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2024年3月24日 (日)

音楽備忘録1682 今時真空管の得失➏

今度はMic関連での球にスポットを当てるが、私体感的にはMic自体が球(つまりコンデンサタイプ)の方が効果が大きい。
現代ダイナミックタイプ+球Micプリだってそんなに劣りゃしないが、それで足りるなら後でどっかで1回球を通してやりゃ済む筈だ。

しかし不要ピークや固過ぎ案件に目を向けると、上記2つにはかなり差があるのがきっと分かるよ。
少し細かい話しになるがエレキGuitarの歪みを作る際、どの辺で一番歪ませるかでかなり異なる音色が得られるんだ。

文字で表現すると各自の感覚に左右されるから敢えて歪み率10%と条件を仮定固定したとして、合算歪みが同一でも回路初段で2%最終段で8%のもその逆のもある。
この時役割が全ての段で一緒なら殆ど差は生じないが、大抵はどの段も担わされた役割がかなり異なる。

又初段以外での歪みには歪んだのを更に歪ませたのも含んでるから、積極的に如何にも歪んだ音色にしたい際は有利だが逆の場合は歪み成分が悪目立ちし易くなるんだ。
んで球歪みをサチュレーションとして利用したいとなれば歪みは目立たん方が良いんで、なるべく早い段階でピークを潰せる程有利なんすよ。

故に大昔みたいにアウトボードを不使用で録るとなると、極力楽器(Amp含む)とMicで大体ピークが抑えられると歪みの少ないのが録れてたんだ。
杜撰大王はその時代のハイエンドダイナミックタイプを体験してないから断言は出来ないが、’70年代半ば頃迄は録るとコンデンサよりダイナミックの方が悪化した印象がある。

っても真犯人は恐らくダイナミックタイプより、録音機器のダイナミックレンジが狭かったせいなんだろうけどね。
今と昔じゃ目的は少し違ってんだが往年の過去作がCD化されてみたら、1965年~1975年頃のより1955年〜1965年頃の方が歪みに限っちゃ全体平均は良好だから聴いてみそ。

この辺で音の棘を減らしたいとか柔らかく聴き易くしたい場合の、物凄く基礎的で大雑把な球利用の優先順位を提示しときま。
必ずじゃないけど①足りるだけ全部球②入口に球、③何処かで1回は球を通すで御座居。

因みに現代はどんなチープな再生機器でも昔より相当ダイナミックレンジは拡大してるけど、殆どのケースで録音機器より再生機器が劣る状況になるからね。(本来はそれが好ましいが)
その意味で後から歪みが増えるのを嫌えば、初期段階で敵勢力を削いどかないとさ。

しかもそうしとかんと平均音圧を稼ぐのにも不利で、なまじピークがそのまま記録出来る様になったもんだから昔より膨大なマージンを要求されちゃうん。
幾ら事後に超高級コンプリミッタを上手に潤沢に使えても、何もせんよりゃそれ等のノイズが追加される。

し0.何%であろうと何かに通せば音の純度は必ず低下するから、躍動感や臨場感が打撃を受けるん。
球コンデンサMicってかなり値が張るんで購入意欲が湧き難いけど、後の手間と機材費を込みにすると案外安上がりになったりするんだ。

-つづけ-

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