音楽備忘録1591 古典楽器の恐るべき隠れた実力③
祝・読みが当たったビンゴビンゴと、こいつぁつい自画自賛したくもなるってもんだ。
そう念願の100年Snareは、やはり平均音圧とPeakの比率が最小だったんだよ。
なるべく興奮で浮足立って書き漏らさぬ様務めてくとして、実質的には0.5inch程大口径なのもあって比較した中では最爆音だったっす。
早速↑の実質とは何ぞってば大昔の一部のは胴は同口径でも、エッジ処理の差異のせいで現行基準の皮では正規の装着が無理なんだ。
っと従兄から教示されてみれば、そう云や普通のよりRimからヘッドの隙間が見えないやっと。
因み余談だが時々ここは掃除機で吸ってないと、ヘッド交換時に盛大に埃やゴミをぶちまけるんだわさ。
とっとと戻って比較したSnareから行っとくと、先ず100年君はLudwig Black Beautyの祖先(完全オールブラス)だ。
同じくLudwigのほぼ現行型バーチ材のと、製造は当時Ludwigと同じだったLeedyの3plyレインフォースメント。
しんがりはPearl Chad Smithモデルで、口径は全部14inch・深さは5inch程度の所謂非深胴どした。
して100君とLeedyは基本設計がデジタルオーディオが無かった時代の、バーチ君はデジタル黎明期にかするかどうかでChad Smithはデジタル普及期のざんす。
この内冒頭の如く抜きん出ててPeakの小さかったのが100君、正反対に最もPeakの大きかったのがChad君だった。
ほいで勿論生耳でも聴いたが定量的な様子も知りたかったんで、USB代用インターフェイスの簡易メータとPeakインジケータもつぶさに監視しとったん。
因みにⅡで残念乍ら機器の相性に問題が残存してたんで、100年君の爆音度合い等は把握出来なかったんだけどね。
実は先日従兄が死蔵してたBehringerのPre-Q MIC 502ってのの修理をして、試運転を兼ねてDrum録りしたら↑代用インタ君よりか音が良かって。
で代用君の正体はZoom R-24なんだが当初はマルチトラック録音機として、その次に録り自体はPCに移行したんでUSBインターフェイスの代わりになってたん。
ほんで今回3度目の正直!?で、遂にMic Pre部も独立させる事となったんだ。
がPre-Qの出力がR-24の入力をオーバーするのが発覚し、杜撰大王謹製抵抗入り魔ケーブルの試運転が今回訪問の主目的だったんだ。
でⅡでその試運転の結果が芳しくなかった上持参した抵抗器が所望より小さい値のしか無かったんで、減衰量が足りない状態になっちゃってたのよ。
故にどれ程100年君のPeakが小さ目なのか数値化は出来なかったが、叩き加減とPeakインジケータの瞬き具合には明らかな違いがあったとな。
でⅢで今回チェンジしたのはSnareだけだったんで、同一音量バランスで構わないならなんと100年君だけ一切Peakインジケータが点灯しなかったんだ。
=つづく=
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