音楽備忘録2012 今更Beatlesから学べる事➌
3つ目はDrumを中心としたリズム案件で、次回以降執筆予定のコードと共にこれ見よがしに演ってるのが殆ど無いせいでかなり皆に聴き落されてる件ざんす。
これ等は奴等全般に及んでるんだけど、杜撰流キーワードは究極のダイエットだ。
変な話し今頃偉そうに語る背景に、杜撰大王が過去にした数多の勘違いってのがあるん。
その最大のはコピー演奏が可能化したから、近い感じ・近いレベルのフレーズや曲だって作れそうと思い上がっちまった件だ。
これを言い切っちまうのは時代背景や運があったにせよ、もしかしたら彼等以上のポテンシャルの持ち主達の誰1人として凌駕出来て無いからなん。
さて続きを語る前にキーワードのここでの意味合だが、本家はリズムやグルーヴを表現するのに必要最低限しか演ってねんですよ。
それをちゃんと理解したのは彼等メジャーデビュー寸前のと直後ので、全体のサウンドがどう変わってたかでしてな。
で自分勝手に「そうか普通にフルに演っといてから、どんどん断捨離してけば良いんだ」って。
でこれ自体はご名答だったものの、中々彼等程はダイエットし切れないのに暫くして気付いたんだ。
恐らく原因はどんなに作った曲が自他共に名作と思ってても、本家と比べたらかなり駄曲だからっすよ。
一目瞭然の好商品にならあまり説明は要らないが、微妙なのだと一々あーだからこーだから優れてるとか付け加えないと分かって貰えんべ。
一面でその説明が音楽では編曲が担ってて、一般的には駄曲程編曲で持ち上げてやらんと理解が進まない。
但しこれ等を除いても極力シンプルには大いに意味があり、聴いたモノがその分早く誰にでも内容把握が出来る処。
尤も駄曲で編曲に凝り過ぎると性格が最低な美人みたいになって、一度は凝視するが以降は誰も相手にしなくなったりしてな。
わ兎も角それなりに上手なダイエット方は、曲に集中して聴き込んでみる事ざます。
シンプルなのとせいぜい数か所だけ豪華にした演奏を聴き比べ、最低その場に居る誰もがほぼ同等と感じたらそれ等は加えた効果が無いんだ。
だけど無駄でも自分のアイデンティティ同然だから付加しときたいとか、曲に対しては無自覚のエゴが発動して捨てるのがつい惜しくなったりするんだよなぁ。
又別面では音楽的にはそこそこ高級な事演ってんのに、見掛け上に凄さが無い為にサルでも出来そうなんて思われ易くなる。
のがRingo逹一味は何故全く意に介さずに居られたかったら、我々凡人とは真の実力に計り知れない差があったからだ。
のを簡単に言や俺等はせいぜい10ある内の半分程度に抑えてたとして、奴等は1000以上も持ってるのに普段2か3の力しか出してねんですよ。
ジャンル不問でそこそこ本格的に演れたにも拘わらず、しれっとアホガキアイドルのフリみたいな真似をしてたんだ。
尤もⅡで決して自然に辿り着いた訳じゃ無く、絶対的な自信を携えて全力で臨んだデッカのオーディションであっさりハネられたからだろう。
で実はRingoがその意味での簡略化が最も遅れてて、今とはタイプが違うが初期の方が当時の高等テクなんかを使ってたんだ。
のわ恐らく前のBandより歌う頻度が減ってたからで、メジャーデビュー時他のメンバーより既に評価を獲得してた歌手でもあったからなんじゃないかねえ。
-続く-
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