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2026年1月 9日 (金)

音楽備忘録2336 本物楽器の本当の音聴いた事ある?➊

モノホンだのホントだの相変らずクドいタイトルだが、杜撰大王もかなりオッサンになる迄把握し切れて無かったんだ。
爺の犯した過ちは設計想定環境かどうかの部分で、つい一般楽器屋・録音屋や音響技師の常識で聴いちまってた事。

他人から依頼された自作品や魔改造品ですら豊富な体験から予測は付くっても、殆ど実使用現場で具合を確かめた事が無いのは遺憾に存じますっと。
又この件では少々世代の影響を認めざるを得ず、もう少し上世代だったら本物=生演奏が基本だったんだけどさ。

この傾向は多分どの分野でも共通で例えば富豪か職業従事者じゃ無かったら、チープ日本の’60年代位迄個人宅にGrand Piano所持者はそんなに居なかったんじゃないかな。
この辺は自家用車や冷房機の普及と大体足並みが揃ってて、各停電車でも
冷房付きになったのは’70年代になってからだ。

つまりそれ以前は涼しく移動したかったら特急列車に乗るとか、音楽では然るべき場所に出向かなきゃ体験不能だったん。
のが解消したのは良かったが、楽器の設計想定とは異なる場所での音が本物と誤認する人が増えちまっただよ。

真業務用として開発された楽器は生に留まらず電気のも、半分は希望にしても当時の日本でRockなら最終的には武道館で最高の音質・音色が得られるのを目指して作られている。
その意味で宅の様な狭小デッド防音室はちっとも最適解じゃ無く、もっと残響がある状況下で比較・判断しないと真価が計れねんですよ。

杜撰君は朗々と響くのよりデッドな方が好みだけど、主用途からすればこんなのは例外になるん。
尤もプロもアマも使いそうなグレードのはそんなに極端でも無いが、例外を除くとやはり基本傾向は変わらない。

学生趣味者にとって一世一大の本番は例えば学園祭等になり、そこでもし頼りなかったら楽器なんて駄目だなと思われちゃうじゃん。
では個人練専用とかデッドな部屋専用としたらどうかったら、そんなのこそ多分ガチのプロしか買ってくんない。

それより太鼓ならメッシュの皮・生ピならサイレント機能を必要に応じ追加する方が得策で、提供側としちゃ買ってくれて使ってくれなきゃ商売上がったりだ。
法令尊守のFerrariオーナーにとって日本の制限速度だと実用面で高性能は大半が無効化するが、だからって魅力自体が低下する事は殆ど無い。

又未だにバーチャルのも含めアナログSynthe音色が生き長らえてる裏に、大ホールでの音質・音色性能がある。
恐らく電子音源初のテルミン時代は物珍しさだけで何とか持ったが、そこから飛躍的に音色変化巾が広がると事情が異なって来る。

この流れは少なくとも未だ完全に潰えては居なく、デジタル化後も古いのだとKORGのステージ用デジピSG-1・近年ではClavia Nordシリーズ等はLiveでの実力を明らかに意識している。
最近はバーチャル環境やPC等での予測技術の発達から、実現場に持込んで試聴してのブラッシュアップは減少してるらしいけどね。

次回以降各楽器についての実態詳細に進めるが、やはり最大音圧の大きい生楽器程俺言い「本番性能」の影響は大きい。
その1群は私感だと20㎡程度以上の空間と音源からの距離が無いと、爆音過ぎて一般人は平常状態で聴く事が難しいかんね。

又Ⅱで上記の対極にある1群にしても他人がヘッドホンで演奏してるSyntheって、鍵盤等のパコパコ云う音しか聴こえない。
まさかそんなのをSyntheの音と思う奴は居ねえだろうが、そん位聴き方を誤るとヘンテコな音にしかならねんだ。

-続く-

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