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2024年5月30日 (木)

音楽備忘録1749 肉体的グルーヴ考➏

ここ迄良い意味で意志を持って体を駆使する意義を語って来たが、その先はどうするかが今日のお題だ。
今度は打って変わってフォーム(姿勢)でおじゃるが、これにだってスピリットは大きく影響があるねん。

初期の打開策としては本家の模倣で、この段階で真似る
のは主に楽器と人体の位置関係だ。
んだばDrumから参るが歴の古いグルーヴには、半ば俺言い旧標準の椅子高さが出発点になるん。

その傾向としては現代の主流より椅子は高めだが近目となってて、それに依って手脚のストロークに多少違いが生じてしまうからだ。
太鼓が高く遠いと上から遠回りに叩かねばならず、細かいタイミング制御の精度が落ちる。

かと言ってそのまま近付けば今度は
手脚の可動可能範囲が狭くなり過ぎ、パワーは勿論おおらかなグルーヴは醸し出し難くなる。
セッティングの制約があるから必ずしも理想通りとは行かないだろうが、何かと打面が肘より高いと副作用が大きくなるん。

速い小技は近い程楽だけど、脱力状態(必要最低限の無意識に近い力)で安定して刻むにはねえ。
パワーの為では無くタイミングを図るのに、適度な振り上げ距離が取れると良いんだよ。

地面に垂直に立てられた撓る棒が揺れる時って、振り巾の大きい時は周期が長目で小さくなってく程周期が短くなるじゃん。
因みにグルーヴを習得するには他要素は一旦置いといて、求めるタイミングを先にマスターせなアカンよ。

無論充分タイミングをマスター後は理想に向かって、パワーやスピードだって求めて良いけどね。
鍵盤の場合もDrum程じゃないけど、やっぱり多少なりとも影響はあるよ。

距離関係もだがそれより胴体の緊張状態が問題で、グルーヴタイプに合わない姿勢だと良い感じが得られない。
但し特定時を除き背を一杯に丸めたり反り返らせては、万一反対方向に調整したい際不可になるから背骨に反対方向への一定のマージンは必要でっせ。

次にストラップで吊り下げる楽器では特定のを除き、高過ぎても低過ぎてもグルーヴ習得には障害になる。
ここで厄介なのが体格・体系の個人差で、胴・手・脚の長さとバランスは正に千差万別だ。

なのでZEP時代のJimmy Pageみたいなのが欲しいからって、何も考えずGuitarを下げたらさ。
音やグルーヴ抜きで姿だけ真似たいなら構わんけど、腕の長さや胴体の厚みとか良く照らし合わせんと。

尚且つこれはかなりグルーヴ的にも特殊なタイプで、わざと大雑把・軽薄でいて浮足立った感じを求めてたらしくてさ。
ZEP以外の時期・メンツのではあそこ迄下げてもいなきゃノリももっとタイトで、歴戦のスタジオミュージシャン出身なのが納得出来る感じのばかりだった。

俺はそれが暫くは分からなくて勝手に低く見ちゃってたんだけど、「抑えきれぬ衝動・欲望」みたいなのを表現するのには絶好の手段の1つだわさ。
裏付けとしては通常ストラップで低く出来ないアコギ(座って抱えて弾く)だと、ZEP時代のでもカッチリしてたから疑問の向きは聴いてみそ。

エレキGuitarの高さだけでこんなに変われますの一例で、他でも色々工夫はしてるだろうが映え以外に音的にも必然性がちゃんとあったのさ。
①グルーヴ習得②そこから意図的に変えるのは超人レベルに到達してないと無理っぽいんで、先ずはしっかり①段階を目指して頂きませう。

-続く=

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