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2024年3月 4日 (月)

音楽備忘録1662 今時真空管の得失➊

これまで杜撰大王は再三球を進めて来たが、安定性や性能面に不安の残ってる人もきっと少なくないだろう。
ってんで球忖度無しに、得失について語ってこう。

最終的には音楽性がモノを言ってくるが当座はそれさえも抜きで、但し最新半導体やデジタルにも無忖度でね。
実は知る人ぞ知る真実最近の雑誌等にはスポンサーの圧力が凄く、正直な単純比較すら掲載されてねえんでぃ。

向こうがそんなだからついこっちも負けじと熱くなってたが、どっちかが冷静にならないと世界各地の紛争みたいに終りが来ないんじゃと思ってね。
俺は球真理教の自称教祖と化してるが、球が売れても儲けゼロはおろかホントは少しでも値上がりしたら困るんだ。

だから個人益の為には不人気なままの方が助かるが、それで酷い音が益々増えて浴びさせられるのは勘弁ってな具合どす。
つまり革命的な事が起きない限りどのみち不遇箇所が残るんだが、それならせめて実際の状況を知って貰おうって趣旨ざんす。

さて球の方が音が太くなるって一般評から参るが、これは必ずではおまへん。
球に適した条件が整えば実際太らせられるんだけど、これは球ってよりアナログ回路固有の特性を活用した場合が多いんだ。

アナログSyntheの方が一般に音は太いが、それもバーチャルとリアルの間にはそこそこ格差がおます。
その主因はリアルの比較的古いのだと歪むのを否定せず、「歪んでも聴ける音」になるようにしてあるからなんだ。

実際はサウンドバリエーションは無限でも何でも無かったが、設計上は一応出せないサウンドは無い様に考慮されていた。
処がそんな大きな自由を与えると、アナログ回路では歪むのを完全回避するのなんて困難だったん。

一々各用途毎に専用回路を設けりゃもう一寸は行けたが、それではより大規模で超高額になって算盤勘定が成り立たん。
尤もこれは物理領域の話しで苦心惨憺はさせられるが、聴感上のあからさまな歪み位だったらそこ迄しなくても無くせたん。

なので無歪みで鮮やかで精緻なサウンドには最新半導体の方が向いてるが、空気中の実音より言うなれば「電子の音」は最早ハイスペック過ぎるのだ。
聴ける範囲で最も近付けるとしたらデジタルハイエンド機器のみで、更に最高峰のインナーイヤータイプを使った時位か。(それが聴けても多分あまり音楽的にはならないだろうと語っとく)

となると折角あからさまに優れてても、そんな音は極度に打たれ弱いん。
録って纏める迄なら専門職がやるからキープ出来ても、一般再生環境で再生劣化を避けるのが非常に困難なんす。

わ究極なので兎も角、実際杜撰大王でもそんなキメ細やかなサウンドにはかなり魅了されまっせ。
只現行のデジタルシステムでは不要ピーク成分がどうしても過多なままになるんで、一瞬だけ美味しくて直後からはずっと過刺激に苦しめられる。

これ自体は全てが石(半導体)のせいでは無いんだけど、理論レベルからの改善がされない内は球でしか緩和する事が出来ないんだ。
次回はこれの例外と続きを綴るが、現行デジタルでは物理性能忖度ばかりで音楽忖度が殆ど不可能なのが致命傷だ。

-つづく-

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