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2024年11月13日 (水)

音楽備忘録1915 人力生演奏のススメ➓

前回は原理的な機械に対する人力の優位点を挙げたが、どちらも詰まらん諸事情から理想には程遠い。
その中で最大の障壁は商売の都合で、この件に必要な色んな開発が遅々としてる処。

だが社会と関連性の強い部分は個人ではどうしようもなく、現実的には今やれる範囲で対処してくしかない。
只何も光明が射さぬでも無く現状は玩具レベルだが、オタマトーンみたいな音程が無段階に近い物も現れている。

尤も打込みの方ではこの件に充分に配慮されたソフト(アプリ)が未だ未登場で、一部ヲタ氏は頑張ってるものの音楽自体の量産が不可能に近い。
一方人力での今劣化本邦最大懸案は、何と言っても防音・遮音ざます。

当然簡単には解決しないんで次善策へ進めると、普段本格的な音色を体感するのを諦めればエレキは最も有利なのだ。
但しピアノ鍵盤や電子Drumは除いてで、本格的な鍵盤ってその打鍵時の衝撃音はそこそこあるんすよ。

同じ叩くのでもエレキBassの場合は「通常楽器本体は床に接してない」んで、ド派手なスラップでもその衝撃が直には伝わらねんだ。
現行庶民感情・嗜好としてはデジタルPianoが巾を利かせてるが、殆どの場合稼働時間やその時間帯のお陰もあって周囲が我慢してるだけなんだよ。

ピアノ鍵盤に比べるとPCのキーボードは幾らか大人しいが、相対的にヤワなキーだって激しく連打が続くと結構響くのだ。
因みに杜撰君が常用してるのだと下に用済みになった梱包材のウレタンシートを敷いてて、もしこれをしてなかったらカキコ時間帯制限が発生し恐らくこんな頻度で記事を出せてないっすわ。

好みや流行りもあるんで下手に誘導すべきじゃないが、意外と傍迷惑なデジピ・PCキーボードってのだけはもっと周知を徹底したいもんだ。
ほんで一考すべきが好みと演奏の自由のバランスで、絶対これしか演りたくないとなればどんな苦境も甘んじて受入れるがよろし。

だが好みは2番手以降でも今劣化本邦環境にマッチしてると、実際は思い立ったら何時でも弾けるのよ。
これは日本で妙に打込みやボカロが発達したのと大いに関係アリで、サイレント仕様の生楽器が普及するより先でしてん。

楽器より音楽を演りたい・作りたい人にとって、演れる時間が充分取れないのは何より苦痛だ。
から打込み・ボカロ普及当時時点ではそれが最善と思ってただけで、元来エレキ本体のみの方が静がなんすよ。

って昔だってAmpに繋がなきゃエレキは静かだったんだけど、ヘッドホンAmpが余りにも未完成でね。
スピーカ付きの方も極小音量Ampも未出で、全くAmpを使わずに我慢する者が殆ど居なかっただけなんだ。

因みにⅡで音量的には煩く無くても振動・衝撃っつうのは曲者で、本格的な防音・遮音が施されてない限り鉄筋コンクリートの建物でも結構隣室等へは殆どそのまま伝わってしまう。
勿論音だって遮る物が何も無けりゃ届くが、周波数が高い程「空気が遮断」出来てりゃ伝わらない。

それ故不幸にもDrum等が一番大変だが、「置いてある物を上から押す→激しくなれば叩くと同じ」は注意が必要なのだ。
押すだけ触れるだけ(音が鳴る範囲で)にすると、デジタルPianoより本当はDrumの方が静かなのご存じでっか?。

=つづく=

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