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2024年10月23日 (水)

音楽備忘録1894 エレキBassのCreamyな音色の魅力➏

今更になっちゃうけどそもそもFlat弦と、その具体的な使用例に言及しとこう。
っと思ったのはムードや記憶の印象より、案外高域が持ち上げられ低域が絞られてるのも耳にしたからだ。

過去述容姿に反しエレキのホロウボディ(中に明確な空洞がある)って意外とBrightだと綴ったが、これも少しおさらいしときまひょ。
詳細には高域を大体低中高の3つに分けて考察すると、確かに空洞君はハイエンドはソリッドより落ちている。

んが後の2つは寧ろ増え気味で、トータルでは太く感じるのにローエンドが結構削れてる。
のわ恰も5・6弦は倍音(第2次高調波)を主に聴かせてる感じで、倍音でも元の音程が低いから中低域が膨らんだ感じになってんすよ。

これには過去程Ampやスピーカが高域が出したくても充分には出せなかった事情もあり、その時代の録音作品では空洞君の音色素性が全部は現れてなかったすわ。
何しろBigbandの古典には、cymbalですらオーディオでの高域が皆無で録れてるのなんかもあったからねえ。

でそんな頃にFlat弦が流行したのって、中高域は出したいが下品な感じにはしたくなかったり音程感を堅持したかったってのもあったんじゃないかな。
アーほらStratoの所謂ハーフトーンで音色調整で下手を打つと、アタックばっかで音程が不明瞭になったりするやんか。

この推測がもし合ってたらハイエンドはどのみち無理だったが、結構高域を盛った時の使い出事情でFlatを選んでた事になる。
っつう考えに至ったのも手持ちのソリッド+Round弦で、気紛れ起こして典型的なJazzっぽい音色を出そうとして無残に挫折ったからだ。😢

何とかビンビンキンキンシャリシャリを隠蔽しようと、先ずはTrebleは0(Guitar本体のToneツマミも)Middleは10にしてみたんだけどね。
それでも微かな↑の漏れが気になったからBassツマミを少し上げたっけ、音色的には一応及第点になったは良いが1・2弦の音量だけ極端に小さくなっちゃってこれじゃ全然使えねえやってな。

そんなこんなで真実の意外性と真実の非効率を痛感し、後者はちゃんと説明したいから次回送りにするけどさ。
高域をそこそこ出しててもあまりそう感じさせない目的にこそ、Flat弦は真価を発揮してたのよ。

それがBassになると少し下がって中高域になってる様で、最も影響の出るのがオクターヴ上フレーズや高音弦の太さ感なんだ。
因みに低音弦だって同じ傾向はあるけど、中低域が肥満になると4弦より3弦から上の音量だけ大きくなって不都合。

純粋な太さとは違うけど4弦はローエンドが上がるとダイレクトに影響を受けて、厚みがバーチャル太さとして代用可能なのだ。
因みにⅡでこれが関係してるのか前回出Entwistle先生曰く、今のゲージは4弦が太過ぎると溢してたのが今になってみると何となく分かった気がするな。

=つづく=

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