音楽備忘録1541 音楽に必要な高音質➏
ここ迄で音楽と唯の音に求められる高音質差を記して来たが、結局Micの性能がネックっつうか鍵になってるのがお分かり頂けたでせうか。
ほんだらもっとMic開発を頑張れやっても確かなんだが、スピーカやなんかの方が更に遅れてるってのもあるん。
何れにしても電気⇔音波(空気振動)変換には様々な障害もありゃ、収音距離や周囲環境を固定出来ないんでそう簡単には行ってくれないんだわさ。
基本思考としてMicやスピーカに「入る前・出た後」の箇所は殆ど何も出来ないんだから、拘るならせめて先に空間温度・湿度・気流を一定値にでも固定してみやがれてのよ。
って別に闘い争う気は毛頭御座居ませんが、近年はオーディオ≒電気と思いがちだけどホントは半分位は空気の問題でもあるのだよ。
しかし酸素と二酸化炭素の比率等かなり多岐なパラメータを一定にするのは酷く大変で、現況では少なくともコスパが悪過ぎる。
都合電気・電子部分で可能な事を試す事になるんだが、その中で近年になる程軽視されてるのが拙ブログでは随時頻吠えの「柔らかさ硬さ」案件なんざます。
不自然な明瞭度や物理スペックを極限迄追及するとお邪魔な様だが、欲張り過ぎなきゃ今でもすぐに少しは柔らかくは出来るんだよなあ。
ほんで生耳並迄柔らかくすると何が違うかってば、この件に関してなら不要な明瞭度過多を駆逐出来るからなんだ。
雰囲気を損ねたり薄める一因に、意図的に地味にしといたのが派手になっちまうっつうのがあってさ。
派手・地味とか周波数特性がナロー・ワイドで主役・脇役の分別をしてたのが、何でもかんでも無理矢理クッキリさせちゃうとねえ。
派手側の最高値にも限界があるんで、脇役にしといたヤツが勝手に主役と横並びになっちゃうんだよぉ。
これは今劣化本邦でお流行りの無理くりコンプも同様で、こちらは音量面だが区別しといても無効化される。
何れも達人の絶妙に加減したその加減なんか程被害を受けて、つまり良い音楽程駄目にされる訳さね。
日本の伝統「出る杭は打たれる」ってばそれ迄だが、本来は勇み足みたいなのを抑制するのだったんじゃないのかな。
わ兎も心理的印象としては聴き取りの良くない音が減ると高音質化したと感じるかも知れんが、それだけで済ませては浅はかなんすよ。
元々最も聴き取り易かった音はどうなったか、ビリの人が速くなっても最速の人が遅くなってないかチェックしなきゃ。
更にその先にも主役でも無駄に目立たせるとマイナスで、他音をどんどんじゃんじゃんマスク(隠蔽)してっちゃうんだよ。
周囲雑音に対する聴き取り良否だけなら硬く目立つ程判別し易くなるものの、それで雰囲気はおろか作品バランスを改変しては正に本末転倒の極致なんだ。
コレ厳密には著作権侵害で、度を越すとルールが崩壊して殆ど全てが台無しになるんだぜ。
+つづく+
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