音楽備忘録1866 打倒閉塞感⓭
家庭内格差も加わっての赤貧な杜撰大王は交際費にも厳しい制約があるし、特別社交的でも友人が多い訳でもない。
そんなでこんな風に言うのも何だけど、人との交流も多くの場合閉塞感の寛解には多分必要だ。
知りたいだけならリアルで人に会わなくても何とかなるが、独自提案を世間がどう思うか等はなるべくなら会ってみないとさ。
遠慮されたりマイナスな言葉は絶対口にしたくない相手だと、文章はおろか声で訊いてすら素人には本音が読めなかったりするじゃん。
そりゃ相手がその方面の訓練を重ねた鉄仮面氏とかだったら、それでもまだ足りないかも知れないけど。
ってそもそもナーバスになってる時は人に会いたくなかったりするけど、かと言って完全にシャットダウン出来るもんでも無い。
引き籠りも程度が酷いと同居人とさえ顔を合わせるのを避けたりするが、本当に意図して孤立したいなら人里になんかに留まってる事自体に無理がある。
し今時一世帯の平均人数が2を割ってるから、腹が減れば近くのコンビニ位には仕方無く出向く事となる。
勿論人目を避けて深夜にしたりはするだろうが、そもそも店がやってる時点で店員氏や他の客に遭遇しちゃうんだよね。
病気で外出不可なら最低でもヘルパーさんの来訪は許すしかないし、もっと酷けりゃバレた時点で強制入院だ。
斯様に完璧な状態は不可となれば後はもう表面上だけでも図々しく振舞うしかなく、結局完全なお人払いは困難なのよ。(※この図々しくは他人からの不評に敢えて鈍くなる事)
寧ろそれが可能な人って山奥まで独力で辿りつけたり、山籠もり中の生活作業を全部個人で賄える程元気且つスキル持ち限定だしょ。
のでどんなに消極的でも構わないから日が昇って沈むみたいに、仕方無い事と早期に思えた方が得だし最終的には何人たりとも認めるしかない。
でそんな一種の最低限の覚悟が出来てると、誰かと遭遇して収穫ゼロなのは稀なのに気付くんすよ。
大抵は収穫はとても少なく、嫌とか辛い思いをする方が大部多いけどね。
でも全く理想の相手じゃないからこその、思ってもみなかった刺激を受けたりもあるんすわ。
今迄の環境を大きくは変えたくなかったり大変のキッカケが掴めぬ際、新しい出逢いや存在は低リスクな割に新鮮味が多い。
こっちに音楽への強い興味があると、時間経過と共に類は友を呼ぶ現象は少なからず起きている。
けどそれってリアル社会のバランスからしたらかなり偏ってて、思考・行動共に現実よりかなり選択肢や方法論を狭めとん。
要するに知らん間に自ら石頭化を促進しちゃってて、良かれと思って追及した一部が足枷になってるんすよ。
そんな時には望まずとも「会わなきゃならない人」の存在が結構大きく、例えば湯沸かし器がおかしくなって業者さんに来て貰う等だ。
少なくとも必要性が生じちまったからには、なるべく自然体で応対するしかないんじゃね。
-続く-
« 音楽備忘録1865 J-POPでの無駄な苛烈サウンドに異議あり⓴ | トップページ | 音楽備忘録1867 メカニクス的に低難度だが感覚的に高難度な奏法への不等蔑視問題➐ »
「文化・芸術」カテゴリの記事
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 音楽備忘録1904 映画・TV等への専門家が作った音楽⑲(2024.11.02)
- 音楽備忘録1897 折角弾けるのに勿体無い⑧(2024.10.26)
「音楽」カテゴリの記事
« 音楽備忘録1865 J-POPでの無駄な苛烈サウンドに異議あり⓴ | トップページ | 音楽備忘録1867 メカニクス的に低難度だが感覚的に高難度な奏法への不等蔑視問題➐ »
コメント