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2024年3月30日 (土)

音楽備忘録1688 音楽に於けるテクニックの意味②

さあもう暖機運転も終ったから、鋭く切り込み具体例をガンガン行ったろかいな。
ほんじゃまRockでは王道のエレキGuitarから参るが、一般論として目立つのはFusionやMetal発祥のかねえ。

耳を凝らさないと音程全部が聴き取れない程速くなると、取敢えず今のは何だとなるからね。
がしかし本家本元のは意外と「聴き取り不要」な用い方がされてて、混沌表現の場合とリフ等で他楽器とユニゾンで演られてるのが多い。

前者は言葉通りの意味だが後者にもっと相応しい言い方をするなら、フレーズ全体は予測がし易いとか概知に近いのが多い。
つまりもうなんとなくメロラインは分かってるから、後はどんだけそれを速められるのか見せてるみたいな。

或は弾かれた½や⅔は実は装飾・経過音で、ベーシックラインを取出せば実速の½とか⅓の速度しか無かったとかね。
そうすれば演る方は大変だが、聴く方は楽ちんだしょ。

楽ったってスピード感は、弾いた数の分だけちゃんと得られるかんね。
尤も正攻法の奏法では単純な速度なんかより、フレーズ自体の奇抜さとか普通に行きそうで突如1つだけ離れた音程にs飛ぶ等方が目立つんじゃないの。

だいいち既にJazzの全盛期でかなり消化されちゃってるしで、Rockならではのと来たら歪みを伴って美味しく聴こえるののほうが本道だろう。
でその中からタッピングを引き合いに出して来れば、勿論尋常じゃない速さは魅力にはなるが実は核心はそこじゃねんだ。

代表的なフレーズは奏法事情からトリルが最多だろうが、あれは鍵盤でなら既にClassicの時代からあったものだ。
始祖のEdward Van Halenって鍵盤も弾ける人で、Guitarになると諦めなきゃいけないフレーズを減らしたかったのも原動力だったんじゃないかな。

只そこでもし留まってたら技段階は1upに過ぎず、その先があったから・本当に歪ませてタッピングじゃないと出せないニュアンスのを早2枚目のWomen In Loveで演ってたんだよ。
そいつはちっとも爆速じゃないし当時彼独特だった深歪みでもないんだが、チャイムかカリンバか何か凡そ弦楽器から出せそうにないファンタジックな音色でさ。

きっとしっかり把握してる奴なんて10%も居ないんだろうが、エレキGuitarなのにあんな音がしたって印象だけは皆に微かには残ってんじゃないかな。
これって安易に目立ちたい人には酷なんだが、音楽的に革新性のあるのとかって残念乍ら地味で目立たないのが殆どなんだよ。

エレキGuitarの場合発音メカニズムの都合から、どんなにアブノーマルな鳴らし方をしようとEffectorレスじゃ生楽器より出せる音の範囲が限られるん。
それを逆手に取れば超変態弾きで普通の音を出せる良さはあるんだが、取敢えずは無茶しても音が破綻し難いのが取柄と思ってーな。

=続=

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