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2025年2月16日 (日)

音楽備忘録2010 音楽でのアイデアの実現方法⑱

ここ数回のはアイデアの段階から「実用性への考慮」の重要性理解促進目的だったんだが、かと言って必ずしも常に意識するのが得策とは限らない。
今回は↑の分別の仕方に言及するが、なるべく無条件にしといた方がアイデアは湧き易い。

んが無理な組合せと分かってる音色等に関しては、無条件で編み出すと徒労に終る公算が高いんだ。
って事はそのままでは使えないアイデアに対し、どう料理すれば喰える様になるかも併せて発明すりゃエエん。

その具体一例を示せば例えば楽器種は敢えて不問とするとかで、これには元々各個人の想像する楽器音に現実にはあり得ないのが混入してたりするからだ。
長く一種の楽器だけに携わって来ると良い方では知見に満ちるが、悪い方では固定観念に囚われ過ぎちゃったりさ。

そんで例えば自身のGuitarは大体この範囲しかないと勝手に思込んで刷新が進まないのに、他パートへ無責任な要望を提案したりして疎まれたりなんでのが…。
決して悪意の無いのは分かってても自分を差し置いて厚かましい、そう受け止められるのが普通だよね。

ここでは上記自体をどうこうってんじゃなく、要するに第三者視点に立つと今迄見過ごしてたアイデアが出て来る処。
但し当然門外漢だから専門的に欠陥のあるのも少なくなく、それが楽器種に拘らなきゃ可能性が芽生えるケースがあるん。

杜撰君は電子楽器の無い時代に本格的な編曲に取り組めてないから想像の域を出んが、時にはオケの色んな楽器にあるフレーズを試奏させて模索したりしてたんじゃないかな。
演る側としてはどれで演るかに大抵はそりなりの理由があるんだけど、聴く側にとっちゃ実際の聴感が全てでそんなの知った事っちゃねえんすわ。

但しⅡでフレーズを優先するか音色を優先するかの、選択を迫られるケースは少なくないだろう。
なるべく理想に近く事が運ぶに越した事ぁないが、いきなり頂上を目指すのも確実性に乏しい。

この辺は正に登山と似てて、確かに今ならヘリか何かでいきなり頂上に降りる事自体は可能だ。
が非日常的な標高ともなると肉体の対応が追い付かず、全身に気圧服でも纏ってないと忽ち高山病になっちまう。

音楽の場合はそれをやらかしてもすぐに息苦しくなったりはしない方が多いが、そんな際こそ裏に重大な欠陥を抱え込んでしまうんだ。
最も愚かなのは周囲を無視する事で、自パートだけの独りよがりに染まるケース。

実アンサンブルって半分以上は組合せの結果「そう聴こえて」て、常に全体を意識しとかないと効能ゼロになったりするん。
夜間眩しいと思ったライトが昼間に見たら大した事無かった、なんてのが音楽では更に頻繁に起きてんすよ。

因みに楽器種に関して杜撰君にも苦い想い出があり、Guitarで頭打ちになったからBassを始めたのにそしたらGuitarが断然向上し出したなんてのが…。
だが界隈の前例をあたってみりゃ良くある事らしく、もしかしたらすぐムキになる性格の人はその方が視野が広がって良いのかな。

何れにしても上記以降マトモに想定するパートが1つ増えたのは間違い無く、想い付きが全然使えないってケースがかなり減っただよ。
何せもしGuitarに合わなかったら、即座にBassに持ち替えて試せるんだから。

-続く-

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