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2024年1月27日 (土)

音楽備忘録1625 何はともあれ本物に触れる必然性Ⅱ➍

最早時代遅れな感じもする古典主流機を、何故執拗に杜撰大王は基準とするのかご説明。
Mic・スピーカ・真空管等では、様々な不利を承知で音色ニーズから使われたりするよね。

でも普通のRock系の人にMetal登場前のを勧めるなんて、何も考えなかったらミスマッチだ。
だが一般論でジャンル特化させた楽器には、埋もれた欠点が凄く沢山あるんだよん。

実例としてウチの休養君のGuitarをリペアした時の話しで、過去には弦高をどれもウルトラローアクションにしてた様だ。
これは激歪ませで超HiGainだと、触れただけでもうドカァンと鳴るからねえ。

わざわざ普通の弦高にしといて強く弾く意義が希薄になるんで、速度と高難度フレーズに忖度して弦高ウルローにする習慣みたいなのがかつてあったん。
しかし休養君出自がFolkだからかそんなのでも思いっ切り強く弾いちまってて、したっけナット近傍のフレットの弦の下だけが摩耗して掘れちゃってたんだ。

そうなってれば王道は全フレット交換で、元のフレットがハッキリ分かってて手に入るなら掘れてるのだけ交換だ。
がこんな貧民と平気で組んでくれる人は向うも貧で、一番掘れが酷かった1本はリペア保留になったんだ。

さてこの件持ち主が全く気付かなかった訳でもないらしく、しかし少しでもハードボイルドにしたくてそうなってしまったらしいんだ。
Metal系ってばスピードもだが、本来なら何より劇的なパワーが求められるよね。

それで太鼓なんか大規模セットになってったが、超高速を可能化する為にトリガーなんて邪道に走りやがった。
そうなって来っとパワーはダイレクトに反映されなくなるが、些細なミスで非力化する心配は無くせる。

んで結局は固有の醍醐味が減ったんで衰退してったが、ほぼ男だけがやってたから大変な事態にはならなかったんだ。
ってのはもし女が一気に乗り込んで来たら、細かいスピードや正確さじゃ野郎なんてとても敵わないじゃん。

と考えてみると力やストロークの要らない楽器は女性には大きな武器になるが、屈強が売りの男性程不利になってくんだよ。
因みに拙ブログでは断りなき際は性別不問としてるんで、男女共用とすればかなり昔に初めて一旦定まった標準値位のが妥当な線なんすよ。

基準楽器は各方面に対して中立なのが良いのと併せて、こんな事情も裏にあるだよ。
Stanley Clarke位の長身になると、初めてウッドBassをGuitarみたいに自在に掻き鳴らせる。

俺みたいなチビにとっちゃ羨ましいを通り越して憎らしくもあるが、そんな楽器が現存してたから皆が堪能出来たんだよな。
BONZOやEric Mooreの太鼓にしてもそうで、常人が鳴らし切れる楽器しか無かったらそんな楽しみは無かったさ。

「楽過ぎる楽器」にはこんな負の側面もあるんで、少なくともそんなのを基準にしちゃうのは考えものなんだ。
本番を想定した練習にはMetal系なら弦高ウルローの方が相応しいが、普段の練習までそのままでしていてはウルローのご利益は薄れるし普通のが弾き難くなる。

ので標準型の他に特化型を持つなら良いが、特化型は「臨時措置」留めとくのがお勧めなのだ。
偏りや悪癖は長く続けてると、最悪は戻し切れないか戻すのが物凄く大変でっせ。

-続-

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