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2024年6月 8日 (土)

音楽備忘録1758 杜撰流不景気対策➏

本来は全然不景気対策案件じゃないけど、消耗品の交換頻度・期間・程度について潜ってってみよう。
その内今回は表に出てて直に触れられる物限定として、電子・IT方面はこれが終わってからにしませう。

上記前者と後者の相違は目視判定・状態等の確認がし易いかどうかで、それ次第では一般論の寿命とはかなり異なるケースも少なくないん。
尤も舞台や録音最中のリスクを低減するには、世間に流通してる常識に従う方が安全だがね。

けど製品ムラやアクシデント等予測不能な障害もあるんで、より安全なのは弦や皮じゃなく楽器自体のスペアを用意しとくのが望ましい。
貧故のケチで無神経に近い杜撰大王とて、かつて遠隔地へ出向いてのLive時にはスペア用Guitarを友人に借りて迄持参したさね。

その時は備え万全なのに何も起こらずだったが、地方の町の公民館で周辺に楽器屋なんて当然無かったんだよ。
又別の状況では複数の楽器が使える状態で舞台上に設置されてたら、弦が切れたら鍵盤に移動すりゃ良いやなんてのも…。

上記は極例として非本番の普段とか期限の切迫してない宅録だと、杜撰君近年は切れる迄無交換な方が多い。
奏者本人には弦の新旧が音でも触感でも明らかに分かるが、本人以外では詳しい人とか直近に体感してるの以外は案外良くは分からないもんなんだ。

同じパートの人でもないと一々本体やAmpのツマミ位置をつぶさに観察してなかって、アコギでさえ弾き手の位置が紛らわしいと微妙なハンドミュートみたいなのはやってるかどうかでさ。
強いて俺知りでバレ易いのったらリッケンBassで、バカ正直なのか弦の状態迄律儀にその程度差を露骨に出しやがる。

私感では弦より太鼓の皮の方が状態差が表出し易いが、まっさらな時と破れる寸前以外は本人以外にはそんなに分かるもんでもない。
それより桁違いに影響するのがピッチで、単なる音程以外にチューニングが悪いのは多方面に影響があるんだ。

Pianoでは大胆に音色と音量が変わり、太鼓では共鳴がまるで別物みたいになっちまう。
無論音が変で状態如何では要交換な時もあるが、9割方は調整や微調整の方がイニシアチブを握ってるんだ。

その他に新品でも張り方の良否の影響も中々で、これ等を妥協し過ぎてたり一部を省略してたら結局は自己満でしかなくなったりすんねん。
と言いつつ億劫になって重々承知でもサボったりもしてるし、実際に音を出して大きな問題がなきゃ一切不問の時もあるけどな。😵

まあでも杜撰大王程酷ずぼらじゃなくても、ホントに必要な以上に交換しても結果的にはほぼ気休めにしかならないんよ。
奏者次第で拘りや気になる箇所は色々だろうけど、最低限各要素のバランスは考慮しとかんと実効性は損なわれるさね。

次回は電方面へ行く前に、身近な処での実例を提示しときま。
併せて過去と近年の比較も。

=つづく=

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