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2024年8月 6日 (火)

音楽備忘録1817 J-POPでの無駄な苛烈サウンドに異議あり➑

さて次なる新仮設はかなりハイリスクだが、今劣化本邦のJ-POPヘヴィーリスナーも大半は難聴なんじゃないかだ。
わ言い過ぎにしても本人無自覚の、何等かの劣化に見舞われてる疑いがとっても濃厚なのだ。

今の普及価格帯主流は音源も再生機器も基本は極小音量に主眼を置いてる様だが、もし音源に充分な事前補正が為されてるならその直後以降はもう不要なんすよ。
人耳の非リニアな周波数特性(音量次第で特性が変わる)の分を、最初の段階で補正してある訳だからね。

ので録る前になるMicで高域忖度してるのはまだ理解出来、今の流行りの音にするのにEQが不要かその負担を軽減させられるからさ。
けれどイヤモニやスピーカ等では既に「処理済み」なんだから、昔のと違ってもう無理にドンシャリになんかしとかなくても平気になったんだ。

にも拘わらずどいつもこいつも高域忖度する理由として、極小音量補正が施されてない昔の音源を聴く際はっつうのが考えられる。
だがそう云う事情で音の出口での補正が欠かせないってんなら、別に音源の方に施しとく必要は無いんだ。

一面で音楽制作と音響制作が夫々勝手に自己ナルシスを発動してるとも伺え、それじゃあグループ会社内で両方やってる意味が全く無くなっちまう。
各部門には各々の言い分はあろうが、音源と機器の両方共買ってくれた人程損させるのはどうにもイカレとるがね。

と誰も得しないのにスルー出来るとしたら、関係する人の過半数が既に耳に何らかの劣化・損傷を受けてるとしか考えられないんだよ。
こんなのを大胆に提唱出来るのは俺が老害だからこそで、但し単に好みに合わんから文句を付けてんじゃおまへんのや。

こごての老害とは正常・健康でも、加齢に依る逃れられない耳の性能低下があるからだ。
同世代の中では可聴高域限界の劣化は16kHzと現況少ない方だが、所謂モスキート音は全く聴こえなくなって久しい。

その上誰よりも爆音慣れしたこの耳で、今劣化本邦のJ-POPはどうにも喧しくて過刺激だと感じてるんだからな。
って事ぁ健康な耳の持ち主で俺より若きゃもっと煩く感じてる筈で、そうなってないのは耳自体が逝っちゃってる証拠でんがな。

では何故皆気付かない・気付けないのかったら、普段の日常に比較対象が存在せんからだ。
幼少時からずっと新旧交えて耳にしてれば、そうはならずに済むんだけどね。

因みにここでの新旧とは事前補正の少ない音源及び
、事前補正レスの生演奏ざます。
後者は近代のスピーカを使うともう補正が入るんで、主にPAや電気・電子楽器不使用の限定条件付きとなる。

故に厳密には近代のオーディオ機器で聴くとその補正が含まれ相応しくないが、だからこそせめて音源では補正レス時代のじゃないとね。
処が既に耳が劣化してたらそんなのの方が籠ってて変に聴こえて、タイミングを逸するともう聴き比べの効能さえ喪失しちゃうんだよ。

=つづく=

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