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2024年2月 4日 (日)

音楽備忘録1633 何はともあれ本物に触れる必然性Ⅱ➏

前回の残りに続いて、海外と国産ブランドについても言及しとこう。
各人の所持スキルに依って臨時カスタマイズにも違いは出て来るが、余程の事情無くばメインの楽器は比較的簡単に原型復元可能な範囲に留めるのがお薦めだす。

そしてもし大胆な実験をしたいなら、最初は失敗しても痛くも痒くも無い別器でお試しあそばせ。
この方法にはもう1つ裏の意義みたいなのがあって、改造結果の良否判定等がリアルで比べられるんだ。

余程百選練磨にでもなってないと、分かってたつもりでも何か忘れたりするもんでね。
と言われたって人間は失敗したり忘れたりする生き物なので、新実験に集中するにもなるべく考える事を減らせた方が楽だし確実なんだ。

明日の朝は絶対○時に起きるぞって数回位心の内で唱えるのは悪くないが、あんまりずっと気にしてたらリラックスして熟睡出来なくなったりするやん。
要するにPCや電卓のメモリ機能を、原型器で代用しよっうて事っすわ。

だば話は変わって海外と国産ブランドについてだが、正直に吐露すると極一部を除くと未だに格差が残っとりゃあす。
全体の仕上げ等は廉価品でも、国産の方が全体平均は既に20世紀中に上回ったがね。

前述の如く苦境での演奏性・信頼性とか、アブノーマル奏法への対応力で結構問題を抱えたままなんよ。
楽器でも弱小規模でならイケてるのも散見されるけど、企業が作るには経済の倫理に背くのはとっても困難だ。

実は欧米由来のこの企業経済観念、本国では悪く言や二枚舌な処があったんだよ。
多分最も分かり易いのがRickenbackerみたいなので、形態的には会社の体をなしてるけど向うの大多数はそんなの企業じゃなくてデッカイ個人商店か何かだと思ってるんだよ。

こっちで例えるなら古くから家族経営で続いてる、町の食堂とかそんな感じね。
今辛うじて残存出来てるのの殆どは、とっくに子育ては終って第二の人生(職場)みたいな状況のさ。

つまり老夫婦2人が殆ど生きがいの為に続けてる様なので、普通の企業で他人を雇ってたら絶対給与額等でクレームが付く様なね。
その位儲けに対して鷹揚じゃないと、中々挑戦的だったり奇抜なモデルなんて確実には売れないから作れない。

だからって革新性ゼロでも不味いってんで、理屈頼みの新技術しか導入しないんだよ。
尚且つそう云った会社には例の100年Snareみたいなサンプルは殆ど無く、仮に折角あったとしても真の価値を読み取れる人材が先ず居ない。

更には居たとしてもそいつを合理性を欠いた偏屈扱いして、何せ同調圧力最高峰国家だからねえ。
それもこれも愚政のせいで誇りを無くしたのが不味く、↑の100年君だって出来立てホヤホヤ当時はどんな評価だったか怪しいよ。

金属加工に関して全然途上期だったから、酷い話しだが当時の中では一番駄目なヤツだった可能性すらあんねん。
木製のは経年劣化や状態維持が難しく、今残ってるのの状態が製造時点のどの程度か確実には分からない。

更に追い打ち駄目押しとなるのが、マトモな録音って出来なかったし無かったからねえ。
ほいでもって「稀代の名工」の作品なら未だしも、一町工場で無名に等しい職人が作ったのだったらノウハウが洩れ無く正確な伝承は恐らくされてない。

個人レベルの骨董品としてなら僅かに残ってても、企業が業界の歴史をつぶさに学ぶ努力も全然足りてない。
それが証拠に以前述の如くOEM主体とは言え全盛期にはそこそこのシェアがあった、我が師匠の経営してたANSWER ACOUSTIC LABの情報は「正体不明の中古」が2つ3つしか出て来なかったで。

-続々-

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