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2024年6月24日 (月)

音楽備忘録1774 杜撰流不景気対策➓

誤認回避で久々に前回末部補遺で念押ししとくが、当時親友が求めたスタイルの都合で鍵盤からGuitarにシフトしたのは百も承知で御座居。
けれど彼が行き詰った原因に、この件が少しでも関係してたとしたら悔やみきれねんだ。

実利的な弦・皮の寿命は時間だけで計れないのと同様、憧れたスタイルと違っても却ってそれがオリジナルスタイルの構築にもなるざんしょ。
我々周辺では彼はオンリーワンでGuitarもかなり個性があったが、かと言ってそれだけで飯が食えそうと俺には思えなかったかな。

さて本題に戻って弦や皮だって音や見た目でもし判断か付かない時なら、経過時間を目安に交換するのはやぶさかじゃないよ。
それから一部お拘り氏の中には球の出力管を割と頻繁に交換する者もあるが、その行為が全て無駄っつう訳でもおまへんで。

が新品卸たての球の音が好きなんだとしたら、その過半はAmpのタイプがマッチしてない可能性が濃厚なんだ。
これは弦・皮も同様で、自身の理想より鮮度が低かったりBrightさが不足してるのかも知れない。

楽器の設計は極少数の例外を除き、消耗部のコンディションは一般平均に基づいている。
ので基本的に弦・皮は少なくとも慣らし完了以降を基準に音色調整がされており、新鮮さだけに忖度して他の部分を聴き洩らすと別の損失が少なくないんだ。

ので新品の初々しさを利用して無傷で居られるのは、せいぜい録音の一部に留めとくのが賢明なんす。
楽器以外に今劣化本邦では服飾・マイカー等で私的には行き過ぎ事例が多数散見されるが、確かに新品同様は美しいけどね。

僅かな曇りや傷程度で見劣りするってんなら、本来はデザインに問題があったんじゃね?。
直に触れないお飾りのと違って、実用品は多少消耗した状態の時間の方が新品より遥かに長い。

これ等は一面で刺身文化の弊害とも考えられ、グローバル観点に立てば常時刺身が可能な鮮度ってな特例なんよ。
故に少なくとも西洋文化発祥の実用品に、それを求めるのは厳しいだろうし一寸非現実的な訳さ。

杜撰君刺身は嫌い処か好物な方だけど、サラリーマンのスーツスタイルとか日本はちゃっかり借用してるでねえの。
体形のだらしなさを誤魔化すのにスーツは最適で、実用・常用品のデザイン例として秀逸な典型だからっしょ。

全てが美しくありたいと思う向きには一寸不都合かも知れんが、試合中のスポーツ選手だったらユニホームの汚れは寧ろ格好良く映ったりもする訳で。
要するに実用楽器をたった1枚の画像で捉えるのが間違いで、動画みたいに良い音を出してる時にどれ位映えるかが本当の勝負なんすわ。

本人の志向次第じゃ忌避事項って程にはならないけど、この件所詮はオプションレベルの域を逃れられないんだ。
ので特に予算が限られたならそんなのより悪評高い最廉価新品を、例え中古でも1つだけアップグレードする方が実益は遥かに大きいんだ。

=つづく=

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