ経った後に最良の状態になるのがベストで、以後の仕事のオファーの面にも響いたりするし。

んでこう云うのが人間関係のみならず音でも同じで、一旦リリースしちまったら評判が悪かったからってすぐに録り直して出し直したりなんて出来ないからね。
更に流行に沿わせる面でもそうで、録音自体が終ってからお客さんの手に渡る迄の時間が通常アマよりかなり掛かるんでさ。

尤もこれは今ならネット売りが可能になった分大部緩和しただろうが、それだってCD10枚だけ焼きゃOKってのよりゃ大抵は少し時間が要るんじゃないかな。
つまりⅡで色んな処で逆算が要るしそのマージンも多目に取らなきゃなんなくて、それでいて熟考しといても当たるとは限らない悲哀ってのも…。

プロであってもこれ等を比較的回避し易いのは打込みで、最新流行のを最短でと思うなら従来のやり方にはこの面で弱点があるのは覚悟しとくっきゃない。
尤もⅡでそれでも大作アニメや映画と比べたらタイムラグの件はかなりマシで、しかし考え様に依っちゃ中途半端な領域だから思い切りが悪くなり易いのかも知れない。

私的には完全不許可も俺言い近年本邦劣化J-POPも見栄えやタレント性がメインのなら、辛うじて一部には何とか通用してるらしいがね。
Rockであるのがメインのだとかだとそんなじゃ全く通用せず、今本邦の業界からするとこの手のは昔よりもっと歓迎し兼ねる存在に成り下げられたらしい。

何れにしても幾ら慎重に細心の注意を払って作製しといてもほんの些細な原因でハズレちゃったり、根本的にギャンブル要素は排除なんて出来ないもんなんだ。
初対面の印象とミス無しだけの依存が行き過ぎた結果、多少は売れても所謂ヒットを生めない土壌を養成しちまったんだ。

これがもたらした最大の悲劇は、折角縛りの無いアマでもプロになりたいが為に悪忖度し出した処だ。
プロだってもっと皆が勇気を出して挑戦すべきだけど、既存の業界は芸術面の機能を殆ど喪失してるんだからそんなのに迎合しようとしたって何の得にもなりませんぜ。

<つづく>

2022年1月 1日 (土)

音楽備忘録870 Mic関係の色んな思い込み!?➓

今回は振動に纏わるのへフォーカスしてくが、音源が爆音な方が楽にはなってる。
繊細なClassicでの小音量のよりゃ気楽で居られるが、案外想定通りには行ってくれないのが多い多かったんす。

誰でも知ってる基礎知識ではワイルド系ダイナミックと精細高感度コンデンサ系では、振動から受ける影響が大違いなのは確かにその通りだ。
だが物理論理面からだと明確な差があるのは所謂「吹かれ」の方で、実用上は表面化しない方が多いがイメージ程ワイルド系ダイナミックタイプも振動には強くないのであるぞよ。

その吹かれですら方式より感度の影響の方が実は大きいんだが、事無きが得られるのは周波数特性のお陰だったりが多いんだす。
振動と超低音って便宜上呼び分けてるだけで、実際には明確な境界線は無きに等しいんどす。

故により低いのが拾えてその部分の感度が高きゃ顕在化し易いってだけで、せやさかい所謂58タイプのでも小声の語りに合せてGainが上げてあると結構タッチノイズ(ボコボコとかゴトゴト)が
聴こえてたり入ってたりしてるやん。
それと一般的に軽視されてるのがケーブルやケーブルから伝わって来る振動雑音で、詳細は意外と複雑なんで後で別項を設けるがMic本体やそのStandと悪影響の優劣は付けるべきじゃ無い位なんですよ。

体験的には本格的球コンデンサを使える様になってより実感したんだけど、それ迄の長年親しんだのと違って立派なサスペンションが付属してたからね。
実際そのご利益は中々のもんだったんだが、俺言い「糸電話効果」は却ってサスに乗せてる方が出易くなるかも知れんと思ったあるね。

Micがガチガチに固定されて無い分、ケーブル由来のを押し止める作用が弱まってるみたいなんだ。
だからって普通はサスは噛ましとくのがお勧めだけど、昔のAbbey Road Studioの写真とかのにはStandに直接ぶら下がってるのもある。

超専門の場所では微動だにしない立派なStandと、本番中は絶対に触れない物ってのが徹底されてたからそれで良かったんだろうか。
この件で俺には現況明解な解は見つかって無いが、それでも考えるべきはGainをどの程度にしてたか辺りだ。

過去述Roger Daltreyのケーブル持って58を回転振り回しってのを大昔試してみたっけ、ブワンブォンと主に風だろうが結構な雑音が出てくれた。
けどThe Whoの動画とかでそれが聴き取れたのって無くて、爆音内だとカバーされて平気なのかとずっと思ってたんだけどね。

事後分析してみりゃその最中Mixer氏がFaderをどうしてたかは映って無いから、少なくとも「下げて無い証拠」は無かった訳だ。
なので「どんな風にしてる様に見えた」ってのに依存可能なのは、せめてその全貌が同時に映ってるのに限るんじゃないかな。

爆音系では神経質になる必要は皆無だけど、かと言って全く無関心で居られる程無事では無いってのが現実だと思うんだ。
録音だと楽音と同時に入ってしまった雑音はCut出来ず、未来永劫作品に残っちまうからねえ。

爆音と同時の雑音は耳判別も困難化してるんで、あり得るって意識が持てて無いとずっと後になってからしまったには却ってなり易い。
Liveなら降水確率20%以下時は手ぶらもアリかもだが、録音では0%じゃ無い限り折り畳み傘を持っとこうってな感じが良いんじゃないのかな。

<つづく>

2021年12月28日 (火)

音楽備忘録866 Mic関係の色んな思い込み!?➒

今日のお題は「経年劣化」とするが構造・設計・環境にも依るとは言え、体験からは結構当たりハズレ(個体差)が激しかった。
その内容の多彩さには一寸驚かされたが、一番の問題になるのは外からでは伺い知れない類のだ。

↑で若干悩ましいのは状態確認の為とは言え、非専門家が頻繁に分解すると却って具合を悪くしちまう事もある処。
かと言って何となく怪しげなのをずっと放っとく訳にも行かないんで、所持スキルに応じて3つの方法を提示してみたい。

何も知らず手先も不器用だったりしたら専門家へ依頼するのが良いし、必要なだけのスキルがあったら慎重は期すが変だと感じたら様子を伺ってみるのが良いだろう。
いざ開けてみて何も無かったとしても、問題箇所の絞り込みには貢献してくれるからね。

そんな体験を重ねてく内に状態と原因の因果関係が分かって来るから、いざって時の対応が段々早く確実になってったりもしてくれる。
が問題は↑の中間領域に属してそうな場合で、迷った挙句意を決して全集中で望んだのに壊したでは悲しい。

んが慌てずに「何処迄弄るか」を適切に判断出来れば、充分「手に負える範囲」ってのもあるんすよ。
最もニーズのありそうな処だとShure SM58タイプの頭の丸い部分で、単にねじ込まれてるだけだし交換パーツも色々出てて入手・交換難度もそんなに高くないす。

私的にこれで実体験したのは球形金網ウィンドスクリーン内部のスポンジの劣化で、状況や程度次第では外部の変形・腐食等より音に直接悪さする可能性だってあるんだ。
スポンジの劣化って段々弾力が無くなって最後は軽い接触や振動でも崩壊したりするが、そうして細かくなるとユニットのスリットや穴に詰まったり中に入っちゃったりして色々不具合を起こし兼ねない。

俺の場合は全体交換はせずジャンクのスポンジからこしらえたりして凌いでるが、ハンドマイクで使う時ってかなり揺すられたりするからさ。
振り回しても余計な処(主に内部ユニット)に接触しない様にしとかないと、ガサゴソなんてのの元凶になったりする。

コレ問題箇所が影になってたら外部観察だけでは把握し切れないし、そっとして使ってる分には症状が出ないから案外気付き難いもんだ。
それ以外ではネジ類の緩み点検だとか技術レベル的には低いのでも、全く状態確認をしないどくと意外な粗相をしでかすケースも少なくない。

こちらも前者同様動かさねば無事な場合が多いんで、しかしだからって無駄にブンブン振り回してわざわざ緩ませちゃってもね。
まあ怪しい兆候が感じられなかったら音響屋以外は他の作業でも忙しいんで、レンタル屋が検査するみたいに一々手を掛けたりゃしてらんないがね。

悲しいかな使用頻度が低い程状態把握の感覚が育たないんで、杜撰な過去例ではエレクトレットタイプで使用後外し忘れてた乾電池の液漏れ被害が有名だったね。
ガンガンに使い倒してたら液漏れするより消耗の方が早くなるし、電池代をケチろうとして(は俺とかだけか)もといいざって時の電池切れを避けたくて管理が自然と徹底して来んだけどさ。

今時は修理はおろか点検だけでも料金が高騰したのもあって、ついでに手間暇も惜しんで多くの物で即買換えが常套化してるけどねえ。
壊れるって程迄行ってないのでも外からだけでは分からない方が多いんで、せめて捨てるか買換えるかと思った時位はその前に試しに先に中を覗いてみたらって思うんだ。

<つづく>

より以前の記事一覧

フォト
2022年1月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

最近のコメント