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2024年9月21日 (土)

音楽備忘録1862 打倒閉塞感⓬

杜撰大王って神経に図太い処があるから一般論でのコミュ障とは多分違うんだろうけど、今迄何も問題を感じなかったでもない。
相手の波長次第で明確に得意不得意があり、その相手タイプ自体は未だ上手く説明は出来ないままなんだけどね。

それ以外にもなまじ音楽でノリに拘ってるからか、会話や対話でも上手く乗れないと結構悲惨な結果になる事があるしあった。
人次第で程度こそ違え恐らく誰にでもありそうだが、そんなのが閉塞感へ繋がる事もありそうだし実際あったんだ。

その一例が過去述我儘で無責任な奏者で、その上不要にマウントを取りたがった奴だ。
今再考すれば何か何処かで散々な目に遭って、それで自己保身の為にスッカリそんな風になってたのかも知れない。

だからこそ普段割と強気な親友が匙を投げて、お前なら勝てるかもとお鉢が回って来たんだろうけどさ。
だが実際会って共同作業(デモテープ録り)をしてみたら、親友が想定してたのとは異なる処に原因があったんだ。

表面的には理論派の様だったんでプチ議論を試みてみたが、実際は情緒派とでも云うか正論が全く通じなかった。
主催の別の友人から何やら上下関係の都合で穏便にと乞われたが、友人の作品のだけに変なケチが付いて評価が下がっては元も子もない。

ってんでトボケてアホなフリをして何とか事態を収拾したけど、そのやり場の無いストレスは結構後を引いて参っただよ。
こう云うのも所謂「朱に交われば赤くなる」の1パターンみたいで、きっと過去に問題の主もそんな体験ばかりしてる内にイカレちまったんだろうね。

この様にチームで何か作業をしてたらトラブルは避けられないが、余程人間性にでも恵まれてない限り大巾に相手を良い方向へ導くのは至難だ。
が自身のトラブル耐性を上げたり対処法を増やしとくのだったら常時可能で、意見が食い違っても慌てないのが第一歩となる。

上述の主の振舞いで最も勘に触ったのは不適切な高圧姿勢で、下から乞われればアイデアには疑問があっても積極的に試す気になれただろう。
そして結果がチームにあまりウケてない様だったら一旦引けば、厳密には時間の浪費側面の方が大きいがミスマッチの実確認にはなったから全く無駄にはならなかったろう。

つまり彼は主に3つの失敗を重ねてしまってて、その根底には頭や姿勢の硬さがあったんじゃないかな。
そんな際に感情に依らず有効なのが「代案」で、幾ら個人的にはこれしかないと感じてても他を全く用意してなかったのが致命傷だ。

アマよりゃ結果の想像がし易いプロでも、最終的には実験して聴いてみないとどうなるか分からないんだからね。
せめて伴奏全部を個人で引受けてたなら未だしも、それですらありゃ何だか違っちゃったやってのが起きたりするんだから。

と同時に失敗を悲嘆し過ぎるのも又問題で、気持ちが下がり過ぎたらパフォーマンスが低下するし。
そこで露骨に表に出しては周囲を不安にさせたりするけど、内心は当りが出たら儲けものって位のスタンスが大事なんすよ。

=つづく=

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