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2024年5月23日 (木)

音楽備忘録1742 杜撰流不景気対策➋

世情に拘らず経費圧縮には無駄な出費をしないのが鉄板だが、何を無駄と考えるのかは変動するのだ。
あまりに保守的になっては必要な変革が遅れたりするし、かと言って流行を追い過ぎても想定より早期終息すると無駄になる。

これの解消には手持ちで流行に乗る知恵がものを言い、そもそも流行の発端をどうやって作ったかを考察してみると良いんだ。
流行後であればそれ用が色々売られる様になるが、誰か1番乗りした時点では○○用なんてまだ未出なんすよ。

ので殆どの場合始祖は使い方の工夫で編み出してて、ツールが新しいから出来た訳じゃねえんだ

因みにボーカロイドに関して、今では恐らく忘れられた情報を参考に披露しませう。

電子技術的には音声合成半導体が出発点となってて、杜撰大王がそのテクを最初に知ったのは1980年代中頃でPC師匠からだった。
当時師匠はまだ俺が逃げた代わりに紹介した音響の会社に在籍してて、業界内速報でYAMAHAでそんなのが出来上がったってのだった。

それから制御部や価格等で難儀してたのか次が聞えたのは2000年代になってからで、名称が単なる音声合成LSIからPCソフトのボーカロイドに変わってたんだ。
それでも当時試聴してこんな不自然じゃ使えるかよと感じたから、所謂ボカロPが台頭する迄杜撰君内ではずっとお蔵入り情報になってたんだ。

新技術の使い熟しには早期新機器の導入が有利ではあるけど、音楽での実用上は必ずしも成功する保証の無いギャンブルでもあるんだ。
だから趣味として失敗しても学費だと思えるなら良いけど、必須ツールが揃わぬ内にホイホイと触手を伸ばすのはどっちらけなんすわ。

俺の場合音楽を趣味としたPC師匠とコンビを組んでたのは幸運で、師匠の方にしても実用性は俺の状況からと相互に知己を得てたんだ。
何でも直接自身で試せないと気の済まない性分にはこれは厳しいが、全数を賄おうとするのは一面で無理がある。

楽器パート事情にしても当初自身ではGuitar・Bassだけ専門で、鍵盤や太鼓等他のは「パートの違う親しい人」から知恵その他を導入してたんだ。
ロクに弾けなかった鍵盤や叩けなかった太鼓等、仮に所持してたってその時点では充分には試せないやんか。

とは言え周囲の誰かが先に購入すりゃ、羨んだりと葛藤は今も常にあるがね。
でも誘惑に弱過ぎるといけないのは何でも同じで、只音楽関係固有のでは難聴とか腱鞘炎とか被害が他のに比べりゃ軽いんだけどさ。

が少なくとも確実に懐には影響してて、それが赤貧ででもないと自覚し辛いだけなんだよ。
初心の内は何が必要か間違えて、杜撰君なんかロスは多い方だったかも知れない。

ミスは悔しいが仕方無い授業料と諦めて、その後に似た様な失敗をしないのが肝心でっせ。
けど芸術関係は気分に左右され易く、如何に別観点を醸成して行けるかが案外簡単じゃないんだよなぁ。

=つづく=

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