音楽備忘録1762 杜撰流不景気対策➐
俺自身はずっと貧が続いてるから大きな変化はなく、勝負所が訪れた時だけ平時より交換基準を厳しくするタイプだ。
もう少し詳述するなら新品の音が必須の録音の際等で、それでも若い一時期は全力を注いで交換周期が短くなった事はあった。
但し↑の時期っつうのはオファーが連続的に輻輳してた時で、基準どうこうより実際に消耗量も多い時だったんだよね。
基本的に活動量・練習量共絶対値は体力に準じて低下してて、しかしかつてより要領が得られたのだってちったぁある…かなぁ。
それとは別で40過ぎ以降当初はメインGuitarのフレット摩耗を極小化・長寿命化する目的で、自衛隊の戦闘機じゃねえが練習器の制定が始まった。
これは余剰品を引き取った際その処遇を持て余した挙句なのと、標準的楽器から自分の奏力が遠のくのを防止する意図もあった。
から特にそれでは切れても継ぎ接ぎ可能なら何回かは継いで凌いで、本当に駄目にならん限りはやたらと交換を避けてんだ。
因みに杜撰流弦の継ぎ接ぎにも触れとくと宅ではエレキの場合、ブリッジ駒の頂点から切れるケースがとても多い。
個人的趣味で元々余剰弦長の切断は最低限としてて、理論上はあまり良くないがストリングポストに巻けるだけ巻いてたんだ。
その発端はってば巻き損ねた際や弦長を間違えた際、ギリギリにしといたら1回も使えずに廃棄になるのを恐れてだった。
わ兎も角上手く継げる様になれれば弦の「巻かれはしてたが弾いてない箇所」を使うだけだから、長く弾かれてた箇所より疲弊してないんだよね。
尤も巻弦(ワウンド)の元の巻加減や構造に依っちゃ、上手く行かない事もそこそこあるでよ。
但しⅡでケチはケチでも唯のケチに非ず、比較的両極端になったのは本番をより万全にする為でもあるん。
又楽器の正規の正常状態の把握が終ってれば、忘れない限りは却って悪条件な方が練習には良いんだ。
宅の現行練習器は偽Stratなんだがメイン器より少しスケールが長く、それに伴ってテンションも強めだ。
それ+ボロ弦でも大体弾けたとなりゃ、本チャン時の負荷は大抵軽くなる。
これが緊張対策とか本番時のマージンとなってくれ、実際確実性がそこそこ向上したんすよ。
一方太鼓では無遠慮に叩く口なんで皮もだが、今懸案化してるのがSpeedking(ペダル)のオリジナルビータだ。
概述の如くこヤツは音の良さも勿論だがそれは好みもあるから別として、皮の寿命が長くなる半面どんどん摩耗してっちまってね。
処がどっこい最大の犯人は為替相場だが、それを差し引いても年々高額化してんのよ。
多様化して数か出なくなった分、レジェンド化が進んだからって値上げしやがってけつからに。
貧としての対抗策として練習時は極限迄使い倒す決意を固めてて、なんと大凡フェルトの直径が半分程になる迄粘りに粘ってんだ。
そうでもせんと自身の演奏スタイルの都合上、3倍踏んで人並みより倍位消耗が早いんでさ。
常識や一般論に盲目に従ってたら、演りたいだけ演るなんて論外になっちゃうんだよ。😓
=つづく=
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