音楽備忘録1505 跳ねるの薦め➑
今回は適性について考察してくが、やはり各ノリに対しての体質的一致・不一致の影響はかなり大きい。
のでそのノリの典型を標榜するなら、適性は決して無視出来ない。
運悪く体質と好みが合わなかったら諦めるのが近道だが、限度はあれど全く体質改善が不能って訳じゃないんざます。
例えばReggaeしか無い国で海外へ行けない事情があってそれでも音楽したいとしたら、非効率でもそんな方法を追及してくしかない。
そんな境遇に追い詰められたら凄く大変だとは思うけど、持病の都合で体質改善が必要になるケースとかあるからね。
既にここ迄で「非効率」「凄く大変」等ネガティブワードが連発してる様に、どんなに頑張ったってkingやAceには到底及べない。
だがそんな人達と問題無く合奏出来る程度になら、必ず誰でも何れは到達出来るのが疾患関係のより遥かに救いがある処なのだ。
跳ねを動的に可視化して最も身近なのは足でやるスキップ等で、これが苦手な人もそこそこ居るが慌てない慌てない。
杜撰大王ですから成果の程は知れぬが、きっと1回に限定したら全く出来る様にならない奴は居ないよ。
それをキッカケにして物凄くゆっくりとなら恐らく続けられる様になり、ってとてもそれだけじゃ跳ねてる実感は得られないだろうけど。
んがDrumでは定番練習法の「加減速」を使って行くと、少しは打開出来るんじゃないかな。
俺の場合太鼓では連続フィンガーリバウンドストロークが超昔から大の苦手で、両手シングルの連続が未だ覚束ない。
とは言えこないだたったの1回だけだったけど、もしかしてこの感触かってのがあって今はそれの再現に苦心してる。
先行き不透明も「指主導」の感覚らしきものは、以前よりはそれで体感出来たんだ。
Drum以外でも楽器の演奏って結局は体操等と近似の肉体労働なんで、なるべく体で感覚を掴めた方が早期に実用化に繋がるみたいだ。
ので跳ねに関しても一寸アホらしいかも知んないが、ホントにウキウキ浮れて奏でてみるのが杜撰大王的には第1推奨なんだ。
そもそも音楽って感性芸術なんでわざわざこんな事書く方が変なんだが、インスタント上達を狙い過ぎて表面的な技術だけ会得するのが悪流行りしてるんだよねえ。(マニュアル過依存の一種か)
私的にそれで最も犠牲となってるのがノリや音色で、フレーズのみ模倣してもノリや音色が足りないと殆ど無効化しちまってんだ。
音楽はノリや音色が一定水準を越すと興味を抱かれ、その先も聴こうとして貰えるって「構造」は変わってないし未来永劫変えられそうにないのにな。
結局そこに手を付けずに仮上達って、商業目的のみのコンテストや音楽教室に皆騙されてるだけなんじゃね?。
敢えてそこ迄言わず性善説を盲信しても、効率が悪くなるのだけは確かだ。
人次第じゃノリや音色の獲得の方が大変だったりもするだろうが、基本的なノリや音色はフレーズより格段に応用範囲っつうかほぼ何時も使うもんだからねえ。
=つづく=
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