« 音楽備忘録1620 適切な帯域制限の苦悩⑩ | トップページ | 音楽備忘録1622 行き過ぎた自作自演➊ »

2024年1月23日 (火)

音楽備忘録1621 何はともあれ本物に触れる必然性Ⅱ➌

今時ブランド信奉(但し一部に限る)なんて如何にも時代遅れ感があるが、’70年代以前に作られたのだったらそれ相当のアドバンテージが実際あったんだ。
ので現況に少々そぐわないのを承知で晒してんだが、その人のその時点なりに最低限のルーツは抑えといた方がエエねん。

これに関し杜撰大王の場合は例の100年Snareに触れる迄は、’40年代以前の楽器実態への興味は殆ど無かったんだ。
演りたい中心がRockなんで、流石にその登場より10年以上古いのだとフィットしないだろうと思っててさ。

実際Jazz向きのフルアコエレキでは、カッタウェイが無いとかネックジョイントが浅過ぎたりするからね。
だからって全くニーズや欲しさが無い訳じゃないんだが、最低所有本数で色んなのを演りたいと考えると厳しいのよ。

俺の場合GuitarだとSingle Coilとハムバッカーは両方必要で、先ずその分だけでボディタイプバリエーションに制約が生じる。
つまりホントはソリッド・セミアコ・フルアコと揃えときたいが、それだとエレキだけで6本にもなっちまう。

それでもGuitarがエレキしか要らなかったらまだ少しは望みがあったが、アコギの方でフォークとガットが↑のPUタイプ違いみたいに無いと困る。
その上本職はBassで更にはDrum etc.となると、いやマルチな分もとより専任の人より機材が嵩むのは覚悟はしてんだけどね。

貧なりに今に至る間にはそれなりの迷いも経て、半自動的or半強制的に基本指針が決定しちゃったんだ。
かつて中古の格安品でも本物に手が届かなった頃は、偽物格安品で種類が充実してた時期もあったんだ。

がそれで千載一遇チャンスの本番に臨めるかと考えた際、楽器を信用し切れなくてね。
特に杜撰大王の一味!?では割と録音機会とニーズが多目でもあったんで、なるべく「偽物の音」は残さない方が良いと感じたんだ。

俺言い「偽物の音」とは時には本物10に対し偽物8位の差しかないんだけど、その僅かな差で万一作品評価が下がったりしたらね。
自分のなら未だしも他人の作品でそうなったら後悔先に立たずになるし、何かアイツだと今一だから次は他のヤツに頼むかなんて起きそうじゃん。

そして最低限の体制が確立した上で駄目だったら、本気で自らの無力さに立ち向かうしかなくなるじゃん。
杜撰大王は残念王だったり失敗王でもあるから力説するが、一番途方に暮れるのは敗因が不明瞭なヤツなんだ。

問題箇所が分からんと幾ら惜しみ無く努力するつもりでも、しばしば暖簾に腕押しになったりするっしょ。
上記みたいな究極の場面になると、普段は大した事無い案件が肥大化する事もある訳さ。

又別視点から技師の立場的には偽物でドヤ顔されても、処理に苦慮させられる事も少なくなかった。
例えばBassでのリッケンタイプでは本物なら多少歪んでも音程感が潰れないのが、偽物で俺言い「偽度」が高くなる程ブッ潰れちまう。

その際に奏者に自覚が足りなくて平気で歪ませられたら、後からじゃ殆ど補填する手がねえんだわ。
又別面では本物を熟知してればこそ偽物も上手く使い熟せるってもんで、かつてRitchie BlackmoreがLive破壊用には日本製の安物を使っても露骨にはバレなかった例が。

-続々々々-

« 音楽備忘録1620 適切な帯域制限の苦悩⑩ | トップページ | 音楽備忘録1622 行き過ぎた自作自演➊ »

文化・芸術」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

ドラム」カテゴリの記事

ギター」カテゴリの記事

ベース」カテゴリの記事

鍵盤」カテゴリの記事

録音」カテゴリの記事

Mic」カテゴリの記事

スピーカ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 音楽備忘録1620 適切な帯域制限の苦悩⑩ | トップページ | 音楽備忘録1622 行き過ぎた自作自演➊ »

フォト
2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ