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2024年3月12日 (火)

音楽備忘録1670 今時真空管の得失➌

如何にも直情型の様でいて変なところが冷静な杜撰大王、前回末筆の如く今だと石でピュアサウンドを得る方が高くつくからの球推奨でげした。
なので自作じゃなくても滅多に居ないだろうが、例えばあのNeve等がたまたま手元にあるなら慌てて球なんか買わんでもよろし。

但し単に良い音を求めてたらの話しで、俺や休養君みたいに球自体の音が欲しい人には石じゃ先ず無理ですがね。
それと真っ先にサチュレーションに拘り(要するに不要ピークにお悩みの方)があったら、半導体(IC以上)はほぼ論外・ディスクリートでも石は望みがとても希薄だす。

っと結構条件は色々付くものの、それ等がクリアだったら石系も全然駄目って訳じゃ無いんだ。
けど唯でさえ上記みたいな条件がある上、電子回路に詳しい者じゃないと大抵は機種選定で躓くん。

今劣化本邦では回路図が当初から一般に公表されてるのは皆無だし、誰だって値段が同じ位なら機能が1つでも多い方に惹かれる。
それプラス前回迄述の如くディスクリート部品の供給が年々衰え、価格高騰もこの先止まる見込みはほぼ無い。

現況ディスクリートの石はどんな逸品でも再生産は商業ベースに乗らなく、ってのは部品単体での性能が実は球より劣るのが多いのもあるねん。
その為幾ら伝説のとうたっても球程高額設定は出来ず、尚且つ製造側の最大のメリット「量産向き」も活かせなくなるからなん。

更に厄介なのが互換性で物理的互換性なら球に勝る位だが、音質・音色の互換性は無きに等しいん。
これにはディスコンの影響も大きく、元が球より精度が高いのも仇になってんだ。

球は構造上石みたいな精度を求めるのは無理な代わり、大雑把でも何処かに良い点が出来ちゃうもんでね。
交換したら高域の繊細さは影を潜めたが、低域の量感は以前より良くなったとかさ。

それも好みや目的合わなきゃ駄目だが、多少コツは要るが最初から抜き挿ししなきゃいけない!?設計に助けられるん。
一部の低電圧管を除くとハンダ直付けがほぼ不可能な代わり、交換は比較的容易なんざます。

ICでも汎用オペアンプ等にはソケットの用意されてるのもあるが、必須アイテムじゃないから不慮の接触不良を嫌えば基盤にハンダ付けされる。
加えて球は放熱に必ず配慮が要るが石はそうとは限らんので、交換時のアクセス性に大きな差が勝手に付いてんだ。

だから電子回路趣味が無い人にとっちゃ、修理難易度にも余計に差があるん。
今時ゃ球なんて骨董は楽器や一部オーディオ以外では無縁なんで、正体不明の怖さもあるだろうがね。

でも実運用上はリモコン付き高機能LED照明と唯の裸電球みたいなもんで、故障時素人でも手に負えるのは後者の方なんだよ。
実は杜撰大王専門家の癖に面倒がりで、特に自身の機材修理はお金にもならないからなるべくやりたくなくて…。

わ半分おふざけにしても単純明快な程修理は楽に完全に施せるのもあって、球に信頼を寄せてるんだ。
それとこれは飽く迄私推察だが、電子回路自体が貴重だった球時代の程長持ちする様に作られてた実感があってさ。

以前別述宅の扇風機「新しい順に壊れた」みたいに、マイナートラブルこそ多目だけどね。(大抵は清掃稀にハンダ付け直し)
致命傷に至る確率・期間が明らかに、少なくとも宅比では球の方が長寿命なんだよ。

-つづく-

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