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2023年12月10日 (日)

音楽備忘録1577 Bassサムピングの私的葛藤➎

分かってからより実現する方が大変なのは世の常だが、こればっかりは習熟してくしかない。
又サムピングに関して個人差はあろうが、高音弦になる程上手く鳴らすのが難しいのも見逃せない。

後者について先に少し掘っとくと、私的には指の柔らかさが仇になってると考えている。
流石に1弦でサムピングは滅多に演らないけど、指又は指先への「弦の食い込み量」が違うんだ。(弦が細い程多くなる)

それ故昔は肉体への過負担も厭わず、敢えて関節の骨の部分なんかで根性でぶってたよ。
けれどスラップの頻度や継続時間が長くなってくにつれ、段々と根性だけじゃ押し切れなくなって…。

尤も未だに続けてたら、叩くと擦るの両立は不可能だっただろうな。
これピックや指でフルストロークする時と同じく、「弦離れ」が速過ぎると擦る方が成立しないんよ。

少々奇異な言い回しになるがピックや指は一定以上の柔軟性を維持した上で、わざと引っ掛かるっつうか喰い込ませる様にしないと上手くいかねんだ。
きっと普通なら撓りの少ないピックだとか指先を硬直させるだろうが、そうするとストロークは稼げるものの弦振幅の方向がフレットと平行にはなり難いんだ。

この件自称ピック弾きの大家としては明確な一家言があって、下手だったり雑なガキを俺言い「三味線弾き」としてディスりつつ忌避事項と定めておる。
のは与えられてる仕事が違うからで、パート個別では兎も角大袈裟に言やアンサンブルを壊しちゃうんだからね。

逆に三味線では意図的に半分スラップにしていて、試しに指や何かではじくとバンジョーやマンドリンに近い音になって特徴が薄れたわ。(大昔金沢へ旅行時プチ演奏体験をした)
実際全く撓らないバチを持ってではあるがその動作がサムピングと殆ど同じだったら、即座にあっさり出来てちょっち誇らしかったってか。

しょーもない自慢はたいがいにしとくとして、お三味の弦は実質太い糸だったりでそれでも全然音程感は足りてたよ。
だがエレキBassで特に電磁Pickupを通すと、金属弦と相まって横方向へ弦を振動させないと音程を司る周波数帯域の拾いが悪くなるんだ。

ってな訳で実は音程感不足はピック弾きでも起きる可能性はあるんだが、今劣化本邦には本格派にピック弾きは邪道っつう不可解常識があるんでガン無視されてんだろう。
或はエレキBassでの正規ピック弾きが廃れたから、ピックじゃ本格派は無理と勘違いしちゃったのかな。

しかしそんな知識不足を放置して指とスラップをしてる者の多くは、音量の落差が酷かったり音質(主に音程感の不足)面の問題がモロに出たままになっとるで。
ここで万人に再考を促したいのが、楽器にとっちゃ「何で弾かれたか」なんて無関係な処な。

発音体がどんな風にぶたれ揺すられたからこんなん出ましたってだけの話しで、○○奏法だから□□の心配は無用なんて都合の良い話しは決してねえんでやんす。
勿論程度差はかなりあるんだけど、危惧率が低いからって兎と亀の兎になっちゃ不味いんだ。

勿論Ⅱで各自の得手不得手に応じ相応しい習得順はあるが、完全に忘れてるとかつては弱点じゃなかった箇所が何時の間にか…ってのがしばしばあるんすよ。
その意味で一点集中のし難さがあって、懸案事項の解決に長時間が掛るんだ。

=つづく=

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