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2024年3月 3日 (日)

音楽備忘録1661 何はともあれ本物に触れる必然性Ⅲ➌

さて前回末で例示した誕生日ソングはスタンダードとしては鉄板だが、コード進行のサンプルには殆ど役立たない。
のでそんなのにお勧めなのはと問われれば、杜撰大王的にはラテンとシャンソンだ。

その訳は変態的なメロをふんだんに使う癖に、それを如何にも斬新に聴かせようとはしてないからだ。
全く不慣れだと少しは斬新に聴こえたりしちゃうけど、所謂前衛やプログレみたいに変態部位を大々的にアピールなんかしてないんだよ。

但しこっちからしたら普通じゃ無いのに余りにも普通で当り前の様に演られるんで、特異な箇所に気付くのに少し時間が掛るのが難点か。
又歌があるのでは言語としてしか聴けないんだと苦しく、楽器と同列に「何かの音」として聴ける様になる必要がある。(但しメロやコード研究の際のみ)

俺が洋楽に抵抗が無い処か却って楽なのは、分からん言語なら当座は無視出来るからなんだ。😵
最初から言葉として聴こえちまうと、気に入らん歌詞のせいでついメロが実際より悪く感じたりもしちゃうじゃん。

逆に歌詞研究については言葉だけ聴けると良いんだが、俺みたいに不向きな奴だとせいぜい個性的な単語程度で中々いきなり文章としては入って来ねんだ。😓
わ兎も角ラテンでは特徴的なコードの響きに先ず気を取られて、意外と高度な展開の方はスルーしてたりするもんだ。

この件でとても惜しまれるのがAORの不要な衰退で、演奏誇示じゃなくムード音楽としてのFusion或はSmooth Jazzはもっと維持されたら良かったんだけどな。
昭和の隆盛を知る身からすると平成迄は何時も拡大・高級化志向で、誰しも世界中からお洒落なのを探す風潮があったんだ。

それが壺や政治屋の失策で、特に若者が夢を全く見られなくしちまった。
こう現状維持もままならぬ厳しい日々が続けば、音楽だって夢の世界に憧れる者は殆ど居なくなってしまう。

仕方無い現象だがしかし、夢要素を音楽から取上げては庶民にとっての存在意義が無くなるんだよ。
又Popsや更にRock系標榜者に強く吠えたいのは、大抵今のは多少なりともルーツにBluesが含まれてる点だ。

現代でのBluesの魅力ったら味がある・渋いとかもの悲しさだろうが、見られそうにないけど楽しい夢を見てみたいなんてのが最大のテーマだと思ってるんだ。
その証拠にマイナーコードを避けブルーノートでほぼやり過ごしたり、演歌ののみたいな典型的お涙頂戴パターンは出て来んやろ。(俺言い日本の似非のは除外)

でそこからSoul・Pops・Rockに発展し掛かる段階で、以前より欧州調(シャンソンが含まれる)のとか南国調(ラテンが含まれる)の方向へ既に拡大させてたんだ。(BeatlesだとMicheleやMr.moonlight)
それ故プチ失礼乍ら「音楽が分かってる人」が聴くと、その頃のより今のの多くの方が展開等ではめっきり衰退しちゃってるのよ。

では何故そんな逆転現象が起きたかってば、音色や音質が限られてた昔はそんな部分でしか何も新しい事が出来なかったからだ。
闇雲に昔は良かったって言いたい訳じゃなく、寧ろ苦し紛れでそんな処までしなきゃなんないなんてご苦労さんな事ったてね。

それ故学習目的に対しては惜しむらくも、あんまり目立たぬ取入れ方がされててね。
こっちに勝手にニーズがあるからには砂金採りみたいな覚悟も必要、けど色々何となく聴いてればある程度の時点でおっとこんなお宝が隠れてたと見つかるもんなんだ。

-続々-

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