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2023年11月22日 (水)

音楽備忘録1559 オーディオ等のスペック偏重に潜む罠⑨

前回補遺に続きスペック読解力の意義へと進むが、こんなん言うからには杜撰大王は過去に散々騙された経験があるんだ。(全部が相手側のせいとは言えないが…)
正確には幻惑と言うべきそれ等は、やはり悪質のそしりを受けて然るべきものだった。

さて如何に歪ませてたってもrmsで350Wもあるヤツへ130W程度しか入れなかったのに、なして不具合を起こしたかだ。
一言で言えばフルレンジじゃなくウーハだったからで、高域を扱う設計になって無かいらだ。

こんな些細なのが影響するなんて屁理屈寸前だが、正直に用途を示してるだけマシでもあるんだよ。
名称をスペックに入れるのには賛否があろうが、かつて’70年代中盤迄は何処でも転用・応用も珍しく無かったんだ。

絶対的生産量が少ないと、特定用途特化製品なんて元が取れないじゃん。
そもそも楽器とかLM(ライトミュージックと言いつつ実態は爆音だが💧)のPA専用のなんて殆ど無くて、製品の元の表記上にシールを貼ってなんてのがかなり多数派だったよ。(今はネタバレもしてるしせいぜいスピーカブランドを楽器Ampメーカで上書きする程度且つノーマルとは少し特性を変えてるのも)

そんな時代に基礎常識を養ってたもんだから、年寄り程こんな失敗はし易いかも知れない。
近年ではウッカリさん以外はそんな不始末は無いものの、今度はf特(周波数特性)や能率等だけから算定して失敗する可能性は上がってる。

荒唐無稽だが「音や人体自体をデジタル化」出来ればどうか知らんが、そんな残存どアナログ部分は数値より実音を聴いてみる方が全然現実的なままだ。
のでf特的に充分でも音質が全く不向きとか、能率が充分でも肝心な帯域では思ったより低能率だったとかがあるんだ。

それ故杜撰大王は数値よりグラフを見ろなんだが、本気で取組んでる海外ブランドではオモチャ以外は公表されてるのが多い。
して大まかなグラフの読み方としては、高能率の領域と何処に高低差多目の凹凸があるかだ。

数値では良好でもその時各自の欲しい領域で、実際はかなり落ち込んでるのも少なくないん。
汎用オーディオじゃ無くてもPAではなるべくフラットなのが理想だが、色んな音源の目立つ倍音の最混雑領域が他より弱いと聴き取りが悪くなる。

私感としては800~2kHzと4k~8kHzに注視してて、逆に邪魔になり易いのが150~350Hzと2k~10kHz位の不要な突出だ。
お邪魔組の前者は主に他者の音程感阻害を後者は硬さキツさの元凶となり易く、そこがデカ過ぎると要る方のの侵食が最も大きいのよ。

実際単純聴きではお邪魔組は良く目立つし良さげな感じがするだろうが、どれだけ傍迷惑になってるか注意すると多過ぎちゃ駄目なんだ。
これには単音単音源だとその心配が無くなるんで、元々が多目になってるのが多いっつう裏も。

せやさかいそんなのを更に盛っちまうと、ロクな事にならんのどす。
それプラス各楽器の聴感と実際のf特には結構隔たりがあるもんで、次回は一寸横道に逸れるがそれを綴っときまひょ。

=つづく=

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