音楽備忘録1671 日常生活と音楽活動③
さて普通に暮らし乍ら音楽するのに最も壁になるとしたら、爆音系方面では演れる場所の確保じゃないかな。
我々の場合はプロなのもあって、ささやかな幸運+絶大な努力の甲斐あって防音室を持てている。
っと言っても両親が医師だった従兄以外は最初からじゃなく、その従兄にしたってドラムを演り習い始める方が先だったん。
休養君の場合バブル期は本職がバリバリサラリーマンでその後スタジオの仕事をしてたが、その際の儲けで後年リフォームの際に防音工事を併設した。
3人の中で最も狭隘なウチの場合鬼遮音のせいで只でさえ狭いってのに、そのお陰で1部屋損してんだ。
建物自体も防音室以外は脆弱な一般木造で、従兄の地下室エレベータ付鉄筋ビルとは大違いだ。(何故か地下迄EVが行ってないのはご愛敬!?)
しかし俺は世間レベルで言えば決して底辺では無いし無かったのに、個人的には今も昔も貧のまま。
それは防音室獲得の為に、一般生活にギリギリ支障しない範囲で貯蓄に精を出等してたからだ。
その結果も含めバブル絶頂期も基本的に無縁だったし、今だと旅行や外呑みがずっとお預け状態のまま。
アル中じゃないんで普段呑めなくてもそんなに困りこそしなが、これでも若かりし頃は酒に強いのがプチ自慢ではあったんだ。
流石に近頃はもう少し人並みな暮らしがしたくなってるが、それでも極力借金をしなかったからその分幾らかはマシなのかな。
極力避けるったって現金一括払いが無理な案件もあったけど、長期視野に立つと借入れでの債務増額の影響は無視出来ませんで。
後は食料・飲料等をコンビニよりスーパーで買う頻度の方がかなり高く、己は大阪のオバチャンかよってな。
けど主婦的経済観念を舐めたらアカンで、僅かな日々の節約だって積年になればそこそこの差になるん。
それともう1つの利点は大手チェーンはなるべく避ける事で、食品添加物の過剰摂取も回避出来る可能性があるんだ。
医療費圧縮にはなるべく健康で居るのが近道だが、その中で自分で自分の首を絞めるのが最も勿体ない。
この方面で理想は所謂自然食なんだろうが、そこ迄は高額になるからやってない。
こんなの何とも地味で冴えない感じなのは嫌だが、派手な暮らしをする為に時間もお金も取られてもねえ。
外を歩くとか買物をしてる姿は豪勢で良いかも知れないが、それは殆どが自身自体が向上した訳じゃ無いよね。
勿論音楽にもイメージ戦略はあるから外見も大事ではあるが、見掛け倒しになる程情けない事ぁねえですぜ。
わ兎も角楽器種次第では防音室が無くても平気なのもあるが、Drum・管楽器・Rock系歌唱にはここに書いた順で必須と思った方が良い。
地方在住で近所の農家の納屋かなんかを日常的に借りられるなら別だが、他人に迷惑の掛かる恐れがある程知らん間に遠慮癖が付いちまったりするからね。
=続々々=
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