音楽備忘録1674 今時真空管の得失➍
今時皆が何でも寿命の長さを気にする訳じゃないが、その人にとってどんな存在かに依っちゃ誰にも大影響があるんだ。
杜撰大王の場合資金状況から高額なのはロングライフ・廉価なのは使い捨ての傾向になってるが、その他に代用レベルの問題も忘れてはならないんだ。
その中で音楽ツールの特殊性ったら、○楽器を☐弾きすりゃ△な感じの音になるっつうのなんかだ。
上記の△に微妙なのが入る際、ニュアンスや雰囲気は少しでも違ってしまったらもう役に立たない。
に対し100均で買うウェットティッシュ等は、機能面が大体同じだったら普通に使うのには全然困らない。
音楽なんて短期間しかやらないと決まってたなら別だが、大抵は特に趣味の場合先の見通しは不明な事の方が多いもんだ。
それと以前述の如く止めた際の資産価値は考えとくべきで、急に飽きて次へ行きたくなったらその資金はすぐに入り用になる。
使い捨てで構わないの以外は、買って持つなら長寿命な方が何かと有利になるですよ。
とは言え球の欠点が容認出来ぬとなりゃ二の足を踏むのも当然で、それには過剰な期待を寄せるのがお邪魔虫になるんだ。
ここでの過剰とは主に緻密さ繊細さ等で、腹黒く言や石はその外面的魅力を全面に出して広告してる。
外面ってもホントの外装等ではなく、耳に入った瞬間の音の印象の事。
お馴染みヘンテコ比喩れば球は史実の通り昔の石は現代人ってなもんで、時代が下る程画像じゃなくても髪型や化粧は上手になってるよね。
すると見た瞬間のタイミング次第じゃ、昔のスッピンの人は実際より劣って見えたりするケースがあるやん。
口が悪くてスマンが化粧のお陰で良く見えてる人って、最悪スッピンになったら家族でさえ分からなかったりするべ。
それでも敢えて石を擁護すれば通常は常に一定以上のルックスをキープ出来てるが、既に盛れるだけ盛ってるんで第一印象を上回る事が皆無なんだ。
初対面時に最悪状態を想定・再現して試せりゃ良いが、それって素敵な女性に出逢って直ちに「悪いけどスッピン全裸になってくれる?」と乞うに近いんじゃね。
と云う様な第一印象差を球と石では差し引いて評価すべきで、半導体デジタル全盛の今は恐らく正しい評価を出来てない人が多いんじないかな。
実は今は老いぼれた杜撰大王でも幼少時は原子力なんかに大きな魅力を抱いてて、しかし蓋を開けてみたらガッカリなんて経緯があって今に至ってんだ。
その証拠ってんでもねえが大昔悪ガキの頃は路傍に捨てられたTVから真空管を抜き取って、乱暴に投げ付け爆弾爆発だなんて悪ノリしてた事もあったんだわさ。
世代的に球が身近な最後の方の世代ではあるんだろうが、今程重視はしてなかったん。
オーディオと音楽に長く携わってみたら、球の方が深刻なトラブルに遭い難かっただけなんだ。
当然音質や音色は一番大事だが、新作が思い浮かぶのを自然に任せてると全く何時になるかは分からない。
前のが5分前の時もありゃ、長いブランクの方になると何年後になるか分かりゃしない。
だからこそ思い付いたら早速試したいのが人情ってもんで、その時に稼働してくれないのが最も辛いさね。
-つづく-
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