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2023年11月11日 (土)

音楽備忘録1548 低知名度アーティスト㉕

時期的にもBandのスタイルからしてもPete Townshendの歪み浅さは異例と綴ったが、他のパートも世間に全く迎合せずオリジナルスタイルを貫いた点ではThe Whoは稀有な存在だ。
それも迎合はしないが新規サウンドの導入にはとても積極的で、それすら端っから自分達流でやってのけてたんだ。

当時としては完全に異常なリズム隊も、数多の模倣者のお陰で今ではBassにそんなに違和感がないかも知れない。
だが杜撰大王的には特異な弾き方由来のタッチ感や音色は殆ど誰も真似出来てないし、Bassが演ってたと気付かずにやり過ごしたフレーズも少なくないのではと感じてる。

Kieth MoonのDrumに関しても未だ今劣化本邦の一般評は単なる狂人だが、打楽器フレーズの知識のある者が聴き込めばClassic系のオーケーストレーションみたいに緻密な計算をされてるのが分かるん。
寧ろあまりにも正統派なのを恥ずかしがって、やたらとおどけてる体に見えて来るんだ。

印象ってな根深いから少々難しいが、視覚を完全に封印して聴けばその片鱗を伺う位は可能なのだ。
と少し偉ぶって語れる様になったのは、オケ打楽器フレーズにちゃんと聴き耳を立て出した最近の話しだが。😓

これだけでも自分で試したらその恐ろしさを感じられるが、Syntheの導入それも自動演奏(シーケンス)も恐らくポピュラー系では始祖なんじゃないかな。(この為にカテゴリにパソコン・インターネットをずっと加えといたのさ)
彼等でも導入してそこそこ経ってからはテクノっぽい使い方もしてるが、導入期の’60年代末から’70年代初頭にはテクノなんて片鱗すら全く無い時代。

その頃Syntheを使ったのったらBeatles以外には、所謂実験音楽か前衛位しか無かったさ。
ほいで唯一例外のBeatlesにしても、Georgeのソロアルバム(これは正に↑)以外では追加オケ楽器の代用みたいな使われ方しかして無かった。

っつうかWhoの方がテクノの親とでも言うべきで、その他に後年Rock系でのSyntheの添付の仕方の色々迄既にあらかた演っちゃってたんだわさ。
等と理屈っぽいのを並べちゃったけど、そんなのが全て曲のクウォリティに繋がってたからの激推しなんすよ。(これが至難中の至難の技)
ってか少しでも良くしようと捏ねたらこうなっちまった感じで、だからこそ先進性を見逃してる人が多いのかもね。

しかも比較的ベーシックなのが多いんで、軽く耳にした程度じゃそんなの全然気付けない位にさ。
けれどある程度以上の年月聴き続けてると、新たな発見と感慨が最も多い部類なんすわ。

勿論Beatles等みたいに最初からやられたと思って、それが全く褪せないのも凄いけどね。
でも強いてケチ付けるとすれば遊び要素が一寸少ない感じで、その面では最もWhoはベストバランスかなと思うんだ。

聴き易さと聴き手を選ばない為に極限ダイエットのBeatles、沢山聴いて多少なりとも聴き手のレベルが上がるの迄は流石に思い付けなかったのかな。(後年John以外の作品では遊び要素も少なくない)
その意味で決して低評価はしないが、私的にはソロ以降のJohn Lennonには若干物足りなさを感じるんだ。

何れにしてもBeatlesをRock系ベーシックの祖とするなら、多様化・発展形の祖はWhoだろう。
のでStonesみたいなスタイルを貫くつもりなら別だが、それ以外の者はWhoをロクに聴き込みもしないでスルーしてたら大損間違い無しなのだ。

-つづく-

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