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2024年1月 4日 (木)

音楽備忘録1602 サチュレーションの話し⓬

概述の如く生楽器へのサチュレーションが一番大変な癖に、一番必要だからどうも質が悪い。
では何段にも施して劣化に目を瞑るかサチュレーション自体を大妥協するかしか無いかったら、一寸頭を使えばそこそこ併存させられるのだ。

物理性能にも聴感上も石と球に多少の相違はあるのもも、実用状況下ではその差が過半数ではかなり縮まるん。
コンデンサMicでファンタム非依存・専用電源のある場合、ノイズ低下には電圧を高く設定すると良い。

がそれで実利があるのはほぼ球だけで、石系(半導体)は低電圧駆動は得意・耐圧低目なので電源独立のメリットが少ないんだ。
今世間の人が知ってる「球の方がノイジー」ってのは、正規電圧で駆動して無いのが殆どなのよ。

コンデンサMicで耐音圧や感度を上げたいと電源電圧UPがたまたま最有効で、要するに球の方が今でも相性が良い訳さ。
因みに石の方が好相性になるのは「エレクトレット」コンデンサタイプで、小型が最優先ではこっちの完勝だ。

続いてPreampについては物理性能面では明らかに石が勝るが、これもサチュレーション不要ならの限定付きなんだ。
球に依らないシミュレーション機器なら追加しても確かに静的ノイズは増えないが、歪み≒ノイズと解釈すれば完敗だ。

ま私感でノイズ面では石球案件より、Micのダイナミックタイプかコンデンサタイプかの方が遥かに気になるがね。
アクティブ回路(電源必須の電子回路)を1つ余計に経由させりゃ、絶対そのノイズが追加されっから。

してここからが本日のメインで、如何にサチュレーションが必要でも何段も追加すりゃノイズや劣化では明らかに不利になる。
ので一種の逆転発想で、必ず通る経路のになるべくサチュレーション効果のあるのを持って来りゃどうよってな。

そもそも俺言い「ナチュラルサチュレーション」が掛っちまってた時代って、多分誰もサチュレーションを掛けてやろうなんて思ってなかったじゃん。
それ処かある一味(Beatles)を除けば概念すら存在せずで、そんなのを調べてくと温故知新になるのだ。

恐らくBeatlesの残党辺りが散々色々使い倒した挙句、大凡原点に戻ったのは顧客ニーズだって無か無いが↑が主因なんじゃないかな。
思いっ切り脱線余談になるが、従兄宅で預かり100年物のSnareを試奏したくだりおば。

そいつはLudwigのBlackbeautyの原典になったので、完全オールブラス製で胴に入った彫り物以外は全く高級感の無い代物でな。
にも拘らず①音がバカデカい(今迄体験して来たどれよか数段)②どんなチューニングにも完全対応③バズロールがやたら下手でも出来ちまう程操縦が楽で簡単だった。

で極め付けはふとした契機で俺が叩いてるのを従兄気付いた、何処で聴いても奏者に聴こえてるのと全く同じ音色だった事だ。
詳細は別項に綴るとして本件と密接な関係があるのは、音量のPeakと平均の差が現代的なのより各段に少なそうな処だ。

今の処まだ裏は取れて無いが、楽器がそんなだったらサチュレーションなんて不要かも知れないんだよ。
となるとやはりサチュレーション案件って、録音側の機材だけじゃ無しに両面から考えて行かんと…。

-つづく-

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