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2023年12月31日 (日)

音楽備忘録1598 サチュレーションの話し⓫

続いてサチュレーション特権の無い生楽器、こっちこそ今や大問題なのだ。(特権については本項前回参照願)
少なくとも表向きテープとトランスという強力なアイテムが抜けたのだから、生存率の低い病から立ち直るみたいな覚悟をして頂きませう。

それだからこそしつこく球コンデンサMicと連呼してるんだが、何だかどんなテーマでも何時も変り映えしない事ばっか言ってんなと思ったアナタ。
必ずしも大きな期待は出来んが、得失点差では必ず有利だから宗教みたいに唱えてるのよ。

但し↑で表向き等とまたぞろ変な言い回しをしたからには裏があり、絶滅したと思ったトランスがMicに内蔵されてる場合が残ってんだ。
この場合電源供給のないダイナミックタイプの方が確率は高く、それは電子回路で平衡出力(バランス)を生成出来ないorボイスコイル自体を平衡仕様にしてもインピーダンスが下げ切れなかったりするからなん。

んっコンデンサタイプの方が、振動板(ダイアフラム)の音色はキツいと言って無かったかって?。
ええ言いました書きましたよ、だからこそ電子回路で組んでてもその良さを損ねない為にも球コンデンサ言うてんねん。

つまり音響物理性能的にはヤワ+ヤワにならん方が良いが、順番が逆になるだけで硬いのと柔らかいのにしてたらサチュレーション効果は幾らも期待出来ないのさ。
その意味では残念コンビネーションが横行してて、稀には物理性能なんか半ば無視してサチュレーションに特化したMicが出ても良い頃合いなんだがね。

現状では商業ベースに乗せるのに難ありで、しかしこれとは別面でコンデンサタイプにしとく意味があるのだす。
コンデンサタイプの方が原理的に感度を高く出来、その結果Off Micにしても使えちゃうのが多いんだ。

環境や条件次第でOffにはし辛い時もあろうが、エアーサチュレーション(空気緩衝)は殆ど昔と変わらぬまま残存してるんだよね。
世の趨勢として多数派はまだまだよりOnにする方向へ向かってるものの、一部の理解度が高い所ではOnとOffの中間位迄Micは遠くなってってんの。

コレ文字にすりゃ当然過ぎてチトあほらしな話しだが、PianistやDrummerの耳と同じ位の距離で拾えばさ。
少なくとも奏者に聴こえてた音には近付くじゃん。

そいでマメ知識としては初期のOn Micって、Onと言っても今の平均よりは結構遠かったってのがあるねん。
Micが大きくて寄せらんないとか、今のより耐音圧が低くて寄せらんないとかね。

少し前までの俺を含めOn Micの今の按配ってな、本来は過酷環境下のLiveステージのなんじゃないかな。
実は録音でのOnってそんなに近接させて無い方が多く、本数だって必ずしもそんなに全数揃ってはいなかったんよ。

尤も録音デジタル化以降だと極端にノイズレベルを下げたい時ゃ、PreampのGainが超Onよりゃ上がるから若干難ありだがね。
しかし後で歪ませが露呈する程偽サチュレーションを施すなら、それより殆どの状況でローノイズだで。

-つづく-

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