音楽備忘録1691 日常生活と音楽活動⑧
前回の迄で専門家程非専門家との共存が必要と指摘したんだけど、少しは分かって貰えただろうか。
一般日常生活には俺言いベーシック汎用スキルが要るのに、専門に特化してく程それ等には縁遠くなったり習熟する機会が減ってくん。
となれば身勝手な理想は音楽以外の全てをやってくれて、音楽や自分には一切干渉・妨害しないパートナーが得られると良い。
がそんな都合の良い話しなんて先ず無く、超高額報酬でも払わなきゃメイドさんだろうと執事だろうと彼女か奥さんだろうと決して誰も引受けてくんない。
となりゃ原資を効率良く稼がにゃならんが、拘束時間ゼロってのは存在しない。
ここでちょっち尺度を変えて一般日常生活の恩恵を考えてみたいが、直接的貢献はゼロでも間接的には本業にプチプラスになるのが案外多いんだ。
又もや遠回りになるが昨今の幼児の安全対策、家具とか何でも鋭利撲滅ってのがあるよね。
それ等へ触れても不用意な怪我をしないのは良いんだが、完全温室育ちになるといざって時の対処法は全く学べなくなっちまう。
これは肉体的損傷のみならず精神面の用心にも大きな影響が考えられ、要するにあまりにも痛い思いが少ないと慢心若しくは危機管理意識希薄になるやんか。
それの大人バージョンとして大谷翔平選手を例示すると、投手で下手に指を怪我したら命取りになるにも拘らず普段包丁を握ってるんだってね。
今の彼の立場からするとおっかない気もするけど、グラウンドにも色んな危険は一杯あるんだ。
注意しないと痛い目に遭うと常時思ってたらそんなに危なかねえが、あんまりボヤっとしてたら誰かの打ち損ねたボールとか飛んで来るじゃん。
俺的にはこれ系って程度の問題だと思ってて、裁断機とかは流石にヤバイが包丁とかカッター位なら許容しといた方がって思うんよ。
手前味噌例を1つ挙げとくと水洗いの仕方っつうのがあって、金属弦楽器奏者からするとなるべく指先は濡らしたくない。
がトイレに行って洗わん訳にも行かないんで、洗い物はなるべく手を洗う必然性が生じたら一緒に纏める様にしてんだ。
極度に溜めちゃうと長時間でふやけさせるのも困るけど、取敢えずそうしとくと濡れる回数を減らせる。
ってな風にやたら避ける事を考えるより、その人なりに上手に付き合おうとする方が現実的だし実現性も高いんだ。
尤も今一仲の良くない家族との怒鳴りあいは、ロクすっぽシャウトの練習にはなってくれんけどな。😓
それですら歌唱時以外ずっと大きな声を出さないよりゃ、幾らかはマシなのかも知れない。
こんなのは杜撰大王ならではの最低の例だろうが、何が刺激になってこっちに反映するか分からないのは確かですぜ。
-つづく-
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