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2024年9月 5日 (木)

音楽備忘録1846 打倒閉塞感➑

さて掲げた第3語を一旦休みにして、悪政に依る世相と私近況を鑑みて貧の苦悩についてひとくさりさせて頂きま。
経済問題自体は既に過去に言及してるが、今回はそれに伴う心情からの影響を取上げてみよう。

悲しいかな貧案件に関しては絶対的な自信のある杜撰大王だから、その体験時間の長さも筆舌に尽くし難い。
そこへ近年加齢も加わるとどうなって来るかってば、色々な事に対する意欲の減退が新たに問題化し始めてんだ。

それは主に手間作業から表面化して来てて、最初に実感したのは「お片付け」と自宅鉄部の再塗装だ。
明確な利益とかバラ色の将来像が想像出来ないと、別に貧じゃなくても元々面倒に感じる類なんだけどさ。

けど貧な程その影響は後で大きくなるもんで、今迄はそれを餌に長年思い腰を奮い立たせて来てたんだ。
概述の如く収入を増やせないなら経費圧縮が命綱で、人生を捨て去りたくないなら可能な限りDIYの一択だ。

幸いな事にたまたま元来DIYは好きな口だったからずっとそれで凌いで来たが、加齢はその根幹をも揺るがし始めたのよ。
誰かに乞われれば現時点ではまだ動く気になれるが、そんなに老い先長くなさそうな自身の事となるとねえ。

尤もスポーツや楽器演奏その他諸々は下手にサボると途端に低下するから、何でも投げ出そうって心境には至ってないが…。
そんな際に再度遡上に上がるのが生活リズムと世相案件で、前者は所謂昼型・夜型等で後者は無自覚に影響を受けてる分だ。

そもそも自宅外面鉄部での躓きは望まぬ夜型から始まってて、屋外作業に夜間は圧倒的に不向きだからね。
周囲への騒音の心配が少ない利点で強力な照明を用意すりゃ不可能じゃないが、余計な電気代が掛かるはその光に害虫が集まって来るはで損失が大き過ぎる。

で昼型転換を待つ内に段々暑くなってって、幾ら根性出した処で今の酷暑下では体力は持たんわ能率が著しく低下するわで先送りに。
とても身勝手な思考にしても自身が葛藤してる時は、外的不利要因はなるべく減らしたい。

その中で気付いてて動かせないものは兎も角、失念してて損してるのがあったら堪らんじゃないすか。
他力本願的発想なのは情けないが、自身が膠着状態にあるなら寛解のキッカケは外部に求めてみるしかないっしょ。

人次第でかなり差はあるも心境的に窮地になる程理性の働きが悪くなるのは一緒で、恐らく言語事情から文系人が多数派を占めるこの国だと世界レベルでは発想の転換の下手なのを先ず疑わないと。
苦境にあるのにお気楽過ぎて破綻しちゃ困るけど、あまりに負の感情を貯め込んだり四六時中暗い顔でばかりいるのはどうかと思うんだ。

壺が悪いのに巨悪を諦めるはまだ良いが、それでやり場を無くした鬱憤を冷笑コメで晴らすのこそ現実逃避やんか。
自覚不足でそんなになって恐ろしいのは、自身で浮上する機会をどんどん失ってく処なのよ。

しかも簡単に冷笑コメ野郎に転落するからには、自分で思ってるより遥かにきっと風見鶏君なんだ。
そんな奴は今は全然兆しが無くて不貞腐れてても、何か一寸でも好奇心を持ったら途端に調子良く変身するんだよ。

何を隠そう杜撰君自身がどっちかったらそっち寄りで、悪い方は兎も角楽器の新技のアイデアが浮かんだ位で直ちにもう浮かれてるもの。
どうせ諦める位なら、せめて自身が軽薄なのは先ず認めたいもんだ。

-つづく-

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