電気

2021年8月 5日 (木)

音楽備忘録721 魔修理の現在???

何やらタイトルがユニクロの豊富なカラーバリエーションみたいになってるが、現実の落着きの無さを素直に反映させたらこうなっちまっただ。
お金を掛けずにとなるにしてもこうも面倒が重なると参っちまうが、道が僅かでも残ってる内は挑戦してくしかない。

さて今の最初の課題は基板の面積拡張だが、ここ迄来てもまだ新品を奢るのがはばかられてしまった。
それは基盤Ver.1に用いたのと殆ど同じ位の端切れがもう1つあったのと、新品にすりゃ必ず足りるって保証も無いからだ。

因みに纏め買いしてある新品でもその大きさは、端切れの大凡3倍程度に過ぎない。
ではこれに関連した基板の適正サイズにも一寸触れとくが、量産品じゃ無い場合1枚あたりだとそんなに大きい必要は無いのだ。

接続箇所が増えりゃ接触不良の発生確立は少し上がるものの、量産品の大型基板でそれを最小限に留めてるのは稀だからそう云う目的で一枚岩としてる訳じゃ無いのが大半。
基板製作がハンダ付けも含めて機械でやるには、なるべく纏まってた方が回数が減らせるからよ。

取付作業にしたって数は少ない方が作るのが楽になり、但し部分的な故障修理には線の解結やらも含めて纏まり過ぎてると却って不便なんだけどね。
そう云や近年では殆ど見掛なくなって来たけど、Mixer卓でもモジュールタイプになってるのが激減しちゃったよ。

これと蛇の目基板のお値打ち品との兼合いから普通とは逆になるが、「小は大を兼ねる」でこんな状況になってるんだ。
完動の保証があって予め予算も組めるならこの限りじゃ無いが、先行き不明なら割高な大サイズのから毎回切出すより合理的なんすよ。

と記しつつも過去に1度だけ大型切出しも試してて「すぐには無くならない良さ」はあったが、末期に帯に短したすきに長しを頻発させてたんだ。
同じ板でも電子機器用ユニバーサル基板って木とかの普通の材料のと比べると、最大のでも半分にも満たない小ささだからだろう。

取敢えずサイズは倍増で行ってみるとしてもう1つ改善箇所があり、従前は概発表図の如く放熱材の裏へ配置してたのを変更してみようと。
これ放熱材に大穴の開いてる箇所なのと作業中は使用時と上下反転させてるから気にならなかったが、多分放熱材からの熱で下や周りから余計熱しちゃってたんだ。

当初影(裏)に配置したのは照度への影響を一掃する意図だったが、LEDがカバーに近くてどうせ縞馬になるのを避けられなかったから意味が無かったかも知れない。
これに加え取付金具がたまたま不等長なのを良い事に長短反転させて、使用時の駆動基板の位置も少し下げる事にした。

効果の程は長期供用後じゃ無いとハッキリしないけど、当座で可能な改良はそろそろ限界かと思われる。
何とも段取りが悪くて回り道になっちまったが、貧にとっちゃ部品自体は全て健康が保たれてたのが唯一の救いだろうか。

Led_20210715100501
上図が駆動基板Ver.2の概念図になるが赤線が表に露出してる・青線が裏面に付ける錫メッキ線の様子で、赤は端切れの連結も兼ねるから省けないが本来なら青は銅箔であるべき処。
けれど錫メッキ線だって現物は立体な上ハンダが付けばそれなりに「太る」ので、実表面積は円周率分程度には増加している。

Led_20210715100601
今回は失策を誤魔化すかの如く!?大盤振る舞いで、以前のよりは実際的な新旧の配置図も奢ってやらぁ?。😓
薄黄:LED,薄水:アルミ「下駄材」,ピンク:流用スイッチング電源,緑:駆動基板で、例に依って必要最小限の描画で配線等は省略した様子だ。

上が旧で下が新だが、電源部だけ元から被りが少なくなってたのは駆動基板より厚かった為だ。
下駄材も実際は同じなのは縦横寸法と高さだけで、穴の位置・形状・数や裏面の空間等はかなり違っている。

これ等に加え脆弱な天井材へ何処へどれだけネジを付けりゃ持つかもハッキリしなかったんで、絵面的には隙間が多い割に実際はそんなに自由な配置には出来なかったんだ。
これでウィンド型クーラーの騒音撲滅に、没頭出来ると良いんだが…。

※執筆7月中旬

<つづく>

2021年8月 4日 (水)

音楽備忘録720 Mixer卓のルーティング⑫

当節本件を最も楽にするのは卓をPC内のとかにしちゃう方法で、一度に必要なMicの本数が少な目だと最もご利益が多い。
しかし旨過ぎる話しにゃ大抵裏やオチがある如く、新たな弱点が生じるの忘れると悲惨な目に遭わされたりもする。

アナログ伝送ではソースの数分実際にケーブルが、例え内部だけでも全て分離してなくてはならない。
のがデジタルになると共存させても勝手に混ざっちゃったりしないんで、本数を劇的に減らす事が出来る。

但し早い段階でAD/DA変換しとかないと効果が減るので、アナログ実機Effector等を多用したかったりすると思った程は少なく出来なかったりする。
それは兎も角この手のは今では殆どUSB一択になって来てて、誰にでも馴染みがありケーブルの入手性がすこぶる良いのは大助かりだ。

だが簡単なついでに接続の安定度の低さもチャンピオン級で、概述だが特に最も普及してる2.0のがそんな有様だ。
概述ついでで具体例を再出させとくと、宅だとZoomのカメラので毎回の様にアスペクト異常が起きてて参るよ。

先日は久々だったからしっかりアルコールと極細綿棒で、プラグもソケットもしっかり清掃しといてそんななんだもん。
確かに通り道で引っ掛かったり擦れたりし易い場所にそれがあるのが良くないんだけど、挿し直さないと復旧させられないのは後生ですぜ。

現況での対策としては3.0規格のを選ぶ位で、端子が増えて複雑化した為に流石に2.0のいい加減さを改めざるを得なかった様だ。
けど悲しいかな音響機器は開発にとても時間が掛るし、3.0より未だ2.0の方が遥かに互換性が高い。

しかも性能向上につれ音色の良さのオプション扱いが邁進してるから、折角接続が安定して伝送速度が速くなってくれたって欲しい音から遠ざかり気味のの方が多くなりつつある様だ。
もう少しいい方向へ進んで欲しいのは山々なんだけど、取敢えずは使う側の工夫で凌ぐしかしゃーないよな。

そこで幾つか策を提示してってみるとして、最も手間の少ないのは2.0のでも敢えて3.0のケーブルを使うのだ。
ホントはケーブルのプラグよかソケットの方が3.0のであって欲しいんだが、例え可能でも機器側の改造を要すんでね。

お次は手間は要すが費用極小と真逆のパターンので、アルコールへ浸した極細タイプの綿棒で地道にしょっちゅうお掃除するのだ。
音響屋にとってはこれ等は持ってて当然のアイテムなんだけど
、↑のアンダーラインが要注意だ。

掃除する相手が小型化してくのに従わせてて、大昔オープンリールの時代だと綿棒よりガーゼの方がポピュラーだったのよ。
ガーゼの方が綿棒より綿カスが出易いのに何でったら、面積が狭いとアッと言う間に真っ黒けーになっちまってたからだ。

その後カセットテープが主流になって普通の綿棒がデフォとなったが、この後辺りで日常的で定期的な清掃は不要な再生機器へ移行した。
そのせいか知識としては知ってても常備してない人が増えてる感じだが、金属接点の電気コネクタのを一定数以上持ってるなら備えといて「絶対に」損しませんからね。

これねぇ据置き機器だと未だしもモバイルを筆頭にポータブルのって、様々な理由で普通皆が思ってるより遥かにすぐ汚れちゃってんだわ。
スマホではコネクタ部にカバーが付いてるのが多いけど、隙間ゼロのって俺はまだ出会った事無いし。

仮にそんなのがあったとしても外気と機器内部の温度・湿度差で人知れず結露してる時があったり、電磁波≒超微弱磁石のせいで肉眼では見えない微粒子を引き付けちゃってたりするんでさ。
最後に駄目押し行っちゃうと上述カメラのアスペクト比なら一目瞭然だけど、音オンリーでその僅かな粗相を瞬時に感知するのは豊富な体験でも無い限り達人でも不可能なんだ。

初めて使う時に来られたら最悪「不具合のあるの」の方が普通の状態と勘違いしちゃって、正常時の方が「こりゃいつもと違うからおかしい」なんて思ったりしてな。
誠に遺憾に存知ますが、体験からしてもちっとも他人事じゃ御座んせんの。😅

<つづく>

2021年8月 3日 (火)

音楽備忘録719 リフの上手な!?作り方⑥

恒例の前回補遺入りは、スラッピッングBassの音数の件からだうぞ。
今ではスラッピッングのテクもどんどん多様・高度化してるんで、怪訝に思った方向けに少々種を明かしてご覧にいれまする。

その1:サムピングとプルの交互
ピック弾きのオルタネイト同様「手は一振り」で2音出せるが、同一の1本の弦で高速に連続させるのは他の奏法より困難。

その2:常時2つの音色
親指爆速君だとある程度迄は行けるが、普通はこれもピック弾きと同様数が欲しきゃ交互に弾くよね。
その時に音色が交互に変化してOK、ってか寧ろ違いが出てくれないと格好悪い位だ。

これが「滑らかな」指やピック弾きとなると、粒も音色も揃って無きゃアウトだわねえ。
すると達人が超高速で弾いた際、Bassだと「何個弾いたか」はもう殆ど分からなくなってしまう。

その3:同じテクレベルの奏法違いで比べろし
ホントに追及したいとか真実を知りたいならこれは必須条件で、けれど一般聴者にとって幾つかなんてのは普段は「1,2,沢山」って位の原始的3モード程度で充分なんじゃないかな。

結局音の実数と聴感上の数は不一致で無問題で、求めたイメージが実現出来てりゃそれで良い。
飽く迄その為の必要時に、実数だとどうなってるかを参考に提示してみたつもりですた。

と来た処で本日のお題へ移行するが、従兄発案リフの件で丁度格好のネタが仕入れられたんでこれを生贄代わりにしちゃおう。
その内容は「隙間」と「同音連続」の問題で、原案では隙間無し・後者は奏力の関係もあって不明であった。

これはGuitarリフでって要望だったんで、先ずは隙間レスの不自然さに俺は注目した。
鍵盤でメロだけで良いなら左右の手を交互に繰り出せば隙間は簡単に無くせたりするが、普通なら「片手でしか弾けない」楽器は望まなくても何処かに隙間が出来易い。

これの試行時従兄はGuitar独奏状況らしいのを加味すると、「他が鳴ってたら弾かなかったかも」な部分も含めてしまってた可能性もある。
それへフレーズ1回りが2小節って点からも、ずっと隙間無しではクドイいし始終点が曖昧になり過ぎる気もしたのよ。

そこで最終決定は勿論お伺い後とはするが、取敢えず全体像に影響の無かった頭を休符としてみたんだ。
続いて一番悩まされたのが後者ので、何処のどの音だったら同じのが続いてもイメージを損ねないかだった。

これ何々スケールとかを無視すりゃ回避出来るんで取敢えずはそれを第1候補にしといたが、結局は途中の音がイメージと違うからって没になったっけね。
薄々予想はしてたのにどうしてったら、続く場所が無い方がコードが移行した感じにならなく済んだからだ。

従兄はタレ目だからってんでも無いだろうがPaul McCartneyばりに、必須じゃないなら同じコードで押し切るのが好きだしそれが結構特徴になっている。
その逆に敢えて同音連弾を許そうにも、元のラインからして複数個所には出来なかったんだ。

何処がダブっても構わんかの判定が源イメージレスでは不可能で、他の候補は「隠しトラック」を作ってそっちへ保存しといたんだけどね。
共作のこっちが作った部分を妙に気に入って暫く観客化しちまった様で、「隠し」ったって単にミュートを掛けといただけなんだけど見逃されちゃったよ。

とグダグタ連ねたがリフ部については「Guitarリフ化」させるのが俺の最大の仕事だったんで、こんな珍道中になったんですよ。
個人的にはGuitarである必要をそんなに感じて無いんだけど、従兄ったら良い齢して弾けない癖にGuitar信者だからねぇ。(傍目には練習時間が何十年もあった様に伺えるんで…)

いやいや決してディする気は毛頭御座居ませんが、このままではHonky Tonk Womenみたいなのはきっと中々作れないからね。
遊び部分を取っ払うと音はずっと2つしか無くて、刻み(リズム)が創作の大部分でしょ。

今ならPianoで弾いたって誰でもそれと分かるだろうけど、誕生前夜でそうしても分かるのはJumpin’ Jack Flashとかの方だわよ。
「ならでは」のGuitarリフってぇと、一面でGuitarで演らないと聴けたもんじゃ無いってのも結構重要な側面だと思うですよ。

<つづく>

2021年8月 2日 (月)

音楽備忘録718 魔修理の予約!?

人も機械もその他の物体も、古くなると色々修理が必要になるのは必然とは分かっているが…。
唐突に纏めてやって来られると難儀なもんで、作業に取り掛かる順番も考えなきゃなんなくなる。

こう見えてちっともブログに書く為に直して回ってんじゃ無いんかだが、今それを計らずも証明するかの状況に陥っちまった。
そこで過去形の記憶を予約に改めたんだけど、この目白押しは梅雨の鬱陶しさに負けず劣らずですわ。

悲劇!?の発端は家族から突如乞われた壁の石膏ボードの穴塞ぎで、極小さいのなら未だしもある程度以上の大きさになったら普通は大工さんにお願いするもんだ。
処が困った事に俺以外の誰1人「メンテ予算」って概念が無いし、こっちは分かってても有り金殆どをそのアホな連中に先にむしり取られてるから対処が出来ない。

結局何時も最後は俺の魔力!?に依存されるパターンなんだが、それも可能なのは俺の手に少しでも空きがあったらの話しだ。
悲劇勃発前に抱え始めたのはウィンド型クーラーの異騒音対策で、どうも筐体内の何処か余計な場所が接触して異音の源になってるみたいなんだ。

最終的には駄目なら買換えも辞せないが、もし中を開けてみて下らない原因で起きてたらと思うとさ。
なのでとっとと外部の観察は済ませたんだが、一旦取り外さないと開けられない位置に止めネジがありやがんの。

まあ万一の子供の悪戯等からの事故なんかを考えりゃ仕方無いんだけど、取り外し作業に必要なスペースを作る処から始めなきゃなんない状況だもんでね。
ムシムシ(点けるとウルサいからNG)する中でだと一段と捗らなくてと、そうこうしてる内に又してもLED照明が不具合を起こしちゃってさ。

泣きっ面に蜂の典型にもめげずに兎に角カバーを開けて調べてみたら、駆動回路基板が想定よりかなり高温になってたんだわ。
部品自体や回路設計には問題無くても、実際部品は一切壊れて無かったし劣化も認められなかったんだけどね。

特に熱に強いハンダなんて使って無いし持って無いんで、基板をもっと大きいのに作り変えてみようかって。
そもそもは予想外に早く逝かれて煩わされてるにしても、これは覚悟した上で買ったのだから許せなくはない。

しかしたて続けで襲われちゃ流石に閉口もんで、全部放棄してトンズラでもしたい心境だけどそうも行かんしね。
少しでも近道とか楽に早くこなせる計画を立てるとして、やはり今回も照明が先頭打者だ。

高温・多湿の面からは真っ先にクーラーに手を付けたい処だが、午後になると暗くなる部屋では暫くこっちを我慢するしか無い。
さてLED照明の改善内容は「放熱する場所を増やす」のが目的で、流用トランジスタが放熱器取付を配慮されて無いタイプなのが発端だ。

現行品の有無不明もかつてはそんなの用のヒートシンクも少しは出てたが、付ける設計になって無い分これを追加するだけじゃどっちみち心許ない。
付ける設計になってるのだったら大抵のは足より放熱器と接する処へ多く排熱が行くが、非対応のでは足の方へより多くの熱が伝わる様に作られてるのだ。

尤も元のでは放熱器を追加する空間がどうせ足りなかったんだけど、単に大きくするんじゃ無く「足の熱が伝わる先」を増やさなくては意味が無い。
電流経路が伸びるの自体は非効率なんで元は最短化させてたんだが、遠くなった方が良い事もあるのを再認識させられた。

個人的には基板の銅箔面で放熱するのは好きじゃ無く、例え溶けなくても温度差に依る金属の収縮からハンダ共々ヒビ割れ等を起こし易いからだ。
前のバージョン!?の最小基板だとハンダの面積も小さかったから、ハンダ付けの粗相以外にこれが
泣き別れを起こした可能性も拭えなくなって来たや。(接触不良は2度目だしねぇ…)

※執筆7/15(木)

<つづく>

2021年8月 1日 (日)

音楽備忘録717 Mixer卓のルーティング⑪

今日はちょい遅ればせながらMic Preを独立させると、何故卓内蔵のより割高になり易いかから行っとこう。
簡単に気付けるのは筐体やコネクタが別途で必要になる辺りだが、私的には電源回路が鍵を握ってると考えている。

回路規模が大きくなると足りなきゃ困るから必然的に電源もそうなるが、ギリギリ足りりゃ良いなら小規模のにはコンパクトな電源で済む様になる。
のが普通なんだけど物理的には足りてても余裕が少ないと、状況次第では音に悪影響を及ぼす事も出て来る。

例えば24chあって夫々が普段は100mAで足りる様になってたとして、その内の1つだけ更に10mA余計に食っても全体からの増量はたったの約0.4%に過ぎない。
だが2chしか無くてそれが起きた時は、電源側から見ると5%の増量となるから変動巾が桁違いに大きくなってしまう。

そりゃあ理論上は24あったって一度に12chで不足が生じりゃ条件差は無くなるが、限りなく100%に近い確率でそんなのはGain設定の酷いミスとかでもして無いと起こり得ない。
ので小規模のだとまるで予約がたった1人しか入って無いけど何時来るか分からないから、朝一から開店させといて閉店間際迄待ちぼうけを喰わされたみたいな様相を呈すのだ。

但し非効率な代わりにご利益の生じるケースも無くは無く、2chのを12台用意した際などにそれが現われる。
1台24chの場合その内の1つで生じた影響がそれ以外の23chに及ぶ場合があるが、12台24chにしてあったら被害を被る可能性があるのはたった1chだけに激減する。

故に徹底的に拘ればMic毎に全部専用のを独立して用意しとくと、この部分での他chからの影響は完全に排除可能となる。
高級業務用コンデンサタイプのに最初から専用ユニットが付属状態で売られてるのなんかには、この件も含まれている。

とは言え現実的には全バラにしようとしたらコストも然る事乍ら、置き場所も接続ケーブルも盛大に増やさなきゃなんなくなるからね。
ので大飯喰らいのコンデンサタイプ以外は、纏めて扱うのが一般的になっている。

今回のもルーティングとの繋がりは一見希薄な方に違いないが、独立機でも比較的大規模な機種の場合次の様な新たな選択肢が生まれる可能性がある。
それは卓のに比べりゃ劣るがMixer機能が搭載されてるのが多くなってて、Sub Mixerとして部分的な機能移転が可能となったりもするからだ。

PCでは先ず無いが(主用途違いのは除く)モバイル用録音アプリだと、トラック数が24ch無いのの方が普通だ。
サウンド的にDrumはマルチMicにしたいが後でコーラスを沢山重ねたいなんて時に、太鼓を録る時点で2トラックに纏めとくのには重宝する。

これも理想的には全部録り終ってから個別調整出来た方が良いが、それにはモバイルでの録りをパート別等にしてデータをPCに全部転送してから混ぜなくちゃなんない。
近年本邦では非理系の若年層ではPC不所持の方が多数派と訊くんで、Mixer卓を借りずに自前のだけで録ろうとすればこの差は甚大なんじゃないかな。

で大した問題じゃ無いかも知れんが、どの段階でどの程度纏めるかでケーブル数や接続に違いが出て来るよね。
すると裏技レベルの話しにゃなるが、時には「繋げられる」事情の方を優先する事だってあるかも知れないよ。

そんな際に脳内保持パターンが少ないと諦めちゃって、後でしまった出来たんだったなんてのが出て来る。
つい先日に俺等も従兄宅で使えるコンデンサMicの件で失念してたのがあって、とっくに終わった筈のMicテストに追加分を発生させちゃったばかりだ。

これは折角だから後日別項を設けるが、俺等の記憶に「Micの姿」の不足があったのが直接の原因だった。
具体的にはポータブル録音機のMic部分だけを使うってだけなんだが、随分昔から2人とも何時も目に入ってたのにねぇ。

そんな俺言い「魔活用道」だって追及するとなかり際限無くてキリが無いが、研究しなさ過ぎると可能性の芽を大量に摘んじゃうからのぉ。
録音機器の選択とルーティングには目立たぬ様でいて、斯様に密接な関係があったんで御座居ます。

<つづく>

2021年7月30日 (金)

音楽備忘録715 魔修理の記憶⑧

では例に依って時系列に従って、「泣き別れ→明後日向いて反り上がり」を直した段階での様子から行っとこう。
この修理後のテスタ当て検査でも問題無かったから、予定ではこれでバッチリ点く筈だったんだけどねぇ。

又もや新たな怪奇現象が勃発し、5レーンある内の3レーンだけ正常点灯って…益々難解になって来やがったぞぃ。
前回書き漏らしてたが泣き別れ発見は、各レーン駆動トランジスタの詳細状態確認の為に折角付けたのを再度取り外した後だったのよ。

なのでその時点では余計な事してたんだけど、棚ボタで全部健全なのがしっかり確認取れてたからこうなるのは全く異常事態なんだ。
仕方無く兎に角もっと細かい症状の把握に努めてみた処、不点灯の残り2レーンも電源のOn/Offの瞬間だけ良く見りゃ何だか瞬いてたんだわ。

って事ぁ不具合は断絶では無く、何処かの接触不良の線が濃厚になって来た。
部品が無事と分かったのは安堵したけど、この期に及んで今更工作の不備があったらしきはかなりショックでしたですよ。

手前勝手だがこちとらこの道50年以上、プロになってからでももうすぐ40年になろうってんだから凹みますわ。
しかし何時迄嘆いてても「直れば使える」のを放っとけもしないんで、先ずはテスタの測定レンジを従前とは変えて再検査してみる事にした。

普段頻繁に扱う音響物より今回のは電流量が多目なので、テスタが流す電流も増やしてみようって作戦だ。
前の導通試験では最低電流量になる「×1kΩ」を使ってたのを、手持ちテスタでは一等小抵抗を測れる「×1Ω」にすれば最大に流せる。

したっけ今迄は何処も同じ反応だったのが、不点灯2レーンの駆動部へのGrand(⊖)側が途中から何だか抵抗値が大きくなってるじゃありませんか!。
これの事後分析に依ると1レーンにつき220mA流れる途中なんで、仮にたった10Ω増えただけで電圧が2.2Vも下がるのよね。

それが発熱量を下げる為に供給電圧が結構際どくしてあったもんだから、一寸の抵抗増だってそりゃ点かなくなっても可笑しかなかったのねーっとね。😅
そこで付いてるハンダを再加熱して修正したら、いとも簡単にアッサリと復旧しただよ。

さてここからが本題の「敗因」であるが、手古摺らされたのも想定外が2つもあったからだ。
試験方法については上記の通りだったが、より気掛かりなのはハンダ付け不良をどうして起こしちまってたかだ。

要約すりゃ部品の熱破壊を恐がり過ぎて加熱不足だったんだろううが、何時もよりは部品がどれも大き目だったのもあったのかな。
なまじ特定サイズのへ慣れ過ぎてると、つい無意識の内に「何時もの加減」が勝手に出ちゃってたのかもね。

更にその根本として考えられるのが視力の老化・劣化で、泣き別れ発見が遅れたのも恐らくこのせいなんじゃないかな。
スポーツ選手じゃ無いからまだ引退必至には至ってないけど、ある意味老いを痛感させられる出来事ではあったッスね。

或は作業の取り組み方が若過ぎたのかもだが、今後は一寸注意点をズラしてかなきゃ駄目なんだね。
今になって思い返してみると泣き別れ箇所の様子、完成時のと今回修理時では何となく景色が違った様な気もすんだ。

従前は熱不足で辛うじてくっ付いてたハンダがあって切れる寸前でも一応電気的に繋がってた上に、足の不適切変形も隠れて見えなくなってた可能性が芽生えちゃったよ。
ちょいとワイルドだけどもう少しハンダ付け後に突っついてみたりしときゃ、取れる物はその時点で剥離してたかも知れないや。

ストンプみたいに揺さぶられると分かってたらきっと色々弄ってただろうに、固定設備だからと油断したでもあるまいが…。
かつて抜群に視力が良かったから、視覚に頼り過ぎる癖でも付いてた様なら修正しとかなくっちゃね。

だとすりゃ肉体の方も医者に頼れない部分の修理(修正)、そっちにももっと精出さんとアカンのかいな。

<つづく>

2021年7月29日 (木)

音楽備忘録714 Mixer卓のルーティング⑩

早速Mic Preの音質(音色)の件からとっとと行くが、最初の内は敢えて性能(物理的音質)を無視して進めさせて頂くよ。
回路方式等の原理的な部分を正しく理解するには、開発度の違うの同士で比べたんじゃ真実が捻じ曲げられちまうかんね。

私的には特にダイナミックMicにはCoilが使われてるからか、入力部がトランス結合になってるのが音色的には不自然で余計な硬さが付加されないから望ましい。
増幅素子の優劣では適してる順に羅列してくと球(真空管)→FET→トランジスタでもディスクリート、そして最後がせめて音響用に特化されてるICとなっている。

何故こんな一般世間常識とは違うのを平気で断言しちゃってるかったら、なるべく「無理せず」音質や性能を得てる構成だとこうなるからだ。
例に依ってヘンテコ比喩へ進めるが球やトランスを
最近の大谷翔平選手とすれば、それ以外の石のはやたらと交代要員まで余ってる凡庸選手大軍団だ。

前者は全部本人が自身でやるからミス以外で意思が反映されぬ事は起きないが、後者は多人数の伝言ゲームになるからどうしたって細かい部分等が段々欠落してくやんけ。
尚且つ指示を出す監督自身はちゃんと分かってたって、凡庸な選手ではその意味を完全に理解してる奴は滅多に居なかったりする。

すると想定外の事態が起きた際自身だけでは適切な対応が取れなくなったりして、最悪時は某国現政権の様にたらい回しの挙句誰も責任取らないってか取れなくなったりする。
政権の方は「取らない」ってのが正しいが、凡庸チームの方は理解不足だとそもそも取り方すら分からないって感じ。

さて一頻り吠えた処で現実へも寄り添ってくとして、たった独りの超人依存だと去年迄みたく怪我された時に困る。
もしそんなののせいでだけは負けたくないとすりゃ物量作戦で押すのが妥当だが、これを音の世界へ戻してくと該当するのは緊急自動車のサイレンとかなのよ。

兎に角いざって時に鳴らなくなったら一大事だからだが、録音なんてある種の道楽で必要なのは「負けない」じゃ無く「勝つ」なんじゃないのかね?。
今度は物理性能面も含めてこれに当て嵌めてくと負けない凡庸団は失点の少ないチーム、独り超人の方は差し詰め信じられん位打ちまくって逆転しちゃったよみたいになるかな。

これって投手の失点率と超人の打率とかで比べると、ハズレが少ないのは失点率の方だ。
前者が商売として作って売る側には時に死活問題で、ハズレが多いと返品・返金で安定した事業展開が出来ないからね。

勿論ユーザーだって肝心な処で三振なんかされちゃ敵わんけど、ホームランの出る可能性はありませんじゃ旨く無いんですよ。
音楽作品のと野球の「ヒット」がこの与太話しでは全く同一視して貰ってOKで、ホームランが「大当たり」な訳。

野球では得点って数字で比べられるから1点でも多い方に勝ちが与えられるが、音楽では「悪く無い」とか「辛うじて勝った」じゃちっとも価値になっちゃくれまへん。
勝ち負けより「あんなデカいホームラン始めて見たわ」みたいなのが必要素で、それが飛距離か高さかファールゾーンギリギリか等は不問なのだ。

とは言え現実的には上記のって夢に限りなく近い理想だから厳しいが、構造・構成的にはなるべくシンプルなのの方がこの用途に適してるってのは抑えといて損は無いんだよ。
音響測定器なら物理的精度最優先の一択だが、この用途じゃどんなに高性能でも魅力が足りなきゃ買う価値がおまへん。

「ほら全然雑音が無くて素晴らしいでしょ」ったって、もっと聴きたいってのが皆無だったらお金の無駄になるん。
そもそも高級打込みと比べたらMicやら何やらが要る時点で、もう物理性能ではとっくに負けてるんだからさ。

残念だがMicの要るチームはヘボピッチャーしか居ないってチームで、まぐれでも大きい当りを狙うしか勝てる可能性が無いとでもお考え下され。
そりゃ何時までも3アウトが取れない程低性能だと、試合にすらならないから駄目だけどさ。

<つづく>

2021年7月27日 (火)

音楽備忘録712 魔修理の記憶⑦

今日は「最新のやらかしちゃってました」を、臆面も無く大胆に公開してやるぜぃ。
の内容はこないだ魔改造で復活させたLED照明で、改造後3週間弱で「点かなくなった」のの顛末だ。

先ずは症状の出方を時系列で記してくが、改造数日後から時々不定期に数秒間原因不明で消灯する様になっていた。
が全く何もしないで勝手に復帰してたんで、転用電源の安全回路か何かのせいかと思っていた。

ら冒頭の如くある時点で急に2度と復帰しなくなったので、仕方無く又天井から取り外して色々と調べる羽目になった。
点かなくなる前から怪しい兆候はあったんで最初は転用スイッチング電源の寿命を疑って、宅に来てからの稼働時間は僅少とは言え製造後の経年が半端無かったんでねぇ。

処が各ブロックを分離して調べてみたら、驚くべき事に全く健全なままであった。
この時点でLED素子自体は無事なのが既に判明してたんで、駆動回路かブロック間の接続にしか原因は考えられなくなっちまった。

だが何れもテスタを当ててみた限り(実はここに落し穴があったんだが後述)無問題なんで、駆動回路の詳細調査をすべく仕方無くハンダ付けで結線されてるのも全て一旦外す事となった。
これ全てをコネクタ仕様にしときゃこんな時には楽だったが、それには基板がもっと大きくないと経路が確保出来なかったんだ。

他ので使った残りの切れ端が、コネクタ化さえ諦めりゃ収まり切る数少ないチャンスだったもんでね。
それは兎も角ここ迄分離させてテスタを当ててみても一向に不具合が認められぬので、とうとうトランジスタを基板から取り外してみる始末となった。

ここ迄来て漸く見つかったのが基板の「パターン切れ」ってヤツで、定電流回路の制御トランジスタ周辺に1箇所「ハンダの泣き別れ」があった。
「パターン切れ」が「ハンダの泣き別れ」って一体何のこっちゃってば、一言で言ったら「蛇の目基板の悲哀」なのだ。

普通の「製品基板」ではハンダは部品とパターンを繋ぐのにしか使わんが、蛇の目基板では隣接したの同士を意図的に「ハンダブリッジ」させて繋ぐ場合もあるんですわ。
なしてそがいな邪道をするかったら近過ぎるからで、これは概念図を登場させて感覚を掴んで頂きますかね。

Photo_20210706190301
上図は「同じパターン」(配置)になる基板の部分モデルで、上段は所謂プリント基板ってので繋がってて欲しい部分が銅箔で連結されている。
下段はそれを汎用蛇の目基板で実現させた場合ので、銅箔は穴の周りだけだしこのパターンでは不要なのも発生している。

下段4で既に部品が挿してある様子としたのは、使う穴の場所が同一→パターンが同じなのを少しでも分かり易くしたつもりだが何かあんま効果が無かったみたい。💦
例に依って必要な色の説明だけしとくと緑は板、読者に依っちゃ「くすんだオレンジ」に見えるかもだがこれが銅箔。

実際には色の違いは殆ど無いが銀色を明暗3種に分けたのは、部品足・ハンダ・錫メッキ線の区別の為でこれを便宜的に濃い順としてある。
本来なら上段仕様になってた方が安定確実だが、「固有の柄に決まってる」から一切他への転用が利かない。

それに対し下段仕様のだったら「繋ぎたい処だけ自由に後から繋げられる」んで、サイズさえ足りればあらゆる回路を組めるのだ。
それで量産製品にはプリント式・個人が1つだけしか作らん様な際は蛇の目式を使うのがデフォになってて、今回のも比較的部品点数が少なかったから更にそれの余った切れ端になった訳だ。

蛇の目にすると自由の代償!?があり、「繋げたい部分の処理」で手間が増える。
距離が長い場合は錫メッキ線等を、別途裏側へ追加して部品の足と一緒にハンダ付けする。

他にも銅箔テープを貼付けといてハンダで固めるなんて方法もあるが、最小単位の穴間隔が2.54mm ともなるとどっちの方法でもハンダ付時の仮固定が困難となる。
錫メッキ線では極細ピンセットで押えとこうにも全長3mm弱では、押えてたらハンダの付けられる余白が無くなっちまう。

もう一方のテープのにしたって接着面積が極小になるんで、熱で糊が軟化して接着力が弱まった処へ銅とハンダの逢引きの強さに負けて大抵はハンダゴテの方へ着いて来ちまう。
して通常ならそんな際は部品の足をわざと長目にしといて、それをお隣さんへ曲げて触れる様にしといたりして凌ぐんだけどね。

今回のは部品が完全ジャンク流用で、延長したい多くの箇所に来るのに限って足の長さに余裕が無かったんよ。
そんな按配だからてっきりハンダブリッジの、し損ないだと思ってたんだけどさ。

因みに上図下段の5では部品足代用は省略して、穴が隣接してるのはハンダブリッジになってるイメージとしてある。
上段の2は現代だと一般的な付け方で、昔は3みたいに銅箔面全体をハンダで覆ってるのも少なく無かったが機能的にはほぼ一緒だ。

たて続けの因みにⅡで「泣き別れ」は延長・折り曲げしといた部品足が、何故か明後日の方を向いて反り上がっていた。
そうなった原因も謎だったが、もっと面倒で視覚では確認し切れない不具合も併発してたんだ。

<つづく>

2021年7月26日 (月)

音楽備忘録711 Mixer卓のルーティング⑨

今回から本来のルーティングからは少し外れてくが、お題は入力部のGainについてだ。
これは様々な入力に対応すべく設けられてる感度調整機能の事だが、併せて入力段の性能と音色にも触れて行く。

多分概知で今更だろうがGainの正しい調整方法を、敢えて冒頭に記しとこう。
多くの場合「音の大きさを合せる」場合は1つのツマミでやるもんだが、Gainと表示されてるヤツは「2つ以上」のの組合せで調節してくれと機器側が訴えてる様なもんだ。

これは卓に限らず楽器Amp等他のでも一緒で、先ずは「2つ以上」に対する充分な理解が大切。
具体的な仕事内容としてはGainは感度を合せるだけで、一般的な意味での音の大きさは卓ではFader等「別のツマミ」でしか扱っちゃいけないんだよ…って程絶対と迄は行かんけどさ。

強いて極端な表現をしとくと万一歪んでも許されるのは「Gain以外のツマミ」で、例外があるとすりゃHead Amp(入力段)が全球で意図的に魔用する時位だ。
これは不文律とかでは全く無くて、感度調整巾の広狭の違いから来てるだけなんだ。

一見Faderの方が音量ゼロに出来るから広い気もするだろうが、殆どので増やせるのは10dB程度でも立派な方だ。
Gainの方は-20〜+8dB程度のが多く、そんなのだと-20のを+8迄つまり最大28dBもブーストさせてるんでっせ。

そこでなるべく大きくと調整して少し失敗してると
、Gainの上げ過ぎの方が盛大に歪ませちゃうのよ。
これがLiveのPAとして使ってるなら各chが同一音量の時Faderの位置も同じ方が便利かもだが、パートを個別録りする際等は「他のの位置」なんて無関係になるっしょ。

なので録音で使うなら不足しない限りGainは控え目、残りはFaderで調節するのが安全確実なんですよ。
因みに昔のTASCAMの卓等では「Faderはこの範囲が一番低雑音になります」って印しの付いてるのもあったけど、それよりも入口近辺で歪ませない方が優先だす。

PAで使ってたって歪ませないに越した事ぁねぇが、小さ過ぎて聴こえなかったらその方が困る。
のが録音では後で大きくしたり他のを下げてバランスとっても一向に構わんのやから、「後からじゃ取除けない」歪みを気にしといた方が良いでしょう。

して卓のHead Ampって斯様に一挙にガバッと音量を稼ぐ箇所なんで、特に録るに際してはここの性能や音質の影響が実に大きいのだ。
近年ではどれも性能は良くなってるから余程変なの以外そんなに心配は要らなくなったが、音質(音色)的に優れたのは却って減少傾向にあると感じられている。

録音機材全体の高性能化も良い方へ転んでくれるなら万々歳だが、「ここだけでそんなに頑張らなくても良くなったからこの位で…」って昔より甘く見られてるんだろうか。
トータルでは明らかに今のの方が断然良いんだけど、収録元の音に録る前はあったニュアンスとかがかなり薄れたりするのはどうもねえ。

んでもしこんな傾向へ個人で抵抗するとなると、卓を実績のある実機にするとか入力初段は別途で気に入ったMic Preを用意してそっちへ任せるなんて事になる。
そんな風になったら卓にはMic入力が不要となり、機材数が又増えちまうがLineレベル信号だけが扱えるのでも構わなくなる。

するってぇと微々たるもんだが一応ルーティングにも変化が出るんで、この項内へ収めといてみたんだ。
例えば現実で当初はGuitar・Bass等Mic本数が少ないのしか録らないで居て、後からDrumマルチへも乗り出す際に追加購入する機器はもうフル規格の卓じゃ無くても良いってのが昔とは違ってるね。

デジタルバーチャルのだと超高級サウンドカード仕様の極一部の以外、最早Mic Preが載ってないし。
そこで次回はMic入力レスの卓とMic Pre(インターフェイス含む)夫々のあれこれを記してくが、体験的概知の範囲内では過去名器のそれと比べると、独立させてあるのの方がかなり割高だ。

入れ物(筐体)を別に作るんだから仕方無いって?、いやそれもそうだが主因は別の箇所におまんねん。
故に卓の実機で特に古いのはメンテが大変だけれど、もしそこそこ
広いお宅にお住まいなら既に実績が認められてる実機中古の方がお勧めなんスよ。

<つづく>

2021年7月24日 (土)

音楽備忘録709 録り方の問題 機材の使い分け②

では続けて前回4分類の具体面へ進めてくが、今日は俺言い「代理録音機」についてだ。
個別収録でなら現代はスマホが大活躍…と言いたい処だが、現況だと正直申せば微妙だ。

スマホの機種にもかなり左右されるが、IOの充実度や各OSの対応度に驚くべき差があるからだ。
中でも怪しいのがiphoneのiOS系ので、ブランドとしては音楽寄りな癖に上記のどちらも非充実過ぎてるぞぃ。

本件に関しちゃ独自規格ってな害でしか無く、頼みの綱となるインターフェイスの選択肢を激減させる元凶となっている。
性能以上に「音色の為の選択」をするとなると、各候補で更に分散するから益々数が売れなくなる。

なのでせめて汎用USBだったらどれでも自由に接続可能じゃないと、どんなヲタブランドだって流石に商売が成り立ちゃせんでしょ。
そりゃOS非依存のを作りゃOS種の呪縛からは開放されっけど、代わりに高価且つ大型になってまう。

誤解回避で付記しとくが俺は取り立ててアップルが嫌いとか恨みがあるじゃ無く、ブラントの標榜に対して「音色選択の自由」が阻害されてる矛盾に疑問を持ってるだけだす。
広く世に普及させたいと思ってるなら、インターフェイスを選ぶ位しか出来ない者への配慮不足ってまるで「奴隷は無視」みたいな匂いがするんだよねぇ。

わこの辺として実情がこんなである以上iphoneしか持って無い人は、別のモバイル機を録音機にするのを覚悟した方が良いかも知れない。
しかも更に追及してくと新旧OSの互換性問題が待ち受けてて、音色が大好評だったのに新OS対応費が捻出出来ん為に廃版になったのも少なくない。

のでスマホに繋げられる中から満足出来るのが見つかりゃ良いが、これにも大いに注意が必要だ。
短期的には「選べる中から選ぶ」しか無いけれど、それでは多分「世の中にはどんな音色のが存在する」ってのの全貌を把握し損ねるだろう。

これに気付いたのはたまたま俺が球ヲタだったからなんだが、小型軽量を狙えば早い段階から球の使用は候補外になり易いからね。
けど好み次第じゃ高級な石を潤沢に奢って捏ねた処で、在り来りの球1つにすらちっとも近付け無かったりするやん。

なので先ずは繋げられる相手を一旦無視して、色んなインターフェイスやPreampを体感しといて貰いたいな。
って録音機って言っといて何だかインターフェイスの事ばっかになってるが、「好きなのが繋げられる保証」があったら俺言い「代理録音機」はホントは殆ど何だってOKなんだ。

但し機能的に最低必要レベルのとなった場合、普通より1つ追加機器が必要となるし録り方の制約がとても多くなる。
最も一般的なケースだと代理録音機・インター君・Mic程度が録音機材な訳だが、単にステレオ録音が出来るだけのとなると他にメトロノームかそれに類するのが要る。

そうしといても録音機とリンクしたシーケンスになって無いから、打込みと合せる✖・1番目に録るのだけ○ってな按配だ。
今じゃ死語に近そうだがこの手の録音って「多重録音」なので、実用的には4トラック以上の録音アプリが推奨かな。

後は一度に何トラック収録するかが問題で、数が多いとスマホじゃストレージの容量が苦しくなって来る。
これでの考慮点は担当パート数のみならず、例えば歌やGuitarで重ねる分も含む処だ。

これも含めるとどんな状況でも無変更で対応出来るのは、少々嵩張るがなるべく古目のWin OSのラップトップPCが有力だ。
私的だが実は試す迄は旧規格USB2.0には伝送速度に不安を持ってたが、ch数が8程度なら全くへっちゃらだったよ。

Drumsetの個別立てとで10を越えたらどうか知らんが、そんな際にMicも持参だったらどうせあまり小回りが利かなくなるからね。
なので全てが少数だったら兎も角、スマホもインター君もハイエンドのにした挙句四苦八苦させられるかも知れないよりゃ良いと思うんだけどな。

<つづく>

より以前の記事一覧