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2024年7月 9日 (火)

音楽備忘録1789 J-POPでの無駄な苛烈サウンドに異議あり➊

杜撰大王の今劣化本邦J-POP嫌いはガチだけど、一般世間に向けては滅多に理解は得られないんで普段は齢だからと煙に巻いている。
けれどもしあなたが聴く耳を持ってくれるなら、確たる原因があるのだ。

その中から今回は「無駄な苛烈サウンド」を取上げるが、恐らくその原因に打込みがあるんじゃないかな。
1に生演奏に対し圧倒的に不利なのが生のみが持つ熱量で、それがあると並の音色でも逞しく聴こえたりする。

2に必ずしも全員ではないが打込み手にはリアルの合奏体験が無いか不十分なせいで、皆で合わせると個別単体でひ弱でもその弱点を消せる事があるのを知らない。(残念乍ら現況の音源では音色面で生リアルに再現・追従困難)
ってそんな人を卑下する気は微塵も無いが、体験の学びが少ないからにはもっと知識で補わないのがイカンのよ。

打込みのみで有効な技を安易に生リアルに導入したか、はたまた妙な対抗意識を持ったか。
知らんけど録音での収音方法の不適切も加わって、不毛な無い物ねだりに陥っとん。

ここで「足りてる音楽」って仮説を設定してみれば、好みや才能以前に何か要素不足があったら不味くなるんだ。
又この不足には余剰も含まれてて、足りないと困るからって肥大化させると新たな欠点を生んじゃうんだけどな。

わ一旦置いといてもっと幾らでも盛上げたい心情こそ分かるが、闇雲に平均音圧上げに走り出したら終りの無い闘争に没入しちまうんだよ。
更に諸懸案の中からミスマッチについてひとくさり、今時はミスマッチにすら市民権が与えられる様になった事自体は悪くない。

例として大型ダンプのタイヤを履かせた軽トラを、生贄にして考察してみよう。
先ず可能かどうかについては逆だったら普通は無理で、軽のタイヤでは大型車の重量に耐えられず破裂しちまう。

そりゃ異常にタイヤ本数を増やせば別だけど、ノーマル時と容姿が変わるから明らかに摩改造したのがバレてまう。
のがタイヤヘヴィーだったら傍目にはせいぜい車軸を延長した程度と映るから、改造と名乗る程の改造はしないで済むかの様な印象かも知れない。

もし走らせないならそれで持つだろうけど、車軸を延長するとサスペンションに掛かる応力が増加しちまうんだわ。
ので外見は収まり切らないホイールハウス外へタイヤを追いやっただけに見えても、実際はサス強化ばかりか大径化で変化する回転数対策でギア比も弄る等改造箇所は多岐に渡ってるんだ。

それと近似でアンサンブルは飽く迄集合体なんで、何処か1箇所だけ僅かに変えるにも常に全体のバランスを取り直さなきゃなんないんすよ。
バランスっつうと皆音量や強弱はすぐ意識するだろうが、下手すると音色の方が大問題なんだわさ。

ってのは音響的に歪みを許す程大抵は音量の性質が変化して、ピークの突出が減り平均音圧が高くなってくん。
歪まさぬ音色のを録る時点からコンプで潰せば寄せられはするけど、迂闊に先に掛け過ぎたらダイナミックレンジが過狭隘になって特に生楽器は個性が損なわれてまう。

又昔の歌謡曲等の様に主役の歌だけが大きくて構わんなら良いが、バランスの小さくないダイナミックレンジレスの伴奏とするには歌の強弱も犠牲になっちまう。
お客に聴き易い歌い方してるとピークこそ太鼓等みたいにゃならんが、表情豊かにしようとすると曲調次第じゃ平均音圧のダイナミックレンジはかなり広大になってるんだよん。

そいつを否定した時点でもう名歌手と呼ばれる可能性が失せ、もし生歌唱より窮屈に録れちゃってたら大損害でっせ。
幾ら毒舌な杜撰君でも、歌が下手だから誤魔化しでそんな風にしたとはあまり思いたくないな。

-続-

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