音楽備忘録2095 音プロの音楽の聴き方⑳
周波数6回目は音楽ではきっと永遠に根幹を司る中域の核心に迫ってみるが、オーディオ的観点ではあまり含まれない重要素が幾つかあるんだ。
1つ目は音程感で、万人が即座に認識可能な範囲は低域や高域には及んでねんですよ。
杜撰大王みたいにベテランBassistだと無意識下に訓練されてんで、悪環境じゃなきゃ大まかになら割とすぐに分かるんだけどさ。
そんでも微妙なチューニングのズレなんかはホントは中域のより把握し辛く、和声全体の響きから推察する事の方が多い。
前述Piano88鍵最高音程以上ともなれば↑の方法を駆使しても中々厳しくて、聴き取り難いからと音量を上げりゃけたたましさが増してもっと訳が分かんなくなる。
2つ目は低音楽器の低次倍音が高域に到達してない件で、こればっかりは自然現象だからどうしようもない。
私的にはあんま好かんが不慣れな者に基音だけで音程分かれってのも無理な相談で、エレキBassの4弦の音程感は通常2次倍音以上で判別して貰ってる。
飽く迄私推察に過ぎんがフレット付けただけでLeo Fender先生はPrecisionと命名したんじゃなく、従来のコンバスよりエレキ化の御利益で倍音が豊富且つ必要なだけ調節可能になったからなんじゃないかな。
裏悪推察すりゃエレキ化したらそれだけで従来より音程がズレるとバレ易くなっちゃったから、フレット付けて誤魔化したのを誰でも正確な音程が得られますと換言したとも。😵
又アコースティックオンリー時代の対応策がCelloだと思ってて、それだって音程感は2次倍音依存が主体だがあれ位の弦長・音域にしてやれば倍音がそれこそ倍増って感じになるかんね。
しかし何れにしたって中域音域楽器とはダブるのが避けられず、Guitarが大き過ぎるから中域削ってやったらBassの音程感が曖昧化したなんて事が平気で起きちまうんだ。
そこでせめて存在証明は「目立つ倍音」でとなった様で、しかし相変らずほぼ中域の狭い範囲から抜け出せてはいない。
が比較的微小な相違でも判別を付け易くする方法が、無い訳じゃ無かった。
類例としてはタブで手帳等の端を突き出させて系統や分類などを記載する様に、一部だけ張り出させてアクセスし易くしてる様な方法だ。
最近は要所に付箋をはみ出させて貼っとく方が多いのかな、何れも夫々を出っ張らせた箇所以外は完全に同一形状をしてるよね。
もし全ページの形状を変えといたら判別性では良いか分からんがページをめくるのも一苦労な上、書類・書籍として鞄に入れたり書棚に保管するには不便でしかない。
音楽でもアンサンブルが1冊の本・各パートがページみたいなもん、と想像して貰ったら少しは通じるだろうか。
近年杜撰君がブチ当たった壁にエレキBassの音色案件があったが、以前より正直に中域を少し上げたらお前の音色じゃ無いと言われちまったい。
ほいで当初は悩んだがそこはいい加減なエレベAmp、BassツマミでもTrebleツマミでも弄れば中域も少しは変化する。
のを魔用して妥協点を探り当てたがきっと必要な中域に耳が行過ぎて、「不要な中域」の状況が疎かになってたんだろうな。
ので音楽や楽器関係で中域を増減したかったら、普通の3Toneのよりグライコ等帯域のもっと狭いのを優先した方が良い様だ。
んでその調整具合がアナログオンリー時代と今では真逆に近くなるケースが増えたが、これは次回送りの乞うご期待っと。
-続く-
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