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2023年11月23日 (木)

音楽備忘録1560 Speedkingの安定度➋

続いてはもうすこし理性的に安定度を論じてくとして、Speedkingの不安定っぽさの正体に迫ってみよう。
リッケン等にも似た処があるが、強弱(音量)だけじゃなく音色も広範に随意で変化するからなんだ。

生Pianoで言えばハンマーフェルトが絶妙な状態にあるのみたいなもんで、この点で現行のデジピは全然生に追従出来ていない。
確かにClassic系のソロのよりゃ無用の長物かも知れないが、例えばBright・Normal・Mellowの3種類に音色が限定されるならDrumだって生である必要は無いでしょ。

その人が使うのが仮にfff・ff・fだったとして、その際上記設定が変えられなきゃ「その人固有の音色」は出せなくなるある。
そしてその加減って
ぇのがリニアとも限らんし、人数分だけのパターンがあるだよ。

ほんでもって実際のペダルにはビータの種類や長さ・バネの強さ迄千差万別なのだから、とてもじゃないが電子楽器のプリセットみたいなのは困難且つ実用的じゃなくなるんすわ。
それと音色案件で付け加えときたいのが、「電子ドラムとの二刀流」の人の少なさがとっても気になるんだよねえ。

エレキの人がアコギを弾くのって極普通で、どんなに苦手でもコードでジャカスカ位は実際出来ちゃうでしょ。
ピアノにしても絶対デジタルのしか弾けないって事ぁ無くて、生に不慣れだと時に普段の実力の1/10になっちゃったりゃするがね。😵

ちょいと大袈裟に言やスピキンの安定度を忌み嫌う奴って、もしかして「Drumは古くからあった生楽器」なのを失念してるんとちゃいまっか。
Grand Pianoより遥かに歴史は古く、確かに今の形態やペダルは後年の登場だけどさ。

それってClassic Guitarでピック弾きしてるのと似た様なもんで、そのピックがMetal以降の分厚いヤツだって状況に依ってはアリざんしょ。
人次第で色々な考えはあるだろうが本来は指で弾く物とすれば、ピックが撓らなくても指関節や指先が硬い人なら似た様なもんな筈。

杜撰大王は何時だっていい加減ですぐ楽しようとしてるけど、エレキ・アコギじゃなくわざわざガットを使うなら下手隠蔽より固有性を優先するさね。
ピックに拘るならアコギのネック寄りを弾いても似た音色は出せるんで、弾き方の相違に依るニュアンスの差を大事にしなきゃ損ってもんよ。

ってな按配でそんなに安定度を気にすんなら、今時生ドラムなんて使うのが愚かなんじゃないかな。
電子ドラムで感度巾を狭くしといたのには、安定度に限ると到底太刀打ち出来ないから。

百歩譲って視覚的ナチュラルさがってんなら、動画や画像でだけ当て振りしときゃ良いじゃん。
ってか生ドラムでだって大昔みたいに、画と音を同録するのは珍しくなってるでしょ。

でそんなのを気にしてるっつうのは、腕前を常時盛っときたいって事になる。
このご時世で盛りは半ば常識だから、人前でそれをするのは否定はしないよ。

だけど練習時にも現行殆どの俺言い「腕前盛りペダル」を使ってたら、「普段より盛る」のは無効化する訳ですよ。
劣化本邦の足技(特にシングルペダルでの)の進捗停滞がこんなののせいだったら勿体無いし、何よりアナタの成長を妨げてるんじゃないすかね。

=つづく=

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