ペダル

2024年2月23日 (金)

音楽備忘録1652 従兄記事に勝手に便乗➍

このまま終ると不親切かと気を取り直して、フットボードガムテ貼り概知のメリットを付記しとこう。
私的には良い人と思われたい魂胆もあるが、もしあなが求めるのが含まれてなかったら無駄な寄り道をしないで済むかも知れない。

明言はしてなくても一部は既に記事中に漏らしてて、杜撰大王の最初の目論見は足指の引っ掛かり防止策だった。
ドラムペダルって洋楽のツールとして生まれ、近年迄はずっと西洋の生活様式を基準に作られてた処があるわな。

ので裸足で踏まれるなんて想定はされてなかって、古いのになればなる程今で言うローファみたいな革製の靴が基本となってるらしい。
これが日本発祥だったら草履や下駄に合わせてたかも知れんが、靴底の材質が当時のあっちじゃ革か木位しか無かった。

故にそれ等は割と硬くてツルツルなんで、車のタイヤならスタッドレスとかスノータイヤを作る感じだったんじゃないかな。
ちょっち又脱線するけど俺世代が子供の頃って、少し裏に入るとまだ未舗装の道路が結構多かったんだ。

ので所謂最低地上高ってのが全高の低いのでも結構高く取られてて、今のと比べると3〜5cmはどれも高かった。
のわ雨でぬかるんだり土が轍で掘れたりしてると、そうしとかないと亀の子状態になっちゃって走破出来なくなるん。

ってな感じで昔のフットボードの場合は、表面が細かろうと粗かろうと兎に角不要に滑るのを避けるの一択だったん。
古典器の中でSpeedkingのデザインは少し異質に凹凸が細かく、軽量化が至上命題だったからきっと深く出来なかったんだろう。

と言いつつ稀には今でも足指を時々は引っ掛けてたりするが、SWIV-O-MATICのは丁度良く使う使いたいポジションでそれが起き易かったんだ。
又FPの場合は露骨に横溝だけなんでSWIV-O程じゃないけど、やはり状況次第では縦方向の摩擦係数が過剰だ。

尤も俺の過去のは全く違う理由での対策だったが、スライド奏法かこれを使わなくても前後方向に抵抗があると困る向きには1つの救いではあるだろう。
但し気になるのは俺言い純スライドや複合スライドを不使用なのに違和感を覚える様なら、椅子の高さや位置関係の方を先に疑った方が良いんじゃないかな。

今従兄宅訪問時に持参スピキンを使う際、必要性がなかったり面倒だと廉価品ゴム底スニーカを履いたままで踏んでんだ。
足首ダブルを大体習得し終わってると、足とフットボードの位置は殆ど固定されてても無問題なんよ。

強いて言や長連続させる時だけフッボーの最奥へ移動するとか、力を使わずパワーが欲しい時は限り無く手前を踏むとかね。
この場合元からギリギリの位置を踏んでるんで、寧ろ僅かでもズレると途端に踏めなくなるんだわ。

量販品で意図的に滑りを意識したのってぇとAXSI辺り以降ので、高価で買えんからちっとも試奏すらしてないから良く分かんないけどさ。
恐らく現代ペダルの中ではスライド奏法へも配慮しての事だろうから、フットボード以外の色んな部分でハードグリップする様なのよりは演り易い可能性が高い。

現時点迄の体験に依れば古典タイプは一応奏法を選ぶ事は無く、’90年代から15年位の国産系が最も奏法をペダルから指定して来る様な感じだったな。
でとても微妙な力加減(方向や場所も含む)が可能になると、Buddy Richみたいに何時でも何処でも何でも行けそうな予感が微かにしてるよ。

-終り-

2024年2月20日 (火)

音楽備忘録1649 何はともあれ本物に触れる必然性Ⅱ➓

パートⅡの最後を飾るのは、培って来た個人感性の上手な処遇の仕方ざます。
人間は容易に勘違いもするけれど、だからって独自の感性を自らゆがめるのはお止しなせー。

誰かと見解の相違が発生した際、その過半数は認定と表現違いが原因なんだ。
これは食べ物の味が一番分かり易そうだが、絶妙に美味しいのって大抵は各要素が複雑に絡んでるよね。

甘さが際立つ印象が客観視したら塩味の方が強いだとか、そのどっちを先に取り上げて語るか次第で言葉は正反対に近くさえなる。
身内で共通認識を持ちたい時は条件設定を明確にして、時間を掛けて整合性を見出さねばならない。

が特にそんなニーズの無い殆どの場合は、○君のは○語・□さんのは□語なんて風に捉えた方が手っ取り早いん。
或はもっと範囲を拡大して、○国文化・□地域文化ではそう云う解釈になるなんて仮定をしてみたり。(自論の正当化に悪用しちゃあきまへんで)

その真相可能性として前々回リッケンベースがデカいと言った人、もしかしたらその人だと体の何処かが支障してたのかも知れないんだ。
それか既体験のは軽目のばかりで、リッ君の割と角ばってて少し重いのが堪えたのかも知れない。

俺は筋肉マンの方だからあまり食い込みは気にならないが、もっと体表が柔らかかったら角が当たると痛そうだ。
この面で万能プロデューサを目指すなら、俺言い「感性の翻訳力」が必要だしモノを言うんすわ。

↑例の様に100人中99人が不細工っつうのを、ある誰かが見たら最高の美形って事は水面下では案外頻繁に起きてる筈だ。
のがちっとも表に出て来ないのは同調圧力大国だからで、独自性を最高と考えるフランス等なんかじゃ寧ろ必死に探して語ろうとしてんじゃないかな。

但しどちらの両極でも求められて無いのに発揮したら、唯の迷惑か我儘なのは一緒。
この点寧ろ今劣化本邦の泥酔者等、特に白昼だったらEU圏なら即逮捕・連行される。

つまり自説を他人に強要しないのなら、心でどう感じてどう思ってても何も問題は無いのだよ。
寧ろ自分は常識的だから大きな問題は無い等と浅はかに考えるのこそ害で、酔っぱらえば無礼講が大抵は許されると思ってるのなんか酷い勘違いだ。

しかし同じ勘違いでも個人で勝手に思い込んでて、他人に一切害を及ぼさないなら後は羞恥心だけの問題だ。
実は勘違いにも少しは効能があって、創作の分野ではそれで盗作疑惑から逃れられる事だってあるのだ。

馬鹿と鋏は使いようの一種で、手前味噌ではSnareのゴーストノートを間違えてバスドラの3連打と思い込んでたのなんかがさ。
スピキンに慣れる迄そんなイカレたのは実現こそしなかったが、結果的に3連打の使い方の源になってるんだよ。

してこんな柔か頭に一役買ってくれるのが、本物に触れた経験なんだ。
ほら「想像の斜め上を行ってた」なんて語句があるじゃん、その「上」次第じゃ程度差っつうより次元が違ったって方がマッチしたりするっしょ。

一口に良い・凄いと言ってもその内容は様々だし、本物は大抵何処か予測不能箇所に余力を持ってたりもするんだ。
世界観が広がる・刷新される等、実利以上に思考の範囲拡大が最も重要なんすよ。

-続-

2024年2月19日 (月)

音楽備忘録1648 従兄記事に勝手に便乗➌

この短編の最終回は実演の感想と、実施する際の留意点をお届けしませう。
もしあなたにフィットするなら、当初はガムテ貼りはそこそこ良好な感触だす。

けれどどんなテープを選ぼうと素の状態より必ず感触変化量が大きく、それがかなり随時で起こるんだ。
奇特な話し金輪際貼られてるのしか踏んだ事が無い奏者が居たらどうか分かんないが、ほぼ皆の基準は「貼って無い」方だよねえ。

ので裸足から超ゴツイ靴迄日替わりで踏む様な人ならいざ知らず、状態安定度が低いのは誰にでも損失にはなるんじゃないかな。
手とバチの関係でも感触変容はあるんだけど、手に比べりゃバチの方はまあまあ安定してるよね。

人に依っちゃ足の方が気にならんとしても、足裏(履物等含む)とフットボードの両方が常に変化するんじゃ少なくともきっと楽じゃないよ。
ってな過半数の失敗体験から実施するとすれば、かなり色々注意しないと後で泣きを見るかもよっと。

①ガムテ自体を厳選
かなりテープの状態と質で寿命に差があって、普通に段ボール箱等に使うのとは別世界でんねん。
尤もミュート等で多用してるとそこそこ概知だろうが、皮みたいに交換出来ないし普通はそ
の習慣が無いのが異なる。

 先ずなるべく製造から日が浅いのが望ましく、糊の軟化時期を遅らせられる。
 表面感触はお好み次第だが、あまり薄いのは耐摩耗性に乏しいんで不向き。
 新品時で糊は固目の方が良く、軟らか目だとすぐにズレて来る。

②貼り替え頻度
恐らくこれが最も厳密さが要求され、だからこそ大雑把な杜撰大王は挫折ったんだ。

 膨大な私体験に依りますと多少の汚損は厭わない条件で、俺みたいなゴリ足で2~3日・普通の人で1週間・繊細足でも1ヶ月程度が確実に無事で済む限界やね。
 しかもこれは①の要件を満たしてた場合で、糊の劣化が酷いガムテだと1曲演ってる途中でズレて来た事も。

極力汚損を避けたいとなったら随分神経質な話しだが、もう演る都度貼って剥しといた方が良か。
今晩はこれで終りの又明日の朝から叩くから…って普通はほっといたりするが、夜間温度・湿度の変動が多いだけでももう状態が結構変わるケースもおま。

踏み心地変化だけで済みゃ良いが、それより接着状態とか硬度の方が変わっちまうん。
んな事情なんで個人的にはあまり勧められなく、俺の場合は自身の足裏コンディションの安定化に主軸を置いてるよ。

足裏皮膚って個人差は相当あろうが、適度に乾燥してれば結構丈夫なもんでね。
履物は床等次第ですぐ濡れたりするけど、足裏だと普通はプールや風呂以外では露骨に濡らしたりしないでしょ。

現況在宅時は敢えて靴下を履かない事で、大凡所望の乾燥度が得られてましてん。
尤も足裏以外の皮膚は弱い方と自認してるんで、体の外に解決策を求めるのも分からなくない。

人夫々で最適解は千差万別で参考にこそすれ自ら探索してくしかないが、何か適切なのが掴めたらそれこそが独自スタイルの一部なんだ。
ドラムの足元って近付いてまじまじ眺める機会も少な目になり易いんで、その分リスクを知っとかないとこんな筈じゃになり易いかも。

-終り!?-

2024年2月15日 (木)

音楽備忘録1644 従兄記事に勝手に便乗➋

ほんだらお待ちかねドラムぺガムテ貼りの具体実態と参るが、杜撰大王の発端はもしか大昔述「異形フットボード」対策だった。
その次が「変形したフットボードの補填策」で、どっちもその根底には日本住宅の慣習があったのだった。

もし昔から専業Drummerだったら何らかの室内専用履物を用意したかもだが、こちとらマルチだった&貧だから出来ればそのままで行きたい。
ほんで最初期ドラムぺは従兄から譲受のRogers SWIV-O-MATICだけで、後に開花した俺様の才能には相応しいかもも初心者には何とも不釣り合いだったけどさ。

こいつのフットボードデザインだと足指が時々穴に嵌りやがって、靴下ですらスイっと滑る時と少し引っ掛かり感がある時とがあって困ったんだ。
俺の場合極初期から速いスライド奏法だけが売りだったのもあって、滑るだけならあまり困らなかったんだけどね。

そんでボード表面ガムテ貼りで凌いでた処今度はYAMAHA FP-702を又頂戴して、その当時の自分の志向にはこっちの方が合ってたんだ。
但し幾ら気前の良い従兄でもミントコンディションだったら手放す訳も無く、こヤツの場合はフットボードが横から見たら直線の筈がそこそこ盛大に真ん中下がりに湾曲(変形)してたんだ。

俺も知ってる巨漢のド素人に従兄が踏ませたっけ、昭和の田舎の中坊だから一発で凹ませちゃってね。
以来どうにも踏み辛いってんでウチに来て、大凡20年位はガムテ&プラ板の積層小細工で何とか平板状態を得てたんだ。

こっちの最初期はガムテオンリーだったんだが、如何せんそれだと表面が柔軟過ぎたり平にしといてもすぐ凹んで来ちゃったりで。
僅かな中下がり湾曲なら何とかなるが、露骨に凹んでてはスライド奏法に向かない。

それでも何とか20年は我慢してたんだが、経年劣化・摩耗も酷くなって来てレストアを考える時期が来ちった。
ここから又過去重複になるが工事失敗or工事中の代用が必要となったが、ずっと使ってなかったスイボの存在を完全に忘れててね。

それでその当時お買い得だったLudwig Speedkingを買ったんだが、そうして3つを比べてみるとガムテ貼りは超臨時以外は邪道な感じだったんよ。
湾曲が運良く直せたFPでも昔は横溝に抵抗感があったけど、平らになってくれりゃガムテ貼りよりそれだけで好感触でね。

そんな経緯があって2つともガムテ残骸の撤去となったんだが、これが新旧の糊の残骸がランダムにこびり付いてたからもう悪戦苦闘ですわ。
軟化してる分は根性で他の新品テープにくっ付けてまあまあ対処出来たが、硬化してるヤツはその程度じゃビクしもしない。

で最初は一切傷付けたくねえから廃ピックを流用して丹念にこそぎ落したものの、アルミダイキャスト表面の僅かな目地に入り込んでる分がどうしようもない。
最終的にはカッターナイフでより丹念にとなったが、俺比で気になる程は傷付けずにやっとの事で剥離作業を終えれたよ。

因みに1つにつき断続的作業ではあったが、大体1週間位は掛かったで。
ずっと連続でやればもう少し早くに終えれたかも知れんが、その場合肉体的にも精神的にもより疲労耐性が必要ざます。

-続く-

2024年2月11日 (日)

音楽備忘録1640 従兄記事に勝手に便乗➊

今回からこの際露骨に乗っちゃうとして、初回はドラムペダルのフットボードのガムテ貼りの件おば。
図々しさとちゃっかりは杜撰大王のお家芸と勝手に思ってるが、それよりこれには豊富な過去体験があるからなんだ。

恐らく長所短所ともほぼ既に実体験済みなのと、裸足+ガムテ貼りの実情迄と他に類を見ない充実ぶりってね。
では先に短所から進めるが目的は、リスクを知った上でトライする為だ。

それがかなり面倒なんで俺は20年程続けてたのを止めていて、ガムテ最大の欠点の糊と布地の摩耗がねえ。
さていきなり余談になるが俺はそもそもテープでの補修は色々やってて、現在継続中なのは割れたプラ製便座の簡易対策だ。

現用のは2代目で初代時には瞬間接着剤を使ってみたんだが、耐衝撃性に劣るのが便座に向かなかったんだ。
わざとバァンと降したりゃしねえが、手が滑ったりすると陶磁器の便器へガタンと落しちゃったりしてさ。

ほいで部品買いして交換したんだけどそれから10何年も経ったのと、一時期デブって体重が重くなったのも災いしてるのかな。
体重超過状態から今は戻ってるんだが経年劣化も加わってそれ迄持たなく、最初に入ったヒビがじわじわ拡大してって最後は泣き別れに。😢

こいつはプラで表面ツルツルなんで敢えてガムテを使わず、宅配段ボール箱なんかに良く使われる透明テープを使ったら何とか凌げてるん。
残念乍らこのテープにも糊の劣化があるんで、随時で時々張り替えは必要だけどね。

けどフットボードのガムテみたいに摩耗で変質する事が無いから、起きても2次災害が軽微なのが良いんだ。
って何時の間にか本題に入っちゃってるが、この摩耗劣化が中々に厄介なんだ。

奏者次第で相当差は出そうも表の布が擦り切れる前に貼り替えしないと、裏の糊の影響が出るねん。
しかもある程度ズレただけでも近似の害が出て、生足ならまだ良いが靴下とかに付着しちゃうと根本的な解決策が無いんすよ。

セロテープや養生テープ等の糊と違ってガムテのはまるで誰かさんみたくしつこくって、当初から徐々に軟化してくのに最後には乾燥してパリパリカチカチになる。(もっと長期間になればどのテープも最後は乾燥するけど)
意図的に剥したい時ゃわざと乾燥を待つ場合もあるが、中々全体が同じ状態になる事は少ない。

貼った相手に吸湿性がありゃまだ良かったが、フットボードは殆どがアルミの塊だかんね。
具体的な苦労話しは長くなるから次回へ譲るとして、癖糊問題の他に状態安定度が低いのも難点なんざます。

ガムテは布でも紙その他のでも大抵表層はビニールコーティングか何かが施されてるが、それでも温度・湿度次第でかなり滑り具合その他が変わる。
生地の厚みに依ろうが必ず何時かは擦り切れて来るもんで、そうなると一番摩耗した箇所から裏の糊の影響が出て来んだ。

それが起きる前でも足や靴下の湿度で摩擦係数が変化して、まあ裸足だとガムテの有無に無関係に足裏皮膚の状況はダイレクトに響いちゃうんだけどね。
これは素手とバチの関係でも同じだが主に影響するのは手の方だけで、両方から影響があるとそれだけ感触は変わるし加減は余計し難くなるんじゃないかな。

-続く-

2023年12月16日 (土)

音楽備忘録1583 古典楽器の恐るべき隠れた実力①

杜撰大王はそのポジションから所謂ビンテージにはあまり縁が無いものの、楽器屋兼業を長ぁ~く続けてると稀には遭遇するんだ。
でかつては唯々素晴らしいとか思ってたんだが、ある楽器の試奏体験からもう少し違う側面が見えて来たんよ。

その片鱗がSpeedkingの常用から少しは顔を出し始めてたんだが、例の100年物Snareショックで一気に顕在化しちゃったんだ。
今迄にだって’50年代のStrato・Les Paulを始め、今程当時はビンテージ扱いされてなかったが弄った事はあるんだ。

けれど楽器店売り場かせいぜい倉庫での試奏で、従兄宅の様に遠慮無しで試せなかったからかな。
と来た処で100年物との出会いを少し詳しく語っとくと、単に俺が何時も叩く右用セットに無造作にセットしてあったんだ。(従兄は通常時は左用セットを使う)

ほいでサプライズのつもりか何か知らんが、お値段と経年は後で俺が尋ねる迄明かさなかってん。
恰も俺言い「見えるブラインドテスト」を受けさせられた様なもんで、しかし触れた途端に音がバカデカいのとバズ(プッシュ)ロールが演り易いのは即座に分かったわ。

だがまだその時点ではLudwigの古いのらしきが分っただけで、叩き続ける内に段々とこりゃ中々イケるかも程度に思ってたんだ。
後になって価格と経年を訊いてビビったものの、もう既に無造作にひっ叩いてからだから後の祭りでんがな。

大部昔に¥云十万かそこらでオーナーは入手したそうだから、きっと今じゃ3桁の大台行っちゃってるね。
只製造後ピッタリ100年ってのはあまりそんな感じがしなくて、多分まるっきり「現役の音」がしたからだろう。

俺も従兄も試し録りすら未だだから確定はし切れんものの、Mic乗りも特段問題は無さそうだ。
従兄か少し離れて野暮用中に俺が叩いてて彼が漏らした言葉が、何だか「何処で聴いても全く同じ音がする」って…。

現時点では今標準のOn Micに好結果が出るかは未明だが、↑の意味する処は遥かに重大なんだ。
手前味噌ではPaiste Cymbalをらしく拾うのに長年腐心させられてて、演奏の邪魔にならんとか分離度が高い位置にするとそれっぽく無い音になっちゃうんだ。

Offるにしても上からでは駄目で、どうも横方向に旨み成分が拡散する様に作られてるみたいなんだ。
録りだけ良くて生が駄目よりゃ使えるが、楽器って常に録音か或は生演奏にのみに供されるもんじゃないっしょ。

つまり仮に大当たりは出なくてもどんな拾い方にも対応してるってのは、ユーザーに自由が与えられてるも同然なんですわ。
全くオーソドックスな音色で構わなきゃ良いが、オリジナリティを追及すれば誰もやってないのから見つけようとするじゃん。

他でも吠えてた通りあまり楽器が特定の何かに特化してると、こう云うのに不向きになるし新案も想い付け難くなるんすよ。
そんでも何かには至高となりゃ良いんだが、大抵は何故かそうなってないんだ。

既にSpeedkingでこれを実体感したのは、設計想定を超越出来るかどうかでね。
超速Slide3連打とかって演ろうとする人、更にそれを実現させた人なんて殆ど居らんがね。

要するに余程のヲタ設計者じゃ無い限り、事前想定しとくなんて無理な相談やん。
そやさかい「今すぐどう可能」より、将来性が無限に近い方がホントは親切なんじゃね?。

=続く=

2023年12月13日 (水)

音楽備忘録1580 Speedkingの安定度➐

電源ドラムのコードみたいに長い〆、続いては3.Slide奏法での現代ペダルとの比較だ。
今迄散々スピキンはSlideに最適と吠えといて、前回初めて不当低速では現ペ君より苦手なる文言が登場したが…。

そうなったのは最速連打には足首DoubleよりSlideが向いてて、杜撰大王のヲタ性も加わって速い方だけを記してたからだ。
特異な状況(過去の俺等)にとっちゃ微妙でもあり、力はそこそこあるが足脚不器用な人にスピキンはどっちらけかも知れない。

DoubleがSlideでしか出来ないとか、Slideを習得中だと万に1つも現ペ君の方が初期段階だけなら早く習得出来る可能性がある。
実際には足首から先の肉体的負担はスピ君の方が断然軽いんだが、兎に角先ず2つ鳴りゃ良いとなれば本来とは一時的にアブノーマル状況になる様だ。

その時期はスピ君を殆ど全く試せなかったんで定かじゃないも、力(本人はスピードのつもり😓)で強引に演るなら現ペ君の方が対応してる。
俺程じゃ無いにしても速度を上げるにも少しは力が必要で、その為コツがハッキリ掴める迄はエイヤッとやりゃどうしたって余計な力は入るもんだ。

極細脚の女性だったらそれでも滅多にオーバーパワーにはならんかもだが、本格的なスポーツ経験者でも無きゃ最初から無駄無く蹴る(踏む)のは大変だ。
けれど現ペ君で一応2つ鳴らせても最悪体を壊すとか俺みたいに適用範囲を誤認するとか、唯出来たから先は急に発展性が低くなるんよ。

つまりこの面でも現ペ君は割と極端な性質を持ってる訳で、ゆくゆくは奏法や練度を選ぶ≒「癖がある」と言わずして何と言うのってな。
今劣化本邦の一般評ではスピ君は癖者とされてるが、実際は以上の顛末から真逆なんすよ。

って俺もある程度使い熟せる様になる迄は、ちっともそう実感出来なかったんだけどね。😅
あとたかがRock内でチラ見せするJazzでも、なるべくなら本格的に出来た方が良いじゃん。

そもそもそんなの挟むのはガラっと場面を変えたくてなんだから、フレーズや奏法だけじゃ無く音色だって大胆変化させたいもんだ。
を逆手に取れば「俺様の足脚自体がRock」とするには、楽器でジャンルが特定出来る様なのじゃ駄目なんだよ。

この点どんなジャンルを演るにも専用の楽器が無かった、RingoやBONZO等の方がそれが出来てたんだ。
そのご利益はっつうとサプライズの飛び入り等で、他人のセットを叩いた際に恐らく歴然と差が出るぞ。

それが達成されてなくてボロが出ると不味いからって、自分専用のセット以外叩きませんとなれば演奏機会がグンと減るでよう。
また外人パワーの真実じゃないけど本チャンで偏った楽器を使ってても、海外の奴等はそれじゃなきゃ出来ないだろうとタカをくくってねえか?。

俺言いRock先進国では歴の古さもあって皆がそんな状況に慣れていて、後進国の劣化本邦とは大いに異なってるのだ。(こんな恥ずかしい思い込みが解消しないから未だに後進国😢)
実際PunkのDrummerでJazz奏法の練習を日課にしてるのなんかが珍しく無く、従兄のX(旧Twitter)にはそんなのがちょくちょく紹介されとるでえ。

=終り=

2023年12月 9日 (土)

音楽備忘録1576 Speedkingの安定度➏

うーん我乍ら綺麗に纏められたと悦に入り掛け、あちゃっと大事なのを書き漏らしてた昨日の杜撰大王であった。
っと言っても過去記事で触れてはいるんだが、スピキンが普通と思える様になった後の話しざんす。

概述では現代ペダルで未成の技がスピキンで可能化したのはあるが、逆は僅少だと全くザックリとしか書かなかったけね。
今回はこれをちゃんと深掘りしときましょって事で、もっと具体的に書き残しとこう。

1.普通の単打
単純な音色の安定度では現代ペダルの方がかなり楽で、スピキンは極僅かな踏みムラでも洩れなく反映してくれちゃう。
極論すれば1音毎に全て微妙に異なるって様相で、尤もアンサンブル内へ入るとそれは特に気になる類いのじゃ無かったっす。

これが多分現ペ君に無自覚でも飼い慣らされてると一番気になる点で、但しその真相を知るには現ペ君の性質の正しい理解が必要ざます。
早い話し現ペ君はドスッっつうのだったらしくじってもトス、バチッっつうのだったらパチ程度と元から変化巾が少な目なんだ。

無論法外な過ちを犯せばもっと変わるが、実用領域では恰も安定してる様に感じられよう。
だが範囲狭い≒特定ジャンル向き等の性格になってしまうんで、突然違うジャンルのを挟もうとした時ゃフィットしてくれなくて困るよ。

又BONZOみたいな非常識な音を出したくなった際、ポテンシャルの低い現ペ君では本家と同じセッティングでは出せまへん。
彼のバスドラって凡人が鳴らしたらボワォ~ンとしかならない設定で、幾らアタックが硬質な現ペ君を持って来ても余韻の方がどうにもならんのどす。

その訳は打後打面を押え付ける力のモーメントに、スピキン程の柔軟性が無いからなのだ。
かつて俺が望まずとも得意だった😢バウンド現象が起き易く、口径22inch程度迄なら強引に力でも止められるが流石に26となると力だけじゃ押さえ込めなくなるからよ。

皮振動1回で完全制止が無理な際、残された手は振動が収まる迄しつこく粘着してく事のみ。
取敢えずずっとビータを張り付けておければ、振動周期延長→可聴帯域外へ周波数低下・それが無理でも倍音は全ミュート可能となって実質鳴って無いのと近似に出来るのさ。

ビータを異常な高速にした時だけ出せる音等についても、通常領域を超えると僅かなバネ抵抗の差が拡大するからね。
つまり変態音を出せるポテンシャルでは圧倒的にスピ君が秀でてるんだが、実際出すには踏むのすら完全な変態が要求されるから実現性は?なのかな。

2.足首Double
現ペ君でも生まれ乍らの適性があったら、「物凄く苦労させられるが」最初から踏めない事は無いだろう。
物凄く…なんて皮肉タップリな嫌味紛いに言ってるのは、スピ君だったら全然力が要らなくて踏めちゃうからなんだよん。

体験的に足首で踏む方のは力では脚踏みに劣る都合、Doubleの際はより速度が要求されるんす。
素早い爪先の踏み込み+脚を落すになって初めて、大体イーヴンバランスになってくれるのさ。

脚落しなら問題にならんバネ強さも、足首には殆ど誰にでも影響がある訳さね。
のでトゥが苦手な者にとっちゃバネ強ってな、永遠に続く拷問同然になっとるんや。

苦手でいじめられたら羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く状況に陥り、益々習得を遅らせるから罪なんよ。
本来なら克服には平均より沢山練習しなきゃいけないのに、全く出来そうに思えないから頻度・時間とも減っちまう。

ほんで見事にスピ君使用前の杜撰大王みたいなのを、あっちでもこっちでも量産してくれるんだぞ。
そんなの嫌でしょ、俺だって結構ずっと凹まされてた位だもん。

=つづく=

2023年12月 5日 (火)

音楽備忘録1572 Speedkingの安定度➎

この項の〆にあたり概述重複を含むが、杜撰大王が現代ペダルで付いてしまった「悪い癖」を深掘りしとこう。
これこそが今回綴って来た核心で、未だ修正するのに日々苦労が絶えないんだから。

過去記事ではSlide奏法で最速と足首Doubleに最適と書いたが、これは一見すると矛盾がある様に勘違いされ兼ねない。
けど全く矛盾なんて存在しないのは、速度と奏法の適性迄まるで示唆してくれたからなんだ。

単打と足首Doubleではほぼ自由選択が許されるが、Slideと足首Doubleの中間領域と思ってた範囲が意外と狭かったんよ。
因みに長年にわたって悪癖を俺に醸成してくれたのは、今では伝説化しつつあるYAMAHA FP-702でごんす。

ほいでそんな良いヤツがなしてってば、ゴツさとバネ強さのお陰で不適切な低速でも一応Slideが出来ちゃってたからなんだ。(ある意味で親切過ぎた?)
って真犯人は杜撰君でペダルにはせいぜいほう助位しか罪は無いんだが、境界線を認知する前に使ってると騙されたも同然になってたんだよ。

よくよく振り返れば適正速度時より低速Slideは不安定さがあったんだが、元は足首Doubleがかなり苦手だったからねえ。
手慣れた方で何とかならないかと考えるのは、少々甘ちゃんもそれが人情ってもんじゃないすか。

仮に生真面目だったらそうはならなかったかも知れないが、俺の第1目的は好きな音楽を奏でられる事だかんね。
微細な精度に拘ってフレーズを妥協するよか、その曲固有のパターンを構築する方が大事と思った訳さ。

勿論何時迄も低精度のままじゃアカンけど、曲や編曲の旨み成分を全く残せなかったら後にはきっと忘れたりするからねえ。
で少し戻ってほう助の罪と称したのは、足首Doubleが少なくとも楽チンじゃないペダルだったからだ。

FP君単独視点ではなまじどっちかでは出来るので、そのガラパゴスさを知り得ないんすよ。
欧米みたいに古典ペダルも豊富にその辺に転がってりゃ良いが、こっちじゃほぼ現代系ペしか巷に存在しないから比べても大差が出ない。

その上Slide奏法向きと思ってたのが、スピキンと比べたら限界速が全然低かったんだから。
まるで単位不記載のものさしでメートル法のだと思ってたのが、尺かinchのだったみたいなもんだわさ。

しかもペダルには至極当然乍ら、0cm等基準点の表示なんて一切無いべ。
ので所詮は奏者側意識の問題なんだけど、国内でそれをダイレクトに体感出来るとしたら殆どスピキンしか無いん。

最近はスペック重視だのマニュアル尊守だので、若い人なら頭で言われてずっとそれを信じて鍛錬出来るかもやけどさ。
自分の体での直接体験に勝るものは無くて、どうして駄目・無理そうなのかも一遍で分かっちまうから。

そしてスピキン体験期間が中途半端だとどっちでも後退する可能性もあるが、その人なりの長期視野に立てば得を幾らもしなくても損する事だけは絶対無いよと語っときませう。
今程の不景気になる前だったら国産現代ペが確実に価格で有利だったけど、こう値上がりの嵐となれば中古だったら大して高くも無くなって来てるから今が挑戦チャンスかも。

=つづく=

2023年12月 1日 (金)

音楽備忘録1568 Speedkingの安定度➍

前回末端の言い草だと素人には不要な風だが、私的には全然そんな事ぁ無いと思ってるんだ。
その原因は堅苦しい言い回しだが、教育効果となって後に現われるからなのだ。

一般学習では受験合格だけの目的に特化したのと基礎力向上を重視したのの差で、今時は失念してる人が随分多いが学校出た後に前者じゃ幾らも役に立ってくれないんだよ。
その典型例が高学歴で博識な筈なのに、研究者や博士への道へ進まず『正確には実力不足で進めなく』なって政治や金勘定だけの分野に流れた連中だ。

奴等確かに凡人よりは一見利口だが学びの偏りが酷いんで、時々幼児でも分かる様なのを大間違いしやがる。
学問に古くは「博学」っつうのがあって、各分野の知識を上手に駆使するにはこれが足りないと駄目なのよ。

今劣化本邦の最低スペックの政治屋は短絡的に大金持ちに儲けさせりゃ、国としての経済が上がるなんてあり得ない夢をみてる。
が多勢に無勢って言葉がある様に、原理的には最も貧しいヤツを底上げしなきゃ駄目なんだよなあ。

この場合偏り→狭隘視野→大事な部分を見落とし欠落があるから、当事者には自らの過ちが全く見えてねえのよ。
それがたかだかドラムペダル如きでも同じ処があって、「嘘の反応」をするペダルを普通とか基準と思っちゃうとさ。

掛けた費用と時間分の学びが得られなくなって、誰でも一様に損しちまうんだ。
しかしこの件で厄介なのが一定レベル以上に到達出来た者にしか実感出来ない処で、今は連吠えしてる杜撰大王だって中古を買って数年間はこんなにハッキリとは分からなかったんだ。

現状あまりにも多くのが「こっちが普通」って顔して巾利かせてるもんだから、連続Slideや足首Doubleを習得出来る迄は確たる証拠も無かった。
日本では戦後長年サラリーマンを中心にして教育も習慣も構築して来てるんで、恐らく海外よりこの嘘発見が遅れてるんじゃないかねえ。

欧米と比べるとその辺に転がって余ってるケースが圧倒的に少なく、あっちじゃ孫が始める際にじいちゃんのお古からなんてのが珍しくないそうだ。
だがじいちゃんと同じじゃ嫌、孫世代特有のにしたいなんて処から表面的にはスピキン以外の常用者が多い。

けれどじいちゃん死んじゃったし家族で他に要る奴も居ない等で、自宅では所持したままで随時で上達具合の確認等には継続使用してるのが結構居るのよ。
これって昭和時代にまことしやかに言われてた、外人パワーは桁違いのこの分野での真実なのよね。

野球等一部スポーツで当時は露骨な体格差もあったが、身長や筋力で勝ってる日本人が全く居なかった訳じゃ無い。
前々回の「従兄宅で」には続きがあって、今回はシングルストロークの速さが話題に上った。

こっちじゃ従兄を始めスピード≒器用な傾向があるが、海外じゃそんな縛りは全く見られなかった。
必要な速度が得られるなら奏法なんて2の次で、っても音色的にフィットするかはこっちよりかなりうるさいみたいだけどさ。

要するにベーシックの鍛錬に余念が無いんで、割かし環境変化等に強いんだ。
それがペダルで今日に於いては「足首だけで踏めるか」に現われてる様で、これを色々に試すにはバネが強過ぎたりヘビー過ぎては限られてしまう。

つまり今劣化本邦では必要性の無い人迄、脚踏みばかりが得意っつうか慣れ過ぎちゃってんだよ。
それも足首踏みとの相違を、殆ど認識出来ずにさ。

=つづく=

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