音楽備忘録1717 心理的グルーヴ考➎
ここ迄来て杜撰大王自身はノリに関し、心理なんて軽視して来たのを敢えて暴露しときま。
才能に恵まれたかほぼ無意識でも足りるだけ出せてたんで…、とは何て横柄なんでせう。
しかし仮に天賦の才があったとしても、やり方が不味かったら出なかった筈なんだ。
今更でその事後分析をしてみると、どうやら多数派の人と観点が違ったみたいなんよ。
たまたま過去に技術面での劣等感が甚大な環境に置かれたからか、自動自己防衛本能が発動して皆があまりやらない部分で勝負しようとしてたんだ。
それプラス元々は結構なKYと相まったか唯のアホだったか知らんが、10の内多数派が7読み取れる処を4位しか分からなかったんだ。
何しろ同調圧力最高の日本って読み至上主義で、実際の結果より先ず読めてるかが重視されてた私感があって。
でも近年に至ってそれってもしかして実現性が低いから或は殆ど放棄してるから、理屈として理解出来るかどうかへ行ってた様な気がしたん。
本来音楽なんて非担当者にとっちゃ、何かオモロきゃ良いだけのものに過ぎない。
一部ヲタが何々技法が駆使されててどうのこうのと語り合うのはご自由にだが、一般ピープル迄そんな捉え方をする必然性は全く無いんすよ。
にも拘わらず関係者同士の親睦を深めるのなんかにも、読み案件が過大に扱われてて。
腕利きの仲間を増やしたきゃ、俺言い理屈ヲタ語りが出来なきゃ見下すみたいな悪習慣が蔓延ってやがる。
これに対しオッサン以上は体裁を若者は舐められまいと、つい余計な方に精を出しちまうんだ。
それが嫌で機械力の向上もあって意図的孤立化する人も居て、実際杜撰君も30〜50才頃はそんな傾向だったさ。
けれど他人からの直接的影響が足りないと、少なくとも杜撰君の場合は袋小路から脱出出来なくなってたん。
グルーヴ(ノリ)なんて原始的な魅力は、誰かにその場で評価されたりしないと物足りなくてね。
それを満たすには一面で「アホに程ウケる」みたいな傾向が拭えなく、絶大なアホ自覚がある俺でさえかなり葛藤があっただよ。
因みにこの「アホ」は自他共に天然の類のなんで、意図的演出したのなんかより心へのダメージは大きい。
それを超越する一手段として、無意識下の差別撤廃っつうのがある。
通常加齢と共により大人ウケを求めるのが自然かと思うが、全く子供にウケないのだったら感性芸術の世界ではトリプルプレーのアウトで即チェンジなんだよ。
奇特比喩だが差し詰め18禁のメカニズムみたいなもんで、自然の法則の則れば本質的には若い程性への好奇心が強い。
但し知らない内はそれと分からないから強さも不明瞭になるだけで、迂闊に目覚めさせたら暴走を止めるのはきっと性質の悪い痴漢より難しいんだ。
=つづく-
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