ハンダ付け

2023年10月28日 (土)

音楽備忘録1534 デジタル音楽録音でのレイテンシ謎:補遺➌

前2回からリアルタイムモニタをAD/DA変換前のにすりゃ、レイテンシは恐れるに値しない…筈が現実にはあまりそうなってない。
のについて今回は掘ってくが、それには幾つかの原因があった。

先ずハード面ではレイテンシの変動・不統一が癌で、それではマージンを取ろうにも中々その値が定められない。
しかもリソースの余裕が小さい汎用PC等では、最大遅延時間がどんだけ遅くなるか分からん体たらくである。

ディスるだけじゃ不公平なんで一応擁護もしとくなら、最大トラック数の決まって無いのが多いとかって事情はあるんだ。
要するに使い方次第で重さが如何様にも変動するんで、リソース安全領域自体からして全く未定なんすよ。

かと言ってこのインタフェイスは○○ソフト専用ですなんてすると、多方面からの汎用性が全部反故になっちまうしねえ。
なのでデジタル領域で退治するのは早々に諦めたとして、今時大問題になるのがMixer卓だ。

アナログ時代は前2回述の如くリアルタイムモニタの取出し先は、録音機に入る寸前の一択しか存在しなかった。
だから余程の廉価版以外は用途に多重録音の入ってるのだったら、簡易でもサヴミックス機能の搭載されてる卓が多かったんだ。

ってかミキサの方だってその頃はアナログのしか無かったから、ch数の多いのだったらどうせ家の食卓より大きくせざるを得なかった。
録音機もオープンリールでは大きさは未だしも重さが30kg以上になってたりしたんで、一体化なんてさせたら不便極まりなくしかならなかったんだ。

結果現実的には分割しとくしかなくなって、ずっと録音にMixer卓は必須の存在となってたんよ。
のが今は電気出力が可能な楽器が増えMic同時収録ch数も減少傾向にあるとなると、アナログ段は8~多くて16ch分のPreampさえあれば大体録るだけなら足りる様になった。

Mixingはデジタル領域でやる方がハード的にも音質的にも有利で、全て録った後にすればレイテンシがあろうと無かろうと関係無いしさ。
けれど多重録音奏者のリアルタイムモニタの件だけ、一寸置き去りにされちゃってるんよ。

レイテンシを最重視すると未だアナログの方が有利で、しかしサヴミックス如きの為にアナログ回路を搭載するとコスト・サイズ・重量のどれもが途端に嵩張りやがる。
これは廉価一体機には過酷な選択で、その意味ではデジタルミキサのレイテンシこそが元凶と言えるかも知れないな。

録音のレイテンシ問題っつうと誰しも録音機にばかり意識がつい行っちゃってるが、こっちは録らなくても聴者ダイレクトのとデジタルミキサ経由の音を共存させる際に大問題になったりするからねえ。
つまり多重録音には現状のデジタルミキサも、録音機に勝るとも劣らぬ程多重奏者リアルタイムモニタに実は不向きだったのよ。

何しろサヴミックスをデジタル領域でさせると、信号変換が必ず2回分必要だからねえ。
それだけ遅れちまうとどんなトロいアナログ骨董ミキサより、段違いに遅いですから。

+つづく+

2023年4月10日 (月)

音楽備忘録1333 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ⑳

今回の魔改に限らないが、球は石等に無い高電圧部があるから注意喚起しとこう。
球でもオーディオ用や超大型のに比べれば電源を切っちまえばへっちゃらだが、感電に気を付けるのは当然として部品耐圧こそが他のとは最も違う処なんだ。

今の石でも大出力のだとそこそこ電源が高くなったりするが、それ以外のはPCを始めとしたIT機器との兼合いから世間はより低圧化が進んでいる。
そんなのだと小容量電解コンデンサで最もポピュラーな、耐圧50Vのはどんなのにでも気にせず使えてしまう。

他のコンデンサの多くは標準耐圧は凡そ50Vになってるので、現代的回路に使うならほぼ不問になるから耐圧に殆ど触れてないんだ。
それが球回路では覆されるから、コンデンサはどれでも一々耐圧の確認が必要になるんだよね。

だが高耐圧の程お値段が張るんで、人情としてはギリギリだったら何とかならないか…なんて昔一度は思ったんだけどさ。
がものの数V超えたら電解タイプでは最悪爆発するし、それ以外のでも直流高圧電流が漏れたりする。

ので耐圧オーバーは禁則事項で、それには各部の電圧も分からないと対応出来ない。
うわぁそれじゃあ大変だと焦るなかれ、魔改の場合は元々付いてた部品の耐圧を頼りにすれば良いから少しは楽なんす。

又エレキAmpでは比較的大柄な部品が用いられてるんで、PCマザボに載ってるのなんかより表記も読み取り易い。
但し単位は省略されてるのが少なくなく、それを特定するには「耐圧のデフォ値」を知ってると手っ取り早い。

んでその実情はっつうと割と種類の多い電解タイプではほぼ明確に表記があり、それ以外のは少し判り難くはなるものの耐圧の種類がグンと減るんざます。
尚且つ朗報なのがブラウン管式テレビが撤退した事で、昔は1000Vなんてのもあったが今では極一部のオーディオ用等以外には不要となったから種類が減ってんだ。(必ずしも有難くは無いけどこの件では)

思いついた範囲を羅列してくと高い方から先ず630V、間のも多少あるが500,400,250と来て200,160,100Vのが一般的だ。
その中で最高の630Vってのは大多数の球機器に対応、最低の100Vは所謂「弱電」の現行機器の殆どのに使える。

では250や160はってえと前者は欧州に電灯線電圧240Vの地域があるのと、後者は日本の電灯線100V規格のピーク電圧約141Vをカバーする為。
それならキリ良く150Vでも足りそうだが、電灯線電圧は諸事情からアバウトなんで余裕を持たせたとね。

今回用途では確実性を考慮するなら630V一択で、状況に依っては少しオーバースペックにもなったりするかも知れない。
けれどそれだけあれば他箇所の殆どへ転用も可能なので、コンデンサの容量値を実実験から決定したりするなら却って有利だ。

これに関し勘違いし易いのが電圧測定で、この回路箇所では高電圧でも電流が微量だから誤差が出易い。
加えて球は暖まる迄電流が流れないんで 、電圧の変動が大胆に大きい。

具体的にはSW ONから暫くはB電源電圧は高く、温まってからは降下して落ち着く。
故に厳密にはその高い時のに耐圧を合わせとかんと、電流が僅かに流れ始めた時の高圧に対応出来ないんだ。

>つづく<

2023年4月 6日 (木)

音楽備忘録1329 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ⑲

なるべく紐解こうとすると説明量が増えるのはお許し願うとして、漸く魔改の内容に入るぞなもし。
今度の第2の方法は最初のより難度が上がる代わり、求める低域量の増減が可能だ。

先ずはMarshallタイプTone回路の、Guitar用からBass用へのモディファイをご説明。
必要なら前回の図を見ながらにして貰うとして、破線囲みの範囲を左のから右のへそっくり挿げ替えればほぼ正規の回路になる。

年代その他で多少の違いはありそうだし、何より今日本では320μFなんて値の電解コンデンサは入手難だ。
がそもそも元の250μFが本家現行品では220μFが使われてる位で、近似の330μFで全く問題無い。

耐圧についてもここには幾らも電圧が掛からず、球が暖まる迄は電流が流れないのでB電源電圧が高くても恐れることは無い。
私的にはここへ耐圧6.3Vや10V(しかも大抵はジャンク!!)を使ってて、未だ不具合は一切体験していないけど極性(電池とかと同じ)には付けてねっと。

Marshallヲタだったらそれだけで良いんだが、何分元のが大舞台用なんでミニワットだと不足を感じるかも知れない。
そんな時は音声信号出口付近の.022μF(223)を、もっと大きな値にしてやると良い。

尤も直後のボリウムポットが1MΩより小さい時に有効で、そうでない場合効果はかなり弱い。
けれど出力トランスの低域特性が余程悪くでもない限り、電気的には「削ってなければ」充足してる筈だ。

クドいが電気楽器Ampは高域のモアブーストが命なんで、低域を全く削ってない程度で増強しなくても十二分なんだ。
Ampに依っちゃBass Boosterが欲しくなったりする事もたまにあるが、それは元のが削り過ぎてるのを補填してるだけ。

って何だか2度手間みたいになってるが、高域増強が必須な方が多いからそんなバカな真似しなきゃなんなくなったりするのよ。
実際Marshallでは特に録音時に低域不足を感じたもりするけど、もし逆だったらブーブーモーモーで和声や音程が分んなくなったりするよりゃ全然マシなんでっせ。

Guitarに比べたらBassや鍵盤ではフラットに近い方が適してるが、本当にフラットにしちゃったら十中八九高域不足に悩まされるんやでぇ。
フラットな特性ってばオーディオ用は大抵そうだがそんなのに試しに繋げば、ストンプレス等だとMid Highの致命的不足を解消出来ないから。

ビルトインタイプの小型Ampで低域不足を感じるのは1にスピーカ、2にその出力の小ささが犯人なん。
後者は人耳の感度が小さい低音程鈍感だからで、その3としてはエンクロージャタイプが考えられる。

私感では40W程度にその境界があって、Micで拾ったら同等なのがそれ以下では少なく感じるよ。
ので理想的には50W程度以上は欲しい処だが、低音でそのワット数になるとドラム防音しなきゃとてもじゃないが弾いてる本人以外には公害だ。

因みにHammondの足鍵のだと中々だが、それでもエレキBassの深いの程じゃない。
のでⅡでピアノ防音で40W位が現実的な線で、そう云やLeslieスピーカの球のが丁度40Wだね。(多分偶然じゃないと思う)

<つづく>

2023年4月 2日 (日)

音楽備忘録1325 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ⑱

Tone回路の小細工が無効なケースその1として、別の箇所で選別してるのを行ってみよう。
只原理的にエレキってな高域モアブーストの基本は不動で、だからTone回路だけ違うのなんかがあるんだよねえ。

わ兎も角FenderでもOld Bassmanを筆頭に古典タイプはMarshallのとほぼ同じだが、Marshallのネタ元が↑なんだから当然だ。
古典タイプの回路では入力段で選別!?してるのが他でも多いが、それは廉価版でTone回路を簡潔にしたり省いたりしても共通のが使えたからだ。

何しろ大昔は電気楽器Amp自体がが貴重品で、例えそんなに高額じゃなかったとしても珍品並だったから。
各楽器専用Ampも出てはいたが、ゴージャスな現場以外じゃそんなの守ってらんない。

その名残かかなり後々迄業務用Bass Ampには、宅のみたいにNormal Inputなる怪しげなのが付けられていた。(設計想定ではBassはBass Inputに繋ぐ仕様なんだとさ)
Fender Old Bassmanが汎用になったのにもそんな裏があって、ベストでは無くともあらゆるベターの方を優先してた訳。

が歪ませや大会場のニーズが生じて来ると低音過多が問題になり出し、以前より削るのを考え出す。
でその時期に典型Marshallの回路が完成して、その際Tone回路は弄りたくなかったのか或はもっと高域を欲しがって入力初段で削るのが普及し出したん。

Amp-tone_20230203214501
上図がそれで分化!?したMarshallの1959と1992の、思いっきり端折った回路図だ。
点線で囲まれた部分が相違点で、厳密にはドライブ段のカソードバイパスコンデンサも一寸違う。

って説明が後出しでスマンが真空管は図では球の上にあるプレート負荷抵抗が増幅率を、下にあるカソード抵抗やバイパスコンデンサが主に性質を制御しとん。
っても電気的には理想とはかなり遠い存在なんで、Op Amp ICみたいに机上計算ほぼ通りにゃなってくれないけどな。😃

戻ってホームベース型の中にアルファベットのあるのが音声信号の出入り口で、BはブライトChのNはノーマルChの夫々略だす。
御覧の通りGuitar用(図では左側)ブライトChが最も小細工が多く、球とその出口で都合2回低域を削ってん。

左上破線囲み内のコンデンサの値が他のより小さい≒低音が通り抜けられなくなってて、両下側の電解コンデンサ(もし分かんなかったら拙ブログのバックナンバーを参照)もそれ故Bの方だけ小値になってるよ。
因みにその隣の抵抗だけ少し大きくなってるのは、周波数特性を弄って全帯域レベルが小さくなったのを補填する為。

図では複雑化するんで割愛してるがこの他ブライトChにだけどっちのにも、この回路の直後に付くボリウムポットに高域補填コンデンサが付けてある。
そのお陰でBass用は低域は減らずとも、ボリウムが一定以下では相対的にハイエンドが強調されるのだ。

>つづく<

2023年3月25日 (土)

音楽備忘録1317 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ⑯

小型真空管Amp Headの魔改・魔用の勧めだが、本物のサウンドが得られる他に録音にも使えるのが何より大きいんだ。
Guitar用の場合本格派大型Ampにもありつけるが、特に鍵盤用として庶民には最早一択なのではないだろうか。

ので敢えて予告を一回先送りして、主に電気鍵盤での具体差をもう少し掘ってみたい。
サンプリングキーボードの電気楽器音は前に何度も述べてるが、どんなに秀逸なのでも一部を除けば原理的に片肺飛行なんだ。

その最大差はAmpに依る加減の部分が欠落してる事で、上記の例外とは不完全乍らも球を内蔵させたバーチャルHammondだ。
っても音源部がTonewheelじゃないから拘りゃアウトだが、それで球Ampレスだと俺言い本物率が¼になってまう。

因みに毎度幼稚な発想ではあるが音源部・増幅部を、仮に夫々リアルに½・バーチャルに¼得点を当て嵌めて合計するとこうなる。
この発想に則ると本物率を¼から¾へと、球Ampさえあったなら過半数に持ってけるんだから。

音源部の方でHammondやクラビはリアルが困難化した今こそ、増幅部(つまりAmp)の重要度は寧ろ上がってるんじゃないかな。
概述の如くそれが伴奏の常用と大きく関ってると感じられ、Piano以外の鍵盤をデフォとする弾き語り奏者の誕生可否にも繋がってるから馬鹿にならんのですよ。

一寸盲点つうか虚を突いた感じかも知れないが、一時期のStevie Wonderみたいな曲は作る段階からそんなのじゃないと厳しそう。
Ray Charlesにしたって晩年のBalladeなら兎も角、若いイケイケ時代のWhat’d I Sayみたいなのは初めからエレピじゃないと苦しいんじゃね?。

因みにⅡでエレピを導入した原因は調律の信頼不足からだったそうで、今頃初めてWiki覗いて知る杜撰大王であった。💦
今時日本じゃデジタルピアノが最もポピュラーな存在なんでピンと来ないかも知れないが、生ピしかない当時に肝心な調律が目茶目茶だったらそりゃ大変。

特に当時の米では差別も酷かったから中には悪意のもありそうで、しかしお抱え調律師を帯同させても時間が取れなきゃお陀仏だ。
実は今でも持込みの方が少ない楽器の奏者には少し関係アリで、DrumならSnareとペダルだけ持参とかして防衛策!?が取られている。

鍵盤の場合PA必須のミニAmp持参は今の処アブノーマルだが、より高額な高級鍵盤よりゃリーズナブルだ。
是又電気鍵盤奏者(今居るのかよ)には重要で、こう云う一種の裏技が周知されてないから専門の人が居なくなった可能性も考えられる。

何をどう使おうと選ぼうと自由なのにオッサンしょっちゅう吠えるのは、こういう可能性が排除出来ないからなんだよねえ。
流行から外れたりマイナー化するのと、選択肢を完全に奪うのは別なんじゃないかって。

>つづく<

2023年3月17日 (金)

音楽備忘録1309 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ⑭

こうも環境が厳しくなって来っと、一般人でもDIYを考えてみない訳には行かないんじゃない?。
価格は㊎力で賄うにしてもピッタリフィット商品が無けりゃ、んじゃ特注でもしますかと。

それの依頼先を見つけるのが又一苦労で、国内にはカスタマイズはあっても恐らく1から製作してくれる所は業者レベルでは無いと思う。
とは言えDIYはスキルが要るので尻込みする人も少なく無いだろうが、最低限のハンダ付けさえマスターすれば俄然選択肢は激増するんでやんす。

既にお持ちの方は勿論、まだの方にもそれがどれ位あるのか先ずは知って頂きましょう。
俺みたいにやろうと思ったら膨大な経験値が要るけど、例えばスピーカユニットを交換するだけだったらそのハードルは激低になるんだ。

これは球の小出力の中古Bass Ampで、スピーカサイズだけが問題になった際に使える。
尤も元の箱には大抵そのまま入らないんで、中古のエンクロージャを調達する方が楽で早い。

その時耐入力は先ず心配無いので、インピーダンスだけ同じにするのを気を付ければOKだ。
Ampに外部スピーカ端子があったら、ハンダ付けさえしなくて済む。

なるべくならインピがどういう物か分かった方が良いが、この仮称「魔組合せ」をするには数字を揃えるだけでも問題無く出来ちまう。
次の段階はそれにTone回路の定数(変化の中心周波数をモディファイ)の変更を足して、より玉数潤沢なGuitar用をBass用にする手がある。

こちらは上記に比べると一気にスキルレベルは上がるが、元機がポピュラーなのだったら回路図入手はおろか近頃では実況ビデオが出てたりするから昔よりゃ格段に楽になった。
一々概要の全部を学ばなくても、必要な箇所だけをプチ勉強すれば良いからね。

後者は音出し不可能な環境に居る人にも使え、Guitar用PreampをBass用にするのに最低限必要な魔改だ。
何れにしても機械音痴だったりしたら組合せ変更だけで行ければ、基本的には「インピーダンスの数字を合わせるだけ」だから頭脳的には大した手間じゃないんすよ。

それにしたって石でも良けりゃ中古なら¥1万でも何か手に入るのに、球に拘るのはハッキリ言って「無駄」だからだ。
既にお持ちの方には申し訳無いが、球のマトモなのが手に入ったらお役御免になるのが既定路線だからなんだ。

原因は真空管出力段が無いからで、長年の体験に依ればここがエレキサウンドにとって最重要なんだ。
実はかく言う俺でも未だ貰い物の石のが幾つかダブついて!?るんだが、魔改球ストンプにすら劣るから殆ど使わず仕舞いなん。

ので概所持の分は未だしも限られた予算を無効な物に注ぎ込むのは浪費そのもので、プリだけ球のもリアル体験には足りないからベテラン以外には愚の骨頂なのよ。
プリだけ球で良いと思う人は悪い事ぁ言わねえから、それならEffector止まりにしときなはれ。

つまり逆から言うと石の出力増幅段が鬼門で、それは楽器Ampじゃなくても大抵は既にオーディオとかで持ってるじゃん。
驚くべき事にGuitar用中古だったら上手に探すと、球のが今でも何と¥1.4万位から売ってたりするんだから。

<つづく>

2022年6月 6日 (月)

音楽備忘録1026 中古楽器 整備の苦悩編⓯

さてこの項の前回語りのその後から行くが、エレガットのブリッジの状態はこないだの方法で今ん処平静を保っている。
↑の経過を観察しつつ宿題となっていた5弦Bassの壊れてたToneポットの交換、部品は暫く前に届いていたが漸く着手した。

上記後者のについてもネック順反り修正中だったから、経過観察にかまけて気持ち的には一寸サボっちまってたかも知れない。
ってのも本家本元からちゃんと同じ仕様のポットが売ってたのは良かったが、仕様変更があって取付穴の寸法が以前のより大きくなってん。

そもそも配線からしてアクティブ回路の都合で結構面倒で、尚且つそれ等がピックガードでは無くボディとそれ用ザグリに直接マウントされてる仕様でして。
ボディ厚がそこそこなのに加えザグリが言うなれば「深めの溝」状態なんで、作業性がすこぶる悪いん。

ったって1つ1つはそんなに難儀じゃないけれど、他にも幾らでもやんなきゃなんないのがあったからで今になったん。
一方前者のだって出来たならとっとと電気出力の方もテストすべきなのがまだだったのは、戦力としては「生」の方を重視してるのとStereo出力なのが是又少々面倒かったんだ。

そうこうしてて電気出力テストの要るのが2つ溜まったんで漸くやってみたっけ、結果は見事に二分したある。
Moon5Bassの方は予定通り且つ快調だったんだが、ちっとも心配してなかったエレガットの方が殆ど音が出なかったじゃありませんか。

尤も前オーナーの親友から「○×□△を直せば…」の内容は元々不詳だったんで、こっちが勝手にブリッジ倒壊だけと思い込んでた節はあった。
不味いと知ったら直ちに取り掛かる、少なくとも調べる位はしといた方が良いんだけどさ。

Bassネック順反りの追加修正やサウンドチェックをしつつ、演奏上の都合で少々ムキになって久々で弾き倒しちまってん。
この5弦は昔のリッケンのとかと違ってネックが「ちゃんと弦の本数分の巾」があり…ってその方が至って普通なんだが、別項で記した如く指板巾は狭目のには慣れてるが広目のには不慣れだかんね。

もし暫く弾き続けて慣れられない様なら販売を考えなきゃで、比較的直近の処遇が正反対になるからチャレンジしてたん。
と言っても別に1回こっきりとか1日だけで判定する必要は無かったんだが、小一時間ばかり弄ってる内に何だか妙に調子が出てきちゃってね。

最初の方は反りとそれにつれて弦高の微調整なんかもあって、ポット交換の方も安定度診断が要ったしさ。
んでけどそれで僅かでも感触や反応が変れば、こっちもそれにアジャストしてかなきゃなんなくなるやん。

んでⅡで「今日はこの辺で勘弁しといてやらぁ」と思った頃には、何時の間にか結構汗だくになってたって幼いのぉっと。
これへ半分真っ当な理由のある言い訳を添えとくならば、自分はこの先基本的にはリッケンBassオンリーでと割合最近に決心したのがあったんよ。

真に美味しく使いこなすには短所にだってより明るくなっとこうと思って、それには敵(俺にとってだけですが)の事もちゃんと分かってないと駄目でしょう。
なのでスケジュール的には滅茶めちゃになったけど、私的収穫は結構あったんだ。

<つづく>

2022年2月16日 (水)

音楽備忘録916 魔修理の最近⑦

前回〆の<>内のセリフ通りほらやっぱりすぐ次の回が、わ確かも内容が予定したてのとは全く違うのになったぞい。
預かりに伺おうにも先方からの連絡が延びのびしてる内、こっちのサブ機でつまらん事故で新たなる不具合を生じさせちった。

どうせ杜撰大王ですんでロクな内容じゃないんだが、真の主犯は狭さが悪いんだい。
して該当箇所はフロントパネルのヘッドホンJackだったが、挿したままにしてたPlugに脚が引っ掛かったのが不味かった。

当該サブ機は不定期でZoomにも使ってて、それ用の改造&自作ヘッドセットをここへ繋いでん。
安全性としてはリアパネルの方が良いけれど、使用中に接触不良が起きた時対応が困難なんでね。

それは分かったが使用時以外抜いときゃ良いだろそりゃご尤もにしてないのは、只面倒でそしうてんじゃないんだ。
いや実際トータルでは結局面倒を避けてる事にしかならんだろうが、開放してると汚れるのが格段に早いんでさ。

とは言え懲りさせられた!?んでその後は普段は抜いといてるが、なまじ壊れる迄行かなかったが為に奇妙な状況に陥ってたんだ。
PC使用時の症状としては当初は繋いでるのに「未接続」と出てて、暫く経った後に今度は何時の間にかフロントパネルのヘッドホンJackが無い事になってて…。

デバイスマネージャや新しいハードウェアの追加等色々捏ねても復活せず、とうとうマザボの寿命が来たのかいやそれにしちゃ他はキー坊暴走退治後は前より調子良い。
兎に角先ずは物理的状況確認をと意を決して開腹してみると、Jack自体や関連部品に外傷等は一切無かった。

仮に壊してて交換するんでもモジュール内に収められてんで、そこを開けるのが又面倒だし結構手古摺った。
んが何とか取出せて良く見てみると、2つの幸運のお陰で不具合箇所がどうにか掴めたのよ。

この幸運はお隣の健全なMicのJackと完全同一部品だったのと、部品本体のプラ製の箱の1面だけ透明になってて内部観察が出来た処だ。
Mr. bery老眼にStereo Mini Jackの内部は中々拷問だが、虫眼鏡やらLEDライトやら色々駆使してどうにか視認に漕ぎつけた。

健康が確認されてるMicのと良ぉ~く見比べたら、挿した時だけOnになる接点の片方が微妙に変形してるっぽい。
そこでPlug挿入有無の両方でテスタをあててみると、ヘッドホン用の方だけ挿してもOnにならなくなってたの。

どうやらこの挿されるとOn SWがPCの認識センサになってるらしく、純粋なアナログオーディオ機器とは根本的に違ってる処だ。
修理内容としては蓋状になってた透明板を外し、接点の金属板の変形を物理的に復元しただけだが…。

透明板が嵌め込みやネジ止めじゃ無く3本の棒を熱で潰して留めてるヤツで、外す時は慎重且つ大胆に無傷で引き剥がせたんだけどさ。
内部処置が終って嵌め込もうとしたら全然駄目で、透明板の穴を通すのに潰れて太った部分を地道に細らせる事となった。

極小なだけに加減が掴み難くて大変だったが何とかなって安心した矢先、何時の間にか端子にハンダ付けされてる電線の内2本が千切れてるのが発覚!。
これで何に窮したかったらこうなるとは夢にも思って無かったんで、どっちがどっちのか記録して無かったんだ。

慌てて過去に落せるだけ落しといたマニュアル類にも情報が無く、マザボ単体で売られてたのなら探せば何処かに記載もあったりするんだけどね。(当該機はビジネス用のパッケージング完成品)
仕方無いから電線に付いてた「曲がり癖」を頼りに、確率50%の博打を打ってみただす。

因みに念の為付記しとくがもし逆だったとしても、たまたま破壊の危険が無いのだったからやっただけでなんすよ。
たまたまⅡで読みが当たって一発解消となったけど、逆接厳禁のだったら更なる手段を講じなきゃなんない。

し幾ら杜撰大王でもそうしてまっせ、手抜きにも時に限度ってもんがあるんで御座居。
って語る位なら使い終わったらPlug抜いとけよって、ねえ。😅

<つづく>

2022年2月12日 (土)

音楽備忘録912 魔修理の最近⑥

ついこないだのキー坊暴走事件の終息で、一段落と思ってたら甘かった。
宅ではこないだのサブ機の他部分に新たな障害がさっき発生、処か従兄宅で彼が録音に使ってたPCにもっと大きな異変が発生したそうな。

元は従兄の方がPC導入も早く歴も長いが、今は俺が電気屋且つ専門家の親友の師匠に育成されたお陰でこっちが世話係になってるんだ。
PCで録ってみたいと言い出したのは従兄だがその後彼の野望には進展があったらしく、「音楽にはやっぱMacを使ってみたい」んだそうだ。

俺知りでも職業音楽家だとスマホも一般よりi-phone率が高い様で、apple系で統一しとくとタブレット(i-pad)やPC(勿論Mac)との連携で確かに有利だ。
私的には独禁法違反スレスレの殿様商売で割高なのと、専用規格のケーブル類が更に法外価格なので抵抗しちまってっけど…。

わ兎も角これがあるんで今迄使ってたxpのCoreⅡDuo機が、修理に¥2,000位以上掛かるならそっちで好きにしとくれとの事だった。
宅のサブ機と世代やスペックは近似でも従兄宅のの方が少し新しそうなんで、現時点では本体中枢部はまだ致命傷には至ってなさそうなんだけどね。

訊いた限りの症状では恐らく電源関係のヘタリや、内部の物理的接続部の積年汚濁辺りが有力だ。
それからすれば限度額を¥5,000程度迄拡大して、それで直るならその方が長い目で見ればお得なんだけどね。

只師匠から伝授されたこの思想には、他に部品の転用・流用の可能なのがあればって条件付きなんだ。
従兄も師とは旧知の間柄でサブ若しくはスペアとの併用は納得してて他機も持ってるが、普通のデスクトップ型のは当該機だけしか無い。

なので今は良くても近い将来に万一今度はマザボの方が先に逝っちゃったら、更新した部品が他へ回せないから割りが悪いって寸法なのよ。
是又私見としては従兄は何処にでも出歩きはしないんで、他のプロがノートPCを持参して色んな所で録って来るみたいなニーズは無いから微妙なんだけどさ。

是又兎も角ダブルⅡで持ち帰って中を開けて見ないと分からないけど、中を開ける≒ハード部分を弄るのから卒業したいしたつもりなんだそうで。
その観点から考えるとラップトップ型の電源って規格型ACアダプタな訳だから、そこが逝かれただけなら中は開けないで済むんだった。

宅みたく雑多な中古とかを強引に延命しようとしてると、どんなタイプのでも「開けず」は無理な相談だから思想・意識に相違が出ても無理からずとな。
何れにしても従兄も彼比ではノート歴の方がまだ大分浅いんで、将来的には俺推奨の方へ再度寝返るか分からんけど。

あと従兄宅の状況がそんななんで例えば臨時で、余剰とか他機のATX電源を繋いで様子を見るってのが出来ない。
過去述だったかの記憶を失ってんでクドかったらスマソだが、実は俺のPCの師って前職は楽器屋だったんだ。

当初は趣味で色々PCを買い込んで弄ってる内に詳しくなった他に、気付いたら試験用の部品が手元に揃っちゃってたってのがキッカケだったらしい。
俺はまだその領域にはかなり足りて無いが、こう云うのも好きこそ物の上手なれの1パターンみたい。

<こりゃ多分暫くつづく、わ>

※追記:上記は昨年末から年明けに掛けての事で、今は往来自粛中です念の為。

2022年2月 8日 (火)

音楽備忘録908 魔修理の最近➄

かなり心細い期待となって参りましたが、最悪機器更新(十中八九毎度の中古購入)するにしても時期が悪いだすよ。
暮れ正月は閉まってる店も少なくないし、当該機は音楽録音にも日々使ってんでね。

俺の現況では防音室内のxp機で録って、それを8.1とデュアルブートにしてある当該機で編集・送信してるんだ。
xp機は他にもう1台あるけれど、Gigafileで従兄に送るには現行OSじゃないと不味い。

このデュアルOSって意外と機種を選ぶもんで、もう1台の8.1のメイン機では何と新し過ぎてxp入らなかった。(と言っても飽く迄宅内比で…😅)
最期となれば外付けHDDでData移転させるしかないが、他で末期症状みたいなのは未出だったから兎に角蘇生に励む事となった。

先ずその症状の詳細だが前回述の如く画面非表示も困りものだが、その他に何故かCPU冷却ファンのフル稼働暴走ってのが出た。
一瞬再組立て時に放熱器とCPUの熱結合に失敗したのかと頭を過ぎったが、HDDも立ち上がっただけでその後一切進まなくなってるから違うらしい。

数度試して進展が見られなかったんで、仕方無くC-mosクリアって戦法に託す事とした。
実は最近防音室内のxp機でも妙な現象が出だしてて、長時間点けっ放しにしてるとブルースクリーンってのがある。

詳しい原因が不明なコレ、調査中に電源を完全遮断してる内に一応復帰してくれてた。
恐らく経年劣化の可能性大だが、どちらもATX電源と劣化電解君は更新済みだ。

専門家親友のかつての談に依れば何らかのエラーがマザボ内に残存する事もあり、そんな場合ハードより先にエラー削除の方が復旧率が高いんだそうだ。
PCって内蔵時計の継続とBIOSデータの保持機能があるんで、そのバックアップ電池のお陰でエラーデータも残存しちまう事があるんだと。

但しこれやるとBIOS再設定の手間が掛るんでなるべく回避してんだが、今回はどうしようもない様だった。
因みに駄目っぽいSCSIカードを再挿ししてみたのは、挿すスロットの位置次第で状況変化する事もあるからなんだ。

その結果は最悪に近くなっちまったが、そのお陰で当機で使うのを諦める踏ん切りは付いたよ。
とは言えこのままでは代償が大き過ぎるが、その後悪戦苦闘しつつどうにか復帰させられて漸く峠は越せた様だ。

処で当該機には以前からの怪現象があって、時々稼働中に突然グラフィックドライバが飛ぶってのがある。
自動で復帰してくれるのは良いが具体的なインフォメーションが皆無なままなんで、原因の概要すら未だ全然把握出来ていない。

今回の復帰後これも相変らず出現してるが、その他に不定期でまるで固まったかの様な現象も加わってしまった。
幸い1~2日で後者の方は収まってくれて助かったが、原因の見当も付かないのは何とも気味悪い。

とは言えⅡでこの件だけに時間を割いても居られないんで、かつての落雷事故みたいに一気に全滅されるよりはマシと自分で自分を慰めてる始末だ。
この騒動で録ったのの整理予定が数日遅れて、手間取られたのと+連動して録り自体も遅延が生じてるんでね。

修理と言いつつ今回のは部品交換は2つだけで、他の多大な作業は本来なら調整と呼ぶべきかも知れない。
しかし内部が複雑化したデジタル機器では部品の製造寿命も短く、それと比べたら単純な真空管Ampのメンテ性の良さが無性に恋しい。

結局は時代の推移もあって球機器みたいに長く使う想定がされてない様で、アナログの単調なのより能力が高い代わり「その機器なりの扱い」を一々毎回習得させられるのを甘受しなきゃなんないのは億劫だ。
となればせめてもの更新計画と予備機は必須だろうが、だからってWin 11みたいな暴挙仕様も困ったもんだ。

<その内つづく>

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