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2023年11月 5日 (日)

音楽備忘録1542 デジタル音楽録音でのレイテンシ謎:補遺➎

アナログ固有の利点も見逃すなと記した後で何だが、レイテンシ必帯となるデジタルミキサが各所で容認されてる訳おば。
これをちゃんと理解すると、
使って良い場所・悪い場所が明確になるのだ。

それではLive時と録音時に分けて綴ってくが、大会場のLiveではClassic系以外は生音が客席で聴こえないケースも多い。
且つ舞台から客席の距離も大きくなるんで、生音にすら言うなれば天然レイテンシが付加されるんだ。

ちょっちコアヲタネタを加えとくと距離差≒時間差を整合させる目的だけに、プロの世界ではデジタルディレイを用いる事だってあったんだよ。
これは近傍のPAスピーカより「生音の方が後から来る」不自然を解消する目的等で、そうでもしとかんとドライ音(元音)とディレイ音が入れ替わったりしちまうからね。

バカボンパパのLiveでなら西から上ったお日様が…だから却って一興かも知れんが、ほっといたら普通の感覚では到底受容れられない怪奇現象にならあね。
わ兎も角アナログミキサの時代でも主に遅らせ方向の時間調整が必須だったんで、デジタルのレイテンシ如きはどうでも良いんだ。

尤も狭隘会場ではDrumset等の爆音系はほぼ生音も聴こえてしまうので、原理的にはデジタルミキサは使わん方がよろし。
物をちゃんと理解してる名店だったら、敢えてアナログミキサを使ってる筈だで。

で録音の方だと多重をしないなら、技師が録れ音リアルタイムモニタにレイテンシが掛るのを理解・我慢すりゃそれで良い。(俺みたいな兼業技師だと気持ちの良い物では無いが…)
但し奏者がAD/DA変換前モニタで満足したらの話しで、1人でもどっかの従兄みたいなお拘りが居たらアウトですがね。

尤もⅡで宅の従兄も純粋な奏者に非ず、非本業でも録音時は技師をしばしば兼任してた故だと思うんだ。
っとこんな状況なんでデジタルミキサが不適合になる場面は珍しい部類で、「あれっ何か変」等と実感するケースは更に僅少なんすよ。

だからこそ兼業でも大ベテランの従兄だって見逃した訳で、そんなのを回避するには「多重録音ではアナログMixer卓」と思っときゃ安パイなのでごんす。
因みにⅢでPreamp部(特にMic用)の性能は、音色も含めると大抵はアナログMixer卓の方が上。

なのは前述の通り雑音性能等の不備を少しでも補おうとしたからで、しかし案外そんな特性がアンサンブル内に於いては結構強力なアシストにもなるだよん。
幾らノイズレスでも皆が鳴り出したら埋もれてもエエのんかってなもんで、これは単独音試聴してる限りは分からないのが厄介なんだ。

でも大抵ミキサの音(特にノイズレベル)を比較する時ゃ、聴き取りが楽なのもあってそんなに沢山なんか鳴らさないじゃん。
だいいちレイテンシに関しちゃ人前で本気で録ってみる人なんて先ず居らんだろうし、分からなくったってしゃーないけど分かっとかなきゃヤバい案件なのでゲス。

+つづく+

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