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2023年12月20日 (水)

音楽備忘録1587 古典楽器の恐るべき隠れた実力②

100年Snareとの出会いが執筆のキッカケになったのに、それ自体の検証はもうちょい待っとくれ。
ブツは従兄宅にあるにも関わらず、以前は訪問が毎週だったのに今は隔週になってるんで。

それは兎も角
本項の主題はノスタルジーや音色では無く、Peak音圧と平均音圧のバランス案件なのだ。
杜撰大王自身こんな観点を持ったのはお初で、せいぜい硬い柔らかいとか位だったんだ。

今手元にある楽器は皆俺と同年配かそれより若いのもあって、自分にとっちゃ普通の音なんだ。
借り物リッケンを除き皆中古で徐々に集めたんで、入手当時は大した経年でも無きゃ珍しくも無かったんだ。

只それをずっと使い続けてる内に、何時の間にかビンテージの範疇に入りつつあると。
のでもしもっと時代に合った!?のを使ってたら、↑の個性や特徴も別の景色に見えたかもしれないね。

その中で唯一片鱗がホントは見え隠れしてたとしたら、例の整流管仕様の球Guitar Ampだ。
正規のGuitar Ampは未だそれしか持ってないわ、途中迄はAmpのフルドライブもさせられなかったからほぼ標準的球Ampと思ってたんだ。

幾ら鈍感な方でも使い方もあって、録音では普通に後掛けコンプ(安定化目的)とかもしてたんだけどさ。
演奏自体の精度が上がって来たのとAmp歪ませが常態化したら、粗相の誤魔化し程度以外では何時の間にかコンプ不要になってたんよ。(特定音色や奏法都合のは除外)

事後検証すると整流管ってのは半導体整流(Diode)より反応が鈍く、その証拠に整流回路以外はほぼ同じ回路のヤツより最大出力表記が5W程小さい。(45W:50W)
オマケに117V仕様のを100Vで使って目減りしてるから、昔は残念としか思ってなかったんだがね。

だがいざフルドライブさせてみるとその時の平均音圧は、半導体整流のに幾らも劣ってなかったんですわ。
処でこの整流っつうのは電灯線の交流を直流に変換する事で、電子増幅回路を働かすのに直流電源が必要なんざます。

で反応が鈍いってのは変換効率にも影響してて、最大差は同一電圧に対し出力Peak電圧が低い事。
それ故特に聴感無歪みでの最大出力が小さくなってた訳だが、幾らも劣らんっつうのは有効音圧は同一だったからなんだ。

具体的には整流管仕様だと音色が耳に優しく、半導体仕様だと刺激が強い。
でⅡでこの刺激ってぇのの正体が、音楽的にはほぼ無効なPeak成分なんでがんす。

恐ろしく簡単に言うと出るには出てるが、その時間が短すぎて殆ど無意味な音なんすわ。
確かに生存確認だけならあった方が明瞭度に貢献するが、何の楽器でどんな音程か等には全く役立って無いんだ。

のでⅡでアンサンブル内で整理統合する段になると、多くの場合該当Peakは結局カットしなきゃなんなくなるん。
キツ目に皮肉るならそんなの愛すのは増税クソメガネみたいな、自己愛オンリー君なんだな。

単体聴きではよりHi-Fiな感じがしたんだろうが、全体聴きすると要らんエキストラが溢れてる様な感じになっちまうんだ。
しかもこの傾向が時代遅れも甚だしいのは、アナログテープの時代に登場した潮流だからだ。

=つづく=

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