音楽備忘録1897 折角弾けるのに勿体無い⑧
前回のだけだと悲観論と勘違いの恐れありで、泣きのもう1回ざます。
現実的に適度な妥協・諦めは確かに必要なんだけど、一時的なら兎も角不貞腐れたり絶望する様な御大層な話しじゃねえんで御座居。
多くの場合その根底っつうか裏側には過度な期待が潜んでて、各自の甘い或は都合の良い想定と現実が違った際に起きてんじゃねっとね。
相手に興味が無いか薄い事はこっちでどうにもならず、冷静な判断をするとそう云う時の評価ってノーカウントにしとくべきなのよ。
勿論誰か1人から始まってなるべく大勢に喜ばれたいけど、狭い日本じゃうるせーと怒られなきゃ取敢えずは御の字なんだ。
言うなればコンスタントに宝くじを買う人と似た様なもんで、彼・彼女等は先ず当たりゃしないのを承知の上でプチ冒険してる訳なのさ。
人次第だが最高の理想像ってBeatlesやMichael Jacksonみたいに成れる事で、そう思えば宝くじの方が格段に当選率が高いんだよね。
殆どの当座のケースじゃそこ迄の目標は無いけれど、性質的には殆ど変わってないんすよ。
それ故外した・ウケなかったには内心ガッカリこそすれ、上記の如く怒られたり叱られたりしないで済んだら決してマイナスではないのだ。
単に得点・加点が出来なかったってだけで、次の機会を虎視眈々と狙ってりゃ良いんだ。
本当に減点になるのは上記のせいで2度とその場所では演れなくなったとか、Livehouseを出禁になるとかってヤツだわさ。
自身の不注意或は配慮不足での粗相って、他人に聴いて貰える機会・場所を減らす訳だかんね。
因みに今劣化本邦の音楽環境ってそんなに良いとは言えないが、政治的理由で禁止なんかされてるよりゃマシっすよ。
だからって昨今蔓延中の不幸王は誰だみたいな潮流にはホトホト呆れてるが、↑のは誰かの身勝手や理不尽が原因じゃないもんね。
寧ろ悪意レスだろうと加害者側に回る方をよっぽど心配しといた方が良い位で、世間の過半の人達は自身でDrumを奏でる様な爆音に晒され続けるなんて皆無なんだから。
それだけで「煩い」の基準や概念の段階からして、普段から演ってる我々とは大きな相違があるんすよ。
万一その手の段階で不手際をやらかしてたら、どんなに伝説の名演をしたって立場の異なる人には大迷惑でしかないんだ。
って是又毎度の杜撰大王ならではのパターンで、過去にやらかしが少なくなかったからこそ変に実感があるですよ。
確かに最初のウケが来るのが早期な程意欲が湧くし、あまりに時間が掛かると意気消沈したりはするけどね。
けどそんなに落込む位ならその前に、客観分析して改善してくのがとっても大切。
自己の気持ちばかりに神経を取られると、大抵は何かニーズにそぐわない事をしてても気付けなくなったりしてるん。
真にウケを最優先とするならお笑い芸人より厳しく、こっちは一発芸だろうと言葉だろうとそれを全部演奏と紐付けしなきゃなんないんだから。
=終り=
« 音楽備忘録1896 映画・TV等への専門家が作った音楽⑰ | トップページ | 音楽備忘録1898 エレキBassのCreamyな音色の魅力➐ »
「文化・芸術」カテゴリの記事
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 音楽備忘録1925 ’70年代Rockの浦島太郎➐(2024.11.23)
- 音楽備忘録1921 ’70年代Rockの浦島太郎➏(2024.11.19)
- 音楽備忘録1904 映画・TV等への専門家が作った音楽⑲(2024.11.02)
「音楽」カテゴリの記事
« 音楽備忘録1896 映画・TV等への専門家が作った音楽⑰ | トップページ | 音楽備忘録1898 エレキBassのCreamyな音色の魅力➐ »
コメント