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2023年11月 2日 (木)

音楽備忘録1539 オーディオ等のスペック偏重に潜む罠④

今日は量販メーカの弱点と題してお届けするが、前提として音響機器のシェアからすると所詮こっち用はニッチサイドなのを念頭に置いといて欲しいんだ。
つまり普通の家電等とはここが大違いで、↑もあって高額になりがちだから長持ちするかを中心に考えた方が何かとお得だ。

他にも習熟や慣れ問題もあるんでロングライフ推奨で、それがスペックにどう関係して来るかですよ。
物理的性能は一部を除き新しい程圧倒的優位にあり、この点だけはどんなに慎重に選んだってどうしようもない。

例外があるとすれば物理性能より俺言い「感性性能」の方が重要な場合で、球機器やMic辺りにそんなのがある。
ってのは音楽ツールやその一翼を担わせると、幾ら高性能でも音が好ましくないと評価ゼロになるからね。

これも含めて次に考えるべきなのが、古くなっても使い道がありそうかどうかだ。
NEUMANN等一部でVintage Mashall等に近い扱いをされてるのがそのヒントで、当初はまさか世紀を跨いで常用される等とは思ってなかったんじゃないかな。

音響機器は楽器よりゃ個性より無色透明なのが理想だけど、中々そうはなってくれないんで結局個性で勝負してる処があってな。
↑のNEUMANNの生き残り理由でも大きな位置を占めてて、聴感上「音が良くなる」からよ。

この音が…っても物理性能的にはとうの昔に他に負けてる筈なんだが、欲しい箇所を良く拾って要らん箇所をあまり拾わんから都合が良いのだ。
無論最終的には試聴とそれを十二分に解析するスキルも要るし、それ等の多くはスペックだけ目を凝らして睨んだ処で不明なのが少なくない。

けれども低域だけはバッチリ底まで扱えるのねとか高域は天井知らずとか、少しは片鱗みたいなのが現れてるケースがあるんだ。
その失敗私体験としては概述Cymbal収録Micの選択ミスがあるが、スペック面では周波数特性を信じ過ぎたのが敗因だった。

これはちゃんとグラフがあるヤツをよく見て決めたんだが、当時はこっちの解析能力が不足してた様でさ。
ターゲット周波数帯域の凹凸より、何処迄拾えるかの方を重視しちゃったんだ。
幾ら貧だからってコンデンサ系を避けたのも悪かったが、凹凸が多目って事ぁ何某かの癖が出易いって事だったんすよ。

要するに源音とは違った音になる可能性が高かった訳で、下手すりゃPaisteがZildjianみたいになる可能性すらあった訳だわさ。
又馬鹿みたいなの言うが↑の基本音質傾向って名は体を表すで、P君は艶命・Z君若干地味で渋いが逆境に負けない感じでね。

詳細は次回に譲るがP君をらしく拾いたきゃ、ダイナミックタイプは特に向いて無かったんだ。
なので録音には必須・聴くだけにしても、なるべく生耳の生音を知っとかないとホントにそれで良いのかが分かり難い。

万一スペック攻めでそれに近付きたいとしたら、最初は王道組合せから学ぶと少しは行けるかも知れない。
王道っても歴史のあるヤツには何パターンかあるもんで、それ等の共通事項が必要最低条件の可能性が高いんだ。

=つづく=

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