« 音楽備忘録1910 エレキBassのCreamyな音色の魅力➓ | トップページ | 音楽備忘録1912 映画・TV等への専門家が作った音楽㉑ »

2024年11月 9日 (土)

音楽備忘録1911 人力生演奏のススメ➒

自身にマッチした楽器を探すプロセスは打込みなら不要、だから人力生演奏って面倒臭いんだねってか?。
そうかも知れないけど、打込みだって色々「合う・合わない」はあるんすよ。

最近は激減してるらしいが元々はリアルタイムインプットっつうのも結構大きな一手段で、諸悪の根源「レイテンシ」のせいで困難化しちったのかねえ。
ってな処から手段は何にせよ、
音を出すプロセスを今一度復習してみまひょ。

本質的に音楽って感性由来なんで探して見つけてそれを繋げて奏でりゃ良いんだが、中にはそこそこ覚えとき乍ら奏でる作業をするのが苦手な者も居る。
そこで楽譜なるアイテムを利用する事で、苦手な記憶を大巾に楽にする手がある。

んがしかし初見でなくても今度はそっちが苦手だとか、誰かさんみたいに億劫且つ感性に没頭するのに邪魔になる人が居る。
これが打込み方法にも大いに関係してて、通常俺言い読譜派はスコアロール・非読譜派ならピアノロールを選択してる。

因みに前者は所謂CG等と近似でデジタルIT機器の画面上で譜面を書き、そうするとその譜面通りに自動演奏してくれる。
して後者は画面上の鍵盤の画の任意の位置に(音程指定)横棒グラフ様に書き込む(発音タイミングと長さ≒リズム)と、描かれた通りに鳴ってくれるって寸法ざんす。

実際杜撰君は譜面は得意じゃないが、仮に得意だったとしてもノリに拘ると譜面通りじゃ十中八九は使い物になりゃしまへん。
するとスコアロールで打込んどいても一々「修正」が必要で、それで余計に譜面が得意になれないんだ等と溢したら嘘臭いかねえ。

だからこそかつての独立機でのリアルタイムライトもとっても重要な手段の筈なんだが、ノリ(リズム)の良い奴が減ったから多勢に無勢でシカトされてんのかってな。
まあ恐らくは製造販売者側の一方的都合で洗脳誘導されたのが真相だと思うが、商売野郎に屈服しない為には幾ら不便になろうともスコアロールで地道に微調整してくしかない。

特にクリエイタの長所が発音タイミングと長さの絶妙さにしか無かった場合は、最低限の自分らしさを保つのにこんな面倒なやり方をしなくちゃならねんだ。
結局リアル楽器演奏で挫折気味の連中が、打込みの方が整ってミスレスに出来るから楽だなんて勘違いしてるのが真相なんすよ。

本来人力生演奏と打込みを客観比較するには、両者に同程度詳しくなってからじゃないと駄目じゃん。
或は俺言い「自パートナルシズム」が発動して、自分以外の人又は機械が担当するのについては無関心だとかさ。

因みにⅡで↑の新造語は悪い意味で拘りに大差のある人を指し、自パートの為なら他にはどんな犠牲も厭わない様な奴っちゃ。
尤も本当に拘れば他パートがどうでも良い筈は無く、寧ろやたらと逐一注文が多くなる筈なんだけどな。😵

この様に同じ完成度・精度のを得ようとしたら、場所が異なるだけでどっちで演ろうと大して労力は変わらねんですよ。
唯限界迄手抜きしたりド下手でも打込みだと一応形が整うってだけで、結局今劣化本邦の現状は「機械だったら単調・無変化でも許してる」ってだけなんじゃね。

故に断じてお薦めは出来んけど、人力生演奏でだって物凄く大雑把で良きゃ簡単・楽チンになるですよ。
それにしても酷い差別・蔑視だよなぁ打込みだってちゃんと演ったら、リアルよか苦労するかも知れんが
大体人力に遜色無いのが作れるのにさ。

-続く-

« 音楽備忘録1910 エレキBassのCreamyな音色の魅力➓ | トップページ | 音楽備忘録1912 映画・TV等への専門家が作った音楽㉑ »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

電気」カテゴリの記事

奏法」カテゴリの記事

鍵盤」カテゴリの記事

録音」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 音楽備忘録1910 エレキBassのCreamyな音色の魅力➓ | トップページ | 音楽備忘録1912 映画・TV等への専門家が作った音楽㉑ »

フォト
2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

最近のコメント