音楽備忘録1838 打倒閉塞感➏
暫くぶりでの前回補遺入りは、前回後部述は飽く迄ヒントだから他のでも良いのよ。
もののついででもう1つ晒しとくと、ソフトシンセのデモ曲にも参考になるのがあったっけ。
尤もこれ等は普段耳をシャットダウンしてないってだけで、到底能動的とは言えない。
がそんな風に余計な意識がなるべく無い状態で聴くのはかなり重要で、理系思考が強かったり文系でも思い込みの激しい場合は要注意だ。
拘って探して引掛からなかったって事は、こっち(受け手側)に問題がある可能性もあるからね。
普段はそれも個性に繋がってるから気にしなくてOKだが、今迄の自分の普通で何か不足を感じたら何処かを少し変えてみないと埒が開かない。
ならば思い切って全替えするのも悪か無いけど、それで自身のアイデンティティに必須な箇所迄放棄するのも危険ざんす。
まあ人夫々性格・性質もあるから安心出来るけど新味に乏しいとか、何時も斬新だが折角良かったのにすぐ次へ行っちゃったとか何かしら傾向が出るのは仕方無い。
が過去事例を眺めてると他人が思う最大の魅力を迂闊に逸すると、後で挽回するのはとてつもなく困難みたいだ。
一度散々例えばAが100って魅力に晒されると維持出来てりゃ平気なのが、一旦他所へ行って戻った時だと大抵は100にしても復活と認識されねんだよ。
従前に無かった変更後のBってのに共通とか似てる箇所があると、そのせいでA100に聴こえてるのかもなんて疑念が新発生するんだわさ。
しかもこの現象は他人にばかりじゃなく、状況に依っちゃ本人だけが過敏になったりするケースもあってね。
杜撰君視点では今の相棒達が該当し、勝手に自身で神経質になり過ぎて自滅しててね。
そんな時は原点回帰が最適なんだけど齢取ってブランクが一定以上になると、過去に良かった時の記憶が曖昧化したり肉体的劣化で以前の方法では叶わなくなってたり…。
なんて他人事を言ってる余裕は無きゃ資格もあるか怪しいが、齢を取ったりブランクが長くなる程取り戻すのは想像以上に困難になるのだけは明白ざます。
ずっと不満足な状態を続けるのは色々辛いけれど、自身の最大のウリを破棄して何か獲得出来ても大抵取れ高はマイナスなんだ。
右も左も分からない中で最初に他人から得た評価って、その人の素であり持てる才能の萌芽でもあるんだわ。
故に原点維持+温故知新つうのが最有力なルートで、自分を見失う事がなければこその自由な冒険なんすよ。
別観点からだと改造箇所を誤ったとも看做せ、そうなると戻すのと変革を同時並行で進めなきゃなんないからえらいこっちゃで。
その様な地に足が着いてない状況へ自ら追い込んじまうと、冒険の方だってやったつもりでも思いっきりは多分出来てねんだ。
例えばGuitar(非Guitar Synthesizer)からSyntheみたいな音が出せたら凄いけど、それは見なくてもGuitarと分かればの話し。
つまり適度に古くからの部分を残しとかないと、何が何処が新しくなったのかが分かり難いんだ。
-つづく-
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