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2024年1月26日 (金)

音楽備忘録1624 適切な帯域制限の苦悩⑪

このテーマには「生耳との違い」は欠かせねんで、それに纏わるプチ余談をば
たかがポピュラー音楽で一々本物がどうのとかより
、別に面白きゃ何だって良いと思ってて…。

とまあ相変らずのシーソー論法になってるが、生耳と一定以上違う音になって構わないなら今はね。
でもそれなら生が一番とは限らず、打込みを始めとしたもっと楽で低雑音で高安定なのが今は他に幾らでもおま。

妙に昔からの楽器で無理する裏に、併用する人が少ないせいがあるんじゃないかな。
例えばローピッチが苦手なSnareしか持って無かったとして、俺だったら打込みでそれが可能だったらそんなのをやってみたい。

過去実績としてなら12弦Guitarを持ってなくて、デジタルピッチシフターでそれっぽく演出したのがあった。
未だ持ててはいないがこちとらベテラン、過去に幾度も借りたりして現物がどんなかはそこそこ知ってる。

勿論全くの偶然で新音を発見する事もあろうが、何時か何処かでそれっぽいのを聴いたのが蘇るってのが最多なパターンなんすよ。
これは作曲や編曲でもありがちでだから個人個性消化不良のまま出て来ると、全く意図・意識して無かったのに盗作に引っ掛かるなんてのがあるんだ。

本件で判断基準にすべきは2つ、生耳の記憶と選択や方法論の適性ですがな。
例えばⅡで去年に至ってもBeatlesとStonesが新作を出せたのって、元々曲作りも録音も何でもアリにしといたのも一因じゃないのかな。

常にパート・メンツ固定とかせーのの一発録りしかしない連中だったら、オリジナルメンバーが1人欠けたらお終いだ。
全員健全な当時から4人居るのにあの曲は独りだけで録ったとか、Jumpin’ Jack FlashのBassはKeith Richardsが弾いてたとかがあったからねえ。

それと同じくどのGuitarで演るか一発通し録りかバラ録りかに留まらず、今なら打込みか切り貼りか…と大袈裟に言や桁違い選択肢は増えてるん。
この点ポピュラー系の鍵盤奏者は生ピからSynthe程度の巾は日常的に要求されるからマシも、Guitar・Bass・Drum等の多くはまるで人種差別全盛期並に石頭なんじゃね?。

只それなら主に意識だけの問題だから解消出来る可能性がそこそこあるが、「生耳」ってのの実体験が今はかなり難しくなっちまった。
名人のPAを通してない音を聴ける機会が、ホンマろくすっぽあらへんのや。

これが足りないと前回の従兄みたいにリアルの方が不安になるのも仕方無い現象で、今時盛られてた方がそりゃ良さげに思えちまうもんね。
けれど録っただけでそうなってるのって、整形に失敗してもう元へ戻せなくなったのと同義なんだ。

しかも「生耳」が本当に必要なのは子供や初心者なんだけど、業界内部に属してある程度の地位にでも上らんと触れるのがほぼ無理になってるやん。
更に厄介なのは一瞬で何か感じて反応する奴ばっかとは限らず、1ヶ月毎日聴かされたらやっとなんて人も居るじゃん。

のでせめてものお慰みで耳が健全だったら、生耳と録音したのの差には敏感にならなきゃ。
良し悪しには目もくれずコレで録られると、○が×になって△が□したみたいに聴こえるんだってね。

=つづく=

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